軽自動車は高く売れるって本当?軽自動車のリセールバリューが高い理由を解説します!
2022 / 6 / 17 (Fri)
車の豆知識
はじめに
みなさま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます^^
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
本日は、ここ数年でリセールバリューが急上昇し、注目を集めている軽自動車についてのお話です。
購入しやすく、気軽に運転できる軽自動車。
小回りが利く上に燃費もよいため使用している方も多いですよね。
最近では燃費性能や走行性能、居住性が向上していることがとても人気です。
また20~30代の若い世代や女性に人気のデザイン性の高い車種が増えたことにより、さらにその需要が高まっています。
そんな中、軽自動車のリセールバリューが高い理由、またその背景にどんな事情があるのでしょうか?
軽自動車のリセールバリューについて詳しく解説していきますのでぜひご覧くださいね。
最初に、そもそも「リセールバリュー」って何?というところから簡単にご説明しましょう。
リセールバリューとは?
リセールバリューは、中古車として売却する際の車の価値を表します。
一般的に、新車で購入後3年経過した場合の価値は、新車購入価格の50%だといわれている。
リセールバリューが高い車の場合、3年後に乗り換えもしくは転勤などで車を手放す場合、車にかかる実費が安くなるというメリットがあります。
つまり、中古車で売却する際に高く売れるという事です。
購入価格が200万円で、リセールバリューが50%の場合、3年後に売却する際の価格は100万円、車にかかる実費は100万円になります。
一方でリセールバリューが60%の場合、3年後の売却価格は120万円なので、車にかかる実費は80万円で済み、20万円は得することになります。
車の購入前にはリセールバリューがどの位なのか、あらかじめチェックしておくと良いですね。
では、なぜ軽自動車はリセールバリューが高いと言われているのでしょうか?
軽自動車のリセールバリューが高い理由
軽自動車は普通車に比べ、先述のリセールバリューが基本的に高いと言われています。
普通車は海外向けに輸出されるモデルが多いため、取引国の政治、経済情勢や為替の値動きなどで価格変動が起きやすいと言えるのです。
そのため、中古車として売却するタイミングによっては買取価格が下落するリスクをはらんでいます。
こういったリスクを考慮すると、リセールバリューはどうしても低くなってしまうでしょう。
反対に、軽自動車はほとんどのモデルが国内市場での取引が多く、中古車の買取価格の変動しにくいという特徴があります。
いつでも買取価格がほぼ変わらないので、価格が安定し買取しやすい上に需要も多いのでリセールバリューも高くなるというわけです。
軽自動車の中でもリセールバリューの高い種類ってあるの?
前章でも述べたように軽自動車はどの車種でも基本的にリセールバリューが高いのですが、特にハイトワゴンや軽バンタイプの軽自動車は需要が安定しています。
なぜならば普通車並みの人気があるため、中古車市場でも高額取引されることの多い車種です。
【リセールバリューの高い軽自動車の特徴】
- ターボ付きカスタム車(軽自動車では個性的なスポーツモデルやSUV車が好まれるため)
- マニュアル車(オートマよりもマニアチックなミッションのほうが人気が高い)
- 新車登録から3年以内(車検前)
新車購入時には装備などで費用がかかります。
ただ乗り換えを考えるなら、こういったタイプの車を購入すると趣味感覚で楽しめるのも魅力のひとつといえるでしょう。
また、軽トラックや軽バンなどは長く使用するケースが多いので、中古車市場でも供給が少ない傾向にあり、リセールバリューも高めとなっています。
それではここから、軽自動車で特にリセールバリューの高い車種をいくつか見てみましょう。
リセールバリューの高い軽自動車4選
自動車の中で安定した販売台数を築いている軽自動車。
その中でも特にリセールバリューの高い4車種を厳選し、おすすめのポイントとあわせてご紹介します。
【スズキ ジムニー】
- 新車価格 148~187万円
- 3年落ちリセールバリュー:約75~85%
- 5年落ちリセールバリュー:約79.0%
おすすめポイント① さまざまな環境に耐える走行性能
ジムニーに搭載されているラダーフレーム構造は本格4WDにふさわしく頑丈です。
エンジンをフロントタイヤ前端より後方に配置することによって、険しいでこぼこ道を含むさまざまな環境も超えていくために必要なアプローチアングルを確保できています。
2WDと4WDを切り替えることができるため、道路環境に応じたドライブを楽しめるのも魅力のひとつ。
3リンクリジッドアクスル式サスペンションを採用し、過酷な環境も走破できるようになっています。
おすすめポイント② 操作性を追求した室内空間
ジムニーの室内空間は水平基調でデザインされており、力強さを表現しています。
苛酷なオフロード環境でのドライブでも車両内で姿勢を保ちやすく設計されているのです。
インテリアのデザインは見た目だけではなく、視界を拡大するためにベルトラインに段差を設けるなど機能性が追及されている作りになっています。
おすすめポイント③ 本格4WDに搭載された先進の安全性能
ジムニーには本格4WDにふさわしい先進の安全性能が搭載されています。
基本的な安全装備に加えて予防安全性能や衝突安全性能が搭載されているので、乗る人は安心してドライブを楽しめるでしょう。
また、ジムニーのボディは軽量衝撃吸収ボディTECTが採用されています。
衝突時の衝撃を効率よく吸収し、分散するボディ構造です。万が一衝突した時や歩行者と接触した時に頭部や脚部へのダメージを最小限に抑えるために役立ってくれます。
【スズキ ハスラー】
- 新車価格 136~182万円
- 3年落ちリセールバリュー:約68.1%
- 5年落ちリセールバリュー:約57.0%
おすすめポイント① デザイン性の高い軽オフロード車
走行性能や積載量ではなくエクステリアやインテリアのカラーバリエーションが豊富なことで人気のスズキ系自動車がハスラーです。
都会にも海や山などのレジャーにも似合うデザインでドライブを彩ってくれます。
ボディカラーには6種類の2トーンカラーと5種類のモノトーンカラーを選べます。
リセールバリューの高いボディカラーは白か黒ですが、ハスラーの場合はカラフルなデザインが人気の理由でもありますから、珍しいボディカラーにも価値があり挑戦しやすいです。
おすすめポイント② 車中泊もできる室内空間&収納スペース
ハスラーは軽自動車にしては非常に広い室内空間と便利な収納スペースがあることが最大のポイント。
長い荷物やたくさんの荷物を軽々と積載できるのが人気の理由です。
リヤシートの背面やラゲッジフロアの素材は汚れや水分を取り除きやすいものになっています。
キャンプやサーフィン、スノーボードなど思いっきり遊んだあとに荷物を載せて汚れてしまっても後のお手入れが簡単です。
おすすめポイント③ 安心できる安全装備
スズキセーフティサポートが標準装備されているため安全運転をサポートしてもらえます。
車間距離を保ちながら加速したり減速したり自動的に制御してくれる「アダプティブクルーズコントロール」が搭載されている軽自動車です。
【ホンダ N-BOX】
- 新車価格 142~202万円
- 3年落ちリセールバリュー:約70.7%
- 5年落ちリセールバリュー:約51.3%
おすすめポイント① 上質なエクステリアデザイン
シンプルかつ強い印象を与えるデザインのN-BOX。
軽自動車という枠にとらわれることなくドライバーの感性と響きあうデザインになっています。
凛としたエクステリアデザインですが、丸目のLEDヘッドライトを採用することによって愛嬌も感じられることが特徴です。
カラーバリエーションも豊富で、自分好みにこだわりのあるスタイルのN-BOXを購入できます。
おすすめポイント② 人を中心に設計された室内空間
軽自動車最大級の広さを追求しているN-BOXの室内空間は人を中心に設計されています。
ただ広いだけではなく、広さを生かしてあらゆる生活スタイルに対応できるのです。
前席にはフロントベンチシートを採用し、後席にはチップUP&ダイブダウン機構付スライドリアシートを採用しているため、ドライブスタイルに合わせてシートアレンジを楽しめます。
大柄な大人が4人乗っても足を組んでゆったりとくつろげる空間がN-BOXの魅力。
頭上にも十分なスペースがあるので車内で子供が着替えることも、背の高い荷物を載せることもラクラクです。
おすすめポイント③ ホンダの先進的な安全装備を全グレード標準装備
「ホンダセンシング」を全グレードに標準装備している軽自動車がN-BOXです。
予防安全性能にはミリ波レーダー×単眼カメラの高い検知機能で運転をサポートするシステムが含まれています。
横断中の自転車や夜間の歩行者も検知して衝突回避を支援してくれます。
ホンダNシリーズの軽自動車は予防安全性能評価において最高ランクを獲得しているので、安全技術を重視される方にもおすすめです。
【スズキ エブリイワゴン】
- 新車価格 150~187万円
- 3年落ちリセールバリュー:約64.2%
- 5年落ちリセールバリュー:約54.7%
おすすめポイント① 軽キャブワゴンでNo,1の荷室空間
エブリイワゴンは前席、後席、荷室すべてにゆとりがある広い室内空間が特徴です。
軽キャブワゴンでは№1の荷室サイズを誇ります。
大人が4人のってもゆったりとした空間でくつろげるので、軽自動車ではありますがドライブを快適に楽しめます。
リヤシートは左右独立スライド機構がついているので足元のゆとりスペースをさらに増やせる点が特徴です。
リクライニング機構と組み合わせて使えば、長距離ドライブも快適に過ごせます。
おすすめポイント② 多彩なシートアレンジで自分らしいドライブ
カーゴスペースには趣味の道具をたくさん積むスペースとしても活用できますが、シートアレンジすることで長尺な荷物を余裕で乗せられます。
フラットシートにアレンジすれば車中泊も快適。キャンプやレジャーシーンなど自分の趣味や用途に合わせてシートアレンジを使いこなすほど楽しめるでしょう。
さらにオプションでベッドクッションを装備すれば、車中泊がより快適になります。
最近では、自然災害が起きた時など緊急時でも役立つ軽自動車として注目されていることも特徴です。
おすすめポイント③ 車の楽しさを支える安全技術
ドライブ中に危険が迫ってもできるだけ回避をサポートするためのスズキセーフティサポートが装備されています。
夜間の歩行者を自動的に検知し必要とあらばブレーキをかける衝突被害軽減ブレーキ。バック時にも作動する自動ブレーキサポートシステムです。
さて、ここまでは軽自動車が高く売れる理由や、リセールバリューの高い車種を解説してきました。
お得に車を乗り換えるためにはリセールバリューに注目することも必要ですが、それよりも大切なのは、まず「今乗っている車をできるだけ高く売る」ということです。
それでは最後に、今乗っている車を高く売るためのコツを少しだけお伝えしておきますね。
今乗っている車を高く売るためのコツとは?
車の相場価格をあらかじめ調べておく
車を売却する前には、その車の相場価格をきちんと調べておくことをおすすめします。
現在使用している車の価値を知らなければ、相場よりも高いか低いかが判断できないからです。
また、相場を知っていれば中古車買取店と価格交渉できるようになります。
今の車をできるだけ高く買い取ってもらうためにも、おおまかな相場価格は把握しておいたほうがよいでしょう。
下取りではなく買取を利用する
中古車を売却する方法として、ディーラーの下取りを利用する方法と中古車買取店へ売却する方法の2種類があります。
ディーラーの下取りを利用すると買取金額をそのまま新車の購入に充当できるため、それほど手間がかかりません。
また新車の価格と買取金額の差が実際の支払額となるため、新車をお得に購入できると感じる方も多いかもしれません。
ただし、基本的には売却ルートの多い買取の方が高値がつきやすくなっているため、車の買い替え時には買取を利用するのがおすすめです。
おわりに
今回は、軽自動車は高く売れるのか?またその理由について解説してきました。
軽自動車への買い替えや新車購入を検討中の方は、後半でご紹介した4車種も参考に、リセールバリューの高い車種を選んでみてくださいね。
また今乗っている愛車は買取査定に出して、高額買取してもらうよう交渉してみることをおすすめします。
そんな中、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstではお客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
そのため車を査定に出してみようかな?
そう思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!