中古車で価値が落ちないのはどんな車?現在高く売れている車種一覧とさらに査定額を上げるコツを解説いたします!
2023 / 9 / 1 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは、横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くをお通りの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
さて、皆さんが中古車を売却する際に最も重要視するのはどんなことでしょうか?
おそらく「高く売れること」に重きを置く方が多いのではないかと思います。
車が高く売れれば、その分次の車の頭金にできたり生活費の足しにしたりと、何かとお得に感じられるもの。
そのメリットを得るには、購入する段階で高額売却が可能な車=リセールバリューの高い車を選んでおくことが必要不可欠です。
ただ、中古車相場は流動的であり、今どの車がどれくらいのリセールバリューを持っているかを把握するのはなかなか難しいでしょう。
そこで今回は、価値が落ちない車の特徴を踏まえた上で、現在高く売れている車種一覧をまとめてご紹介していきます。
また、中古車をより高く売るためのちょっとしたコツについても書いていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速、値崩れしにくい車とはどんな車なのか?その特徴から見ていきましょう。
価値が落ちない中古車の特徴とは?
車の価値は様々な要因を元に判断され、時間の経過とともに下がっていくのが普通です。
しかし、それは全ての車に該当するわけではありません。
年数を経ても値崩れしない車は、すなわち中古車市場でのニーズが高い車を指します。
では、現在どのような中古車に需要が集まっているのでしょうか。
【現在高く売れている中古車の特徴】
- ファミリー向けの車
- 長年売れ続けている車種
- 海外でも人気のある車種
- 稀少性の高い車
一つずつ詳しく見ていきましょう。
ファミリー向けの車
ファミリー層に人気のミニバンやSUVなどは、新車価格が比較的高価なこともあって中古車需要が高く、価値が落ちにくくなっています。
ミニバンに関しては、定番人気で流通台数は多いものの需要も安定しており、リセールは高水準を維持。
乗員定数が多いシート設定と積載量の多さからファミリー層はもちろんのこと、企業や官公庁の送迎車としての需要もあります。
一方、SUVは近年世界中で大ブレイクしており、国産車・輸入車ともに現在高く売れている中古車の筆頭と言えるでしょう。
長年売れ続けている車種
長年人気を維持しているロングセラーの車種であることも、高く売れる車の特徴です。
そもそも同じシリーズが販売され続けるということは、多くの人に愛される理由があるということ。
そのような車は広く世の中に認知されているため、往々にしてブランド力があり新規のユーザーも付きやすくなります。
代表的なモデルには「スズキ ジムニー」や「ランクル」などが挙げられ、モデルチェンジをまたいでも驚異の残価率を叩き出しています。
海外でも人気のある車種
国内だけでなく海外でも人気がある中古車は、価値が落ちにくい傾向があります。
海外で高く売れる主な条件は次の3点です。
- ガソリン/ディーゼル車
- 悪路走破性が高い
- 人気のオプション付き
このような中古車は輸出先で売れる金額をベースに買い取ってもらえるので、日本での需要に関係なく高値が付く可能性があるでしょう。
中でも、設計上耐久性が高い商用バンなどは、海外への販路を持つ業者ほど高値が期待できます。
稀少性のある車
既に生産が終了している車や元々の販売台数が少ないモデル、流通台数が年々少なくなるヴィンテージカーなど、稀少性の高い中古車も高く売ることが可能です。
供給に対して需要が上回るためで、購入時よりも売却価格が上がるケースも珍しくありません。
そのため、投資として売買を行う方や資産として所有する方も増えているようです。
このような特徴を持つ中古車のリセールバリューは、一般的な車と比べて20%ほど高くなっており、古くなってからの下げ幅も緩やかであるとされています。
今、国内では国産車・輸入車を合わせると実に様々なモデルが発売されていますが、とりわけ高く売れる中古車にはどのような車種があるのでしょうか?
ここからは、現在高く売れている車種一覧をまとめてご紹介していきます。
現在高く売れている車種一覧
まずは、一般的な中古車のリセールバリューの目安について見ていきましょう。
一般的なリセールバリューの目安
経過年数 | リセールバリューの目安 |
3年落ち | 50~60% |
5年落ち | 40~50% |
7年落ち | 20~30% |
10年落ち | 0~10% |
あくまでも平均値ですので国内外の需要により多少の変動はありますが、目安としては上記の通り。
ここから考えると、3年落ちで80%以上、5年落ちだと70%以上であれば、高く売れる中古車と言ってよさそうです。
では、本題の現在高く売れている車種一覧をリセールバリューとともにまとめていきます。
現在高く売れている車種一覧
今回は、2022年度の国内販売台数上位50車種から、5年落ち・走行距離5万キロを条件に現在高く売れている車種をランキングでご紹介します。
順位 | 車種 | 新車価格 | 中古車相場 | 平均残価率 |
1 | ランドクルーザー | 483万円~ | 490万円 | 101% |
2 | シビック | 285万円~ | 260万円 | 91% |
3 | ジムニー | 140万円~ | 106万円 | 76% |
4 | ハリアー | 315万円~ | 219万円 | 70% |
5 | ヴォクシー | 258万円 | 177万円 | 68% |
6 | アルファード | 302万円~
(現行540万円~) |
240万円 | 67% |
7 | クロスビー | 163万円~ | 106万円 | 65% |
8 | インプレッサ | 330万円~ | 213万円 | 64% |
9 | セレナ | 258万円~ | 167万円 | 64% |
10 | RAV4 | 225万円~ | 143万円 | 63% |
中古車全体としての5年落ち平均残価率は40~50%であるところ、ランキング上位は70%超、6位以下でも60%以上は維持しており、大きな値崩れはなさそうです。
1位はやはりダントツの強さを見せるランドクルーザー。
その他もトレンドのSUVやミニバン勢が多くランクインしていますが、スポーツカーのシビックもかなりの高リセールとなっています。
シビックを含む稀少スポーツカーは、古くなることでより価値が上がることもあるため、7年落ち・10年落ちになっても高い残価率を保つと予想されるでしょう。
上記のランキングを踏まえて、ここからは中でも注目の4車種について詳しく掘り下げていきたいと思います。
それぞれの魅力や高く売れる仕様にも触れていきますので、中古車選び・売却の参考にしてください。
現在高く売れているおすすめ中古車4選
ホンダ シビック
- 3年落ち残価率:79%
- 5年落ち残価率:91%
ホンダ シビックは卓越した走行性能を誇り、車好きの方から高い人気のある車です。
特にタイプRは車両本体価格が470万円~と高額なモデルですが、サーキット走行も可能な本格的な走行性を有しており、中古車市場でも非常にニーズが高くなっています。
数量限定での発売が中古車需要にも拍車をかけ、5年落ちのリセールは最高レベルと言えるでしょう。
ただし、セダンタイプだとそこまで残価率は高くないため、購入するならタイプRもしくはハッチバックMTグレードがおすすめです。
今のところ、走行距離が短く状態がよい車両にはプレミアがついているので、お持ちの方は引き続き保管状況には十分気を付けましょう。
ジムニー
- 3年落ち残価率;105%
- 5年落ち残価率:76%
軽自動車の中で唯一無二のオフロード性能を持つジムニーは、軽クロスオーバーSUVとして長年多くの方に親しまれています。
コアなファン層が高いリセールを支えており、幾度の世代交代でもそれほど価値を下げることはありませんでした。
また、年式に関係なく高値で買取が行われるため、どんなに古くても予想以上の買取額に期待できるでしょう。
新車の納期が1年以上と長いことも中古車ニーズを押し上げており、買取相場は常に高い状態となっています。
トヨタ アルファード
- 3年落ち残価率;85%
- 5年落ち残価率:67%
国内最高級ミニバンとして、海外富裕層からの支持も厚いアルファード。
待望の新型が発売されて新車価格が上がったこともあり、今後更なる中古車需要が見込めます。
現在中古車市場に流通しているのは旧型がメインですが、新型が出て一巡すれば相場が大きく下がるので、売り時としては2024年夏まででしょうか。
これから新型アルファードをリセール前提で購入するのであれば、以下の仕様がおすすめです。
- ガソリンZ
- パールホワイトorクロ
- 標準装備+デジタルインナーミラー+ツインムーンルーフ+スペアタイヤ
クロスビー
- 3年落ち残価率;77%
- 5年落ち残価率:65%
SUVとワゴンを融合させたクロスビーは、2017年のデビュー以降順調に販売台数を伸ばしています。
日常使いから遊びまでカジュアルに乗りこなせるスタイルが数多くのユーザーの心を掴んでおり、安全装備の面からも安心して長く乗ることができる一台となっています。
そんなクロスビーですが、3年落ちだと他車種よりもやや劣る残価率ですので、リセール優先であれば5年落ちまで待っての売却がよいでしょう。
単色であればパール、グレー、ブラックのいずれか。ツートンならアイボリー&ブラックが高値傾向です。
反対に、イエローは不人気色で買取額が低くなる可能性があるため、色選びがひとつポイントとなるでしょう。
さて、ここまでご紹介したような車種は基本的には高く売れるわけですが、最高のリセールで手放すにはもう一工夫しておきたいところです。
さらに査定額を上げるコツを押さえて、お得に車を乗り継いでいきましょう。
現在高く売れている中古車の査定額をもっとアップさせるコツ
定期的なメンテナンスは必須
せっかく高く売れる中古車でも、手入れが行き届いてないことが原因で査定額が減額になってしまうことがあります。
それを防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
自身でできる手入れと合わせて、業者による点検も忘れずに受けるようにしましょう。
定期点検で車の損耗を予防すれば大きな故障のリスクが減り、維持費の軽減にも繋げることができます。
売却先は中古車買取専門業者を選ぶ
中古車は売却先によっても査定額が異なります。
高値を目指すのであれば、迷わず中古車買取専門業者を利用しましょう。
中古車買取専門業者は車を買取って再販することで利益を得ているため、売れると踏んだ中古車には積極的に高値を付けてくれます。
また、再販ルートも豊富で海外輸出に強い業者もあるので、下取りでは高値が付きにくい車種でも高価買取が期待できるでしょう。
なお、Firstは少数精鋭で中間マージンを一切頂かずに全てお客様に還元しています。
それにより高額査定が可能となっておりますので、中古車の売却をご検討されている方はぜひお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「中古車で価値が落ちないのはどんな車?現在高く売れている車種一覧とさらに査定額を上げるコツを解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
車の価値は年数が経つごとに下がっていくのが一般的ですが、高く売れる車は3年、5年と乗っても60%以上の残価率を保っています。
現在高く売れている中古車の特徴は、以下の4点です。
- ファミリー向けの車
- 長年売れ続けている車種
- 海外でも人気のある車種
- 稀少性の高い車
このような特徴を持つ車は中古車市場でのニーズが高く、常に需要がある状態です。
とりわけ世界的に人気な車種やレア車は価格が落ちにくく、古くなっても新車以上の価格がつくケースもあるでしょう。
今回「現在高く売れている車種一覧」でご紹介した車種は、国産車で手の届きやすい価格帯のものも多いので、コスパよく車を乗り継いでいきたい方におすすめできます。
本記事を参考にしていただき、賢く車選び・売却を進めてはみてはいかがでしょうか?
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お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。