ポルシェのリセールバリューはどのくらいあると思いますか?脅威的なリセールバリューと、ポルシェを高値で売る方法を徹底解説していきます!
2022 / 7 / 20 (Wed)
車の豆知識
はじめに
皆さまこんにちは!
いつもFirstのブログをご覧いただきありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
突然ですが、ポルシェと言えば高級輸入車として有名ですよね。
輸入車はリセールバリューが低いと言われがちですが、実は輸入車の中でもポルシェのリセールバリューは脅威的に高いのです。
それはどうしてだと思いますか?
今日はどうしてポルシェのリセールバリューが高いのかについてお話をしていきます。
またポルシェのラインナップの中でも特に高いリセールバリューを誇っているのはどの車種なのかランキング形式で徹底解説していきます!
合わせて高値でポルシェを売却する方法も書いていきますので最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
それではまず本題に入る前に前提をお話ししていきます。
「輸入車」はリセールバリューが日本車と比べると低い原因を説明していきますね。
輸入車のリセールバリュー が低い原因
日本車と比べると圧倒的に輸入車の方がリセールバリューが低い原因は大きく分けて2つあります。
故障しやすい
日本車は全世界でもトップクラスに故障しにくく優秀な車と言われています。
「日本製」と他国で生産された車だと日本製を選ぶ人が多いのはこの為です。
現在輸入車もかなり壊れにくくなってきましたが、電気系統が弱いなど「故障しやすい」イメージは拭いきれません。
また故障した時の部品に関しても日本車と比べると割高になる傾向があります。
国内にディーラーを持たない輸入車の場合には海外からの取り寄せの為、更に割高になってしまう傾向があることは覚えておいて下さい。
特別感の有無
輸入車は日本車と比べると値段も高価なものが多く、ユーザーも高級志向な方が多いです。
また「最新モデルでこそ価値がある」と考えている方が多くいらっしゃいます。
そのため輸入中古車には興味がある方が少なく、リセールバリューが低くなってしまうのです。
この2つの原因が主な輸入車のリセールバリューが低い原因です
そんな中、ポルシェにはこれには当てはまらずにリセールバリューが高くなっています。
それではなぜポルシェはリセールバリューが高いのでしょうか?
ポルシェの圧倒的なリセールバリューの秘訣
満足度が高い
ポルシェと言えば世界中で愛されているスポーツカーブランドです。
ポルシェ人気の秘訣である満足度とはオプション品の多さも関係していると言えます。
ポルシェを購入する時にオプションをつけない方はほぼ皆無で、皆さんオプションを付けるのです。
そのため中古車として売却する時もオプションが付いているので買取金額も必然的に上がり、そのためリセールバリューが高くなっています。
また唯一無二なポルシェのオーナーと言う肩書きもユーザーの満足度をあげていることは言うまでもないかもしれません。
年式ごとに根強いファンがいる
ポルシェは各ラインナップごと、またその年式ごとに根強いファンがいます。
ただ単に「高級車だから」人気な訳ではなく、60年代〜70年代などのポルシェもクラッシックカーとしても人気があります。
要するに、各年式に根強いファンがいることで輸入車特有の新しい方が良いと言う考え方がポルシェには当てはまりません。
結果的に、どの年式も需要がありリセールバリューが高くなっています。
実際に各ラインナップのリセールバリューをランキングで見ていただきたいと思います!
1位 911
3年落ち | 5年落ち | 7年落ち | |
911 | 104% | 75% | 62% |
ガブリオレ | 110% | 61% | 63% |
ポルシェの中でナンバー1の人気を誇るのは911シリーズでした。
911の現行型はモデルチェンジされた992でまだ中古車としての供給が少ない状態です。
その影響もあり中古車としての希少価値が上がりリセールバリューも100%以上と高い状態となっています。
また911シリーズは1997年まで空冷エンジンを採用していましたが、1997年以降水冷エンジンを採用するようになりました。
水冷エンジンの方が性能や加速性も良くなっています。
しかしながら空冷エンジンのエンジン音、ハンドル操作、ブレーキの質感などは特徴がある。
そんな特徴は空冷エンジンにはないため、ポルシェファンの間では古いモデルも根強い人気を保ち高値で取引されています。
更に表からわかる通り、5年後や7年後のリセールバリューも非常に高く中古車市場でも非常に需要があることを示しています。
2位 718ボクスターと3位718 ケイマン
3年落ち | 5年落ち | 7年落ち | |
718ボクスター | 91% | 78% | 73% |
718ケイマン | 84% | 80% | 73% |
2位と3位は718ボクスターとケイマンです。
こちらも非常にリセールバリューが高く5年目と7年目ではほぼ変わりません。
911に比べて手が出しやすい価格となっているのも需要が高い要因の1つとなっています。
ケイマンとボクスターの共通点は、高いグレードはGTSかベースグレードで、ケイマンの場合はGT4、GTS4.0も今後リセールバリュー が高くなる可能性が高いです。
4位 マカン
3年落ち | 5年落ち | 7年落ち | |
マカン | 92% | 56% | 53% |
ポルシェのコンパクトSUVとして誕生したマカン。
ここ数年で街中でも見かけることが多くなりました。
若いユーザー層からも人気がありポルシェのファンからだけ支持されている訳ではなさそうです。
そんなマカンは5年目でリセールバリューがガクンと一気に下がりますが、5年目で56%は決して悪い方ではありません。
また7年目で53%とたった3%しか下落していないので安定した人気があると言えます。
5位 カイエン
3年落ち | 5年落ち | 7年落ち | |
カイエン | 71% | 43% | 43% |
輸入車の人気SUVと言ったらカイエンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ポルシェの中ではカイエンはリセールバリューが高くはないです。
ただ他の車と比べると、3年落ちで30%下落はしているものの高いリセールバリューを誇っています。
また5年目や7年目のリセールバリューは低く変わりがほぼないです。
実はこの5年〜7年落ちのカイエンは手が出しやすい価格になるため若いユーザー層からの指示を得ています。
6位 パナメーラ
3年落ち | 5年落ち | 7年落ち | |
パナメーラ | 69% | 52% | 27% |
パナメーラはポルシェ唯一のセダン型スポーツカーです。
見た目やポルシェらしさを求めるポルシェファンの中では実はあまり人気がなく、そのためリセールバリューも低めです。
ただリセールバリューの数字だけを見ると決して悪くはなく、国産車で言うと平均程度となります。
さて、ここまでのランキングを見ていくと911や718などスポーツカータイプの方がポルシェらしく人気があることがお分かり頂けると思います。
マカンやカイエン、パナメーラも一般的な車と比べるとリセールバリューは高いですが、日が浅いこともあり年式ごとによる根強いファンはまだあまりいません。
そのため新しい年式を求める方が多いためリセールバリューは低くなってしまっています。
続いてはポルシェのリセールバリューが落ちるタイミングを紹介していきたいと思います。
ここをしっかりと抑えておけばあまり損をすることなく良いタイミングで売却をすることができます!
ポルシェのリセールバリューが落ちるタイミング
992 3年落ち | 104% |
フルモデルチェンジ | |
911後期 5年落ち | 75% |
911 前期 7年落ち | 62% |
911後期からフルモデルチェンジが行われ922が発売されてから、29%も明らかに下落したことがわかります。
反対に、5年落ちから7年落ちでは13%ほどしか下落していません。
それらを見ると、平均的にリセールバリューが非常に高いポルシェですが、古くなるに連れて下落してしまうのは一般的な乗用車と一緒です。
特にポルシェなどスポーツカーは他の一般的な乗用車に比べて趣味趣向が強い車となります。
フルモデルチェンジがされて新車が発売された頃にはリセールバリューが少しずつ下がるのが、一般的な車ですがポルシェは他の車に比べてそこの流れが早いです。
またフルモデルチェンジなどの情報に対してアンテナを張っている方が国産車ユーザーよりも多い。
それゆえに、新車が発売されていなくても情報が出た時点で手放す方が多くなっています。
つまりポルシェはモデルチェンジには特に敏感で、そこでリセールバリューが大きく落ちます。
いくらリセールバリューが高くても104%が99%になる前には売却を済ませておきたいですよね。
そのためモデルチェンジ時期にはアンテナをしっかり張ることが得策です!
ポルシェのリセールバリューが高いカラーとオプション
リセールバリューが高いカラー
一般的には「ブラック、ホワイト、パールホワイト」が人気色と言われています。
911 ホワイト、ブラック、シルバーメタリック
ボクスター ホワイト、ブラック、ラバオレンジ
ポルシェも同じくホワイトとブラックが人気なカラーとなっていて好みが偏らないカラーのポルシェの方がリセールバリューも高いです。
1つ一般的な国産車と違うのはポルシェの場合1番人気なのはホワイト系で、続いてブラックとなっています。
またポルシェにはクレヨンカラーなどもあり、中古車市場ではあまり出回っていないので希少価値が高いです。
リセールバリューが高いオプション
ポルシェはオプションの種類が非常に豊富です。
そしてほとんどのポルシェがオプションをつけています。
その中でも装着率50%以上のオプションはスポーツクロノパッケージです。
スポーツカーとして楽しみながら乗りたい方が多いポルシェユーザーにはぴったりのオプションとなります。
見た目もカッコ良いので価格は30万円程プラスになってしまいますが、リセールバリューにも響いてきますので付けておきたいオプションです。
その他本革レザーシート、電動開閉型サンルーフ、boseスピーカー、シートベンチレーションなど沢山のオプションがあります。
シートベンチレーションは座席を暖かくしたり冷たくすることができる機能であり、人気があります。
国産の乗用車などに比べるとポルシェらしさや高級感が増すようなオプションの方がリセールバリューに響くことを覚えておいて下さい。
ポルシェを損せずに売却する方法
中古車サイトを見てみると走行距離が短い車体が多いのがポルシェです。
リセールバリューが落ちるタイミングでも書きましたが、ポルシェオーナーは趣味趣向でポルシェに乗っている方が多いです。
つまり長く乗ることをあまり目的にしていないため、走行距離が短い状態のポルシェの供給が多くなっています。
と言うことは、そこで走行距離が他よりも伸びてしまっていると買取金額も明らかに下落してしまいます。
そのためポルシェを売りたい!と思ったらなるべく早く、走行距離が短いうちに売却を決めてしまう方が得策です。
そして売却を進めるためには中古車の買取と下取りの2種類があります。
なるべく高く売却するためには、絶対的に買取を選択することをお勧めします。
下取りは主にディーラーなど、車を販売する側が車の販売を前提にそこから下取り金額を引いていく方法です。
ディーラーは車を販売することを本業としていますので、下取りを行う際の点数付けも細かいところまでは査定をしません。
この方法は次の車を購入する際に購入金額から引いてくれるので、手間や時間をかけないで売却を済ませることができます。
そのため多少安くても楽なら良いかなと考える方に向いています。
ただし、買取金額が低くなってしまうことは覚えておいて下さい。
個人的には、一円で損をしないためにも中古車買取専門店に依頼をした方がベストなのではと感じています。
終わりに
今回の記事ではポルシェのリセールバリューはどれくらいあるのか?
またポルシェの損をしない売却方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
ポルシェはリセールバリューが低いと言われている輸入車の中でも一際安定した高いリセールバリューを保っています。
ただし現行で発売されているポルシェは、他の国産車よりもモデルチェンジによるリセールバリュ下落スピードが早いです。
そのためポルシェの売却を考えている方は走行距離が短い有利なうちに、売却をしてしまうことが得策ではないでしょうか。
そして前述しましたが、売却したい方は下取りよりも買取がベストです。
更に大事なこととして、一円でも高く買い取ってくれる車買取業者を選ぶことが極めて重要なのです。
そう言われると、ポルシェ専門店で買取ってもらえば良いのではと思ってしまうかもしれません。
しかしながら、Firstはポルシェの買取にも自信があります。
ポルシェ専門店や他の車買取専門店に負けない自信がFirstにはあるのです。
そのため車の高価買取をご希望の方は神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にご相談ください。
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!