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メルセデス・ベンツCクラスがモデルチェンジした!乗るなら新型W206それともW205以下のモデル?徹底解説致します!(後編)

2023 / 8 / 20 (Sun)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

Firstは横浜アリーナがある新横浜というエリアに店舗を構えています。

お近くをお通りの際は是非お立ち寄り下さい。

今回の記事はメルセデス・ベンツCクラスがモデルチェンジした!乗るなら新型W206それともW205以下のモデル?徹底解説致します!(前編)の続編です。

まだ前編を読んでいない方はこちらを先にお読み下さい。

前編

それでは読んで頂いたことを前提に話を進めていきますね。

メルセデス・ベンツCクラス(W203)はそれまでのコンフォート志向から一転して、スポーティー仕様へと生まれ変わっていきました。

大人気だったスポーティー仕様になったということはBMW3シリーズなどライバルに遜色ないところまで理論上は上り詰めたということ。

W203

結果的にメルセデス・ベンツW203はとうとうライバル達を超えることが出来たのか??

残念ながらどうしても超えられなかった。W203はBMW3シリーズには勝てなかったのです。

空を見上げている男性

実用性や質感の向上、時代性は高まったものの、肝心の品質管理が徹底されずに電気系やオイル漏れなどのトラブルが足を引っ張ってしまったから。

そういった理由でW203はBMW3シリーズを超えられなかったのですが、メルセデスは諦めなかったところが個人的には凄いと思った。

W203の失敗を完全克服したモデルの研究開発をすぐに始めてしまったのです。

そんな後継モデルこそがメルセデス・ベンツCクラスW204なのです。

史上最高のCクラス(W204)

前述しましたが、W203の反省点から2007年に発表されたメルセデス・ベンツCクラスW204は高い信頼性、実用性、運動性能を目標に開発されました。

クオリティと走行性能を大幅に高めたモデルこそが3代目Cクラス(W204)です。

W2104

またアジリティ(俊敏性)をテーマに掲げたのもW204の特徴で、ボディ剛性や捻り剛性、ステアリング剛性をアップさせた。

更にはロール角によって流れるオイルをコントロールしてレスポンスの良いハンドリングとしなやかで安定した乗り心地をW204は実現させたのです。

一方で、直線基調に戻ったボディにはアバンギャルドと従来グリルのエレガンスをそれぞれ用意して幅広いニーズに対応したことも特徴的です。

このようにメルセデス・ベンツCクラスW204は高い完成度を持っていたにも関わらず、2011年にマイナーチェンジで2000カ所以上にも及ぶ大掛かりな改良を実施する。

驚いているメガネの男性

マイナーチェンジの必要性がなかった風に見えますが、流石はメルセデスです。徹底したお客様目線で常に上を目指しています。

インパネがEクラス風の高級感溢れるものに変わったほか、ボディにアルミパネルを増やして軽量化、結果的に燃費性能も向上させました。

それらが功を奏してメルセデス・ベンツCクラスW204は240万台以上の販売実績を叩き出してDセグメントのトップモデルとなったのです。

ここに来てようやくBMW3シリーズに並んだといったイメージでしょうか。

並んだけれども、メルセデス・ベンツCクラスの進化は止まらない。前進あるのみです。

Cクラスには止まるという概念が1mmもないからですね。

ここかからは更なる進化を遂げたメルセデス・ベンツCクラス(W205)について見ていきましょう。

さらなる高みへCクラスW205

2014年にデビューした4代目W205メルセデス・ベンツCクラス。そのシャーシは上級車種のEクラスやSクラスと共有のFR用MRAプラットフォームとなった。

W205

ボディサイズも全長4690m、全幅1810mm、全高1425mmと一気に大型化しました。

それにも関わらず、アルミ部分の使用率を48%とした高張力鋼とのハイブリッドボディの採用で軽量化を実現。

セダンで70kg、ワゴンでは75kgの軽量化を成功させました。

ガッツポーズの男性

一方で、足回りを見てみると俊敏性と安全性の両立を図るために、フロントにW202以来となるダブルウイッシュボーンを採用。

更にはCクラス初の電動パワーステアリングやエアサスペンション追加など大きなブラッシュアップが図られています。

そんな中、4代目W205メルセデス・ベンツCクラスはW204と同じく2018年にマイナーチェンジを行いました。

内外装をリファインするとともに、新開発1.5L直4ガソリンターボに48VのBSG(ベルトドリブンスタータージェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様とした。

加えてEクラス譲りの2.0L直4ディーゼルターボを導入。ギヤボックスも9速ATの9Gトロニックを採用してDセグメント完成度域を更なるものにしたのである。

ベンツのエンブレム

ここまで聞いただけでもうお腹いっぱい感がありますよね笑。

このように完成度の高い4代目W205メルセデス・ベンツCクラスですが、最新モデルW206とは一体何が違うのでしょうか?

次のところで違いやW206の新たな進化を見ていきたいと思います。

CクラスW205型とW206の違い

メルセデス・ベンツCクラスW205型とW206を比較すると新型は全長が80mm、全幅が10mm、全高が5mmそしてホイールベースで25mm大きいです。

W206全体像

全長に関して80mmとかなりの違いになっている。

その分室内寸法も前後左右に広がっていて快適空間を演出している作りとなっていることがW206の特徴です。

後席に関して今まででも十分広々としていましたが、更に快適度が上がったイメージを思い浮かべて頂けたらと思います。

そんな中、ベンツCクラスW206が全体的に大きくなったことに対してあまり嬉しくないという声もちらほら聞こえて来る。

なぜならば外寸の拡大は道の狭い日本ではデメリットだから。大型化を良しとしない人は思いの外多いようです。

でもですね、その点はご安心下さい。

NO1のポーズの女性

メルセデス・ベンツCクラスW206はW205にはないリア・アクスルステアリングという機能が備わっている。

要するに、タイトターンでの回頭性や高速コーナーの安定性などダイナミクス動作のみではなく、狭所での取り回しや駐車にも多大な効果を発揮するような設計です。

カーブを走る車

ただこの機能はAMGライン装着を前提にオプション選択出来ることは知っておいて下さい。

他方で、エンジンの機能性に関しても4代目W205メルセデス・ベンツCクラスと比較すると新型W206は進化の過程が半端ないです。

エンジンは先代C200の1.5L直4ターボをアップデートしたもの。低回転域でターボが立ち上がる際のレスポンスの良さが大いに表れていて運転操作のしやすさが進化しています。

ベンツを運転している女性

更には中、高回転域では小排気量ゆえの吹け上がりの鋭さがあり、4000〜6000rpmなどでははっきりとスポーティさが浮かび上がっている。

この点はメルセデス・ベンツCクラスW205型には出せなかった世界観だと思う。

結局のところ、最新モデルチェンジをした新型CクラスW206はやはり現時点で最強かもしれません。

それに関してはぜひご自身で乗ってみて判断をして頂けたらと思います。

まとめ

さて、ここまでメルセデス・ベンツCクラスについて乗るなら新型W206それともW205以下のモデルどれがいいという話をしてきました。

前編、後編と分けて詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか?

Firstの見解としては最強のメルセデス・ベンツCクラスに乗りたいならば最新モデルW206一択だと思ってしまう。

ベンツW206ハンドル

なぜならばもう100年近く前に発売となったW15型170から始まってメルセデス・ベンツCクラスW20シリーズ進化の過程を歩んできたモデルがW206だから。

そんな進化過程の集大成に乗りたいというならばぜひメルセデス・ベンツCクラスW206を選んでみて下さい。

一方で、あえて最新モデルを選ばないという考え方もあります。

ぶっちゃけクラシックカーとしてメルセデス・ベンツCクラスW20シリーズは大人気なんですね。

W201

ベンツCクラスW203、W204などにおいてもそのシリーズしか持ち合わせていない歴史や世界観がありそこに魅かれるメルセデスファンが多いからです。

そういった点にもFitstスタッフとしては注目をしてもいいのかなと感じます。

Firstはメルセデス・ベンツCクラス全シリーズを通してお客様の要望にお応えすることが可能です。

メルセデスのことなら何でも気軽にお問い合わせ下さい。

これらメルセデス・ベンツシリーズについて売りたいお客様、買いたいお客様、全ての人に良きサポートが出来ると確信をしています。

メルセデス・ベンツCクラスについてのエキスパートが随時対応させて頂きますので気軽にFirstまでご連絡をください。

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これからも皆様のカーライフのお役に立てればFitstスタッフ一同幸いでございます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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