新車から5年後のリセールバリューはどのぐらい?国産車で比べてみましたので読んでみて下さい!
2022 / 10 / 28 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
車を経済的に乗るためには「リセールバリュー」についての把握が欠かせません。
購入する段階ですでに「手放す時どのぐらいの値段で売れるのか」を考えておくことで、賢い車選びができます。
ちなみに車のリセールバリューとは車の「再販価格」のことであり、残価率が高い車=リセールバリューが高い車となります。
車のリセールバリューは「車買取業者のニーズ=市場のニーズ」によって決まるため、年式が古い、走行距離が長いからといって必ずしも査定額が低いとは限りません。
車は15年以上乗っている、10万キロをはるかに超えた距離を走ってるといった状態ではない限り、いくらか売却額がつくのが一般的です。
平均的には車のリセールバリューは5年後で40~50%程度となります。
今回は、新車から5年後のリセールバリューの高い国産車をランキングで紹介していきます。
また、値崩れしにくい車の特徴もあわせて紹介していきますので、お得な車選びをしたい方はぜひ参考にしてみて下さい。
それではまず新車から5年後のリセールバリューの高い車種をみていきましょう。
各車種のリセールバリュー一覧
順位 | 車種名 | 買取相場 | 新車価格 | リセール |
1位 | ランドクルーザー | 643万円 | 634万円 | 101.5% |
2位 | シビック | 260万円 | 285万円 | 91.2% |
3位 | アルファード | 303.2万円 | 363万円 | 83.2% |
4位 | ジムニーワゴン | 106.3万円 | 140万円 | 75.9% |
5位 | ハリアー | 219.5万円 | 314万円 | 69.9% |
6位 | ヴォクシー | 176.7万円 | 258万円 | 68.4% |
7位 | クロスビー | 105.9万円 | 163万円 | 64.9% |
8位 | インプレッサ | 213.6万円 | 330万円 | 64.7% |
9位 | ノア | 166.8万円 | 258万円 | 64.6% |
10位 | RAV4 | 142.9万円 | 224万円 | 63.7% |
1位:ランドクルーザー
※5年後:ZXグレード/2017年購入/走行距離4~5万キロ
ランドクルーザーはリセールバリューの高いSUVタイプの中でも、特に人気が高く中古車市場でも価値の高い車として挙げられます。
2020年の秋頃から半導体不足の影響で生産量が減少しました。
そのため、希少価値が高い車として扱われ、今では新車価格よりも高い値段で売買されることも少なくありません。
2位:シビック
※5年後:タイプRグレード/2017年購入/走行距離4~5万キロ
シビックは普段使いから遠出ドライブまでマルチな活躍が期待できる車種です。
2009年限定 タイプR EUROモデルや2010年モデルは特に人気が高く高額査定を狙うことができます。
3年落ちのリセールバリューは新車販売価格よりも高く、5年落ちでも90%以上のリセールバリューが残っています。
3位:アルファード
※5年後:SAパッケージ・タイプBLACK7人乗り/2017年購入/走行距離4~5万キロ
アルファードは中古車市場でも人気の車種で比較的値が落ちにくい傾向にある。
3年落ちだと購入時よりも高く車を売却できる可能性があります。
アルファードを購入したい人は純正を求める方が多い傾向にあります。
購入時に純正オプションを付けることで、売却時の買取価格に差が付くことでしょう。
4位:ジムニーワゴン
※5年後:XCグレード/2017年購入/走行距離4~5万キロ
ジムニーはリセールバリューの高いボディタイプであるSUVに分類されます。
軽自動車の中で唯一無二のオフロード性能を持っている車種で、軽クロスオーバーSUVとして高い人気を博している。
3年落ちであっても買取価格が新車価格を超えるリセールバリュー。
2018年にモデルチェンジしたにも関わらず、旧モデルのリセールバリューは落ちる事なく高いままの状態です。
5位:ハリアー
※5年後:ELEGANCE GR SPORT(ガソリン車)/2019年購入/走行距離4~5万キロ
ハリアーは中古車市場でも人気が高く、供給も若干不足傾向にあるため、買取価格が比較的安定している車種です。
中でもボディカラーが黒や白のハリアーはラグジュアリー感のあるSUVとして人気があります。
リセールバリューは1位~4位に負けてしまいますが、5年乗ったとしても60%以上の価値が残るので残価率は高い方だと言えます。
6位:ヴォクシー
※5年後:V7人乗り/2017年購入/走行距離4~5万キロ
アルファードと並ぶほどの人気があるヴォクシー。
2014年型以降のモデルは買取台数も多く、高い買取価格となる傾向があります。
ヴォクシーの中でも最も買取価格が高く付きやすいグレードは「ZS煌」です。
そもそもの販売価格が高いというのもありますが、ZS煌は装備が充実していることから比較的価値が高いグレードとなっています。
7位:クロスビー
※5年後:HYBRID MX/2017年購入/走行距離4~5万キロ
SUVタイプとに車は人気があり、リセールバリューが落ちにくくなっています。
クロスビーもSUVタイプの車種であるため、5年落ちでもリセールバリューが60%を超えている。
ですが、3年落ちのリセールバリューは他車種よりも低く、リセールバリューから見た売却時期であれば、5年落ちがおすすめです。
クロスビーは単色とツートンカラーがあります。
単色であればパール、グレー、ブラックが人気。ツートンカラーであればアイボリー&ブラックが人気傾向にあるようです。
反対にイエローは不人気カラーで、他色よりも買取相場が低くなる可能性があります。
8位:インプレッサ
※5年後:WRX STI Aライン タイプSパッケージ(4ドア)/2017年購入/走行距離4~5万キロ
2012年式のロングセラーモデルで中古車市場でも比較的需要のある車種です。
カスタムにも向いているため、車好きの方に人気があります。
4WDは年数が経過しても価値が残りやすい傾向にあります。
また、価値が残りやすい人気カラーは「クリスタルホワイトパール」や「クリスタルブラックシリカ」です。
他のボディーカラーと比べると買取価格が高くなる可能性があります。
9位:ノア
※5年後:G7グレード/2017年購入/走行距離4~5万キロ
中古車市場の中で最も需要の高い「ミニバン」は比較的リセールバリューが高い傾向があります。
ですが、アルファードに比べると、リセールバリューが低くなってしまっている。
ノアはアルファードよりも安全性能・装備や上質なパーツの搭載などでは劣っていますが、ファミリー層向けの仕様になっており、乗りやすさや燃費の良さは評価を得ています。
「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「アティチュードブラックマイカ」が比較的高く売れるボディーカラーとなっています。
10位:RAV4
※5年後:スタイル/2017年購入/走行距離4~5万キロ
RAV4は中古車市場にある程度流出していますが、SUVであることから高価買取になる可能性が高い車種です。
先行モデルは国内での価値は低めですが、海外では乗用車として人気の車です。
「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「アティチュードブラックマイカ」の」ボディカラーが人気で、他の色に比べて買取価格に差がつくこともあります。
また、人気色が両方入っているツートンカラーも高いリセールバリューが期待できます。
リセールバリューの高い車は、流行りのSUVや、ファミリー向けのミニバン等が比較的買取価格が高く、市場価値も高いとされているようです。
次に値崩れしにくい車について解説していきます。
値崩れしにくい車の特徴
結論からお伝えすると、値崩れしにくい車は市場でのニーズが高い車です。
特徴
- SUVタイプの車
- ボディカラーが白か黒
- ファンに支持されている車・・・・・・・・等があげられます。
値崩れしにくい車の代表的な特徴を紹介していきます。
SUVタイプの車
SUVタイプは人気が高いボディタイプの車で、モデルチェンジをしても人気が落ちにくくリセールバリューが高い車です。
ランドクルーザーやハリアーなどランキングに入っている10車種のうち半分がSUVタイプの車でした。
トヨタのランドクルーザープラドは比較的人気が高く、中古車市場でも支持されています。
SUV以外にも、コンパクトカーやハイブリットカー、スポーツカーは比較的値崩れしにくいボディタイプとなっています。
ボディカラーは白か黒
ひとくちに人気がある車といっても様々ですが、ここでいう人気がある車とは、一般的に好まれやすい車を指します。
例えば、同じ車種だとしてもパールホワイトなどの白または黒といった街中でよく見られるボディカラーの車の方が、査定額が高くなる。
逆に珍しい・派手なボディカラーの車は需要が少ないため売れにくく、価格が下がる傾向にあります。
ファンに支持されている車
大衆車だけでなく一定の層に人気がある車も、安定した需要となるため値崩れしにくい傾向にあります。
SUVやコンパクトカーが全盛の時代であっても、人気のスポーツカーやクーペは高い走行性能から、走りを楽しむ人に人気です。
新車の購入者が少なく、中古車市場で品薄状態となっているとさらに値崩れしにくくなります。
代表的な車種として日産のスカイラインGT-R、スバルのインプレッサWRXが挙げられる。
「リセールバリューが高い=購入したい人が多い」ということが言えるでしょう。
例えば、新車納期が長期化する中ですぐにでも欲しい!という方が多い車種は当然リセールバリューが上がります。
また、既に生産終了しており、欲しくても数が少ない傾向の車種も価値が上がっている。
最近の動向としては特に新車生産が終了し、時間も経過しているマニュアルタイプの車がそれに該当します。
スカイラインG-TR、シルビア、RX7、スープラ、インプレッサWRX、ランエボ。
カプチーノ、AZ1、コペン等や、ネームバリューが高くなりやすいと覚えておきましょう。
車種によってリセールバリューはバラバラでそれぞれ異なっています。
車の価格は日々変動しますが、適切な売却時期を知っておくことで、愛車を最も高い状態で売ることができるでしょう。
リセールの低い車種やグレード・カラーは、逆をいえば中古車では割安で買える事になりますので、その辺も把握しておく事でお得な車選びができますよね。
終わりに
今回は車種ごとで5年後のリセールバリューと値崩れしにくい車種の特徴について紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
高いリセールバリューが期待できる車を選ぶと経済的なので、お得なカーライフを送りたい方は車のリセールバリューを確認の上乗ることをおすすめします。
車のリセールバリューは「車買取店のニーズ=市場のニーズ」によって決まるため、値崩れしにくい車を知っておきましょう。
車の買取を希望されてる方は神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にご相談ください。
Firstではお客様に喜んで頂けるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。