テスラの車は何がすごい?進化を続けるテスラの魅力や特徴を分かりやすく解説・主要なラインナップもご紹介いたします!
2024 / 11 / 21 (Thu)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、近年電動化が目覚ましい自動車業界。
その先駆けとして知られ、シェアを伸ばしているのが「テスラ」です。
首都圏では急速充電スポットを見かけることも多くなり、注目度も上がっていますよね。
そんなテスラは未来的なビジュアルで革新的なイメージがありますが、独自の魅力は謎に包まれた印象を受けるでしょう。
では、テスラの車は一体何がそんなにすごいのでしょうか?
本記事では、テスラの長所やすごさを分かりやすく解説し、所有する際の注意点などもまとめていきます。
また、後半では主要なラインナップをご紹介いたしますので、購入を検討さえている方はぜひ参考にしてくださいね!
それでは初めに、テスラの概要や歴史を見ていきましょう。
テスラとは?歴史や概要を解説
テスラはアメリカに本社を置くエネルギー関連企業です。
2003年にイーロン・マスクが設立し、約20年で自動車メーカーの時価総額ランキング1位を獲得するほどに急成長を果たしました。
テスラが掲げるミッションは「世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速させること」。
その実現のために、高性能な電気自動車の開発・販売を加速しています。
その他にも、電動輸送機器・ソーラーパネル・ソーラールーフタイルなどのエネルギー機器の製造・販売をしており、クリーンエネルギーに関わる事業を幅広く展開しています。
2020年にはハイブリッド車を含むプラグイン・セグメントで16%、バッテリー・エレクトリック(純粋な電気自動車)で23%の世界市場シェアを獲得。
文字通り電気自動車を牽引するトップメーカーと言えるでしょう。
では、そんなテスラが生み出す車は具体的に何がすごいのか?
ここからは他社の車と異なる特徴や魅力について解説していきます。
テスラの車は何がすごい?4つの特徴
|
航続距離が長い
EV車普及の障害の一つであるのが、航続距離に対する不安でしょう。
近くに充電プラグがないとすぐに電気が足りなくなるのでは?と購入を見送る方も多いようです。
しかし、テスラのEVは一充電での長距離走行が可能。
モデル3やモデルYのロングレンジモデル・パフォーマンスモデルになると、満充電で550km前後走行できます。
優れたバッテリー制御技術によって主な国産EVより約3倍も長く走れるようになっており、差別化を図る強みとなっています。
驚異の加速力
テスラ車の特徴としてしばしば挙げられるのが、驚異の加速力です。
EV車のトルクはガソリン車よりも高水準なので加速力において上回るのですが、その中でもテスラ車は異次元。
例えば、スポーツモデル「ロードスター」は、停止した状態から100km/hに到達するのにわずか2.1秒しかかかりません。
これは3億円以上の車を販売する超高級車メーカー「ブガッティ」の車より速く、世界一といっても過言ではないでしょう。
先進技術の搭載
テスラは当初からオートパイロットを搭載し、自動運転レベル2を全車標準装備しています。
運転中のレーンチェンジや加速減を自動で行う他、ウィンカーを出すだけで行われる車線変更、そして前車追従やレーンキープももちろん可能。
衛星ベースのナビゲーションシステムによってその性能は更に拡張されており、運転安全性の向上や長距離運転の疲労軽減に貢献しています。
また、OTA(Over-The-Air)のアップデートがリアルタイムで行われるので、購入後も新しい機能や改善が常に提供され、ユーザーの利便性が保たれているのも利点です。
近未来的なデザイン・インテリア
テスラ車はフロントグリルを無くしたりドアにハンドルを埋め込んだりと、EVならではの滑らかで近未来的なデザインが特徴です。
インテリアはシンプルを極めており、エアコンの調整ボタンやドアの開閉ボタンなどが無い代わりに、車内中央にある大型タッチスクリーンディスプレイがほぼすべての機能をコントロール。
直感的で使いやすく設計されており、すっきりとした車内で運転がより楽しく快適なものに感じられるでしょう。
さらに、テスラはオンライン購入プロセスを採用し、自動車業界における新たなスタンダードを打ち立てました。
店舗に出向かずにどこからでも数クリックで車が購入でき、後は納車を待つだけというシンプルなプロセスはオーナーから高く評価されています。
このような特徴や利点を持つテスラですが、今のところ国内で大ブームとまでは至っていないのが実のところ。
その背景にはどんな理由があるのでしょうか?
日本でテスラは売れている?
「NIKKEI Mobility」によれば、2023年の日本での販売台数は5500台ほど。
同社の世界年間販売台数180万台から見ると、物足りなさを感じる数字です。
理由としては、まずテスラ車の大きなボディが道路や駐車スペースが狭い日本に不向きであることが考えられます。
日本ではまだまだガソリン車が主流で、その中でもEVを買うとなると交通事情にマッチする車が選択肢となるのでしょう。
また、必ずしも万人受けではない斬新なデザインやファミリー層にとっての使い勝手の面などから、他のEVに押されている状況です。
とはいえ、今後EVの需要が伸びていき日本での販路も拡大されてきたら、購入したいという方もいるはず。
その際には以下の注意点も把握しておくことが大切です。
テスラ車のデメリットや注意点を確認!
アフターサービスの質
多くのテスラオーナーが直面しているのが、修理や保守に関するアフターサービスの質の問題。特に、修理時の部品の入手遅延やサービスセンターの予約が取りにくいとの声が多いようです。
これはテスラの成長スピードにサービスインフラが追い付いていないことが一因と考えられ、国産メーカーと同様の質を求めると不満が大きくなってしまう可能性があります。
高い購入費用と維持費
テスラ車の価格は他の多くのEV車やガソリン車よりも比較的高額です。
また、修理費用も高く、保証期間が終了した後であれば尚更オーナーの負担はかなり大きなものになってしまうでしょう。
充電インフラの制限
EV車は充電ステーションが必要で、利用可能な場所が限られている場合があります。
テスラのスーパーチャージャーは最近続々と増えてきましたが、都市部から離れた地域によっては見つけるのが困難なところも。
購入する際には近隣の充電スポットを確認し、必要に応じて自宅用充電設備の設置工事の検討もしてみてください。
このようにテスラにはメリット以外に注意すべき点がいくつかあるので、ご自身のニーズとライフスタイルを念頭に慎重に検討しましょう。
さて、ここまではテスラ車のすごさや販売状況、購入時の注意点などを解説してきました。
それを踏まえて、ここからはテスラ車のラインナップをご紹介していきます。
それぞれ異なる持ち味があるので、車選びの際にもお役立てください!
テスラのラインナップを紹介!
現在、テスラは以下のモデル構成で展開されています。
Model S | フルサイズの高性能セダン |
Model 3 | 手頃な価格で購入可能なコンパクトカー |
Model X | 高性能SUV フルサイズ7人乗り |
Model Y | コンパクトSUV |
Model S
新車価格 | 1296万円~ |
サイズ | 全長5023mm×全幅1990mm×全高1430mm |
航続距離 | 最長634km |
モデルSはテスラの最高級スポーツサルーンという位置付けで2012年にデビュー。
発売当初より頻繁にアップデートを行っており、既存モデルでもソフトウェアさえインストールすれば常に最新の機能を味わえるなど新たな価値を提供してきました。
2021年の大幅改良では内外装のデザイン、さらには車としての性能も大幅にレベルアップ。
特筆すべきは新たに追加されたPlaid(以下プラッド)でしょう。
これまで2つのモーターを搭載したデュアルモーターAWDに加え、プラッドは3つのモーターを搭載し、最上級モデルのプラッド+は1100psを発揮。世界最速セダンと言っても過言ではないレベルに到達しています。
Model 3
新車価格 | 531.3万円~ |
サイズ | 全長4720mm×全幅1850mm×全高1441mm |
航続距離 | 最長550km |
テスラの急成長を支えたコンパクトセダン「モデル3」。テスラ車で最も小さく、日本で使うにもフィットするサイズ感です。
EVで500万円という価格は、国内外のライバル車種と比べて十分競える設定ですよね。
4~5人で快適に乗れて扱いやすいのが特徴ですが、上位グレードではやはり速さが魅力。0-100km/h加速が3.3秒とスーパーカーに匹敵する圧倒的な性能を持ち合わせています。
一方でこれまでは振動や騒音が気になる点でしたが、2023年の大型マイナーチェンジでアコースティックガラスの全面採用されたことで外部からのノイズが減り、明らかに静粛性が向上しました。
さらに、サスペンションを含む足回りも見直され、乗り心地も改善しています。
未来感が増した外観でテスラデビューや軽快な走りを楽しみたい方におすすめの一台です。
Model X
新車価格 | 1417万円~ |
サイズ | 全長5070mm×全幅2000mm×全高1690mm |
航続距離 | 最長576km |
「モデルX」は、現行のテスラ車で二番目に価格が高い7人乗りSUV。
特徴は後部座席ドアが上に開く「ファルコンウイング」です。かがむ必要がない上に30㎝という狭いスペースで開閉できて乗り降り簡単。
まさに近未来的な外観で、センサーで障害物を感知し開き具合も自動で調整してくれる優れものです。
余分なものが無くシンプルですっきり見えますが、ボディはランクル200系よりも大きいサイズ感なので駐車場や運転環境はあらかじめ確認しておく必要があるでしょう。
その分室内空間が非常に広く、テスラ車の中で唯一3列最大7人乗りと大人数での移動も楽々です。
車体は軽く2tを超える重量がありますが、前後に配置されたデュアルモーターで驚くほどの加速を実現。視界良好で大きいが故の運転しにくさもなく、スポーティ感と高級感が上手く融合された心躍る一台です。
Model Y
新車価格 | 533.7万円~ |
サイズ | 全長4740mm×全幅1925mm×全高1625mm |
航続距離 | 最長507km |
テスラ史上2番目のSUVとして誕生した「モデルY」は、モデルXよりも一回りコンパクトなサイズ。デビュー以来、モデル3とともに世界的な人気を博しています。
クロスオーバーSUVとしての利便性も高く、荷室は最大2158Lもの容量を確保。
二重ガラスの採用部位が多いので、静粛性にも優れています。
走りは全てがダイレクトでアクセル操作に対しての応答も素早く、なめらかで力強い運転感覚は市街地を流しているだけでも堪能できるでしょう。
スーパーチャージャーを利用すれば、バッテリー残量が半分以下でも20分ほどで充電が完了。いざという時のチャージャーの立地さえ把握しておけば、ロングドライブも躊躇なく楽しめます。
この他に、テスラには「Roadster」(第二世代)や「Cybertruck」、「Semi」といった車種がありますが、日常使いにおいては主に上記の4車種から選ぶことになるでしょう。
また、テスラは流通量が限定されているものの、中古車の取り扱いも増えてきています。
走行距離が短く年式も新しい車両が多いので、新車よりコスパよく乗りたい方はチェックしてみるのもおすすめです。
なお、Firstは輸入車や高級車をメインに取り扱っており、車選びから購入後まで一貫してお客様ファーストでご対応させていただきます。
ご希望のテスラ車がある場合も広いネットワークを活かしてお探しいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
First
さて、今回は「テスラの車は何がすごい?進化を続けるテスラの魅力や特徴を分かりやすく解説・主要なラインナップもご紹介いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
テスラ車は革新的な技術と持続可能なビジョンで世界中のファンを魅了しています。
未来感たっぷりの内外装や優れた性能、環境への貢献はテスラ独自のものであり、他のメーカーとは違う強みを持っているといえるでしょう。
自動車業界へ新たな風を吹き込む一方で、成長スピードが速いゆえにアフターフォロー不足や充電インフラへの不安などのデメリットもあります。
長所・短所の両面を十分に理解した上で最適なものを選べば、移動手段という枠を超えた車の楽しさを味わうことができるはず。
この機会にテスラ車への興味を深めてみてはいかがでしょうか?
そんな中、神奈川県横浜市にあるFirstでは輸入車・高級車を中心に高品質な車を多数販売しております。
定番から流行物まで何でもご対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。