ベンツCクラスって実際乗ってみるとどう?ライバル車種・他のベンツセダンとの乗り心地比較、お得な購入方法を徹底解説いたします!
2024 / 9 / 28 (Sat)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、数々の名車を世に生み出し、世界中で高い人気を誇るメルセデス・ベンツ。
そんなベンツを牽引してきたモデルの一つに「Cクラス」が挙げられます。
そのコンパクトな作りは日本の道路環境にもよく合い、ベンツ入門にもぴったりということで目にする機会も多いですよね。
2021年には待望のフルモデルチェンジが施され、評価は上々。
ただ、購入にあたっては「実際に乗ってみるとどうなの?」というところが気になるでしょう。
そこで今回は、現行Cクラスの魅力を解説した上で、乗り心地についてライバル車種及び他のベンツセダンと比較をしていきます。
また、後半ではCクラスのお得な購入方法についてもご紹介いたしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでは早速、現行Cクラスの概要や特徴を詳しく見ていきましょう。
5代目Cクラスは完成度の高さが魅力!
ベンツCクラスの原点は、1982年に登場した「190シリーズ」。
93年にCクラスとなってからは、全セダンのお手本となるスタンダードモデルとして圧倒的な人気を集めてきました。
そんなCクラスは現在5代目を迎え、車としての完成度は最高点とも言えるほど。
デザイン、機能性、先進性どれをとってもハイレベルな技術が投入されています。
サイズ | 全長4751mm×全幅1820mm×全高1438mm |
価格 | 695万円~ |
スタイリング・インテリア
Cクラスらしいスポーティなプロポーションに加え、フロントマスクやディテールの仕上げにはSクラス級の高級感が備わっています。
従来通りシンプルを追求していますが、横からみると車体の前後を貫く「キャットウォークライン」が躍動感を演出しており、見た目のダイナミックさは明らかに増しました。
ドアを開けるとCクラス独特の世界観が広がり、目の前には12.3インチの大型コックピットディスプレイが装備。
自立型なのでダッシュボートから浮かんでいるように見え、モダンなインテリアの雰囲気を一層強調しています。
走行性
旧型に比べて明らかに出足が鋭く、常用域におけるトルクの厚みもはっきりと頼もしい走りを見せる5代目Cクラス。
中間加速も力強さが増しており、全域にわたって扱いやすいので、よりドライブを楽しめるようになりました。
これは電気モーターをエンジンとトランスミッションとの間に組み込んだことで、より効率的にアシストできるようになった効果なのでしょう。
エンジン再始動時の振動は皆無で、ブレーキやコースティングもスムーズで申し分なし。
高速走行時の直進安定性はほとんどEクラスと言えるほどで、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
安全運転支援システム
安全なドライブを最も重要視するベンツらしく、CクラスにはSクラスと同等の最新安全運転支援システムを導入。
- アクティブステアリングアシスト
- アクティブブレーキアシスト
- アクティブレーンキーピングアシスト
- アクティブブラインドスポットアシスト
といった多くの運転支援機能において守備範囲が広められ高機能化したことで、安全で快適なドライビングを実現しています。
さらに、Dセグメント初となるAR(拡張現実)ナビゲーションの採用も注目したいところです。
現実の風景がナビゲーション画面に映し出されることで、より直感的に道路の選択ができるでしょう。
このように、見た目のみならず中身に至るまで上級クラス譲りの性能及び機能を持つCクラスですが、実際に乗ってみてもその評価は変わらないのでしょうか?
ここからはCクラスのライバル車や他のベンツセダンと乗り心地を比べていきますので、車選びの参考にしてくださいね!
実際乗ってみるとどうなの?Cクラスの乗り心地を他車と比較!
現行Cクラスのボディサイズは全幅が10mmの拡幅に収められたのに対して、全長は65mm、ホイールベースも25mm延伸され、特に後席スペースが拡充。
居住性の向上を図りながらも取り回しの良さが健在しています。
そんなCクラスに匹敵するライバル車は、同じドイツ御三家の「BMW 3シリーズ」
「アウディA4」。
各車のスペックと乗り心地の比較を以下で解説していきます。
Cクラス/3シリーズ/A4を比較
【各車スペック】
Cクラス | BMW 3シリーズ | アウディA4 | |
新車価格 | 6,980,000円~ | 5,680,000円~ | 5,820,000円~ |
ボディサイズ | 全長4755mm
全幅1820mm 全高1435mm |
全長4720mm
全幅1825mm 全高1435mm |
全長4760mm
全幅1845mm 全高1410mm |
総排気量 | 1595cc | 1998cc | 1984cc |
定員 | 5名 | 5名 | 5名 |
ホイールベース | 2875mm | 2850mm | 2825mm |
ベンツCクラス
Cクラスに実際乗ってみると、セダンらしい低重心を感じさせて安定性が優れており、日本のユーザーがドイツ車に対して抱くイメージに近いように思います。
程よくパワフルで扱いやすく、ノイズを抑え込んでいることで静粛性も獲得。
長時間にわたる運転でも終始ストレスなく、運転できるでしょう。
路面の凹凸に対してボディもある程度追従して動くのですが、衝撃吸収性が優れており、角が取れた乗り心地が特徴です。
ただし、柔らかめの足回りを用いているために、BMWと比べるとハンドルへの応答やアクセル、ブレーキの反応がややゆっくりめでしょう。
そのおかげでラフに運転しても車が過敏に揺れることがないので、同乗者にとっては快適とも言えます。
BMW 3シリーズ
BMWといえばスポーツセダン。その主力モデルである3シリーズのハンドルを握ってみると、きびきびとよく走るのをすぐに体感できるでしょう。
足回りはどちらかというと硬めで、運転操作に忠実に反応する一体感ある走りが特徴です。
乗り心地はCクラスに比べると路面の凹凸を伝えやすいものの、その分路面の情報を捉えやすいというメリットもあります。
最新の3シリーズではこの硬さをかなりの部分まで消し去っていますが、細かな振動は吸収しきれず、リラックス感でいえばCクラスに軍配が上がるでしょうか。
ルーズな運転より性能をフルに使って運転を楽しみたい、そして適度なパワーも欲しいというスポーティ派に受ける一台です。
アウディ A4
A4の操舵感はアウディらしく穏やかですが、先代に比べると正確性が高まっています。
ステアリングの支持剛性を向上させ、操作に応じて確実に向きを変えるので、上質な印象を受けるでしょう。
乗り心地はCクラスと3シリーズのちょうど中間あたり。
きびきびとした走りを楽しめますが、ランフラットタイヤを履いていないので、3シリーズよりもしなやかで快適に感じられます。
ただし、Sラインパッケージはタイヤサイズが18インチになることもあって少し硬いので要注意。
A4であえてスポーティな運転感覚を重視したいという方を除いては、17インチタイヤの方がバランスが良さそうです。
元来、A4の運転感覚はドライバーに刺激を与えないことが特徴で、この快適性の高さと重厚な内外装、広い室内は長距離を移動するにもぴったりです。
また、ベンツはCクラス以外にもセダンのラインナップがあり、それぞれクラスが異なるので乗り心地も味付けが異なります。
ベンツのセダンで比較
ベンツの4ドアセダンはCクラスの他に3車種をラインナップしています。
(メルセデス・マイバッハを除く)
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Aクラス
セダンのフォーマルさとAクラスの持つ若々しいイメージを融合させたモデルで、街中でも使いやすいコンパクトサイズが特徴。
サイズ感に対して十分なパワーを発揮するため、スポーティな走りを楽しめます。
ただ、Aクラスの乗り心地はベンツと聞いて想像する「魔法の絨毯」とまではいかないのが実のところ。不快感こそ少ないものの、Cクラス以上と比べて突き上げ感はやや強めです。
Eクラス
Eクラスの魅力は5mに達せんとするボディサイズから生まれる「余裕」でしょう。
Cクラスよりも広い室内、トランクルームの容量がオーナーへより高い満足感を与えてくれます。
また、段差等のショックも圧倒的に少なく、不快な揺れも皆無。
よく動く足回りで衝撃を吸収し、ボディは常に安定しているので、ワンランク上の快適さを求める方に適しているモデルです。
Sクラス
究極のセダンを目指して作られているSクラスは、ベンツの持つあらゆる最新技術が惜しみなくつぎ込まれています。
実際に乗ってみるとふわりふわりと車体が動き、乗員は揺さぶられずにフラットなまま。
一方で、高速道路ではすさまじいほどの安定感が得られ、緻密な制御から生まれる完全無欠の乗り心地を実現しています。
ほぼすべてのコントロール機能を有機ELディスプレイに統合したことで物理的スイッチの数が極端に少なく、操作ストレスが無いのも良い所。
一日の大半を車内で過ごしたくなるとも言わしめる最上級のセダンとなっています。
さて、ここまで解説してきたように、性能や乗り心地が格段に上がり、メーカーの枠を超えて自動車界のスタンダードセダンと言われるCクラス。
乗り心地の好みや予算によっては、ライバル車種や他のベンツセダンなど様々な選択肢もあることが分かりましたね。
しかし、新型の新車価格はどんどん上昇しており、輸入車はその傾向が特に顕著です。
そのため、購入したくても手が届かないなんてこともあるでしょう。
そんな時はお得な中古車探してみてはいかがでしょうか?
Cクラスをお得に買いたいなら中古車もおすすめ!
5代目Cクラスは主にデジタル化したインテリアの装備関連が優れています。
反対にこうしたデジタル系に重きを置かないのであれば4代目という選択肢も悪くありません。
旧型の予防安全装備はデビュー時世界トップレベルだったこともあり、現在でも十分なレベルを維持しています。
ただし、乗り心地については2018年のマイナーチェンジ後の車両がおすすめ。
それ以前は、ランフラットタイヤ装着によってドライバーに突き上げ感が伝わりやすくなっているからです。
特にAMG装着車でその傾向が強いので、乗り心地重視なら基準車がよいでしょう。
また、ドライブフィールそのものも、熟成の進んだ旧型最後期モデルに捨てがたい味わいがあります。
現在の中古車相場は以下のようになっているので、予算と照らし合わせて検討してみて下さい。
【Cクラス中古車相場(ベースグレード)】
5代目モデル | |
2年落ち | 398~790万円 |
3年落ち | 336~578万円 |
4代目モデル | |
4年落ち | 258~438万円 |
5年落ち | 218~398万円 |
6年落ち | 156~435万円 |
中古のベンツ・CクラスはFirstで!
Firstは車選びから購入後まで万全のフォロー体制でお客様の車選びをサポートしています。
現在はベンツ新型のW206シリーズやその下のW205など大人気のベンツCクラスを幅広く取り扱っています。
また、それ以外の輸入車についても取り揃えを強化しているところです。
流行り物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「ベンツCクラスって実際乗ってみるとどう?ライバル車種・他のベンツセダンとの乗り心地比較、お得な購入方法を徹底解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
ベンツCクラスは、洗練されたデザインや優れた走行性、そして高い安全性などから非常に高い人気を集めています。
現行モデルは最新のデジタルテクノロジーが数多く搭載され、より先進的かつ実用的な仕上がり。
乗り心地は快適性を追求しており、長距離でも疲れ知らずでドライブが楽しめる大人な車となっています。
一方、ライバル車種であるBMW 3シリーズやアウディA4は同じセダンながら全く違った乗り味です。
他のベンツセダンも含め、じっくりと試乗した上で吟味するのも車選びの醍醐味でしょう。
中古ならコスパ重視の方も探しやすいので、こちらも選択肢のひとつに購入を検討してみてくださいね!
そんな中、Firstはベンツをはじめとする輸入車・高級車を専門に買取及び販売を行っております。
豊富な実績と強力なネットワークで希望に沿った一台をご提案させていただきますので、Cクラスをお探しの方もぜひご相談ください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。