走行距離3万キロでの車買い替えはあり?走行距離別の買取相場を解説&ベストな買い替え時期をご紹介いたします!
2023 / 5 / 29 (Mon)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
さて、一台の車に何年乗るかは人それぞれですが、買い替えるタイミングについて悩んだことは誰もが一度はあるのではないでしょうか?
車の買い替え時期は車の状態や生活環境などにも左右されるため、見極めが難しいのが正直なところです。
ただ、愛車を売却するならなるべく高く売れる時に手放したいですよね。
車の査定額は様々な要因によって決まりますが、中でも走行距離は重要な要素の一つとなります。
走行距離3万キロで手放すのか、あるいは5万キロ以上の多走行で手放すのかによって金額は大きく異なるため、2つの関係性についてきちんと把握しておくことが非常に重要です。
そこで今回は、車の走行距離が査定額に与える影響を解説し、3万キロでの車買い替えはありなのかを考えていきたいと思います。
また、走行距離以外の車買い替えのポイントとなる項目もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは早速、車の走行距離と査定額の関係性について詳しく見ていきましょう。
車買い替えで知っておきたい!走行距離と査定額の関係性
車を買取査定に出した時、走行距離は査定額にどのように影響してくるのでしょうか。
以下で具体的に解説していきます。
走行距離は査定のチェック項目のひとつ
車の査定で必ずチェックされる項目はいくつかあります。
例えば、車のグレードや年式などの基本的なスペック、修復歴や傷といったボディの状態、そして内装やエンジンルームの状態が挙げられるでしょう。
加えて、付属品や純正パーツの有無も査定額を左右するポイントとなります。
走行距離は年式とセットで見られるのが一般的で、2つのバランスが取れていることが高価買取に繋がります。
走行距離=年式
車の走行距離は年式とイコールの関係にあり、目安は「1年1万キロ」です。
買い替え時に3万キロ走っている車であれば、3年落ちが望ましいということですね。
仮に、年式が5年でも走行距離が10万キロに達しているケースがあるとします。
その場合、10年分に匹敵する劣化が進んでいると見なされ、10年落ちとほぼ同等の査定を受ける可能性が高いでしょう。
重要なのは、走行距離と年式のいずれかに偏ることなくどちらも標準的であること。
また、車買い替えでは走行距離が短く年式が若い方が圧倒的に高評価なので、売却を決めたら早めに実行することをおすすめします。
走行距離が長い=マイナス
走行距離が長くなってくるとそれだけ車体への負荷もかかっていると見なされるので、査定額に大きく影響します。
中でも、5万キロを超えると「多走行車」、10万キロを超えると「過走行車」に分類され、査定額が大幅に下落。
とりわけ10万キロは車の寿命というイメージが強く、中古車市場で買い手が付きにくいことから、0円査定も珍しくありません。
さらに、走行距離が伸びると不具合が起こりやすく、持ち続けていても維持費が高騰してしまう懸念もあるでしょう。
査定額と維持費両方の面から見て、やはり走行距離が行き過ぎないうちに買い替えることが賢明であると言えます。
では、走行距離の違いで車の査定額はどのくらい変わるのでしょうか?
実際の買取相場を参考に価格の変動を見ていきましょう。
走行距離による車査定額の変動
走行距離ごとの買取相場は、インターネット上で調べたり車買取店に問い合わせたりすれば確認できます。
ただし、実際の買取相場は走行距離以外の要素によって多少なりとも変動するもの。ですので、買い替えの参考データとして把握しておくのがよいでしょう。
今回は国内の中古車市場で人気の3台を例に、走行距離別の買取相場を一覧にしてみました。
※各車種グレード・年式共に同一に設定(2018年)
【プリウス・A】
新車価格 約300万円
走行距離 | 買取相場 | 残価率 |
1万キロ | 170万円 | 56% |
3万キロ | 146万円 | 48% |
5万キロ | 123万円 | 36% |
7万キロ | 98万円 | 27% |
10万キロ | 90万円 | 26% |
【ノート・X 】
新車価格 約220万円
走行距離 | 買取相場 | 残価率 |
1万キロ | 59万円 | 27% |
3万キロ | 53万円 | 24% |
5万キロ | 47万円 | 22% |
7万キロ | 45万円 | 21% |
10万キロ | 41万円 | 20% |
【N-BOX・G】
新車価格 約150万円
走行距離 | 買取相場 | 残価率 |
1万キロ | 83万円 | 57% |
3万キロ | 70万円 | 46% |
5万キロ | 62万円 | 41% |
7万キロ | 57万円 | 38% |
10万キロ | 28万円 | 18% |
上記から、走行距離3万キロ以降は2キロごとに約10~20万円相場が下がっていくのが分かります。
軽自動車は普通車と比べて耐久性に劣るため、8万キロがリミット。どんなに状態がよくても高値がつくことはほとんどないでしょう。
普通車の場合、リセールバリューが高ければ走行距離が長くなってもそれなりの価格が付きますが、3万キロ~5万キロあたりが高価買取の分かれ目です。
ただし、例外的に走行距離が10万キロ以上でも買取額が落ちにくい車も存在します。
例えば、ジムニーやランドクルーザーのような本格的な四駆車は、悪路での走行を前提とした造りなので、元々車としてのライフサイクルも長めです。
加えて昨今の爆発的な人気から入手困難なモデルでもあるため、過走行・高年式でも高値での取引が期待できるでしょう。
このような価格の変動と前述した走行距離と査定額の関係性を見た上で、まだまだ走ることができる3万キロでの買い替えは「あり」と考えられます。
結論:走行距離3万キロでの買い替えは大いにあり!
走行距離が3万キロである車は十分に乗ったとは言い難く、人によっては買い替えるのが「もったいない」という印象を抱くかもしれません。
しかし、3万キロ未満であれば走行距離による減額の影響をほぼ受けず、少ない負担で車を買い替えることができます。
また、3万キロ前後で迎える初回の車検前に買い替えれば、車検費用を浮かせることも可能。
メーカーの一般保証が切れるタイミングにも重なるため、不具合による維持費の負担増も避けることができるでしょう。
とはいえ、もう少し長く乗ってから買い替えたいという方もいるはずです。
そのような方は以下の節目を迎える前に買い替えを検討してみてください。
走行距離5万キロ未満
リセールバリューが高いうちに買い替えたいなら、走行距離は5万キロ未満を目安にするとよいでしょう。
走行距離は5万キロ、10万キロと5万キロ単位で判断されることが多く、このラインを上回るかどうかで買取額は大きく異なります。
例えば、走行距離4.5万キロと5万キロの場合、車の状態が似ていたとしても買取額には数万~数十万円の差が付くことも少なくありません。
次の車への買い替え費用に充てたい方は、早い段階で車を手放す必要があるということを理解しておきましょう。
走行距離8万キロ
一台の車にできるだけ長く乗り、価値が落ち切らないうちに売りたいという希望があるなら、走行距離8万キロを目安にするのもおすすめです。
8万キロというとかなり長めの印象を与えますが、それでも全く価格が付かないことはほとんどないでしょう。
5万キロの次は10万キロが評価を大きく落とすポイントですので、少しでもお得に買い替えたいならその前に売るのが鉄則です。
9万キロに届くと長く走っている印象が強くなるので、8万キロに達したあたりまでには売却するのが無難です。
走行距離10万キロ
一般的に、走行距離10万キロで車に市場価値はゼロに等しくなります。
しかし、価値がなくなっても走り続けられる車は多く、乗りつぶすことを目的とするなら当然手放す必要はありません。
たしかに故障リスクは高まりますが、きちんと手を加えていれば20万キロ、30万キロと長く走り続けることもできます。
頻繁に買い替えず、一台の車を長く使い続けることで最終的にはコスパがよくなり、金銭的なメリットになる可能性もあるでしょう。
さて、ここまで解説してきたように、お得に車を買い替えるには走行距離を意識することが非常に重要です。
しかし、決して走行距離のみでベストな買い替え時期を決められるわけではありません。
無理な買い替えをしないためにも、納得できるタイミングを総合的に判断しましょう。
走行距離以外に買い替えに適したタイミングはある?
車の買い替えで後悔しないタイミングは、大きく3つに分けることができます。
経済面で考える買い替えのタイミング
- 車検前
- 税金が上がる前(13年未満)
- マイカーローンの支払い終了時
車の排気量にもよりますが、車の税金は新車登録から13年で増額されます。
車が古くなれば維持費も税金も高騰するため、その前に手放すのがお得な方法です。
また、車をローンで購入する方が多いかと思いますが、金利分は損という考え方もあります。
返済を終えて新たに申し込むなら、頭金を増やして総支払額を抑える工夫をしてみてもよいかもしれません。
資産価値で考える買い替えのタイミング
次に、資産価値の観点からタイミングのいい車買い替え時期を見ていきましょう。
- リセールバリューが低下する前
- 車に故障や不具合が出てきた時
リセールバリューとは車の再販価値のことで、下がる前に売るのが賢い方法です。
車の価値が比較的維持できるのは、購入から3年~5年程度まで。高価買取が可能なうちに売却し、その売却額を新たな車の購入費用に充てれば初期費用や月々の支払負担を軽くすることができるでしょう。
また、リセールバリューはモデルチェンジでも大きく下落するため、売却するならモデルチェンジ前が鉄則。
買い替えを検討し始めたら、メーカーの最新情報は逐一チェックするように心がけてくださいね。
ライフスタイルから考える買い替えのタイミング
ライフスタイルが変われば、適した車も変わってきます。
- 家族構成の変化
- 居住地の変化
- 趣味の変化
このような変化に伴って、相応の大きさや装備、燃費性能などを備えた車への買い替えが必要になるでしょう。
車を購入したばかりなのに、思いがけずライフスタイルが変わって買いなおすことになったらもったいないですよね。
そうならないためには、車購入時にある程度の将来設計を立てておくことが重要です。
国産車・輸入車を含めて様々な車種がある中からライフスタイルに沿った車に買い替えることで、より快適で経済的なカーライフを楽しむことができるでしょう。
自分に合ったベストな車買い替え時期が決まったら、さらに車を高く売るための準備も始めましょう。
以下で大事なポイントをまとめていきますので、できることから実践してみてください。
車をさらに高く売るためのポイント
- 愛車の相場を調べる
- 洗車や車内の掃除をする
- 純正パーツ・付属品を全て揃える
- 傷や凹みは無理に直さない
- 中古車販売・買取店に売却する
車の買い替えを決めたら、まずは愛車の相場を調べましょう。
おおよその価値を知っておくことで、安値での買い叩きを防ぐことができます。
また、たばこやペットなどの強いにおいやひどい汚れは、マイナス査定の対象となります。
一度染みついてしまうとなかなか除去するのが難しいため、洗車や掃除は日頃から行っておきましょう。
そして、売却先は中古車販売・買取店を選ぶのが何よりのポイントです。
車買取専門店Firstをはじめとした優良店はお客様が喜ぶ査定額にこだわりを持って対応させていただいております。
そのような優良店を見つけた時こそお得な車買い替えのチャンスですので、ぜひ査定に出してみてください。
おわりに
さて、今回は走行距離3万キロでの車買い替えはあり?走行距離別の買取相場を解説&ベストな買い替え時期をご紹介いたしますというタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
結論として、走行距離3万キロでの車買い替えはありです。
その理由としては、3万キロ未満であれば走行距離による減額の影響をほぼ受けず、少ない負担で車を買い替えることができるから。
また、3万キロ前後で迎える初回の車検前に買い替えれば、車検費用を浮かせることも可能。
加えて、メーカーの一般保証が切れるタイミングにも重なるため、不具合による維持費の負担増も避けられることも挙げられます。
走行距離で考えれば3万キロが最もお得なタイミングですが、もっと長く乗りたいのであれば、5万キロ・8万キロ・10万キロの節目で買い替えを検討するのがよいでしょう。
一方で、車の買い替えは走行距離だけで決めると後悔してしまう可能性もあります。
お金の面だけでなくライフスタイルなども考慮した上で、自分に合った時期を選択してくださいね。
そんな中、新横浜にある車買取専門店Firstはお客様の車の買い替えを万全の体制でサポートしています。
車の売却や購入をご希望されている方は、お気軽にご相談ください。
皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。