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走行距離10万キロ超えの中古車ってどうなの?失敗しない選び方や長く維持する方法を徹底解説いたします!

2023 / 4 / 12 (Wed)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。

さて、車を買おうとした時に選択肢のひとつとなるのが「中古車」です。

特に、走行距離が10万キロを超えると中古車の価格はグッと下がるので、お買い得と感じる方もいらっしゃるでしょう。

とはいえ、それだけ走っていると安全面に不安が付きまとうのもまた事実です。

スマホを見て嫌な顔をしている男性

せっかく安く買えても、すぐに故障してしまったり維持費にお金がかかりすぎたりしてしまうのはできれば避けたいですよね。

そこで、今回の記事では走行距離10万キロ超えの中古車の魅力や注意点、購入時に確認すべきことを一通り解説していきます。

あわせて、10万キロ以上の中古車を長く維持するためのポイントもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

それではまず、走行距離10万キロの中古車の魅力である価格について相場の例を見ていきましょう。

走行距離10万キロの中古車の相場はどれくらい?

前述したように、走行距離が10万キロを超える中古車を購入する最大のメリットは「価格の安さ」です。

通常の中古車平均価格と比べて、走行距離10万キロを超えた中古車の売値はおよそ20%~50%程度安くなります。

そのため、人気車種や高級車でも10万キロを超えたという理由で手が届く価格まで下がることも珍しくありません。

以下、走行距離10万キロオーバーの相場の一例をご覧ください。

10万キロ相場 中古車平均価格 新車価格
アルファード(トヨタ) 約103万円 約374万円 500~700万円
ノア(トヨタ) 約35万円 約180万円 280~350万円
ワゴンR(スズキ) 約17万円 約70万円 120~180万円
ヴェゼル(ホンダ) 約52万円 約152万円 230~400万円
レクサス 約85万円 約250万円 540~680万円

車種にもよりますが、中には新車価格の5分の1以下の値段になっているものも。走行距離が10万キロ以上の中古車がどれだけ安く手に入るかが分かりますよね。

一方で、車の寿命は「10年10万キロ」とよく耳にします。

購入後に使用できる年数を考えると、走行距離10万キロの中古車は買っても大丈夫なのでしょうか。

走行距離10万キロの中古車は買っても大丈夫?

はてなの女性

自動車検査登録情報協会の調査によると、令和3年3月末の乗用車(軽自動車を除く)の平均使用年数は「13.87年」。

つまり、新車登録されてからの寿命は「13年14万キロ」がアベレージとなります。

【車の平均使用年数の推移】

出典:自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」

上記のグラフの通り、車の使用年数は技術の進歩や経済面等、様々な影響を受けて年々長期化しています。

このことから、走行距離10万キロの中古車でも購入後4年程度は問題なく使える可能性が高いと言えるでしょう。

つまり、購入は「十分あり」ということです。

ただし、いくら性能が良くなって使用年数が長くなったとしても、経年劣化は避けられません。

エンジンをチェックしていいる男性

寿命に関わらず、車にとって「10年10万キロ」がひとつの節目であることに変わりはないのです。

したがって、走行距離10万キロ超の中古車を購入する際は事前にリスクや車両状態についてしっかりとチェックしておくことが重要になります。

次のところで具体的に見ていきましょう。

走行距離10万キロ超えの中古車のリスクとは?

メーカー保証が切れて維持費がかかる

新車購入時に付帯しているメーカーによる特別保証は、新車登録日から5年間もしくは走行距離10万キロを超えた時点で切れてしまいます。

そのため、10万キロ超えの中古車には保証が使えません。

特別保証では、ステアリングやエンジン・アクセル・エアバックといった車の走行性能や安全性能、環境性能を司る重要部品が対象なので、交換費用も高額になる傾向があります。

そして、これらの部品は10万キロで交換サイクルを迎えるものが多く、維持費の負担が大きくなることが考えられるでしょう。

故障リスクが上がる

使用頻度や使い方にもよりますが、10万キロ超えの中古車は単純計算すると10年以上使用されていることになります。

ボーッと考えている女性

車は年月が経つほど、走るほどに劣化するため、様々な部品が消耗していることは間違いないでしょう。

年式が新しく走行距離が少ない中古車に比べると、どうしても故障しやすいのもリスクのひとつと言えます。

リセールバリューが低い

販売価格がすでに安い走行距離10万キロの中古車は、売却時のリセールバリューはほとんど期待できないものと思っておくのがよいでしょう。

よほど需要のある車種でもない限り、買取価格は0円というのが大半です。

もし、車買い替え時に手元にお金を残したいのなら、リセールバリューが高いか、高年式の中古車を購入する必要があります。

このようなリスクがありつつも、購入時にきちんと選別すれば大きな問題は避けることも可能です。

安くて魅力的な中古車を見つけたら以下のチェックポイントを注意深く確認し、購入すべきかどうかを判断してくださいね。

買ってもよい走行距離10万キロの中古車の条件とは?購入時のチェックポイント

 内装・外装ともに清潔である

清掃が行き届いている中古車は、走行距離がかさんでいてもメンテナンスが行き届いていると判断して問題ないでしょう。

特に重要なポイントは以下。

【主なチェックポイント】

  • シートやシートベルトの汚れ、シミ
  • エアコンのにおい
  • ボディ部分のカビ、腐敗

店頭で販売される時には清掃済であるものの、それでも染みついたシミや汚れを落とすには限界があります。

特に、エアコンのにおいは車両内部のカビの原因でもあるので、必ずチェックしましょう。

BMWを運転している女性

また、塩害や雪害によってボディにカビや腐敗が生じている場合、修繕にはかなりの費用・時間がかかります。

購入後に後悔しないためにも、ボディの下回りまでくまなく確認することが必要です。

メンテナンス履歴が残っている

走行距離10万キロの中古車を見定めるには、「定期点検記録簿」に記録が残っていることが絶対条件となります。

定期点検記録簿には法定点検時の整備履歴や交換修理のデータなどが記載されているので、購入前に確認するようにしましょう。

【主なチェックポイント】

5,000キロまたは6ヵ月ごとのオイル交換

  • 12カ月点検の実施
  • 24ヶ月点検の実施
  • タイミングベルトの交換時期
  • その他交換・修理箇所の有無

走行距離が長くても、適切に交換・修理・整備がなされていれば、中古車購購入後も安心して乗り続けることができるでしょう。

異音やガタツキがない

走行時や起動時に「ガタガタ」「ゴロゴロ」といった異音がしないかをチェックしましょう。

万が一異音がある場合、機関内部にトラブルが発生している可能性があります。

ワイパーをいじっている人

また、ドアの開閉時にガタツキや違和感がある場合は、修復歴車である可能性も。

修復歴車は故障リスクが格段に上がり、まっすぐ走れないなど走行上の不安もあるため、避けるのが無難です。

これらを確認するには、まず試乗するのが最善策となります。

エンジンをかけた時やスピードを出した時、あるいはブレーキを踏んだ時などあらゆる走行シーンを想定し、少しでも症状がある中古車は購入を見送りましょう。

ワンオーナーである

走行距離が10万キロ以上でも、ワンオーナー車なら低リスクで購入できる可能性が高いでしょう。

ワンオーナー車とは、新車購入時から一人のオーナーが所有して初めて中古車市場に出回った車のことを指します。

複数のオーナーがいる中古車に比べて、定期的なメンテナンスが継続されているケースが多く、丁寧に扱われている中古車であるのが特徴です。

元気そうな男性が車の中

走行距離が長いゆえのリスクを最大限減らすために、オーナー数にもこだわって選ぶようにしましょう。

当然、ワンオーナーであっても点検整備記録簿が残っていることはマストですので、忘れずにチェックしてくださいね。

さて、ここまで解説してきたように、走行距離10万キロ超えの中古車は選び方次第ではまだ十分に乗ることが可能です。

ただし、年式が新しく走行距離が少ない車と同じようにはいきません。

購入後、できるだけ長く良い状態を維持していくためにはどんな点に気を付ければよいのでしょうか。

走行距離10万キロ超えの中古車に乗り続けるためのポイント

無理な運転はしない

走行距離が10万キロ以上の中古車を良い状態に保つには、無理な運転をしないことが欠かせません。

ドライブをしている二人の美女

急ブレーキや急発進などの動作は車への負担が大きく、劣化や故障の原因になります。

走行距離が長い中古車は耐久性が落ちていることもあり、少しの負荷でも不具合が起きてしまう可能性もあるので注意しましょう。

また、穏やかな運転を心がけることで自然と安全運転になり、事故のリスクも軽減できます。

事故で車を傷つけないことも長く乗るためのポイントになるため、日頃から丁寧な運転を意識してみてください。

こまめな整備

前述しましたが、走行距離10万キロを超えた中古車は故障リスクがどうしても高まるので、こまめな整備が非常に重要となります。

たとえ不調がなくても、定期点検や部品交換は欠かさず行うようにしましょう。

エンジンチェックをしている人

中でも、定期的なエンジンオイルの交換は車の寿命を確実に延ばします。6ヵ月ごとの交換が基本ですので、忘れずに実施してくださいね。

また、10万キロ以上の中古車の場合、経年劣化から突発的に故障することがあります。

万が一に備えて、少しずつでも修理資金を準備しておくと慌てずに済むでしょう。

保証に入る

10万キロを超えた中古車はメーカー保証が切れていますが、中古車販売店の保証に入ることはできます。

保証の種類は業者によって様々なので、保証範囲や料金などを比較して自分に合ったものを選びましょう。

あわせて、車両保険への加入も検討してみてください。

ハンコを押している人

車両保険は事故はもちろん、災害による損壊も補償。自分の責任以外での損壊リスクにも対応できるよう、今一度保険内容を見直してみてはいかがでしょうか。

信頼できる中古車買取業者・販売店を見つける

中古車は同じような状態で買取られたものでも、店舗によって価格や整備状況が異なります。

走行距離が10万キロ以上の中古車は特に購入時の見極めが重要になるもの。粗悪な中古車を購入しないためにも、店舗の信頼性を重視しましょう。

取引実績の豊富さや保証サービスの充実度などは、優良店を見極める指標になります。

実際に店舗を訪ねる際は、スタッフの対応や清潔感など感覚的な部分も大切にし、違和感があれば慎重に検討するようにしましょう。

おわりに

さて、今回は走行距離10万キロ超えの中古車ってどうなの?失敗しない選び方や長く維持する方法を徹底解説いたしますというタイトルで記事を書いてみました。

いかがでしたでしょうか?

走行距離10万キロ以上の中古車は価格相場が安いので、見極めさえ間違わなければコストパフィーマンスは抜群と言えます。

車の寿命も「10年10万キロ」から「13年14万キロ」まで延びてきており、購入後も4年程度は乗れる可能性が高いでしょう。

ただ、新車から10万キロは主要部品の交換時期に当たり、大きな節目であることにかわりはありません。

走行距離が長くなることで故障リスクが増大し、なおかつメーカー保証も切れている状態であるリスクはあらかじめ十分理解しておく必要があります。

トラブルに巻き込まれた親子

その上で走行距離10万キロの中古車を購入するのであれば、以下の条件を満たしたものを選ぶと安心です。

  • 内装、外装ともに清潔である
  • メンテナンス履歴が残っている
  • 異音、がたつきがない
  • ワンオーナーである

このような中古車を選び丁寧な運転やこまめな整備を心がけて、できるだけ長く良い状態を保てるように努めましょう。

なお、走行距離が長い中古車は見た目では判断できない部分の状態やメンテナンスが重要な要素となるので、中古車のことを熟知したプロのサポートが必須となります。

新横浜にある車買取専門店では、買取だけでなく車に関するさまざまな疑問やお悩みに丁寧にお答えしております。

車探しから保険のことまで、信頼できるカーライフパートナーをお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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