車の買い替え時期はいつがベスト?おすすめのお得なタイミングから買い替えの手順まで徹底解説いたします!
2023 / 3 / 13 (Mon)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
さて、車を持っている限り、買い替えについて考える場面が必ずありますよね。
車が古くなってきたり、欲しい車が見つかったりと、そのタイミングは人それぞれ異なります。
昨今は車の耐久性が高まってきていることから、買い替え時を判断するのが難しいと感じる方も多いでしょう。
もちろん、車買い替えにおける自分なりの理由や目安を持っていることは大切ですが、タイミングを間違えると損をしてしまう可能性もあります。
せっかくの愛車ですから、なるべくお得に売却できる時期はぜひとも知っておきたいものです。
では、車を買い替えるのに適したタイミングとは一体いつなのでしょうか?
そこで今回は、おすすめしたい車買い替えのベストタイミングについて徹底解説いたします。
記事の後半では、車を高く売って安く購入する方法やスムーズに買い替えるための手順もご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それではまず、一般的に車買い替えはどれくらいのスパンで行われることが多いのか、平均的な数値を見ていきましょう。
車の買い替え平均年数はどれくらい?
一般社団法人自動車検査登録情報協会によると、令和4年の乗用車平均車齢は9.03年。この数字は、新車が初度登録されてから廃車や海外輸出されるまでの期間の平均です。
下記の表から分かるように平均車齢は30年連続で最高齢を記録しており、平均的には8~9年前後で車を買い替える方が多い傾向にあります。
(わが国の自動車保有動向 – 一般財団法人 自動車検査登録情報協会 (airia.or.jp)より)
車の長期使用化が進む要因には、品質の向上とバブル崩壊以降の景気後退が大きく影響していると考えられるでしょう。
車を買い替え時には、この平均車齢が一つの目安となります。
それを把握した上で最も適したタイミングを見極める際には、次にご紹介するより具体的な買い替えのポイントを参考にしてみてください。
車買い替えはいつがおすすめ?押さえておきたい6つのタイミング
車買い替えの目安となる平均車齢以外にも、おすすめしたい車買い替えのタイミングがあります。
【車買い替えに適したタイミング】
- 車検前
- 保証が切れるタイミング
- 異音や振動などの異常が発生した時
- 税金が上がるタイミング
- フルモデルチェンジ前
- ライフスタイルが変わった時
6つのタイミングについて、それぞれ具体的に見ていきましょう。
車検前
車検を受ける前、つまり初度登録から3年・5年・7年を迎えるタイミングに車を売却すると、車検費用を抑えることができます。
車の維持費の中でも大きな割合を占める車検費用は、数万円~10万円程度かかるのが一般的。
車検依頼先 | 車検費用 |
ディーラー | 法定費用+4~10万円 |
カー用品店 | 法定費用+2~6万円 |
車検代行業者 | 法定費用+1~3万円 |
ユーザー車検 | 法定費用のみ |
購入後年数が経過して修理箇所が増えれば、その分費用負担も大きくなっていきます。
車売却時に車検の残存期間が長いと査定額がアップしますが、それでも車検費用分を上回ることはありません。
お得に車を買い替えたいのなら、車検の有効期限をできるだけ活用し、切れるギリギリのタイミングがベストと言えるでしょう。
保証が切れる前
車の平均買い替え年数に達していなくても、保証が切れたタイミングは買い替えの目安となります。
新車購入時に付帯している保証は2種類あり、多くのメーカーが下記の保証期間を設定しています。
- 一般保証:3年または6万キロ以内
- 特別保証:5年または10万キロ以内
保証が切れた後の修理・交換費用は実費となり、エンジンの交換ともなると100万円単位での出費が必要になることも。
修理回数が増えてきて、「買い替えた方がコストが抑えられる」と感じたタイミングを見逃さないようにしましょう。
また、保証期間が残っている場合は車の買取価格に反映されるケースが多くなっています。
高価買取を狙うのであれば、なおさら保証期間内での買い替えを検討するのがおすすめです。
異音や振動などの異常が発生した時
保証が切れた後も長く乗り続けたいという場合、走行中に異音や不自然な振動が発生したら車買い替えのタイミングだと思いましょう。
特に、エンジンやミッションから聞こえる異音は重いトラブルが起きている可能性が高く、寿命が近づいている証拠とも言えます。
【エンジンから聞こえる異音の例】
異音 | 聞こえるタイミング | 理由 |
「カリカリ」
「キュルキュル」 |
走行中 | 冷却不足によるオーバーヒート状態 |
「ゴロゴロ」 | アクセルオン
アイドリング |
エンジンオイル不足 |
「キュルキュル」 | 走行中
アイドリング |
ベルト類のゆるみ、すべり |
年数や走行距離が長い車だと、たとえ些細な違和感でも実は大きな不調が隠れているケースもあります。
放置すると走行中の故障や事故にもつながりかねないので、安全な車への乗り換えを検討してみてください。
税金が上がるタイミング
車を所有していると毎年支払う義務のある自動車税は、新車登録から13年が経つと増税されます。
車が古くなってきて維持費がかかる上に税金面での負担も増えるため、このタイミングで車を買い替えるのがよいでしょう。
【ガソリン車の自動車税の変動】
排気量 | 通常税額 | 13年以上経過 |
~1.0L | 10,800円 | 12,900円 |
~1.5L | 29,500円 | 33,900円 |
~2.0L | 34,500円 | 39,600円 |
~2.5L | 39,500円 | 45,400円 |
~3.0L | 45,000円 | 51,700円 |
~3.5L | 51,000円 | 58,600円 |
~4.0L | 58,000円 | 66,700円 |
13年目以降の自動車税は、最大15%以上の増税率。それに伴い重量税も増税となり、最大39%も高くなります。
また、税金面で優遇されている軽自動車ほど増税の割合が大きく、13年以上で自動車税が20%、ディーゼル車なら11年以上で税額が15%それぞれアップします。
【軽自動車】
新車登録年月 | 新車登録から13年未満 | 新車登録から13年以上 |
平成27年3月31日以前 | 7,200円 | 12,900円 |
平成27年4月1日以降 | 10,800円 | 12,900円 |
お得に車に乗り続けるためには、このような税負担の増大は避けて通りたいところです。
どうしても買い替えたくない理由がない限りは、これを機に買い替えを検討してみてください。
フルモデルチェンジ前
現在乗っている車がモデルチェンジを迎えるタイミングも、買い替えに適しています。
モデルチェンジがあると、旧型モデルのリセールバリューは急落するのが一般的です。
特にフルモデルチェンジの場合その傾向は顕著であり、高価買取の可能性は低くなってしまうでしょう。
車を高く売りたいのであれば、メーカーからの情報を注視つつモデルチェンジが発表される前に買い替えるのが理想です。
ライフスタイルが変わった時
自分や家族の状況が変化するタイミングで車買い替えを検討するのも一つの方法です。
車の状態やコスト面だけでなく、自分のライフスタイルを基準に考えるとよりコスパがよいと感じられる車に出会えるでしょう。
【ライフスタイルが変化する時】
- 就職、転勤での引っ越し
- 子どもの誕生
- 子どもの成長、独立など
車に乗る頻度や人数、載せるものが変われば利便性がよいと感じる車も変わります。
例えば、引っ越しによって日々の走行距離が長くなると、燃費の良さが優先事項となるでしょう。
また、家族が増えれば、車内が広く乗車人数が多いSUVやミニバンへの買い替えが選択肢に入ってきます。
その時々の生活スタイルやニーズに沿って車を買い替えを検討し、より快適なカーライフを送ってみてはいかがでしょうか。
このように、車買い替えは単純に年数だけでなく車の状態や市場の状況、維持費との関係など、さまざまな要素を鑑みて行う必要があります。
タイミングについて正解不正解はありませんが、ベストな時期を知っておくと余分なコストを削りお得に車を買い替えることができるでしょう。
また、より賢く車を買い替えたいのなら、タイミングを選ぶだけでなく「高く売って安く買う」ということを意識するのも重要です。
どれもお金をかけることなくできることですので、ぜひ実践してみてください。
ベストタイミングで車をより高く売り安く買うためのポイント
【高く売るためのポイント】
- 売ると決めたらなるべく早く売る
- 事前に愛車の買取相場を調べる
- 洗車や清掃は日頃から行う
- 純正パーツは揃えて用意する
- 傷やへこみのDIYはしない
- 中古車買取業者を利用する
一部の車種を除いて、基本的に車の価値は年月が経つごとに下落していきます。
そのため、車を高く売りたいのならまずは少しでも早いタイミングが鉄則です。
車の売却を決めたら、相場情報を調べ愛車の適正価格を把握しましょう。おおよその相場を知っていれば、不当な買い叩きで損をするリスクも回避することができます。
そして、事前に洗車や純正パーツの用意などを済ませ、査定に備えましょう。
なお、車は下取りよりも買取の方が高価買取の可能性が高いので、信頼できる車買取業者を探して依頼してみてくださいね。
車の高価買取についてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!
【車を安く買うためのポイント】
車はいつ買っても同じ値段ということではありません。
販売店の決算期や中古車の需要が下がっている時期には、通常よりも安く車を購入できる可能性があります。
- 1月:車の年式が落ちるため、車の価格見直しの時期
- 3月、9月:決算期で車の販売促進の時期
- 4月、5月:需要<供給でキャンペーン等が行われる時期
上記はあくまでも一例ですが、販売店が車を売りたい時期はなにかしらお得なキャンペーンや決算セールなどが行わることがあります。
あるいは、価格交渉による値下げ幅が普段よりも大きくなることも期待できるでしょう。
少しでも安く購入したいのなら、このようなタイミングを利用してもいいかもしれませんね。
さて、ここまで解説してきたようなタイミングで買い替えを決意したら、現所有車と新規購入車を入れ替えるタイミングを合わせることも大切。
最後に、車が無い期間をできるだけ短くし車買い替えをスムーズに進めるための手順を確認しましょう。
車買い替えをスムーズに進めるための7ステップ
- 次の車を決め、購入方法を決める…現金or分割 ローンの審査時間も考慮しよう
- 車の売却方法を決める…買取or下取り
- 売却先を決める…買取の場合は購入先と売却先が異なる。高価買取が可能な業者を選ぼう
- 売却・購入手続き
- 車の引き渡し
- 入金確認・購入費用の振込…このタイミングで任意保険の切り替えも忘れずに行う
- 納車
車買い替えで必要な書類
購入 | 売却 |
|
|
一般的に、車検証や自賠責保険証、委任状、譲渡証明書は販売店側が用意します。
そのほか、場合によって必要・不要な書類もありますので、車買い替え前にしっかりと確認しておきましょう。
おわりに
今回は、おすすめしたい車買い替えのタイミングや車を高く売って安く購入する方法、スムーズに買い替えるための手順などを徹底解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
近年は、車の耐久性の向上によって一台に長く乗り続ける方が多くなっており、9年前後での買い替えが平均的となっています。
ただし、その数値はあくまでも目安であり、年数だけを気にしていると思わぬところで損をしてしまうかもしれません。
車の状態や維持費、そしてライフスタイルの変化によって最適な車の買い替えタイミングは変わります。
ベストなタイミングで車を手放せば、コストを最小限に抑え、より性能のアップした車に乗れるという大きなメリットがもたらされるでしょう。
「もっと早く売った方が良かったかも」と後悔しないためにも、ぜひこの記事を参考に車買い替えの準備を進めてみてはいかがでしょうか。
ただ、そうは言ってもやっぱり自分で見極めるのは難しいという方は、車のプロに相談してみるのもおすすめです。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、「カーライフパートナー」をモットーに、お客様の車に関する様々な疑問や質問に丁寧にお答えしています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。