SPグローバルナビゲーションLINE査定ボタン

ローンが残ってる車の乗り換えは可能??実際のメリットとデメリットを解説いたします!

2022 / 2 / 24 (Thu)

車の豆知識

 

はじめに

みなさま、こんにちは!

いつもFIRSTのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

車を購入する時に、ローンを利用する方は多いのではないでしょうか?

車は高い買い物ですが、ローンを利用すれば毎月の出費を抑えることができるので、購入の計画も立てやすくなります。

しかしながら、ローンの支払いがまだ残っている状況で、車を乗り替えたくなることもありますよね。

返済期間が3年から5年、長ければ10年近くまで設定できるため、その間にモデルチェンジする車もあるでしょう。

また好みやライフスタイルの変化に伴って新しい車が欲しくなっても不思議ではないです。

事故などで止むを得ず買い替えが必要になってしまうこともあるかもしれませんよね。

そのような時に、ローンの残債があっても乗り換えをすることは可能なのでしょうか?

今日の記事では、ローンの返済中に車を乗り換えるための条件について解説をしていきます。

また、返済途中で車を乗り換えることのメリット、デメリットについてもお伝えしていきますので最後まで読んでみてください。

それではまずはじめにローンが残っていても乗り換えは可能かどうかについてです。

ローンが残っていても乗り換えは可能

ローンの残債があっても買い替えをすることは可能ですが、そのためにはいくつか条件があるのでおさえておいて下さい。

所有者を確認する

乗り換えをしたいと思ったら所有者を確認しましょう。

車検証の所有者欄にご自身の名前が記載されてあれば、乗り換えをすることが可能です。

車を購入する際にローンを組んだ場合、基本的に所有者欄はディーラーもしくは信販会社になることが多いです。

乗り換えをするということ=今の車を売却するということ

こういうことですが、当然所有者でなければ自己判断で売却を進めることはできません。

なぜ所有者がディーラーや信販会社なのかというと、所有権留保が適用されているからです。

これは、ローンを払い終わるまでは売主側が車を担保にして、支払いが滞った場合に所有者の権限で車を売却するなどの措置を可能にするものです。

所有権留保の解除

ローンを完済すれば、所有者をご自身に変更することができます。

これを所有権留保の解除といい、簡単に言えば名義変更のことです。

解除には手続きが必要なので、完済したら所有者に連絡をして必要書類を揃えましょう。

自分で行うか、ディーラーの担当者が代行で手続きしてくれますが、代行の場合は代行手数料がかかります。

また補足としては、この手続きをするためには、ローンの完済が必須です。

そんなローン完済方法としては以下が挙げれれます。

  • 残債を一括で返済
  • 車の売却益で返済

 

一括で返済する方法は、まとまったお金が必要ですが、車の売却や新たなローンを組む前に完済ができるので、スムーズに乗り換えが可能となります。

売却益で返済する場合は、今の車がローンの残債と同じかそれ以上で売却できれば、貯金を崩さずに完済することが可能となります。

売却の金額にもよるので、あらかじめ査定を受けておくとよいかもしれません。

一括と比べて手間はかかりますが、査定額が残債よりもプラスになればその分は手元に残るので、次の車の購入資金に足すことが出来る。

また、完済せずに今の残債を次に組むローンに上乗せすることも可能ですが、二重ローンになるので審査が厳しく、金銭的な負担も少なからず増えることになります。

よく利用されている残価設定型ローンの場合には、下取り価格としてあらかじめ購入金額から残価が差し引かれているのです。

下取り価格分が月々の返済に含まれていないのは、ディーラーへの下取りを前提としているからですね。

下取りに出さず、買取業者に売却するのであれば、残債に加えて残価も支払わなければならないことを頭に入れておきましょう。

一方で、残債がある状態で乗り換えることには、メリットとデメリットがあります。

ここからはまずメリットについて解説していきます。

乗り換えることについてのメリット

利息の負担を抑えられる

車のローンは、期間が長ければ長いほど支払う利息の負担も大きくなります。

金利はローン会社によって異なりますが、一般的に2%から7%で設定されているのです。

通常ですと、車のローンは元利均等方式といって毎月返済金額が変わらず一定です。

これにより、月々の支払額を抑えられ支出の管理がしやすくなっています。

ですが、返済のスピードは遅くなるので利息もその分かさんでいき、最終的な総支払額が大きくなってしまう。

乗り換えをする時にはローンを完済する必要があるので、いずれかの方法で繰上げ返済することになります。

ローンの途中で繰上げ返済を行うことによって、本来支払う予定だった利息を払わなくてよくなるので、総支払額を減らすことができます。

車は高額なだけに、付随してくる利息も数%といっても大きな出費となります。

この負担を抑えられることはメリットですよね!

状況に応じてローン会社の変更ができる

ローンの返済途中に車を乗り換える場合、ローン会社が変更できることがあります。

ローン会社によって借入可能額が変わってくるので、それに伴い返済回数も変わってくる。

返済回数を増やすことができれば、返済期間は長くなりますが、毎月の支払いの負担を軽減することができます。

また現在の経済状況に応じて調整ができる点がメリットです。

そんな中、ローン会社によって金利も異なることは注意が必要かもしれません。

金利が低くなれば総支払額が下がるので、会社に確認してみることをおすすめします。

一方で、車のローン会社は、以下の3つに大きく分けられます。

  • ディーラーローン
  • 銀行ローン(マイカーローン)
  • 自社ローン

 

ディーラーローン

ディーラーローンは、購入と借入が一度にできる利便性の高いものです。

ローンの審査が通りやすく、30分から1時間程度の短時間で審査が完了します。

しかしながら、金利は高めに設定してあるので、利息負担は大きくなります。

また、所有権はディーラーにあるため、好きなタイミングで勝手に売却することはできません。

銀行ローン(マイカーローン)

銀行ローンは、金融機関が貸付を行うローンのことです。

審査には比較的時間がかかりますが、金利がディーラーの半分ほどの低さである点が最大のメリットです。

また、銀行ローンについて所有者は購入者となるので、買い替えやローンの借り換えなど、状況に応じて柔軟に利用することができます。

自社ローン

自社ローンは、主に中古車販売店が独自で提供するローンのことです。

自社ローンは、審査基準がディーラーや銀行のものよりも緩めに設定されているため、何らかの理由で審査に通らない方でも通る可能性が高いです。

また、自社ローンには金利がつかないので、購入時に提示された金額のみの支払いとなります。

その分車体金額が高額であったり、販売店によっては車の状態がよくないなどのトラブルも多いようなので注意が必要です。

以上のように、ローン会社にはそれぞれ特徴があるので、変更ができる場合には自分に適したものを選択できれば、支払いの負担が減り、メリットとなります。

では、反対にデメリットはどのようなものがあるでしょうか。

乗り換えることについてのデメリット

手数料がかかる

乗り換えにあたって、残りのローンを繰上げ返済することになりますが、その際手数料がかかります。

ローン会社にとっては利息が収入源の一つになっているので、繰上げ返済になると予定よりも収入が減ってしまうことになります。

その損失を補うために、手数料を徴収するのです。

繰上げ返済をすることにより利息の支払いを減らすことが可能となる。

ただし、ローンの種類によっては予想以上に手数料が高額で、利息の減額分を上回ってしまうケースもあります。

手数料に決まりはないので、ローン会社によってそれぞれ額が異なります。

金融機関でローンを組んでいる場合、手数料の相場は3千円から5千円ほどです。

また、銀行系ローンでは、ネットで手続きをすれば手数料がかからないといったサービスを行なっているところもあります。

ディーラーローンの場合は、金利が高いため手数料も高額になる傾向があるので注意が必要です。

手数料がいくらかを公表していないディーラーが多いですが、相場としては3万円前後と言われています。

ローンの返済期間が残りわずかな場合や残債が少ない場合には、返済の減額分よりも手数料が高くなり、損をしてしまう可能性があります。

利用しているローン会社がどのような制度を設けているか、前もって確認してみてください!

手元のお金が減ることもある

ローンの残債を一括返済するとなると、残額によってはまとまった金額を支払わなければなりません。

そのため、貯金を切り崩したりボーナスを使って返済する人が多いようです。

手元に残せるお金が減ってしまうと、他で急な出費があった時に困りますよね。

返済はできでもその後の生活に支障が出てしまうこともあり、デメリットといえるでしょう。

また、今の車の売却益から残債にあてるお金を捻出しようとしている方も注意が必要です。

売却額がローンの残債に満たなければ、差額分はまとめて支払う必要があります。

予想よりも査定額が低かった場合、思わぬ出費で家計に影響がでてしまうこともある。

車は売るタイミングによって価格変動があるので、時期を見計らって売却をすることが重要です。

いずれにしても、ローン途中の乗り換えはある程度資金に余裕がある時に行うことがベストでしょう。

ローンの審査が通らない可能性がある

ローンの組み方によっては、乗り換え時の審査が通らないことがあります。

今の車のローンの残債を次のローンに上乗せするいわゆる「オーバーローン」の場合、マイカーローンなどと比べると審査が通りづらくなっています。

オーバーローンを利用することで、完済を待たずに次の車の購入が可能となります。

2つのローンを一本化できるので二重払いせずに済み、毎月の支払額を抑えられるのですが、とはいえ2台分ですので月々の返済は増額しますよね。

車のローンの借入上限は、年収の30〜40%が目安となっています。

審査に通るためには、2台分の返済額をこの程度に抑える必要がある。

また、車以外でローンを組んでいる場合はさらに審査が厳しくなります。

審査に通ったとしても、乗り換えによってローン返済の負担が増えて生活が苦しくなってしまっては元も子もありません。

審査が厳しいことを念頭に、まずは無理のない返済計画を立てることが大切です。

以上のようなメリットデメリットを把握した上で、ローン途中の車を乗り換える流れを簡単にまとめていきますね。

車を乗り換える流れとは?

  1. 車検証の所有者欄を確認する
  2. 契約書に「所有権の留保」の項目があるか確認する→ある場合はローンの完済が必要
  3. ローンの返済方法を決定
  4. 売却益で支払う場合は残債と査定額を比較
  5. 新たなローンの契約
  6. 所有権の解除

 

運輸支局に書類を提出することで、解除と名義変更が可能になります。

ディーラーで代行もお願いできます。

自分で行う場合、以下の書類が必要です。

  • 印鑑証明書(ご自身のものと所有者のもの)
  • 自動車税納税証明書
  • 実印
  • 車検証
  • 申請書
  • 手数料納付書 
  • 譲渡証明書
  • 委任状

 

所有者の印鑑証明と譲渡証明書、委任状はローン会社が用意してくれます。

所有権を解除と名義変更が完了したら、今の車を売却し、新しい車を購入する手続きを進めることが出来る。

売却や購入に必要な書類は事前に用意しておくとよいでしょう。

終わりに

ここまで、ローンが残っている車の乗り換えについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

今の車のローンが残っていても、新しい車に乗り換えることはできます。

まだ返済が終わっていないからと購入を諦めなくても大丈夫です!

ただし今のローンがなくなるわけではありません。

名義変更をするにはローンの完済が条件でもあるので、ローン途中の乗り換えに備えて、前もって返済方法について検討しておくことをおすすめします。

また、ローン途中の乗り換えにはメリットデメリットがあるので、それぞれをよく理解した上で検討するようにしましょう。

金銭面での負担が増えてしまうこともあるので、今の車の売却方法や売るタイミングなどの知識も身につけておくことが大切です。

そんな中、Firstでは、お客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。

そのため車を査定に出してみようかな?と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。

Firstはこちら

みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

戻る

RETURN

RETURN