値落ちが激しい車はお買い得って本当?中古が格安で手に入る国産車・外車をご紹介いたします!
2023 / 8 / 18 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くをお通りの際は是非お立ち寄り下さい。
さて、皆さんは「新車価格からの値落ちが激しい車」と聞くとどのような車を想像するでしょうか?
「売れていない車」や「知名度の低い車」、はたまた「性能に問題がある?」などといったマイナスイメージを抱く方も多いかもしれません。
たしかに値落ちしやすい=需要がないということなので、そう思ってしまうのも無理はないですよね。
しかし、実際には車としてはいいものなのに人気薄というものが大半。
値落ちしている理由をきちんと理解した上での購入であれば、逆に優れた車を安く買えるため狙い目と言えます。
新車では手の届かなかった高級車や外車も、手に入れられるチャンスが広がるでしょう。
今回の記事では、そんな値落ちの激しい車のおすすめポイントや購入時の注意点、お買い得な中古国産・外車を厳選してご紹介いたします。
ぜひ最後まで読んでみてください。
それではまず、値落ちが激しい車に見られる共通点を解説していきます。
値落ちが激しい車ってどんな車?
新車価格から大きく値下がりして中古車市場に流通する車にはいくつかの共通点があります。
時代のニーズ変化により需要が減少
2000年代以降、日本における中古車市場はミニバンやSUVが主流となり、セダンのユーザーは減少していきました。
同時にセダンを手放す方も多くなり、市場に出回る中古車が増加。
人気はないのに供給だけが過剰になり市場価値が下がった結果、大幅な値落ちにつながっています。
モデルチェンジの間隔が短い
最新モデルが出るごとに乗り換えるユーザーが多い傾向にある車種は、常に一定の中古車が市場に流通しています。
とりわけ外車や輸入車は「型落ち」であることがマイナスに感じる方もいることから、新車価格が高くとも中古車として売却が見込める価格帯まで値落ちするケースも多々あるのです。
外車は故障しやすいというイメージが定着していることもあって中古車ニーズが限定されるため、国産車よりも値落ちが激しくなっています。
その他にも、値落ちが激しい車は以下の理由から「不人気車」となり、安値で取引されています。
- 個性的すぎる
- 高価で維持費がかかる
- 使い勝手が悪い
- ライバル車の存在
上記から分かるように、人気が出ない理由は性能や質ではなく不確定要素によるところも大きく、不人気車はあくまでも「大多数のニーズに当てはまらない車」と言い換えることができるでしょう。
では次に、このような車を購入するメリットについてまとめていきます。
値落ちが激しい不人気車を購入するメリットとは?
マイナスイメージのある不人気車ですが、実は購入をおすすめできるポイントもいくつかあります。
- 格安で購入できる
- 目立つ車や理想的な車が手に入る
値落ちの部分に注目されがちな不人気車の魅力を知って、購入の可否を検討してみましょう。
格安で購入できる
値落ちが激しい車の最大の魅力は、なんといっても格安で購入できる点です。
新車・中古車を問わず、車は売れ残ると在庫コストがかかるため、少しでも早く売れるように業者側も値下げを繰り返します。
特に中古車は市場の需要が価格にダイレクトに反映するので、高性能な車が思わぬ低価格で出回っている可能性もあります。
そのため、車を選ぶ上での最優先事項が「とにかく安くあること」という方には、不人気車を選ぶことがベストであると言っても過言ではないでしょう。
参考までに、中古車市場で人気の車と不人気の車の相場をボディタイプ別にご紹介します。
【人気・不人気中古車の相場(同一年式)】
ボディタイプ | 人気車種相場 | 不人気車種相場 |
軽自動車 | N-BOX(ホンダ):146万円 | ライフ(ホンダ):38万円 |
コンパクトカー | ルーミー(トヨタ):172万円 | スプラッシュ(スズキ):24万円 |
セダン | プリウス(トヨタ):250万円 | アリオン(トヨタ):98万円 |
ミニバン(ワンボックスカー) | セレナ(日産):226万円 | ランディ(スズキ):75万円 |
SUV | ハリアー(トヨタ):390万円 | CX-7(マツダ):58万円 |
一番大きなところでは、人気か不人気かで相場が300万円以上差が付く車種もあります。
もちろん状態にもよりますが、不人気というだけでどれだけお買い得か一目瞭然ですよね。
目立つ車や理想的な車が手に入る
値落ちが激しい車は、外観やボディカラーが個性的すぎたことで不人気になり流通量自体が少なくなっています。
ですので、逆に他の車と被らない目立つ車やオリジナリティを求める方にはぴったりと言えるでしょう。
また、不人気車は一般的に重要視される燃費性能や居住性能以外の部分が突出している場合も多く、自身の要望と上手く合致すれば理想的な一台にもなり得ます。
車に特定のこだわりがあるほど、マッチする可能性は高まるでしょう。
ただし、値落ちが激しい車をいざ購入する際には、いくつかのポイントを踏まえて選ぶことが重要です。
購入するメリットはあるといっても、中には避けるべき車も当然あります。
不人気でも高い満足度を得られる車を選ぶために、以下の点に注意しましょう。
値落ちが激しい車を購入する際の注意点
年式を確認する
中古車は3年落ち程度までで選ぶとコスパがよいとされています。
特に、値落ちが激しい車は1、2年でも価格がかなり下がるので、良好な状態のものを購入できるでしょう。
一方で、人気がなくて長年在庫になっているものは見た目以上に劣化が進んでいる可能性があるので注意が必要です。
年式が古いものはより細かな状態のチェックを行い、少しでも不安要素があれば購入は見送るのが賢明です。
整備点検記録簿をチェックする
値落ちが激しい不人気車の状態を確認するには、整備点検記録簿のチェックが最も重要です。
整備点検記録簿には過去の整備・修理履歴が記載されており、内容から車の今の状態をさらに詳しく知れる判断材料になります。
どんな中古車でもメンテナンスが行き届いていることが大切なので、事前に目を通しておきましょう。
また、品質を考えるなら「ワンオーナー車」を選ぶのがベストです。
中古車の質は前の所有者の使い方によるところも大きく、複数のオーナーを経て市場に出回っている車はメンテナンス記録を追うのが難しくなっています。
また、短期間で何度もオーナーが変わっている車は、それ相応の理由があるかもしれません。
重大なリスクを避けるためにも、可能な限りワンオーナー車で探すようにしましょう。
長く乗ることを前提に
値落ちが激しい不人気車は、売却時に値段が付きづらいというデメリットがあります。
短期での乗り換えの場合は費用を回収できない可能性が高く、損をしてしまうケースもあるでしょう。
価格の安さを最大限生かすためには乗りつぶすつもりで選び、長く乗ることを前提に購入することが大切です。
販売店の選び方
値落ちが激しい不人気車は、購入する販売店の選び方も重要になります。優良販売店を見極める基準は以下の通り。
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残念ながら、購入希望者を募って早く売るために修復歴を隠して販売したり、いい加減な管理で在庫コストを削減しようとしたりする悪質な販売店もあります。
せっかく安く購入できても、修理代に高額な費用がかかってしまっては本末転倒。
さらにすぐに買い替えなければいけないとなれば、不人気車を選ぶメリットはなくなってしまいますよね。
お買い得かつ購入後も安心して乗り続けるためにも、販売店もこだわりを持って選ぶことを心がけましょう。
なお、Firstはお客様ファーストの車買取・販売を行っておりますので、中古車購入時はぜひご利用ください。
さて、ここまでは値落ちが激しい不人気車の共通点や購入するメリット、そして購入時の注意点を解説してきました。
上記を踏まえた上で、ここからは値落ちが激しいお買い得な中古車を国産・外車別にご紹介していきます。
不人気の理由が許容範囲内であれば非常にお買い得な車種ばかりなので、車選びの参考にご覧ください。
値落ちが激しいお買い得中古国産車・外車
国産
トヨタ アリオン
中古車平均価格:98万円
不人気の理由:セダンとしての目立ったセールスポイントがない |
2007年~2021年まで販売されたアリオンは、カローラの上級モデルとして設定されたミドルセダン。
基本設計の古さとセダン離れにより競争力を失ったものの、大人4人が快適に過ごせる広い室内空間や燃費の良さは魅力的です。
通常のセダンよりも車内スペースが広いため、運転しやすく実用的なセダンが欲しい方におすすめです。
スズキ ランディ
中古車平均価格:162万円
不人気の理由:セレナとの競合 |
ランディはとにかく日産セレナと比較されて不人気になり、値落ちが激しくなってしまいました。
しかし、セレナのOEM車(自社名義で販売している他社製造の車)ですので、エンブレムが違うだけの同じ車と捉えても問題ありません。
性能の差はほとんどなく、安全装置も共通。異なるのはカラー展開と特別仕様グレードがない点です。
中古のセレナよりも数十万円も安く購入できるため、8人乗りファミリーカーを探している方は狙い目ですよ。
ダイハツ キャスト
中古車平均価格:110万円
不人気の理由:似たようなデザインのライバル車が多い |
2015年から新車販売が開始した比較的新しい車種であるキャスト。
6台目ムーブをベースに、デザイン性と機能性に富んだ3種のボディが与えられた軽自動車です。
しかし、どのモデルも販売には苦戦しているようで、似たようなデザインのライバル車から水をあけられている様子。
中古車相場も下がりやすくなっており、車の個性と希望がマッチすれば非常に高い使い勝手とコストパフォーマンスを発揮します。
外車
ジープ コンパス
中古車平均価格:200万円
不人気の理由:燃費の悪さ |
2017年に登場したコンパスは、スタイリッシュな外観が特徴のコンパクトSUVです。
燃費や使い勝手の悪さが指摘されるものの、外車SUVの中では一際安い価格は非常に魅力的。
中古車価格は180~220万円ほどの価格帯に集中しており、100万円台のものも存在しています。
ジープブランドに乗ってみたい方や街乗りで人と被らない外車に乗ってみたい方におすすめの一台です。
BMW 2シリーズ グランツアラー
中古車平均価格:240万円
不人気の理由:後列の快適性に欠ける |
2シリーズグランツアラーは、BMWの7人乗りミニバン。
全長が4,565㎜とコンパクトであるため、3列目シートは快適とは言えず他のミニバンにユーザーが流れており、値落ちが激しくなっています。
しかし、臨時シートとしては十分に機能しており、後列の居住性よりも走行性や高速安定性のあるミニバンをお探しの方にはお得な買い物になるでしょう。
おわりに
さて、今回は「値落ちが激しい車はお買い得って本当?中古が格安で手に入る国産車・外車をご紹介いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
値落ちが激しい車は中古車でのニーズが少ない「不人気車」ですが、人気になってもおかしくないような優れたデザインや性能を持つ車も多く、隠れた魅力がある名車もあります。
そのため、コストパフォーマンスを重視する車選びなら断然おすすめで、自分が納得できるのであれば購入しても全く問題はありません。
ただし、値落ちが激しい車を購入する際は以下のように注意すべきポイントもあります。
- 年式を確認する
- 整備点検記録簿をチェックする
- 長く乗ることを前提に
- 販売店はこだわって選ぶ
このような点を押さえて購入すれば、不人気車でも高い満足度を得ることは十分可能です。
値落ちが激しい車だからといって敬遠せず、本当に自分に合っているかどうかを見極めながら車選びをしてみてはいかがでしょうか。
そんな中、Firstは外車・高級車をメインに車の買取や販売を行っております。
経験豊富なスタッフが強力なネットワークを活かしてご希望の車をお探ししますので、人とかぶらない自分だけの一台を見つけたい方はぜひご相談ください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。