中古の外車がやばいって本当？購入前に知っておくべきデメリットや選び方のポイントなど詳しく解説いたします！
2024 / 8 / 11 (Sun)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは！
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、国産車はその品質の高さから世界トップクラスの評価を得ています。
それでも、外車にしかない走りの力強さやスケールの大きさに心を奪われる方は多いでしょう。
新車で買うのは手が届かないという方も中古車なら購入できるチャンスがぐっと高まるとあって、需要は年々増していると感じます。
ただし、「中古外車はやばい」という声が聞かれることがあるように、リスクやデメリットがあるのも事実。
購入時にはきちんとした判断基準を持って車を見極めていくことが重要です。
そこで今回は中古外車の注意点や選び方のポイントなどを解説した上で、おすすめの車種もいくつかご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね！
それでは初めに、中古外車の２つの購入ルートから見ていきましょう。
中古外車の購入ルートは2種類ある！
中古外車を購入するルートは「正規輸入車(認定中古車)」と「並行輸入車」があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
正規輸入車
正規輸入車は外車メーカーから正式に認定された輸入代理店を介して輸入され、正規ディーラーにて販売されます。
それらの外車は認定中古車と呼ばれ、一定以上の品質が担保されているのが強み。
ディーラーによる充実のサポート体制も敷かれており、保証や修理対応なども新車並みな所が最大のメリットでしょう。
ただし、その分価格は高めでお得感は薄れてしまうかもしれません。
また、日本向けのラインアップは限定されることも多く、細部の装備までこだわりたい方には不向きと言えます。
並行輸入車
並行輸入車は一般の輸入車や個人が輸入して販売される外車のことを指し、中古車の場合は主に中古車販売店で購入可能です。
正規輸入車よりも車種数が多く、価格も安く抑えられているのが特徴で、予算が限られている方にも向いている一つの選択肢となります。
希少モデルなどの掘り出し物に出会える可能性もあり、宝探し的要素も魅力に感じられるでしょう。
反面、車ごとに状態はかなり差があるので、正規輸入車よりも見極める力が必要とされます。
両者ともに新車よりも安く購入できるのが一番のメリットで、外車は国産車よりも新車との価格差が大きくなるのでお得と言えます。
その一方で、中古外車にはトラブルが起こりやすい面もあり、「買ったらやばいのでは…？」とおっしゃる方も。
では、具体的に中古外車にはどんなリスクがあるのでしょうか？次のところで見ていきましょう。
中古外車はやばい⁉購入前に知っておくべきリスクを解説
中古外車には、大きく３つのリスクがあるとされています。
| ① 故障リスク
② 高額な維持費 ③ リセール面 |
それぞれ詳しく解説していきます。
故障リスク
そもそも外車はメンテナンスしながら乗ることが基本で、国産車よりも故障リスクは数段高くなっています。
中古となればその確率はさらに上がるので、あらかじめ修理費用やかかる日数についてある程度想定しておいた方がよさそうです。
| 【一般的な整備工賃の比較：一時間あたり】
国産車：7,000～10,000円＋部品代 外車：10,000～15,000円＋部品代 |
特に古いモデルや限定モデルなどの部品は国内での入手が難しく、修理やメンテナンスに時間と費用がプラスでかかる可能性があります。
また、外車メーカーは独自の技術やシステムを採用していることが多く、メンテナンスに専門知識や特別な技術が必要とされることも。
一般的な修理工場では対応できないケースなど費用面以外のデメリットもあることから「中古外車はやばい」と言われているのです。
高額な維持費
外車はほとんどがハイオク限定車なので、ガソリン代が割高になりやすいとされています。
また、低年式の中古外車は燃費が悪いものも多く、2010年以前のモデルでは10km/L程度しか走らないこともざらとのこと。当時の同クラスの国産車は、20km/L前後走るものが多いです。
さらに、外車は車検費用も高い傾向にあり、国産車よりも3割程度プラスで支払うことになるでしょう。
維持費を考慮せずに購入すると、思わぬ出費に後悔してしまう可能性があります。
リセールバリューが悪い
憧れの外車は新車価格が高いのでリセールに期待できそうですが、実は国産車を下回ることが多いです。
一部人気車種は新車以上のリセールである一方、3年落ちで半額以下まで値を下げるモデルも。
その大きな理由には、中古外車のニーズが限定的であることが挙げられるでしょう。
購入時に安いと嬉しいですが、その分手放す時も高価買取は難しく、損と感じてしまうことがあるかもしれません。
このような理由から、中古外車にはリスクがあると言われる場合があります。
とはいえ、外車を手頃な価格で購入できるチャンスは逃したくはないですよね。
選び方さえきちんと理解しておけば安心して乗ることができますので、次のポイントをチェックしてみてください！
失敗しない中古外車の選び方
適正価格を把握する
中古外車は安いほどお得に感じられますが、相場よりも著しく安い場合何かしらの理由が隠れている可能性が高いです。
特に修復歴車や水没車は、いつどのような形で不具合が起こるか分からず非常に危険。
車はまず安全に乗れてこそなので、価格だけにこだわりすぎないように注意しましょう。
走行距離５万km以内がベスト
中古外車の故障リスクを考慮すると、走行距離は５万km以内がおすすめ。
中古車としては価格が高い傾向ですが、その分修理を含む維持費は抑えることができます。
また、年式では５年以内のものがよいでしょう。１年１万kmを目安に、走り過ぎず走らなすぎずのちょうどよい範囲だと状態の良い車両が見つかりやすいですよ。
ワンオーナーがおすすめ
中古外車は状態の良し悪しが大きく分かれるので、メンテナンス履歴を追いやすいワンオーナー車から選ぶのがおすすめです。
ワンオーナー車とは複数のオーナーを経由せずにはじめて中古車市場に出回った中古車のことで、車の状況が見極めやすいというメリットがあります。
中古外車のリスクを最小限に抑えたいのであれば、ぜひ最優先に絞ってほしい項目です。
保証内容の確認
中古外車を購入する際は、保証内容の充実度についても確認しておきましょう。
中古外車の故障リスクを考えると、保証が無い車は絶対にNG。
具体的な保証内容は販売店によって異なり、認定中古車であれば２年前後が平均です。
将来的な故障リスクを考えると、ある程度保証期間が長く設定されているものから選ぶのが賢明です。
試乗でのチェックポイント
お気に入りの中古外車が見つかったら、見積もりをもらう前に必ず試乗しましょう。
中古外車は運転して初めて気づく違和感や不具合があるので、欠かせない重要ポイントです。
試乗時のチェック項目は以下の通り。
|
これらの項目で１つでも当てはまるものがあれば、店舗に伝えて対応を伺いましょう。
もし対応不可の場合、お買い得であっても後々費用がかかる可能性が高いので、避けるのが無難ですよ！
さて、ここまでは中古外車の注意点や選び方のポイントを解説してきました。
ここからはおすすめの中古外車3選をご紹介していきますので、購入を検討されている方は参考にしてくださいね。
おすすめの中古外車３選をご紹介！
フォルクスワーゲン ポロ
コンパクトで扱いやすいサイズでありながら居住性は良く、何よりクラスを超えた抜群の走行安定性を堪能できるフォルクスワーゲン ポロ。
実用コンパクトカーの鑑ともいえる一台を中古で狙うなら、年代的には4代目からが現実的でしょう。
とはいえ、タマ数は少ないので物件数が増えてくる5代目、予算が許すならば現行6代目の前期型がベストチョイスです。
6代目は後席の足元が広くなった他、乗降性や荷室容量も向上していて、サイズアップの恩恵を享受できます。
また、先進安全装備も最新世代にアップデートされているので、中古でも安心して運転することが可能。
後期型の新車乗り出し価格は300万円台後半～ですが、前期型なら総額150万円位から購入できます。
| 新車価格 | 279.9万円～ |
| 中古車価格 | 23～330万円 |
アウディQ5
オールサイズラインナップを誇るアウディSUVシリーズの中でも、中核となる存在のQ5。
アウディらしい端正なデザインと上質なインテリア、そして自慢のフルタイム４WDシステムで、初代に続き２代目も大ヒット作となっています。
現行型である2代目はデビューから7年経ち、中古車市場での流通量も充実。
特に2017年10月～2021年2月に生産された前期型の価格は、新車から250万円以上落ちてきているのでかなり狙い目でしょう。
前期型といってもエクステリアに古さは感じさせず、高級モデルだけあって先進安全性能や運転支援機能に不足はなし。
走行距離の少ない良物件も多く、前期モデル末期であれば3万kmで初回車検を終えたばかりの物も多々見られます。
その点を考えてもお得度はかなり高く、中古外車ならではの高コスパを遺憾なく発揮できるでしょう。
| 新車価格 | 739万円～ |
| 中古車価格 | 57～716万円 |
ボルボXC60
上質なデザインと優しい乗り味が光るボルボのベストセラーXC60。
最大の特徴は、外車SUV随一の居住性の高さでしょう。多人数でも無理なく乗車でき、積載量も充実しているので、ファミリーカーとしての活躍も見込める一台です。
現行型は安全性がさらに向上した上に、電動化や高度な運転支援技術が採用され、ストレスフリーに運転することができます。
そんなXC60をなるべく安く、そしてなるべくいいものをと考えるなら、狙い目は2017年から2020年途中まで販売されていた「T5」。
同時期に販売されていたパワフルなT6も気になるところですが、普通に乗る分にはＴ5の動力性能で十分すぎるほど。
比較的豊富な流通台数の中から320～380万円くらいの予算感で吟味することができます。
| 新車価格 | 769万円～ |
| 中古車価格 | 49～745万円 |
ここまで解説したように、中古外車はきちんと選べば素敵なモデルをお得に購入することができます。
ただ、品質の個体差はやはり大きく、見極めるのが難しいという方もいらっしゃるかもしれません。
幅広い選択肢から最良の一台を探したいなら、ぜひFirstまでご相談ください！
お得で質の良い中古外車はFirstで！
中古車販売店は年式や車種の取り扱いが幅広い一方で、管理や保証については店舗によって大きく差が開くのが実情です。
そんな中、Firstは車選びから購入後まで万全のフォロー体制を敷いており、管理が行き届いた品質のよい外車が揃っているので安心してご利用いただけます。
現在はメルセデスベンツ新型のW206シリーズやその下のW205など大人気のベンツCクラスを幅広く取り扱っています。
また、それ以外の外車についても取り揃えを強化しているところです。
流行り物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「中古の外車がやばいって本当？購入前に知っておくべきデメリットや選び方のポイントなど詳しく解説いたします！」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか？
中古外車は価格が落ちやすいので非常に人気がありますが、故障リスクがあることや維持費が高額であること、リセールで不利であることから購入を見送る方もいるようです。
不安を払拭して中古外車に乗るために、購入時には保証内容の確認や試乗、事前の適正価格の把握などを行い、高品質な中古外車を見極めましょう。
モデルチェンジなどのタイミングによっては、完成度の高い高級モデルに一気に手が届きやすくなることもあります。
今回の記事を参考に、素敵な中古外車をお得に手に入れてくださいね！
そんな中、Firstは外車・高級車を専門に買取や販売を行っております。
豊富な専門知識と手厚いサポートであなたにぴったりの一台をお探ししますので、お気軽にお問い合わせください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
