大人気なカローラクロスの残価率ってどれくらい?驚異的な残価率と人気の理由を徹底解説していきます!
2022 / 9 / 14 (Wed)
車の豆知識
はじめに
皆さまこんにちは!
いつもFirstのブログをご覧いただきありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
トヨタのカローラと言えば長年様々な層から支持されてきたトヨタの人気車種の1つです。
そのカローラから2021年9月にカローラ史上初のSUVとして登場したのが「カローラクロス」です!
大きさはCH-Rよりも大きくRAV4よりも小さく実用性のあるサイズ感。
そしてサイズ感だけではなく、多人数乗車や荷物を搭載する容量も十分で実用性の高いSUVとなっています。
そんなカローラクロスは現在大人気で生産が追いつかずHYBRIDは残念ながら一旦販売を停止しています。
そのため、まだ発売してから1年も経っていませんが中古車市場でも人気があります。
今日はそんなカローラクロスの残価率とカローラクロスの人気な理由を徹底解説していきたいと思います。
まずカローラクロスのスペックをご紹介していきたいと思います。
カローラクロスのスペック
- 新車価格199万円〜264万円
- 車体寸法 全長4490mm全幅1825mm全高1620mm
- 燃費 14.4km/L
- 乗車定員 5人
- 排気量 1797cc
カローラクロスの売れ行きは?
2021年11月には7300台と、発売してからたった2ヶ月にしてヤリクロスの6480台、ハリアーの6384を越えていますので、絶好調な売り行きと言えるでしょう。
また長年売れ行きがくすぶっていたカローラシリーズですが、2021年11月には1万3631台と、トヨタの小型、普通自動車の中でなんと一位に返り咲きました。
下火だったカローラシリーズの中でなぜこんなにもカローラクロスは売れたのでしょうか?
その理由をまずはご紹介していきたいと思います!
カローラクロスが売れている理由
空前のSUVブームに乗っかっていて、尚且つ「新空間、新感覚」をコンセプトに発売しているカローラクロス。
そのため他のSUVにはない「新しさ」も売れ行きの理由の1つだと言えるでしょう。
エクステリアは「アーバンアクティブ」をデザインコンセプトにしていて、現代の流行りにピッタリとマッチした作りになっています。
見た目もゴツ過ぎず、サッパリもし過ぎないちょうど中間的な好き嫌いを選ばないシンプルなデザインのため様々なユーザーから支持を得ることができました。
そんなカローラクロスですが、人気の理由は見た目だけではありません。
機能性もしっかり良いのがカローラクロスの特徴です!
そしてここからは特に人気な3大理由をご紹介いたします。
大容量なラゲージスペース
コンパクトなのに大容量なラゲージスペース
荷物容量は5人乗車時で487リットルとコンパクトSUVの中でも圧倒的な大きさとなっています。
スーツケースなら5つも詰めてしまう大きさなので、旅行の時はもちろん普段の買い物でも全く心配することなく積むことが出来るのです。
またSUVと言うと車高が高く荷物の積み下ろしが大変と言うイメージの方が多いと思います。
カローラクロスは720mmと他のSUVの中でも低く女性や小柄な方でも簡単に積み下ろしを行うことが出来ることも特徴です。
圧倒的燃費の良さ
カローラクロス(HYBRID)の燃費の良さは圧倒的で、WLTCモード燃費だと26.2km/L 、WLTCモード燃費(郊外)の場合28.9km/Lと軽く20km/Lを超えてきます。
HYBRIDじゃないガソリン車でも14〜17km/Lは走ることが出来るのです。
SUVは排気量も多く燃費が悪いと言われていましたが、現在の新型SUVは燃費の部分でどれもかなり改良されています。
その中でもカローラクロスは群を抜いて高燃費と言えます。
カローラクロスよりもヤリスクロスの方が燃費が多少良いですが、サイズでの比較をするとカローラクロスの方が高燃費となっています。
低価格
- HYBRID Z 299万円
- HYBRID S 275万円
- HYBRID G 259万円
- ガソリン Z 264万円
- ガソリン S 240万円
- ガソリン G 224万円
- ガソリン G”X” 199万9000円
ガソリンG”X”は、199万円となんと100万円台から購入が可能となっています。
そして1番高いHYBRID Zでさえも200万円台(税抜)での購入が可能です。
安い車ならいくらでも他にもありますが、これだけスペックの高い車であるにも関わらずこの価格帯はかなりコスパが良い車と言えるでしょう。
金額的にも若者層〜ファミリー層など様々なユーザーを的にすることができ、購入層が他の車種と比べて幅広く取ることができます。
以上3つのポイントがカローラクロスが大人気である理由です。
そして気になるのは中古車市場での価格帯です。
安く購入できてもまた売却を考えた時にかなり買取金額が下がってしまうようなことがあったら決してコスパが良い車とは言えませんよね。
続いては、中古車市場でのカローラクロスの残価率について書いていきたいと思います。
結論から言うとかなり高い残価率となっています。
1年落ちのカローラクロスの残価率
- Z(ガソリン)264万円 207万円 104%
- G(HYBRID)259万円 240万円 93%
- Z(HYBRID)299万円 330万円 110%
- Z(HYBRID)319万円 330万円 103%
全体的にほぼ100%以上の高い残価率であることが分かります。
なぜこんなに高い残価率なのかと言うと、既述ですが元々1年以上納車待ちの状態であったカローラクロスです。
その上、2022年5月31日で受注停止になってしまい現在新車をディーラーから購入することは不可能となっています。
発売されてからたったの8ヶ月で受注停止になってしまったので、今すぐにカローラクロスを求めるユーザーは中古車で探すしか方法がありません。
そのため中古車市場での需要が高いため残価率も高くなっています。
1番残価率の高いZ(HYBRID.2WD)の魅力とは?
Zは最上級モデルとなっているので、価格も1番高くなっています。
しかし他のグレードではオプション品だったものも標準装備されているのです。
Zの豪華な標準装備
- 18インチアルミホイール
- 上位ヘッドランプ
- LEDフロントフォグランプ
- リヤコンビネーションランプ
- 本革シート
- シートヒーター
- パワーシート
- ハンズフリーパワーバックドア
- 自動防眩インナーミラー
以上9つがオプションではなく標準装備されています。
ちなみにこの他にも細かいところが標準装備されているので最高級グレードと言ってもかなりコスパは良いと言えるのではないか。
中古車市場でもやはりZは1番人気が高く、そのため残価率も110%とかなり高い結果になっています。
カローラクロスの人気なカラーは?
他の車種と変わらずパールホワイトが1番人気です。
続いてブラック、その他ブルー.レッド.グレーのカラーもホワイトやブラックに比べると落ちてしまいますが残価率は高いです。
カローラクロスの人気のオプションは?
- 9インチディスプレイ
- ブラインドスポットモニター
- パノラミックビューモニター
残価率が高く売却されている車の中で上記3つは必須です!
では続いて他社のライバル車とどれくらい残価率に違いがあるのかを詳しく見ていきたいと思います!
ライバル車との比較(1年落ちでの計算になります)
まずは同じトヨタのライバル車CH-Rから見ていきたいと思います。
トヨタ CH-R
スポーツタイプSUVとして人気のCH-Rですが、残価率はそれほどまで高くはありません。
- G(FF) 新車327万円 買取価格178万円
- S-T LEDパッケージ(FF/4WD) 新車269万円 買取価格151万円
- G-T(FF/4WD) 新車299万円 買取価格171万円
G モード ブルーノ
新車328万円 買取価格198万円
残価率は平均すると56%程度となっています。
ホンダ ヴェゼル
二代目ホンダヴェゼルもコンパクトSUV界の中では群を抜く人気を誇っています。
カローラクロスに対して1番のライバル車と言っても過言ではありません。
- e;HEV PlaY 新車363万円 買取価格318万円
- e;HEV X 新車305万円 買取価格216万円
- e;HEV Z 新車331万円 買取価格276万円
残価率は81%となり、ヴェゼルも残価率は高い傾向にあります。
それに対してカローラクロスの残価率は110%なので、29%程度高く中古車市場ではカローラクロスの方がヴェゼルよりも一歩リードしています。
マツダ cx 5
現在のマツダの人気の火付け役と言っても過言ではないcx 5ですが、1年落ちではいまいちパッとしない印象です。
ガソリン車
- 20S:新車295万円 買取価格202万円
- 20Sプロアクティブ 新車329万円買取価格183万円
- 25S Lパッケージ 新車365万円 買取価格201万円
残価率は58%となっています。
ディーゼル車
- XD 新車343万円 買取価格186万円
- XDプロアクティブ 新車368万円 買取価格211万円
- XD Lパッケージ 新車400万円 買取価格235万円
残価率は57%でガソリン車とあまり変わっていないようです。
これら残花率については、1年で50%近く落ちてしまいました。
cx-5はガソリンとディーゼルがありますが、どちらも残価率は50〜60%の間となっています。
cx-5に対してはカローラクロスの方が圧倒的勝利となる結果になりました。
カローラクロスがどれだけライバル車の中でも圧倒的な残価率を誇っているかがお分かり頂けたかと思います!
では、どのタイミングでの売却でもカローラクロスは残価率が高いままでいられるのか。
続いては残価率の高い売却時期について詳しく書いていきたいと思います。
カローラクロスの売却時期
結論から言うと、カローラクロス( HYBRID)の中古車市場で1つの人気要因である「受注停止」が再開すると残価率も下がってしまう可能性が高いです。
そもそもなぜ受注停止になってしまったのかと言うと、現在世界的に半導体不足となっています。
また、ロシア情勢などもあり車の生産台数自体が減っています。
そのため元々1年以上と言われていた納車が更に時間がかかりすぎてしまうとモデルチェンジ時期と重なってしまうことが想定され、「受注停止」と言う流れになってしまいました。
今のところ2023年秋頃受注開始の予定が組まれています。
もし「受注停止」が解除された場合、 カローラクロスを新車で購入することも可能になるので中古車の残価率も下がってしまう可能性もあるでしょう。
そのためカローラクロスを残価率の高い状態で売却したいのであればできるだけ早い売却の方が無難です。
おわりに
今回の記事ではカローラクロスの驚異的な残価率と人気な理由、そして売却に適した時期を解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
カローラクロスの残価率は、現在受注停止をしていることもあり残価率はかなり高めです。
その中でも HYBRIDの方がガソリン車よりも残価率が高く人気があり、1番人気なグレードは最上級グレードであるHYBRID Z(2WD)で残価立は110%です。
受注を再開してもしばらくは残価率が一気に下がる心配はないですが、売却を考えている方は早めの売却をオススメします。
一般的にディーラーなどでの下取りと中古車買取業者での買取を比べると、「買取」の方が査定額が高い傾向があります。
そのため売却の際は中古車買取業者での「買取」をがベストです。
車の高価買取をご希望の方は神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にご相談ください。
Firstではお客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!