資産価値のある車を買いたい・売りたい方必見!外車メーカーごとのリセールの傾向や値崩れしない車種をご紹介いたします!
2023 / 9 / 22 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
さて、多くの方にとって生活必需品である車ですが、近年は新車・中古車ともにどんどん高額になっています。
高いお金を払ってそのまま価値が保たれればいいものの、時間とともに下がっていってしまうのが一般的であり悲しいところです。
一方で、中には価値が下がらないどころか、新車以上の価格で取引される車も存在しているのをご存知でしょうか?
このような車は「資産」としての役割も果たすため、チャンスがあるならぜひとも購入したいですよね。
ただ、将来的に高く売れる車はトレンドの車種なのか、有名な高級車なのか、はたまた超高額なモデルなのか、選ぶポイントを見極めるのが難しいでしょう。
特に外車はメーカーによって値崩れのしやすさも変わってくるので、詳しく知っておく必要がありそうです。
そこで、今回は外車全体及びメーカーごとのリセールの傾向を解説し、資産となり得る外車を厳選してご紹介していきます。
価値ある外車を買いたい・売りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それではまず、資産価値のある車とはどんな車なのか?というところから説明していきましょう。
資産価値のある車とは?
資産価値のある車は、将来的に価格が下がらない、もしくは上がっていく車のことを指します。
そしてその価値は、新車価格に対する残価の割合を示す「残価率」という言葉で表され、以下の式で算出が可能。
残価率=新車価格÷売却価格 |
数値が高いほど、値崩れしにくく価値も高いことを示しています。
一般的な車の平均残価率は3年で40~60%ですので、70%以上なら価値が下がりにくい車、100%以上なら新車よりも高く売れるということになります。
さらに5年を超えると車の消耗が進んでくるので、多くの車種で残価率が大幅にダウン。
そんな中でも高い数値を維持できている車は少数であり、資産価値のある車と言えるでしょう。
一方で、外車のみの残価率に注目してみると、国産車とは違った傾向も見られます。
続いては、その特徴や外車メーカーごとのリセール傾向について詳しく見ていきましょう。
外車の残価率ってどうなの?
外車には世界に名を轟かせる錚々たるメーカーが揃っており、その高級感は言うまでもありません。
実際に外車を持つことは多くの方の憧れですよね。
しかし、平均残価率は同クラスの国産車を下回っており、高く売ることが難しくなっています。
その理由は、まず業者目線だと以下の3点が挙げられるでしょう。
- 販路確保が難しい
- 相場変動が激しく読みづらい
- 国内での需要が少ない
日本の車市場においてはやはり国産車の方が人気が高いため、外車の相場は不安定になりやすく、国産車に比べて再販できる見込みも少ないようです。
そして、ユーザー目線で見てみると以下がデメリットとして考えられます。
- 維持費の高さ
- 保証の薄さ
元々高級車が多いことから一つ一つの部品が高く、万が一の故障時の費用負担が想定しづらい面があるようです。
さらに、国産車ほどの手厚いメーカー保証もないので、中古の外車を購入するのはリスキーという考え方も。
このような要素によって、新車で人気のある外車でも残価率は全体的には低くなってしまうのです。
では、次に外車メーカーごとのリセール傾向を詳しく見ていきます。
外車メーカー別リセール傾向
BMW
資産価値…△ |
BMWは日本で非常に人気の高いブランドではありますが、実は比較的価値が下がりやすいと言えます。
モデルによっては、わずか2年で新車価格の半分ほどまで値落ちしてしまうことも。
人気ゆえに中古車市場での流通量も多く、供給過多の状態が続いていることが最大の要因でしょう。
ただし、SUVモデルなどの人気車種は比較的値落ちが抑えられる印象です。
メルセデス・ベンツ
資産価値…〇(車種による) |
ベンツの国内導入モデルは33車種に及び、トヨタに次ぐラインナップ数を誇ります。
コンパクトカーからクロカン、SUVまでどれも高いリセールで、特にGクラスは年式を問わず高値で取引される資産価値のある車となっています。
また、ベンツでは納期の長期化によって中古車需要がさらに高まっているので、人気車種は今後一層価値が上がる可能性もあるでしょう。
フォルクスワーゲン
資産価値…△ |
フォルクスワーゲンは、新車価格と買取額が大きく開く傾向が強いメーカーとして知られています。
初代ビートルやゴルフタイプ1、2、そしてスポーツモデルのGTIやRラインは高く売れやすいとされていますが、それでも資産となるとは言い切れません。
新車で購入する場合は、リセール面よりも価格を抑えてロスなく乗り継いでいくことを意識するのが良さそうです。
アウディ
資産価値…△ |
外車メーカーの中では安定した価格で取引されているのがアウディです。
特に、正規輸入車であれば認定中古車として販売できるので、一定の評価を得られるでしょう。
中でも稀少性の高いRSモデルは、かなりの高値が付く可能性があります。
一方で、フラッグシップモデルのA8の下落幅は大きく、1,000万円以上したものがたった3年で50%以下の価格に。いずれにしても、資産というよりは売却方法を工夫してできるだけ高く売るという方向性になるでしょう。
ランドローバー
資産価値…現状〇 |
ランドローバーは悪路走破性が高く、耐久性も兼ね備えた本格SUVで人気を集めています。
とりわけディフェンダーは高値が付く車種として有名で、新型の残価率は今のところ100%以上。
すぐに売らなくても高リセールが続く資産価値のある車と言えるでしょう。
ベンツ同様納期が長期化しているため、需要に対して供給が追い付いてきたタイミングでどのようなリセールになるか注目です。
ジープ
資産価値…〇(ラングラー) |
アメ車は値崩れが激しいとされている中、ジープのラングラーは別格と言えます。
クロカンの代名詞とも言える4駆が、根強いファンだけでなく若年層からも高い人気を誇っており、残価率もぐんぐん上昇。
また、グランドチェロキーも2016年以降はプラットフォームを見直しており、高値で取引されています。
その他超高級外車メーカー
資産価値…◎ |
上記よりもさらに新車価格が上がるランボルギーニやフェラーリ、マクラーレン、マセラティといった超高級外車メーカーは、資産価値としては別格扱いとなります。
生産台数が非常に少なく新車でも入手自体が困難で、中古車市場ではプレミア価格が当たり前の状態です。
例えば、フェラーリは動く不動産とも呼ばれ、限定モデルになると億を超える金額で取引されるものも珍しくありません。
世界中に購入希望者がいることもあり、このクラスの外車メーカーの車が投資に利用されることが最も多くなっています。
さて、外車メーカーごとのリセール傾向を踏まえて、今高く売れている外車にはどんなものがあるのか気になりますよね。
そこでここからは、資産価値の高い外車ランキングから上位3車種をご紹介していきます。
購入できれば必ずといっていいほど高く売れるので、より詳細なスペックや魅力もチェックしておきましょう。
資産価値のある車を外車から厳選してご紹介!
今回は3年落ち・5年落ちの残価率から、資産価値の高い外車TOP3をご紹介いたします。
順位 | 車種 | 3年残価率 | 5年残価率 |
1 | ベンツ Gクラス | 112% | 70% |
2 | ジープ ラングラー | 110% | 80% |
3 | ポルシェ ケイマン/ボクスター | 94/92% | 86/80% |
ベンツGクラス
メルセデス・ベンツが展開する最高級SUVのGクラス。
人気が人気を呼び、今や簡単には手に入らない領域にやや達してしまっています。
現元来の走破性に加えて、街乗りでの快適性も備えた現行モデルのリセールはとにかく別次元。5年落ちでも高水準を維持と、外車としては異例の残価率を誇ります。
モデルチェンジがあった際の落差はそれなりにありますが、新車・中古車ともに買える人は買って損のない外車で間違いないでしょう。
乗員定数 | 5名 |
全長×全幅×全高(㎜) | 4660㎜×1930㎜×1975㎜ |
燃費 | 7.9km/L~ |
新車価格 | 1256万円~ |
残価率 | 3年:112%
5年:70% |
ジープ ラングラー
資産価値のある外車一押しは、アメリカ「クライスラー・ジープ」のラングラー。
強烈な見た目もさることながら、フルモデルチェンジしても崩れない絶妙な需給バランスが高リセールを支えています。
また、今のタマ不足の影響もあり残価率はどんどん上昇中。5年落ちだとGクラスを凌ぐ数字です。
特にアンリミテッド(5ドア)のリセールは国産車・外車両方でもトップクラスで、現行モデルは新車価格超えとなっています。
はずれのグレードという概念もなく、色もオプションもリセールにほぼ影響しない素材の強さと安定感は右に出るものがいないでしょう。
乗員定数 | 5名 |
全長×全幅×全高(㎜) | 4320㎜×1895㎜×1825㎜ |
燃費 | 8.2km/L~ |
新車価格 | 492万円~ |
残価率 | 3年:110%
5年:80% |
ポルシェ ケイマン/ボクスター
残価率はポルシェ一と言っていいほど高いレベルなのが、ケイマン/ボクスター。
高いパフォーマンスとダイナミックな走行、ポルシェの中では手が届きやすい価格帯かつリセールも高いかなりおすすめの外車です。
ケイマンとボクスターはクーペかオープンかの違いですが、残価率はほぼ同じような推移をたどります。
特筆すべきは、5年・7年・10年と年数を重ねても価値が急落しない点でしょう。
フルモデルチェンジ後の10年落ちでも60%以上のリセールですから、モデルとしての強さを感じます。
共通して高く売れるのは「ベースグレード」か「GTS」。ケイマンの場合はGT4、GTS4.0も今後高リセールになる可能性が高いでしょう。
2024年からはフル電動化予定のため、ガソリン車の価値はより高まっていくかもしれません。
【ケイマン】
乗員定数 | 2名 |
全長×全幅×全高(㎜) | 4379㎜×1801㎜×1295㎜ |
燃費 | 8.4km/L~ |
新車価格 | 840万円~ |
残価率 | 3年:94%
5年:86% |
さて、ここまでは外車メーカーのリセールや残価率の高い外車について詳しく解説してきました。
資産価値のある車を購入するなら、将来の価格推移を見越して利益の出る車を選ぶことが重要です。
そして、そのような車を購入できたら手放す時は最高値で売却したいですよね。
外車の査定には確かな専門知識と経験が求められるため、高価買取は外車・高級車専門店の利用をおすすめします。
資産価値のある車の購入・売却はFirstで!
弊社Firstは外車・高級車専門店として豊富な実績があり、少数精鋭によるコストカットで高価買取を実現しております。
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ご希望に沿った方法で査定を受けていただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
おわりに
今回は、「資産価値のある車を買いたい・売りたい方必見!外車メーカーごとのリセールの傾向や値崩れしない車種をご紹介いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
資産価値のある車とは、年数が経っても残価率が下がらない車のことを指しています。
本記事では外車の残価率に注目してみましたが、業者側・ユーザー側にそれぞれデメリットがあり、国産車と比べて意外にも低くなりやすいという特徴があることが分かりました。
ただ、メーカーごとに見ると、
- メルセデス・ベンツ
- ジープ
- ラングラー
は昨今の人気爆発及び納期遅れで中古車相場が上昇している車種もあり、資産として価値ある一台となり得るでしょう。
また、フェラーリやランボルギーニ、マセラティといった超高級外車メーカーのリセールは別格で、新車価格の数倍・数十倍のプレミア価格が付くものも珍しくありません。
お得に賢く外車を乗り継いでいきたいのなら、今回ご紹介したようなモデルを購入し、適正に査定してくれる専門業者に売却してみてはいかがでしょうか。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。