リセールバリューが低い車はお買い得って本当ですか?メリットを徹底解説してみました!
2022 / 4 / 26 (Tue)
車の豆知識
はじめに
みなさま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店FIRSTです。
中古車を購入するなら、高性能モデルや最新の人気車種を選びたいと考える人は多いでしょう。
「性能が悪い」「状態が良くない」などのマイナスイメージの強い不人気車は、初めから選択肢に入れないこともあるかもしれません。
しかし、実際の不人気車は状態になんら問題がないにもかかわらず、大幅に値下がりしていることがよくあるのです。
不人気車ならではの魅力もあり、自分好みの車が見つかれば、お得に中古車を手にすることができる可能性があります。
そこで今回は、意外に狙い目!リセールバリューの低い不人気車を選ぶメリットについて、徹底解説していこうと思います。
また、失敗しない不人気車の選び方や、購入する際の注意点についてもご紹介しますので、より良い中古車選びのご参考にしてくださいね。
それではまずはじめにリセールバリューとは何か、またリセールバリューが低くなる理由についてまとめていきます。
リセールバリューとは?
リセールバリューとは、車の再販価値のことです。
車の購入価格に対して、どのくらいの価格で売却できるか(買取価格)を数値化したもので、値崩れが大きい車=リセールバリューが低い車となります。
そしてリセールバリューを決める大きな要素として、「人気の車種かどうか?」が挙げられます。
新車でよく売れた車や流行りの車などの人気車種は、中古車であっても需要が高いです。
高値でも売れる価値がある車ですので、リセールバリューも高くなります。
しかしながら、人気のない車種(不人気車)は売れないリスクを抱えるため、買取価格は低めに抑えられれる。
これがずばりリセールバリューが低い理由です。
人気がない=車本体に問題があるということではなく、性能やデザインが優れている車種でも、販売のタイミングやメーカーの戦略によって変わってくるもの。
また他のライバル車の存在など、様々な要因で思うように販売台数が伸びないケースも多々あります。
このような車種は、状態が良くてもなかなか高値がつきません。
他方で、中古車市場での流通量の多さもリセールバリューに関係します。
新車時に高い人気を集めた車種は、一定の年数を経ると中古車市場に数多く出まわることになるのです。
それにより在庫過多になるため、結果としてリセールバリューが低くなってしまう傾向があります。
リセールバリューの低い車の場合、購入から3年後に売却をしても、購入時の2〜3割程度の価格にしかならないこともあるので注意が必要です。
では次に、中古の不人気車を選ぶメリットについて見ていきましょう。
リセールバリューが低い車(不人気車)を選ぶメリット
前述したように、リセールバリューの低い不人気車だからといって車としての魅力がないわけではありません。
実は、不人気車を購入するメリットもいくつかあるのですが、どのようなメリットがあるのか、それぞれ説明していきます。
①低価格で購入できる
リセールバリューの低い車を購入する上で、最大のメリットは何といっても価格の安さです。
中古車の価格は、「車の状態」と「市場での人気」で決まりますが、特に人気は価格を大きく左右します。
不人気車は一般的に売れ行きがよくないので、業者は在庫を抱えてしまいます。
在庫の管理にもコストがかかるために在庫処分となり、買い手がつく限界値まで大幅値引きされることも少なくありません。
そのため、同等クラスの車種と比べても安く、新車の半額以下の低価格で購入できることも多いです。
それゆえに価格の安さを追求する人にとって、大きなメリットとなるでしょう。
②車の状態や性能が良いケースが多い
不人気車は、価格の安さに対して状態や性能が良いというメリットがあります。
安い車だと、何か問題があるのでは?と思う方もいらっしゃいますよね。
しかしながら、不人気車だからといって状態が悪かったり、性能が劣っているとは限りません。
車自体ではなく、外的要因によって需要が少なくなってしまっているケースは珍しくない。
すなわち同じようなスペックを持つ人気車種と変わらぬ性能を誇る車も数多くあります。
なんらかのデメリットがあって世間的には売れなかった車であっても自分にとっては大きなメリットがあるかもしれない。
そのような車はコスパの高いお買い得な車であると言えるでしょう。
こういった例があるため、高性能な車を安く手に入れたい方は、不人気車にも目を向けてみることをおお勧めします。
③他の車と被らない
リセールバリューが低くなる理由のひとつとして、奇抜なデザイン性や派手な(もしくは地味すぎる)ボディーカラーが挙げられます。
万人受けしないデザインだったために不人気になってしまう場合もあり、需要が少ないため販売台数が少ない傾向の時もある。
人気車種のように街中で何台も見かけるようなことがあまりないということですね。
これについては他の車と被りたくない方や、オリジナリティーを重視する方にとって魅力的なメリットであるといえます。
④理想の車に出会えるかも?
万人受けしない特殊な性能や装備のある車は売りづらいため、リセールバリューが低くなる傾向があります。
多くの人が車に求めるのは、燃費性能や走行性の良さですが、不人気車はそれ以外の特定性能に特化していることが多々ある。
また、独自の装備を搭載していることにより、一般受けしづらいケースもあります。
そのような中、自分の希望とうまく合致すれば、使い勝手もよく、理想的な車になり得るのです。
特殊な装備を楽しみたい方や、車に対して特定のこだわりがある方は、不人気車がマッチするかもしれませんね。
他方で、リセールバリューが低い車を購入するメリットを把握した上で、購入検討する際に、押さえておくべきポイントがあります。
どのような点に気をつけて選べばよいか、次のところで見ていきましょう。
不人気車の選び方のポイント
リセールバリューの低い不人気車といっても、多くの選択肢があります。
その中から、自分に合った車選びができるよう、選び方のポイントを押さえておきましょう。
不人気には理由があるので、それが自分にとってデメリットとなり得るかを確認することが大切です。
確認しておきたいポイントは以下です。
- 燃費性能
- 乗り心地
- 使用用途
ここからは一つずつ詳しく解説をして行きます。
燃費性能
排気量が大きく燃費の悪い車はリセールバリューが低いため、低価格で購入が可能です。
しかしながら一つ盲点があります。
それは安く購入できても、その後の維持費が高くつくため注意が必要という点です。
ガソリン代は、電気自動車でない限り必ずかかる出費ですよね。
そのため購入費用だけではなく購入後まで目を向けて、少しでも燃費性能のよい車を選ぶようにしましょう。
乗り心地
不人気車の中には、乗り心地の悪さが原因のものもあります。
それを確かめるために、購入前に必ず試乗させてもらって下さい。
運転中の乗り心地やシートの座り心地、乗り降りのしやすさなどを確認した方が良いです。
その際に違和感や身体への負担を感じたら、その車の購入は避けた方がよいでしょう。
お買い得だからといって購入してしまい、すぐに買い替えることになるリスクは避けるようにして下さいね。
使用用途
不人気車によく見られることで、使用用途が限定されていたり実用性の低い車種については、よく考慮した上で購入するようにしましょう。
どのように車を使いたいかを明確にし、そこからボディータイプを絞っていくことが大切です。
例えば、積載量が少なく車内の狭さが欠点のセダンは、近年のSUVブームもあり、中古車市場での人気が低迷してしまう。
セダンは価格は抑えられていますが、乗車シーンを考えずに安さだけで購入してしまうと、後々になって不便さを感じることになります。
価格やデザイン、性能ももちろん重要なのですが、まずは使用用途をはっきりさせて最も適した使いやすいボディータイプのものを選ぶことがポイントです。
以上のポイントを確認しある程度選択肢を絞れたら、次は購入する車を決めます。
そして購入する際に知っておくべき、細かな注意点があることをご存知でしょうか。
不人気車を買って後悔することのないよう、注意点を正しく理解してお気に入りの一台を見つけてみて下さい。
不人気車を購入する際の注意点
年式を確認する
中古車で年式が古いものは価格が安くなりますが、その中でも特に不人気車は大幅な値下げが期待できます。
しかし、あまりにも古い車だと購入後に故障してしまうリスクがあるので注意が必要です。
運が悪ければ、購入直後の故障に悩まされることさえもあったりする。
購入費用が安く済んでも、メンテナンスにお金がかかって結果的に損をしてしまっては元も子もありません。
目安として、品質重視であるならば年式は5年以内のものを選ぶとよいでしょう。
年式が10年を超えるものは車の寿命が近い可能性があるため避けた方が無難です。
事故歴、修復歴がないか調べる
事故歴、修復歴の有無の確認も必須です。
修復歴とは、車の骨格となる部分を修理した履歴のことですね。
骨格部分は、修理したとしても完全に元通りにすることが難しいため、不具合が残ってしまう可能性が高いです。
そのため、購入後も故障のリスクがあったり、走行性に悪影響を及ぼす場合があります。
特徴として事故歴や修復歴のある車は、同じような年式や車種と比べて非常に安価で売られていることが多いです。
そんな車は一見お買い得そうに見えますが、できれば購入は避けた方がよいでしょう。
リスクを承知の上で購入を検討する場合には、車の状態について業者に必ず確認を取るようにしてください。
整備点検記録簿を確認する
整備点検記録簿の確認も、車選びの際に重要なポイントです。
整備点検記録簿とは、これまでのメンテナンスの状況を詳しく記録したものとなります。
この資料がないと、どのような修理や整備をしてきたか分からず、車の状態を正しく把握することができないのです。
そのため、品質の保証がなく、購入後に整備費用がかかってしまうことがあるので、注意しなければなりません。
また、整備点検記録簿がある場合も内容をくまなくチェックし、メンテナンスが行き届いた車を選ぶことが大切です。
現車を確認する
不人気車は、オークションサイトや個人間の売買ではさらに安値で売られていることがあります。
ネット上での売買では、車の画像のみで状態把握をすることが一般的なのですが、可能な限り現車を確認するようにしましょう。
不人気には理由があり、それは車に乗ってみないと気付けないことが多いからです。
購入後に後悔することのないようにするために、なぜ安く売られているのか自分の目で確実に確かめて頂けたらと思います。
おわりに
今回の記事では、リセールバリューの低い車を購入するメリット、そして車選びのポイントと注意点について解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
リセールバリューの低い車は一般的には敬遠されがちですが、高性能なものも多いため上手に選べばコスパの高いお得な買い物となります。
一方で、不人気だからといって車の価値がないわけではありません。
人気車にはない購入メリットもあるため、不人気である理由に着目をしてみて下さい
自分にとってデメリットにならなければ、不人気車も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
購入を検討する際には今回ご紹介した注意点を参考にして頂き、自分にぴったりの一台を見つけてくださいね!
さて、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、お客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
そのため車を査定に出してみようかな?と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。