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走行距離10万キロ超えの中古車は狙い目?購入時のチェックポイントを徹底解説します!

2022 / 6 / 5 (Sun)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつもFirstのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

中古車を購入する時、何を基準に車を選びますか?

価格はもちろんのこと、車の状態を判断するのに走行距離の確認は必須となります。

走行距離が10万キロを超えた車は、中古車としての価値が一気に下がるため手頃な価格のものが多く、お買い得に感じられますよね。

とはいえ、10万キロ超えの過走行車には故障のリスクなどの不安もつきまといます。

そのため、購入対象から外すべきか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では走行距離が10万キロを超える中古車の魅力と注意点をお伝えします。

そして購入時のチェックポイントについて徹底解説していきます。

また、長く乗り続けるための方法もご紹介しますので、後悔の無い中古車選びにぜひ役立ててください。

まずはじめに、中古車がなぜ走行距離10万キロで大きな節目になるのかについて知っておきましょう。

走行距離10万キロは価格下落の目安

中古車選びの基準のひとつとなる走行距離ですが、一般的に10万キロが価格下落の目安とされています。

近年の性能や耐久性が向上した車でも、走行距離が長くなるにつれて部品が酷使され劣化や故障のリスクが高まってしまう。

メーカーによるエンジン回りなどの重要部品の保証は、10万キロで打ち切られることが多いのですが、その理由は10万キロでそれらの部品が寿命を迎えるからです。

このことからも走行距離10万キロが車にとって大きな節目であることがわかります。

走行距離が長くても定期的にメンテナンスを行っていれば問題なく走行できる場合もあることは事実です。

たださまざまな箇所に不具合が起きる可能性があるとみなされ、中古車市場での需要は一気に下がり、価格も大幅に下落してしまいます。

そんな中、10万キロ超えでも十分乗れる車もあるのですが、そのような中古車を購入するメリットはどのようなものがあるでしょうか?

走行距離10万キロ超えの中古車の魅力

10万キロが車の寿命というイメージから、10万キロ超えの中古車を選ぶ方はそれほど多くありません。

しかしながら、実はリスクだけではなくメリットも持ち合わせており、狙い目とも言えるのです。

それゆえに10万キロ超えだからといって、選択肢から外してしまうのはもったいないかもしれません。

10万キロ超えの中古車の魅力について見ていきましょう。

走行距離10万キロ超えの中古車は価格が安い

前述の通り、走行距離10万キロの大台を超えた中古車の価格は、大幅に下がるのが一般的です。

車種や年式にもよりますが、10万キロ超えの中古車は新車価格の10%~30%程度の低価格で購入できるという点が最大の魅力となる。

人気車種や高級車はたとえ中古車でも高額ですが、10万キロを超えると手の届く価格まで下がっていることも珍しくありません。

中古車購入時の予算が少ない方は、あえて走行距離が長い中古車の中から選ぶのもよいでしょう。

 

走行距離10万キロ超えの中古車は入念なメンテナンスが期待できる

中古車は、販売前に販売店の整備工場などでメンテナンスが行われるケースがほとんどです。

 

走行距離が10万キロを超えている車の場合、劣化している部品が多いので安全性を確認するために通常よりも入念な整備やメンテナンスがなされます。

いくら低価格だとしても、購入後すぐに故障してしまったり乗れなくなってしまったら販売店の信用問題に関わりますからね。

そうした事態を防ぐために、販売前にしっかりと整備が行われていることがほとんどなので、安心して購入することが可能です。

メンテナンスが行き届いていれば、10万キロを超えていてもまだまだ問題なく乗れる可能性が高く、お得な買い物ができるという魅力があります。

そんな中、10万キロ超えの中古車は、低価格でコスパの高いものがある一方、過走行ゆえのリスクはやはりあります。

走行距離10万キロ超えの中古車について購入前に注意点を理解しておきましょう。

走行距離10万キロ超えの中古車の注意点

故障リスクが高い

10万キロを超える走行距離の中古車で最も注意しなくてはならないことは、故障リスクの高さです。

車の使用頻度や用途によっても違いが出ますが、一般的な走行距離は1年1万キロとされています。

それを踏まえると、10万キロ走っている車は単純計算で10年乗られている車ということですよね。

車は経年劣化するので、10年間走り続けてきた車は年式の新しい車に比べて、いつどんな故障が起きてもおかしくはない状態にあると言えます。

保証が切れている可能性が高い

新車購入時に付帯しているメーカーによる特別保証は、一般的に新車登録日から5年間または走行距離が10万キロを超えた時点までとされています。

そのため、10万キロ超えの中古車にはメーカー保証を使うことができません。

特別保証の対象となるのは、エンジン関連やアクセル、エアバッグなど車の走行性や安全性を司る重要部品です。

もしも修理が必要になると修理費用が高額になりやすい部品が多くあります。

故障リスクが高い上に保証がきかないため、思った以上に維持費がかかってしまう可能性があることは覚えておいて下さい。

リセールバリューが低い

10万キロを超えた中古車を売却する際には、リセールバリューが期待できないという注意点があります。

走行距離10万キロ超えの中古車は、故障リスクなどから評価が低く、中古車市場での需要は高くありません。

実際にはまだ走れる状態でも、買取業者は在庫を抱える危険性があるため、市場でのマイナスイメージを考慮して積極的に値を付けない傾向があります。

ものによっては0円査定になる場合もあるので、売却の際には少しでも値段がつけばよい程度の心持ちでいる方が良いかもしれません。

このように、10万キロを超えている中古車はどうしても部品の劣化や消耗が避けられず、高額な出費につながるリスクがあります。

そのため、購入時には中古車の状態を見極める必要があるのです。

次にご紹介するチェックポイントを注意深く確認して購入すべきか判断してみてください。

10万キロ超えの中古車を購入するときのチェックポイント

走行距離が10万kmを超えている中古車を購入する際は、修復歴の有無や車の外装・内装の状態、異臭や異音の有無、そして車の安定性の確認が必要です。

また、メンテナンスの履歴をチェックし、どのような整備がなされてきたのかを把握しておくことも大事ですね。

ここからは、チェックポイントについてひとつずつ解説していきます。

中古車の修復歴の有無

走行距離に関わらず、中古車を購入する際には必ず修復歴の有無を確認しておかなければなりません。

修復歴ありとは、「車のフレーム(骨格)部分に何らかの損傷がある、もしくは修復した経歴がある車」のこと。

フレームを損傷すると車の走行性や安定性に大きな影響を及ぼしてしまうのです。

フレーム部分の損傷は修理しても完全に元通りにすることが難しく、再び故障してしまうリスクも高くなる。

10万キロ超えの中古車はただでさえリスクがあるのに、二重三重でリスクを抱えることになってしまいます。

修復歴がある中古車は低価格で売られていることが多いのですが、どれだけ安くて魅力的だとしても避けた方が無難でしょう。

中古車のメンテナンス履歴を確認

購入する車が、これまでどのようなメンテナンスを行ってきたかを知っておくと安心です。

走行距離が10万キロ超えの中古車でも、定期点検を実施し必要な部品交換を行ってきたのであれば、故障リスクは格段に低くなります。

メンテナンス履歴は、「定期点検記録簿」で確認することができます。

定期点検記録簿には、オイル交換や部品の交換がいつどこでどのように行われたかが詳しく記載されている。

車の走行性を左右するエンジンオイルの交換頻度にも必ず目を通しましょう。

また、12カ月・24ヶ月の法定点検をきちんと受けているかどうかもチェックすることができます。

素人目では整備がなされているか分かりにくいので、この記録を活用することで長く乗り続けられる中古車かどうかの判断がつくでしょう。

中古車の外装・内装の状態

外装や内装が綺麗かどうかも試乗で確認することが大切です。

外装は、傷やへこみ、ヒビなどはもちろんのこと、足回りやエンジンルーム内まで注意深くチェックするようにしましょう。

雪国や沿岸部を長期間走行した車は、除雪剤や海水の影響を受けて錆やカビが発生している可能性があります。

特に過度な錆がある場合は、錆による腐食が原因で故障が発生し修理に時間とお金の両方がかかる危険性がある。

また、ワイパーやパワーウインドウなどがきちんと作動するかも確認しておくと安心です。

内装はシート、天井、シートベルトなどに汚れやほつれ、破れが無いか見ておきましょう。

綺麗な状態であれば、前のオーナーが丁寧に使っていたことがわかり、10万キロ超えでもメンテナンスが行き届いている状態であるといえます。

中古車の異音や異臭の有無

実際に中古車を見てチェックすべきなのが、異音や異臭の有無です。

異音について、特にエンジンをかけた時や走行時に「ゴロゴロ」「ガタガタ」と音がする場合、何らかの異常が起きている可能性があります。

エンジン回りの修理は高額で、修理しなければ事故を起こすリスクがあるので、異音の症状がある中古車は避けるようにしましょう。

また、車内でタバコやペット、芳香剤などのにおいが染みついていることがあります。

このようなにおいは消えずに残ってしまうものです。

異臭を感じた中古車は、メンテナンスしても改善されないほどの状態である可能性があるため注意をしてみて下さい。

中古車の安定性

購入前の試乗で、車がまっすぐ走るか、ハンドルの効きは良いかをチェックしてみて下さい。

そしてブレーキをかけてまっすぐ止まるかなど、走行時の車の安定性を確認するようにしましょう。

安定性が悪い車は、車軸やハンドルに問題がある可能性や修復歴がある可能性があります。

10万キロ超えで安く買えたとしても、購入後の出費がかさんだり大事故につながるリスクがあるため、避けた方が無難です。

中古車の年式

新しい年式でも10万キロを超えた中古車があります。

このような車の多くが年式の割にかなりの安値で売られていることがほとんどで魅力的に感じられます。

ただし走行距離に比例して交換が必要になる部品が多いので、過去の整備記録やメーカーの保証について必ず確認するようにしましょう。

年式が新しければ、中古車本体の経年劣化によるダメージが少ないことが予想され、装備の充実度も高くなります。

エンジンの稼働時間=走行距離ですので、エンジン部分への負担は年式に関わらず走行距離が長くなるにつれて大きくなっていきます。

目安として、年式と走行距離が3倍以上になる場合は検討が必要です。

(例:年式が3年とすると3倍の90,000km以上の走行距離の車)

走行距離だけでなく、年式とのバランスを考慮に入れて判断することが大切であることを覚えておいて下さい。

おわりに

今回の記事では、走行距離10万キロを超えた中古車の魅力と注意点、購入時のチェックポイント、そして長く乗るための心がけについて解説してきました。

走行距離が10万キロ超えの中古車は、同じ車種でも値段が格段に安く、状態さえよければコスパの高い買い物となります。

そして最後となりますがコスパの高い中古車を購入できたら、以下のことを心掛けてみて下さい。

  • こまめにメンテナンスをする
  • 保障に入る
  • 無理な運転はしない
  • 故障時に備えた資金確保

 

この記事が、走行距離が長くてもメンテナンスが行き届いており、問題のない中古車かどうか見極めるための参考になれば幸いです。

さて、Firstではお客様に喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーにしています。

そのため車を査定に出してみようかな?と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問合せください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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