車の査定は無料で出来る!有料査定を受けるべきケースや無料査定で高価買取を目指すコツもご紹介いたします!
2022 / 10 / 9 (Sun)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
現在乗っている車を売る際には、まずは査定を受ける必要があります。
中古車は同じ車種やグレードであってもそれぞれ状態が異なり、全く同じ車はないからです。
査定はプロの査定士が時間をかけて車の価値を正確に算出するため、当然人件費などのコストが発生しています。
そのため、査定費用がいくらかかるのか心配な方もいらっしゃるでしょう。
車の査定は基本的に無料で受けることができるのですが、例外的に有料で査定を行うケースもあります。
そこで気になってくるのが、無料でもできるのにわざわざ有料の査定を受ける意味とは?というところですよね。
そこで今回の記事では、車の無料査定・有料査定の違いやどちらを利用すべきかについて詳しく解説していきます。
そして、無料査定で高値をつけてもらうためのポイントについてもご紹介していきます。
これから車の査定を受ける予定の方はぜひ参考にしてくださいね!
それでは車の無料査定と有料査定はどのように違うのかについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
車の査定は無料でできる!有料査定との違いとは?
先ほども述べたように、一般的に車の査定は無料で受けることができます。
有料の査定もあるのですが、無料のものと査定項目が変わるわけではありません。
「車を売る」という目的であれば、通常買取店などで行われている査定で車の価値は十分に知ることができます。
そこでまずは車の無料査定から詳しく解説していきます。
精度の高い査定を車買取店が無料で行っているのはなぜなのか、その理由は以下の通りです。
車買取業者が無料査定を行う理由
在庫確保のため
車買取業者は、中古車を買い取って販売したりオークションに出品して転売することで利益を上げています。
そのため、常に多くの中古車を売買しなければならないので在庫を確保する必要があるのです。
顧客獲得のため
中古車の在庫確保のためにはとにかく集客が大切ですが、車査定を有料にすると気軽に査定依頼する人が減ってしまいます。
そのデメリットを解消するため、査定にかかるコストが赤字になっても無料査定を行う買取業者が多い傾向にあります。
ディーラーが無料査定を行う理由
車買取業者だけでなくディーラーも無料査定を行っています。
ディーラーは新車販売で主な利益を上げているため、新車が売れなければ仕方がありませんよね。
そこで、新車への買い替え促進として、今まで乗っていた車の処分を代行するという意味で下取りを行っています。
下取り査定が有料よりは無料の方がお客を集めやすくなるので、査定そのものを無料としているのです。
また、無料で受けられる査定には次のようなものも含まれます。
出張査定
出張査定とは、ユーザーが指定する場所に車買取業者が出向いて査定を行うサービスです。
出張査定も基本的に無料で行われることが多く、出張費用を請求されることもほとんどありません。
ネット簡易査定
最近はネット上で簡易的に買取相場を知ることができたり、LINEなどで簡易無料査定を行う車買取業者も増えています。
手間がかからず気軽に車の価値を調べられる便利なサービスですが、実際に車を見ていないので正確な査定額とまではいえません。
あくまでも愛車の中古車相場の目安を知る時に有効な方法です。
このように買取でも下取りでも基本的に無料で査定を受けることができますが、場合によっては査定後に費用が発生する可能性も0ではありません。
事前に見積書などで確認しておくことが大切です。
無料査定でも後から費用がかかるケースもある
名義変更での印紙代や手数料
車の売却査定に付随して必要になる経費に、名義変更のための印紙代や手数料があります。
車を売却する場合、車検証の所有者の名義を変更しなければなりません。
名義変更自体は個人で行うことが可能ですが、車買取業者及びディーラーが代行するケースも多々あります。
代行してもらう際に発生するのが名義変更手数料で、店舗によって値段は変わってくる。
個人で行う場合は管轄の運輸支局や自動車検査登録事務所で手続きができ、費用は高くても6千円程度となります。
下取り諸費用・査定料
ディーラーで下取りを依頼した場合、「査定料」や「下取り諸費用」などが発生することがあります。
査定見積もり自体は無料でも、実際に車を下取りに出すと査定料で5千円~1万円程度、名義変更や廃車手続き等で5千円~1万5千円程度請求されることが多いようです。
買取と違い、下取りでは新車見積もりの中に下取りに関する項目も含まれるので、注意深く見ないと気づかないかもしれません。
交渉次第では値引きサービスしてもらえる可能性もあるので、必ず確認するようにしましょう。
車の輸送費
査定が済んで売却が決まっても、車の輸送が必要になるケースがあります。
車検が切れている、もしくはエンジンなどの故障による不動車が当てはまるでしょう。
車を輸送するためにレッカー車を用意してもらうことになりますが、ここで費用が発生する可能性があります。
レッカー代は高額になることが多いので、遠方の業者に依頼する場合は特に注意が必要です。
厳密には査定に含まれる金額ではないのですが、気を付けておくべきポイントです。
ここまで解説したように、後から費用が発生するケースはあるものの車売却のための査定は無料で受けられるため、少しでも出費を抑えたい方にとってはありがたいですよね。
無料査定が受けられるならば、あえて査定項目の変わらない有料査定を受けるメリットが無いように思えますが、実はそうとも限りません。
目的によっては、有料査定が向いているケースもあります。
そこで次に、有料査定の申し込み先と受けるべきケースを解説していきます。
有料査定はこんな時に使おう
有料査定の申し込み先は「JAAI」
車の有料査定は「一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)」が行っています。
JAAIは公正中立な立場で車の価値を査定するために、国土交通省と経済産業省が許可を出して設立した第三者機関です。
JAAIの車査定を受ける際は、乗用車に関しては以下の料金がかかります。
※出張料は地域により異なる
車の種類 | 査定料 | 出張料(東京の場合) |
軽自動車(660cc) | 5,500円 | 4,400円 |
普通自動車(3,000cc以下) | 7,150円 | 4,400円 |
3,001cc以上 | 9,900円 | 4,400円 |
JAAIは全国に支部があるので、近くの支部に車を持ち込むか出張査定を依頼する形となります。
査定時間は30分程度で、査定後は「査定証」と「証明書」が発行されます。
JAAIを利用して有料査定を受けた方がいいケースは、以下の3つが考えられます。
有料査定が必要なケース
ケース①個人売買などで車の適正価格を証明したい時
車買取業者を通さずに個人間で車を売買する場合、販売価格が適正かどうかは判断しづらいものです。
個人売買では金銭トラブルも多く発生しているため、販売価格についての明確な基準があると安心です。
そこで、適正価格を証明できる書類を発行してくれるJAAIの査定を受けると、売り手も買い手も車の価値をお互いに正しく知ることができます。
価格の目安を示してくれるので、その金額をベースにすれば金銭トラブルが起こりにくくなるでしょう。
また、有料査定を受けることでローンが残っている場合に安く買い叩かれないための予防にもなります。
中古車であることを理由に、車の価値自体を下げられてしまう不安を解消することが出来るのです。
ケース②修復歴・事故歴がある車を売却したい時
修復歴や事故歴がある車は、売却前にどのくらい価値が下落しているのかを調べた方がよいでしょう。
JAAIでは事故車査定を受け付けており、事故によってどれだけ価格が落ちたかを「事故減価額証明書」によって証明することができます。
修復歴がある場合は「修復歴有」及び内容が記載される規定となっている。
また、修復歴にあたらない、軽微な事故車の場合は「修復歴無」と記載されます。
これにより車の正しい状態と価値を知ることができるため、修復歴を持つゆえに不当に安く買い叩かれる事態を回避することができるでしょう。
ケース③財産分与での価値を証明したい時
車そのものの価値を正確に計りたい時にも有料査定は有効です。
考えられるケースとして、財産分与が挙げられます。
特に相続の場合、複数の車を所有していることは多くないため、分配についてもめることが多々あります。
車の価値を公正なものとして判断する有料査定は、車を相続する上での資産としての価値を表せるため、受けた方がよいでしょう。
この査定額を目安とすることで、相続の分配や相続放棄などを正確に行うことが可能になります。
その他にも、債務の代物返済、社用車を社員に払い下げる時などに有料査定は効力を発揮します。
車の現在の正確な価値を証明する必要がある時に共通して求められる情報ですので、必ずしも無料査定がよいとは限らないということを覚えておきましょう。
車の査定を受けるなら、有料でも無料でも査定額はできるだけ高い方がよいですよね。
ここからは査定額をアップさせるために意識すべきポイントをいくつかご紹介いたします。
車の無料査定で高額査定を目指すためのポイント
事前に車買取相場を把握する
車の無料査定を受ける前に、できる範囲で愛車の車買取相場を調べておきましょう。
相場を把握しておくことで、提示された査定額が適正かどうか見極めることができます。
同時に、プラス査定になる点も知ることができるので、アピールポイントを的確に指摘して上手く交渉を進めることが可能になります。
高く売れやすいタイミングで売る
中古車には高く売れやすいタイミングがあります。
例えば、新生活に向けて車の需要が高くなる1~3月や多くの車買取業者の決算期にあたる9月は、買取強化のため通常よりも高額査定が付きやすいとされています。
売る時期を調整できるのであれば、このタイミングを狙って無料査定を依頼してみましょう。
また、車のフルモデルチェンジ前や走行距離が大台に乗る前のタイミングも、高額査定が期待できます。
「古い中古車」というイメージが付く前に売却を検討するのがおすすめです。
車は綺麗な状態にしておく
正確に査定をしてもらうために、車は綺麗な状態にしておきましょう。
汚れで見えなかった傷によって、後から査定額が減額になることもあります。
また、綺麗な車はこれまで丁寧に扱われてきた車として査定士からの印象もよくなります。
特にシートやマット、天井のシミや汚れは査定額に影響を及ぼしやすいので、できる限り落としておきましょう。
また、車内のにおいも査定額の減額対象となることは注意が必要です。
タバコやペットなどの染みついたにおいは取り除くのが難しいので、日頃から手入れをしておくとよいでしょう。
高価買取ができる車買取業者を利用する
車の査定額は一社だけでなく複数社で比較して、最高価格を提示してくれるところに売却しましょう。
複数社に依頼するには車一括査定が便利ですが、それ以外にも高価買取が可能な車買取業者に無料査定を依頼するのもおすすめです。
車買取業者によって得意分野は異なります。
公式HPなどで公開されている買取実績を参考に、愛車をより高く評価してくれる業者を見極めましょう。
おわりに
今回の記事では、車の無料査定・有料査定の違いやどちらを利用すべきかについての解説と、査定額アップを目指すポイントについてご紹介してきました。
車を売るという目的であれば無料査定で十分と言えます。
車買取業者は無料査定を行っていますが、ディーラー下取りでは査定後に下取り契約をすると査定料がかかることもあります。
それも含めて、買取か下取りどちらを利用するのか検討してみてください。
また、有料査定は第三者機関であるJAAIが行っています。
個人売買や車の相続などの特殊なケースで車の正確な価値の証明が必要な場合には、有料査定も選択肢に入れるとよいでしょう。
無料査定でより精度の高い査定額を知りたい場合は、複数業者に査定を依頼し見積もりを比較することをおすすめします。
一括査定などの便利なサービスも活用しつつ、信頼できる車買取業者を見つけ、愛車の価値を正しく評価してもらいましょう。
そんな中、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、お客様によろこんでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
そのため、査定を受けてみようかな?と思われた方は、ぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。
できるところも
皆さまにとって最高の出会いとなるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。