リセールバリューの高い車とは?値崩れしない車を選ぶポイントとおすすめ車種をご紹介いたします!
2022 / 9 / 21 (Wed)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
多くの方にとって、車を乗り換える時の一番の関心事といえば「今乗っている車がいくらで売れるのか」ということではないでしょうか?
車を高く売却できれば、次の車をお得に購入することが可能となります。
車を賢く経済的に乗り継いでいくためには、リセールバリューについての知識が不可欠です。
車のリセールバリューは中古車市場のニーズによって変動するので、必ずしも車の古さやや走行距離の長さだけで決まるとは限りません。
では、その他にリセールバリューが高くなる要因はどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回の記事では、リセールバリューの高い車の条件や値崩れしにくいおすすめの車種などについて徹底解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それではまず、リセールバリューとは?その基本的な知識から説明していきます。
リセールバリューとは?
リセールバリューとは、車を下取りや買取に出す際の車の再販価値のことです。
査定額の指標にもなるため、リセールバリューの高い車を選んで購入することで無駄な出費を抑えることもできます。
基本的に、車の状態がよほど悪くなく10年落ち10万kmを超えていなければ、いくらか買取額がつきます。
新車購入から3年落ち3万kmの車の買取額は、購入価格の40~60%程度であることが一般的です。
ただし、車の条件によってリセールバリューは大きく変動するため、どのような車が高く売れるかを把握しておくことが車選びでは重要となります。
では、リセールバリューの高い車の条件には、どのようなものがあるのでしょうか?
リセールバリューの高い車の条件
車のリセールバリューは、中古車市場のニーズによって決まります。
「走行距離」「年式」以外で、リセールバリューの高い車の条件をひとつずつ確認していきましょう。
リセールバリューの高い車の条件①流行のボディータイプ
車のボディータイプはリセールバリューに大きく影響します。
現在の流行りのボディータイプはSUVやミニバンで、これらはリセールバリューが高い傾向にあります。
昨今世界的に流行しているSUVは、外観のデザインと機能性の高さから幅広い層の支持を集めており、モデルチェンジがあっても価値が落ちにくくなっています。
また、ミニバンはファミリー層からの安定した人気を維持していることが特徴です。
特に人気が集中している車種には、プレミア価格が付くことも少なくありません。
今でいうと、現行の新車が入手困難なランドクルーザーが最たるものとして挙げられます。
反対に、人気のボディータイプでも全ての車種の価値が高いとは限りません。
中古車市場に数が出回っている車種の場合は、リセールバリューは低くなってしまうでしょう。
リセールバリューの高い車の条件②モデルチェンジ直後
モデルチェンジが行われると、基本的にモデルチェンジ前の車は「型落ち」となり、リセールバリューは急落してしまいます。
ですので、モデルチェンジ直後の新型であれば、次のモデルチェンジまでの一定期間はリセールバリューが保たれることになります。
フルモデルチェンジはおおよそ6年周期で行われることが多いので、リセールバリューを意識するならモデルチェンジの情報にも注意しておきましょう。
また、現行車の中でも納車待ち期間が3か月以上になっている車は、中古車市場で需要が集中するので、高値が付きやすいと考えられます。
リセールバリューの高い車の条件③モデルチェンジの影響が少ない
②で述べたように、旧型車だとリセールバリューは下がってしまうのですが、モデルチェンジの影響を受けにくい車種もあります。
それは、バンやトラックなどの商用車です。
モデルチェンジしたとしても、商用車のイメージが大きく変わることはありません。
また、これらはビジネスユースのため、車へのこだわりのある人の方が少ない分野です。
商用車ゆえに常に市場の需要はあるので、人気に左右されず安定したリセールバリューを保つことができています。
リセールバリューの高い車の条件④根強いファンがいる車種
大衆的な人気はなくとも、一定の層に人気がある車は安定した需要が見込まれるため、リセールバリューの高い車とされています。
例えば、高い走行性に特化したスポーツカーやクーペは、中古車市場で品薄の車種に関して値崩れがしにくくなっています。
その代表的な車種として、日産のスカイラインGT-R、スバルのインプレッサWRXなどが挙げられます。
また、生産終了後も人気の高い車は根強いファンがいることもあり、車種によっては古くなるごとに値上がりするものもあります。
そのような車はもともと新車の供給量が少ないことが多く、中古車で購入するケースが一般的となります。
そのため中古車でも高い需要があり、きちんとメンテナンスされて状態が良好であれば、走行距離や年式がかさんでも高価買取になる可能性があるのです。
リセールバリューの高い車の特徴⑤海外の愛好家が多い
海外に愛好家が多く需要が高い車種は、たとえ走行距離が長くてもリセールバリューが高い車となります。
まず、海外には車検制度がないため、国内では走行できない状態の車でも公道を走ることができるのです。
また、海外では日本ほど走行距離が重要視されず、日本車であれば多少調子が悪くても修理しながら乗るというユーザーが一定数存在します。
具体的な車種として、ハイエースやロードスターなどが挙げられるでしょう。
これらは、10万kmを超えても高値で取引されている実績があり、海外での一定の需要があることがリセールバリューに影響することが分かるはずです。
リセールバリューの高い車の条件⑥人気カラー・人気オプション
リセールバリューの高い車の条件のひとつに、白(パールホワイト)や黒など好みに左右されない色であることも挙げられます。
同じ車種であっても色の違いで数十万の差が付くことは珍しくありません。
例外として、車種やブランドのイメージカラーの場合は、個性的な色でもリセールバリューが高くなる可能性もあります。(例:フェラーリ=赤、ジムニー=ジャングルグリーン)
また、カーナビやETCなど純正で多くの方が付けたいと思う装備があると、買取額が高くなります。
このような条件があることを確認した上で、現在実際にリセールバリューが高い車はどのようなものがあるのでしょうか?
次の項目で、値崩れしにくいおすすめの車種をご紹介いたします。
おすすめ!リセールバリューの高い車5選
トヨタ ランドクルーザー
平均残価率 3年落ち104% 5年落ち75%
ランドクルーザーは、1951年より発売されている歴史あるクロカンSUVです。
迫力のある外観と上質な内装のみならず、本格的なオフロード走行性能や耐久性も兼ね備ており、国内外を問わず高い人気を誇っています。
2022年現在の現行モデルは注文が殺到していることから、新規の受注をストップしているようです。
そのため、稀少価値が高い車として扱われ、今では新車価格よりも高値で売買されることも少なくありません。
また、先代の「200系」も注目を集めており、中古車市場での価格が高騰中です。
スズキ ジムニー
平均残価率 3年落ち105% 5年落ち75%
ジムニーは軽自動車の中で唯一無二のSUV車として、高い人気を博しています。
維持費を抑えつつクロカンSUVとしての性能を堪能できることが特徴。
またジムニー伝統の「ラダーフレーム」搭載によって高い走破性や耐久性を持ち合わせていることも、リセールバリューの高さにつながっています。
3年落ちであっても新車価格を超えるリセールバリュー。
2018年にモデルチェンジしたにも関わらず、旧モデルのリセールバリューは落ちることなく保たれています。
2022年現在は、新車の在庫が僅少の状態であることから、現行モデルの納車には時間がかかるとされています。
トヨタ アルファード
平均残価率 3年落ち88% 5年落ち68%
アルファードは、ファミリーカーとして高い需要があるミニバンの中でも新車価格が高額に設定されています。
ですので、中古車需要が高く、特に残価率が高い傾向があります。
アルファードの購入者は純正オプションを希望する方が多いのも特徴的です。
そのため、燃費性能に優れるハイブリッドモデルやエグゼクティブパワーシートなど、後から追加できない純正の高額オプション装着車はさらにリセールバリューが高くなります。
また、顧客層は一般的なファミリーユースに加えて法人の送迎車の割合も高く、安定した需要がある。
さらに、海外への輸出需要もあるので、走行距離が多くとも高額査定がつくことが多くなっています。
クライスラー ジープ ラングラー
平均残価率 3年落ち110% 5年落ち80%
軍用車であったジープを基とする本格オフローダーがラングラーです。
ジープラングラーは、リセールバリューの面では全く買って損のしない車と言えます。
基本的にリセールバリューの高い車として有名でしたが、近年では数不足の影響も加わり、残価率はどんどん上昇しています。
また、ほぼすべてのグレードのリセールバリューが高く、走行距離さえ長すぎなければボディーカラーに関係なくリセールが維持される珍しい車種です。
ホンダ シビック
平均残価率 3年落ち82% 5年落ち80%
シビックは普段使いからドライブまでマルチに活躍する車種です。
特にスポーツモデルに人気が集中しており、高年式のハッチバックでMT仕様の車は高値が続いています。
特に「2009年限定タイプR EUROモデル」や「2010年モデル」は特に人気が高く、流通量の少なさも影響して、3年落ちのリセールバリューは新車価格より高いこともあります。
リセールバリューの高い車は購入時の費用が安価ではないものの、売り時によっては購入費用以上の金額で手放すことも可能です。
車の乗り換える際には、今乗っている車の価格がどのくらいで売れるかによっても次の車の選択肢が広がるもの。
そのため、現在の愛車の価値を知っておくことが非常に重要です。
最後に車のおすすめの査定方法をお伝えしていきます。
愛車の価値を知りたいなら、車買取業者に査定してもらおう
購入を希望する車のおおよそのリセールバリューはウェブ上の情報で事足りますが、現在保有している愛車の価値を知りたいのなら、査定をしてもらうのが最も正確です。
リセールバリューを無駄にしないためには、買取額が高値になりやすい車買取業者での査定をおすすめします。
車買取業者の中には、得意・不得意分野があり、それぞれ査定額も異なるので、査定依頼は複数業者に依頼するようにしましょう。
買取額を比較することで適正価格を把握し、最高値で売却することが可能となります。
手間をかけたくないという方は、一度の申し込みで複数の車買取業者に査定依頼ができる「一括査定サービス」もチェックしてみてください。
おわりに
今回の記事では、リセールバリューについて基本的な知識を解説した上で、リセールバリューの高い車の条件や値崩れしにくいおすすめ車種についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
リセールバリューを考えて車を選択すれば、乗り換えの際に実質的な費用を抑えることができます。
車のリセールバリューの高さは、ボディータイプや稀少性、モデルチェンジの時期などが要因となっています。
同じ車種でも色の違いやグレードの違いなどでも残価率が大きく異なるので、リセールを考慮するのであれば条件に当てはまるものを選ぶとよいでしょう。
また、リセールバリューは中古車市場の相場に左右されるため、どの車も需要が上がるタイミングであれば高額査定になる可能性は十分にあります。
今回ご紹介した車種以外にもリセールバリューの高い車、これから高くなる車はたくさんあるので、一つの目安として知っておいていただければ幸いです。
車の乗り換えを検討する際に現在の愛車のリセールバリューがどの程度なのかを知りたいなら、中古車買取店へ査定依頼するのがおすすめです。
ディーラー下取りと比較して車買取の方が査定額が高い傾向があるので、よりお得な乗り換えができるでしょう。
そんな中、車の高額査定をご希望の方は神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にご相談ください。
Firstではお客様に喜んで頂けるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。