査定前に洗車は必要?高額査定に有利な車の清掃ポイントをまとめてみました!
2022 / 1 / 21 (Fri)
売却について
はじめに
皆様、こんにちは!
いつもFirstのブログをご覧くださりありがとうごさいます^^
車の買い替えにあたってとても重要なのが、今の車の査定額ですよね。
少しでも高く査定をしてもらうために、車をできるだけ綺麗な状態にしておきたいものです。
そんな中、インターネットを調べてみると色々な意見があります。
「査定前に洗車すると〇万円アップ!」
「査定前の洗車は意味がない!?」
こういったものを見るといったいどちらが正しいの?とわからなくなってしまいますよね。
結論から言うと、車の洗車は査定額に直接影響はありませんが、査定士への印象が変わるため間接的に査定額アップにつながります。
ただし、清掃の仕方を間違えてしまうと査定時にマイナスになってしまう可能性もあるため、査定時のポイントを把握することが大切です。
そして今回の記事では車の洗車が査定に与える影響や査定額を上げるための清掃ポイントについてお伝えします。
車の洗車で査定士により良い印象を与えられるよう、査定額アップにつながるコツをマスターしましょう!
車の査定前に洗車すると査定額はアップするの?
実際のところ、洗車をしたかどうかは査定時のチェックポイントにはなっていないため、直接査定額に影響することはありません。
その理由は、ずばり査定基準です。
実は、車の査定基準は買取店ごとに違うわけではありません。
主な買取店はJAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)が出している統一された基準をもとに査定を行っています。
その上で、最終的にそれぞれの買取店の需要などに応じていくらかの金額を加味するため、同じ基準でも買取店ごとに査定価格が異なるという仕組みなのです。
そして車の査定基準は、主に以下のような内容となります。
- 年式
- 走行距離
- 外装の傷や凹み等
- エンジンなどの機能面
- 内装の汚れ
- 事故歴、修復歴
これらの査定基準の中に、洗車してあるかどうかのチェック項目はありません。
そのため、洗車が直接査定には影響しないと言えるのです。
とはいえ、車査定において洗車をすることは間接的に有効なんです!
洗車が直接査定に影響することはありませんが、洗車をしておくことで査定員に安心感を与え、無用なマイナス査定を避けることが期待できます。
査定員も人間です。
査定基準にないとはいえ、単純に車が綺麗かつ清潔である方が査定員も気持ちよく査定できるでしょう。
そのためわずかな可能性も逃したくないのであれば洗車をして間接的に査定額を上げておくことも一つの方法です。
また車が汚いことで不具合を疑われる可能性もあります。
例えば、雨や泥はねなどで触るのもためらわれるほどに激しく汚れた車と、汚れの見えない艶々とした車では、後者の持ち主が車を丁寧に扱っていると想像しやすいでしょう。
また、車の見た目が悪いと、外装だけでなく内装やエンジンなど様々なところに不具合があるのではないかと疑ってしまうことにもなりかねません。
さらに、車を汚いままにしておくことで、持ち主もいい加減な人なのではないか、何かトラブルにならないだろうかと不安に思われてしまう可能性もあります。
そのためある程度は車を洗車しておくことをお勧めします。
それでは洗車をするにあたりどの程度綺麗にすれば良いのでしょうか?
車査定前に洗車する場合は、水洗い程度で大丈夫
泥だらけのボディよりも、艶やかに輝いているボディの方が、車はより良く見えます。
しかし、査定前だからと念入りなワックスがけや高価なボディコーティングをする必要はありません。
普段まったくワックスがけを行ってこなかったような場合、査定前にワックスを掛けたとしても、好印象につながるような輝きが戻ることはありません。
また、中途半端なワックスやコーティングは、細かな傷を目立たせてしまうため、かえって逆効果になる恐れも。
一方で、薄い傷程度であれば綺麗に消すことができる高額なコーティングも存在します。
ただ、高額なコーティングを行っても、その金額を回収できるほどのプラス査定を貰うことは期待できません。
つまり車の外装についてはそれほど力を入れる必要はないのです。
買取してもらった後に買取店側でも洗車機を使った洗車をしてワックスがけ程度は行うのが一般的なので、それで落ちる程度の汚れが残っていても査定にはあまり響かないのです。
それよりも注意をしなくてはならないことが一つあります。
大がかりな修理はしないようにしましょう
査定を前にして洗車など綺麗にしておきたいという人が、洗車と並んで注意するべき点として修理があります。
うっかりぶつけてしまったり、事故で大きく破損してしまったりした車など、少しでも見た目を綺麗にした方が査定高になるのではと考える人もいることでしょう。
しかしながら、車の修理は場所によって非常に高額になります。
査定で引かれる金額よりも、修理代金の方が高くつくこともよくあるため、修理は通常はしない方がかえってお得かもしれません。
また査定は点数式になっていて、査定項目ごとに減額の限界があります。
そのため、修理をすると10万円かかるような部位でも、査定では4万円の減額で済むということもあるのです。
そういったこともあるため修理は慎重に検討してからにしましょう!
それでは次のところで洗車や修理の話ではなく清掃の話をしていきます。
車を売る前の清掃ポイント
過度に力を入れる必要のない外装に対して、内装は査定に響きやすいので注意が必要です。
内装はその人の使い方によって汚れ具合が違ってくるものです。
そのため車内のゴミや汚れが少なければ少ないほど、より丁寧に使用されていたという印象を与えることができます。
またどのように車を使用してきたかによって大きく汚れ方が異なるため、買取店側としても理由を付けて買取金額を下げやすいという面もある。
そういったことを考慮すると、内装がやや汚いような印象があるときには徹底して清掃をしておくのことが賢明です。
ただし、業者にお願いするような高価な車内清掃や、車内クリーニングは必要ありません。
ここからは、査定額アップにつながる車の清掃ポイントをみていきましょう。
① 車内のニオイは査定対象!しっかりと消臭ケアを
洗車の有無については査定項目にありませんが、車内のニオイに関してはしっかり査定対象となっています。
特に、ずっと自分が乗っていた車となるとニオイはなかなか気が付きにくい部分です。
そのためチェックすべき部分を把握して、あらかじめ綺麗にしておきましょう。
【タバコのニオイがしないか】
喫煙車と禁煙車では、査定価格が万単位で異なってきます。
喫煙者は禁煙車でも気にしませんが、タバコを吸わない人は喫煙車を避けるのが普通です。
そのためできるだけタバコのニオイがしない車内を目指しましょう。
車内でタバコを吸っていると、シートなどにニオイが染みつき、天井もヤニ汚れが見えるため査定員には確実にわかってしまうでしょう。
そうとしても隠しきれないため、喫煙車の場合は禁煙車と見せかけるのではなくあくまで喫煙車の中でもニオイが少ない部類と判断してもらうことが重要です。
またニオイがする、しないだけでなく、ニオイの程度でも差し引かれる金額は変わってくるため、無香料の消臭剤などを駆使しましょう。
【ペットのニオイがしないか】
ペットのニオイも査定を下げる一因となっています。
犬などを日常的に乗せている場合は、知らない間に獣くさくなっている可能性もあるため注意しましょう。
また、ペットのニオイだけでなく毛などが落ちていないか、排泄物などで汚れていないかもしっかりとチェックされます。
芳香剤をつかう人もいますが、芳香剤のニオイも人によって好き嫌いがあり、あまりきつい香りだとタバコやペットのニオイと同じように減額対象になるため注意が必要です。
② 車内やダッシュボードにゴミを残さない
車内やダッシュボードにゴミを残さないようにしましょう。
ゴミを残さないことは最低限のマナーとして見なされるため、査定額に直接影響しないものの査定士の印象が悪くなる可能性があります。
最低限のメンテナンスもしていないと思われてしまうかもしれません。
車内やダッシュボードにゴミを残さないことは簡単に実践できるマナーでもあるため、ゴミは定期的に処分して日ごろから車内を清潔にしておく心がけが大切です。
③ シートのシミやベタつきをとる
シートがベタベタしている場合は、しっかりと拭き取りましょう。
シートのベタつきは車内での飲食が原因のことが多く、臭いの原因になることもあります。
そのためしっかりと水拭きをして、手で触って確認をしておきましょう。
また飲みものなどをこぼしている場合、足元のマットの裏側まで入り込んでいる可能性もあります。
目に見える部分だけではなく足元のマットを外してみて、ベタつきがないかきちんと確認することが重要です。
しつこい汚れの場合は、キッチン用の中性洗剤を薄めて清掃すると汚れが取れるでしょう。
こういった感じでしっかり清掃すると査定額アップにつながります。
また、シートにシミがある場合は極力取り除いておくことも大事なポイントです。
新しいシミはウェットタオルなどできれいに落ちることが多いですが、古いシミは専用の除去剤を使って落とすのが良い方法です。
漂白剤を使う方法もありますが、塩素系の漂白剤だと色落ちしてしまう原因になるので注意しましょう。
④ 足元のマットに掃除機をかける
足元のマットには砂利やホコリが付着していることが多く、見た目の印象がよくない部分といえます。
その対策として、掃除機をかけておき砂利やホコリを取り除くだけでも見た目の清潔感が変わるでしょう。
掃除機をかける場合は、シートの表側だけではなく裏側にもかけておくことをおすすめします。
背もたれの隙間などの部分もゴミが溜まりやすいため、きちんと掃除機でかけておくと見た目の印象が大きく変わる部分です。
それでは次のところでお勧めの清掃アイテムをご紹介します。
査定時の印象アップに!おすすめ清掃アイテム
① 重曹を使った消臭方法
人体に害もなく安全で効果的な方法が、重曹を使った方法となります。
最近は100均でも購入できますし、気軽で効力の高いアイテムです。
重曹をそのままシートやフロアに撒き、一晩放置してから掃除機で吸い取るだけでも高い消臭効果が期待できます。
しかしながら、この方法の難点は、撒いた重曹の回収に手間がかかるということです。
そこで、おすすめなのが重曹水を使った方法があります!
車の清掃に限らず、あらゆる用途に使えるため、ライフハック系のサイトでも数多く紹介されていますね。
重曹水の作り方は、水100mlに対し、小さじ1杯の重曹を溶かし、100円ショップなどで売っているスプレーボトルに入れるだけといたって簡単。
使い方は、シートやフロアマットにスプレーし、固く絞った雑巾で水拭きをするだけです。
ただし、重曹水は弱アルカリ性で、革製品を痛めてしまうため、革製のシートや内装には使用できないことは注意が必要です。
② 中性洗剤を使った拭き掃除も効果あり
重曹が家に無い、買いに行くのも面倒くさいという方は、台所にある食器用の中性洗剤でもある程度代用することが可能です。
使い方はこちらも簡単で、中性洗剤をバケツの水に入れ、その水を含ませた雑巾で拭き掃除をします。
重曹ほどの効果は期待できませんが、臭いと共にタバコのヤニを落とすことができ、食べこぼし汚れなどもきれいにすることが可能。
注意点として、洗剤が残ってしまうと変色などの原因となってしまうため、最後はきれいな水で絞った雑巾で2度拭きを行うようにしましょう。
③もっと手間をかけたくない場合は日干し
できるだけ手間をかけたくないという方は、天気の良い日に窓やドアを全開にして半日以上放置する。
「日干し」だけでも消臭効果があります。
臭いの原因物質の中には、日光によって消滅するものもあるため、一定の効果が期待できますのでぜひ試してみて下さい。
おわりに
さて、ここまでに高額査定に有利な車の清掃ポイントついて解説してきましたがいかがだったでしょうか?
車の洗車が査定額に直接影響することはありませんが、査定士の印象に影響を与え、査定額に間接的に影響するといえます。
車の買取額を少しでもアップさせるためには、個人でできる範囲で内装の清掃をしておくことが大切ですね!
Firstでは業界経験が豊富な中古車査定士の資格を持つスタッフが、お客様の大事なお車を丁寧に査定させていただきます。
一台一台丁寧に査定させていただき、そのお車の価値を見出させていただきます。
お車の買い替えをお考えの際はぜひ、弊社までお気軽にご相談くださいね♪
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^