はじめに

皆さま、こんにちは！

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

そろそろ新しい車に買い替えたいと思ったとき、「次はどんな車にしようかな？」

このように色々な車の情報を調べたり、比較してみたりしますよね。

ところが、多くの人が”次に乗る車”については熱心に調べるのに対し、”今乗っている車をどうするか”ということについてはあまり深く考えられていません。

「手続きが面倒だし、新しく買う車のディーラーでそのまま下取りに出せばいいかな・・・」

こんな感じでなんとなく考えている人が多いようです。

実際、「下取り」と「買取」は愛車を売るという意味では同じこと。

表面的な違いとしては、「下取り」は車の購入とセットになっているのに対して、「買取」は売却のみであることでしょう。

そして実は違いはそれだけではないことをご存知でしょうか？

今回は、車を査定に出す前に知っておきたい「下取り」と「買取」の違いやどちらがよりお得なのかということについて、くわしく解説していきます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

それでは初めに、下取りと買取の違いからくわしく見てみましょう。

車の「下取り」と「買取」、何が違うの？

車を買い取るお店には、それぞれに特徴があります。

特にディーラーと買取専門店では、買い取りたいと思っている車種や査定基準に違いがあり、それが査定額に大きく影響します。

「下取り」と「買取り」それぞれのメリットとデメリットを理解して、上手に愛車を乗り替えましょう。

手間がかからず楽なのが「下取り」

「下取り」のメリットは、ずばり手間がかからないことです。

「1日でも車がなくなると困る」という人は多いと思いますが、下取りでは、売却する愛車と新しい愛車を引き替えできるのが通常の流れになります。

そのため売却と購入のタイミングに気を遣う必要がありません。

また、車の売買は書類を揃えたり手続きが煩雑だったりと面倒なことが多いものですが、下取りならその面倒を最低限にすることができます。

反対に「下取り」のデメリットは、「買取り」より査定額が低くなりやすいこと。

購入とセットなので査定額は上がるはず、と考えるのは実は間違いです。

下取りをするお店は「他店に取られないよう、高額査定をしなければ」というプレッシャーがないため、高額査定になりにくいことは覚えておいて下さい。

複数社の比較もできて、高価格を引き出せるのが「買取」

一方で「買取」のメリットは、なんといっても高額査定を引き出せることです。

車買取店はメーカーや年式、走行距離に関係なく、最大限の査定をするのが本分です。

そもそも、街にたくさんある中古車販売店では、お客さんから「こんな中古車が欲しい」と相談を受け、その要望にマッチする車両を買い取る（仕入れる）ことが多々あります。

売れる中古車をどれだけ揃えられるかが、勝負なのです。

だからこそ、「下取り」という待ちの姿勢よりも積極的に中古車を集めるための車買取専門店が生まれました。

車買取専門店は「買い取れないくらいなら利益を抑えて高額査定したい」と考えます。

そのため、複数の車買取専門店で査定してもらい、査定額を比較してみると下取りに比べて数万～十数万円もの高額査定が可能となるケースもあるのです。

そんな「買取」のデメリットは、やはり手間がかかること。

複数の車買取業者に査定してもらい、交渉して高額査定を引き出すには、それなりの手間がかかります。

また、次の車に乗り替える場合は、今乗っている車を売却するタイミングをよく考えないと、車に乗れない空白期間ができてしまうのです。

それを防ぐために新しい車の納車寸前に買取りに出すと、査定額が確定する前に新しい愛車を購入することになるため、資金計画を立てにくくなります。

買い替えのタイミングをあらかじめきちんと計画しておく必要があるので、人によっては面倒だと感じることもあるかもしれませんね。

手続きのラクさと査定額、どちらを優先したいかで決めるのがおすすめ

新車を購入する際に手続きを楽にしたいなら下取りを選ぶと良いでしょう。

一方で、車の売値は下取りよりも買取の方が高い傾向にあります。

とくに査定額は買取と下取りだと数万円単位で変わることもあるので、車を高く売りたい人は買取を選択するのがベストです。

いずれにしても、下取りと買取どちらを選択する場合も、現在の愛車の相場価格が分かっていないと、安い値段で売ってしまい損をしてしまう可能性もあり得ます。

そのため、車を売ると決めたときは、愛車の相場価格を確認しておくと良いでしょう。

次のところで下取りと買取、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみましたので、ぜひ比較する際の参考にしてみてくださいね。

【「下取り」と「買取」のメリット・デメリット】

	メリット◎	デメリット△
下取り	値引きできない分を下取り額で多少なりとも補填してくれることがあります。   車の売買を1店舗で済ませられるので、手続きが楽な傾向にあります。	他の買取店で高い査定額がついたとしても、下取り額をそれに合わせてくれることはほとんどありません。 人気車種や装備も買い取りに比べるとプラスになりにくいことがあります。   下取り代金は自動的に次に購入する車の支払いに充てられます。
買取	人気装備などが買取価格にダイレクトに反映され、高値がつくこともよくあります。 数店舗回れば買取価格を比較でき、一番高い値段をつけてくれたところへ売却することができます。 お店が得意とするブランド（輸入車など）の場合、通常よりも高めの値段をつけてもらえることがあります。 買取店で得たお金の使い道は自由です。	相場変動に敏感なため、いつ売却するのかが明確でないと低めの査定になるケースがあります。   新車購入の際には、買取店とディーラーの2店舗とやり取りしなくてはならないため、手続きが増えます。

査定額にこだわるのであれば、両方の査定を受けてみるという手もあります。

ディーラーに行くと「そのまま下取りに」という流れになりやすいため、ディーラー訪問前に買取店の査定を受けておくと良いでしょう。

ディーラーの見積もりは「値引き額」と「下取り額」が曖昧になっていることが多いので、「値引きと下取りを分けて見積もりを出して」と伝えるのも重要です。

さて、ここまでは下取りと買取の違いについて、それぞれのメリットやデメリットもふまえて見てきました。

前の章でもお伝えしたように、車買取店を利用する大きな利点として高額査定が得やすいという点があります。

しかし、インターネット上の口コミなどでは、「ディーラー下取りでも案外査定額が高かったから、そっちで決めてしまった」と書かれているものもあります。

一体、どういうことなのでしょうか？

「下取り」の査定額が高く感じられるのはどうして？

実は、『買取り』に出すつもりだったけど、予想外に『下取り』の査定額がよかったので、考え直すことにした」という人は意外と多いのです。

ただ、この点については少し注意が必要かもしれません。

というのも、「下取り」では、購入と一体化した契約になっているため、本当の下取り査定額がわかりにくい。

例えば新車の購入を迷っているお客さんに対して、高額な下取り査定を出して気をよくさせ、購買意欲を高めさせるという作戦はよくあります。

そんな中、新車の値引き交渉まで話が進んだとき、「高額査定したので値引きで無理はできない」というケースもあるため注意が必要です。

もうひとつ落とし穴となるのは、愛車の査定を最初にしてもらうのがディーラーでの「下取り」だった、というケースが非常に多いこと。

思っていたよりも高額の査定額が出てしまうと、「買取」の査定を依頼することなくそのまま契約してしまうパターンがよくあります。

しかしながら、「買取」ならさらに高額査定となる可能性は十分にあるのです。

少しくらい面倒でも愛車の購入予算を節約したい、よりお得に車を買い替えたいというのであれば、買取の方が高額査定を期待できるため査定に出してみて下さい。

最後に、下取りと買取、どちらを選ぶ場合でも査定額に大きく影響してくるポイントについて解説します。

どのような点に気をつけておけばよいのでしょうか？

下取りと買取、どちらに出すにも車の状態が重要！査定前に気を付けるポイントとは

この章では、中古車の下取りや買取価格に影響する車の状態を解説していきます。

ボディのへこみや傷といった外観だけでなく、内装、書類、オプションなども価格変動に影響を及ぼすことを覚えておきましょう。

日頃のメンテナンスはもちろんですが、査定に出す前に少しでもキレイな状態にしておくことも大切です。

車体の傷やへこみなどのボディの状態

外観のキレイさは、次のユーザーが購入を決める大きな基準にもなります。

中古車とはいえ傷だらけでは購買意欲も下がってしまうため、傷やへこみが目立つと下取り・買取価格も下がって来るから注意が必要です。

使用頻度や経過年数にもよるため、無傷の状態で売却するのは難しいかもしれませんが、なるべく傷を増やさないよう周辺の環境に気を配っておきましょう。

傷が多い場合でも、人気車種や珍しい車種であれば影響が少なくなる場合もあるためそのまま査定に出してみて下さい。

エンジン回りなどの状態

車を安全に動かすために重要なのは、タイヤ、ホイール、エンジンといったパーツです。

これらの状態がよければプラス査定にもつながりやすくなります。

大きな傷や不具合がある場合は事前に対処しておくといいでしょう。

査定前に洗車して、タイヤやホイール回りをキレイにしておくこともおすすめです。

プラス査定に直結するわけではないですが、査定士が車の状態をチェックしやすくすることで査定額を下げられるトラブルを防ぐことができます。

内装の傷み具合

タバコの煙による劣化やシートの傷などは査定額を下げる要因になります。

一緒に乗る人が多ければ多いほど、乗車する回数が多ければ多いほど劣化は進んでいくでしょう。

いつまでもキレイに保つことはなかなか難しいですが、少しでも査定額を上げるために掃除を行うことは有効です。

メンテナンスを兼ねた定期的な掃除に加え、査定の直前にはできるだけ細部まで目を配るよう意識しましょう。

悪い印象を与えてマイナス査定になるリスクを大幅に減らせます。

車の経歴が分かる書類

車本体のほかに査定基準になるポイントとして、車の経歴が分かるような書類を用意しておくことが挙げられます。

なかでも、車検や定期点検のたびに追記されていく「定期点検整備記録簿（整備手帳）」は提出しておくのがおすすめです。

目視で確認する傷やへこみ以外にも、これまで行ってきた修理の内容、乗車期間などを明確にすることで車の価値を適切に伝えられます。

業者が次の購入者に提示する情報にもなるため、プラス査定につながりやすいということです。

メーカーオプションやディーラーオプションの有無

中古車の査定時には、「純正」というのが大きな付加価値になることを覚えておきましょう。

純正オプションは、車の組み立て時に取り付けるため購入後に追加できない部品も多数あります。

こういったパーツがキレイに保たれていれば、査定額を上げることが可能です。

とくに、カメラやレーダーといった安全装置は需要が高まっています。十分に機能する状態であればプラス査定につなげることができるでしょう。

おわりに

車を乗り換えるときには下取り・買取いずれかの方法を選べますが、どちらにもメリットとデメリットがあります。

しかし、「なるべく高く売りたい」と考える方にとってはやはり買取のほうがおすすめです。

車のメンテナンスを日頃から心掛けながら、少しでもプラス査定につながるよう備えておきましょう。

車の買取を検討されている方はぜひ一度、神奈川県横浜市にある買取専門店Firstまでお気軽にお問い合わせください。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、お客様のご希望に合わせた査定方法をご提案させていただきます。

簡単査定やより詳細な査定、さらにLINE査定なども行っておりますので、査定でお悩みの方はぜひFirstまでお気軽にお問合せください。

皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。