今外車を新車で買うなら電気自動車が一押し!適切な選び方や注意点、おすすめ車種を徹底解説いたします!
2024 / 4 / 2 (Tue)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、自動車業界で「EVシフト」が起こる中、車選びでも話題に上る機会が増えた電気自動車。
各国が本格的な普及に力を入れ、国産車でも販売車種が増加してきました。
一方、欧州メーカーでは既にラインナップ拡充期に入っており、EV分野としては国産車をはるかにリードしています。
時代に合った外車を新車で買うならぜひとも検討リストに入れたいところですが、従来のエンジン車と全く異なるので不安に感じる方も多いでしょう。
また、モデル毎に価格や充電時間、航行距離などが異なるので、どれを選べばよいか悩むこともあるかもしれません。
そこで今回は、電気自動車の基礎知識をまとめ、EV外車の選び方や注意点、おすすめの車種などを詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!
それでははじめに、電気自動車とはどんな車?というところから見ていきましょう。
外車メーカーに存在感!電気自動車(EV)とはどんな車?
電気自動車(以降EV)は、電気を動力としたモーター駆動で走行する車を指します。
EVの特徴やメリット
環境負荷の低減に貢献
EVの最大の特徴は、何と言っても地球に優しいエコな車であることでしょう。
従来の車の排気ガスは大気汚染の一因となっており、他にも様々な環境問題を引き起こすことから脱炭素化が進められてきました。
EVはバッテリーとモーター駆動なので、二酸化炭素・窒素化合物といった有害物質が排出されず、環境への負担を軽減することができます。
優れた経済性
EVは新車購入時に国から補助金が交付されます。
2023年度の補助金金額は電気自動車が上限85万円、軽EVが上限55万円となっており、居住エリアによっては自治体の補助金を併用することも可能。
購入後は燃料代が抑えられることに加えて、エンジンオイルやエレメント交換もなく、メンテナンス費用を抑えることができるでしょう。
さらにEVは減税対象のため、維持費の節約にも期待大です。
振動や騒音の軽減
EVはエンジンが発生源となる騒音や振動が少なく、非常に静かに走ることができます。
また、EVに搭載されているモーターは電力が供給されない限り作動しないため、停車時にも音が発生しません。
重いバッテリーが低い位置にあるので、運転時の安定感が増しハンドル操作がしやすいのも車好きには嬉しいポイントでしょう。
蓄電池として活用できる
変換器は必要ですが、バッテリーから家電製品などの電気を取れるのが非常に便利。
普段の生活だけでなく、アウトドアレジャーや災害時の非常用電源として活躍します。
一方、充電環境やロングドライブ時の電欠などはEVを所有する上で懸念点となるでしょう。
使用する環境や用途によっては購入を後悔してしまいかねないので、購入時には次のポイントをチェックすることが大切です。
電気自動車購入時のチェックポイント
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用途を見極める
車の選び方の条件はEVでも変わりません。主用途や所有台数に合わせて適切な車選びを行いましょう。
例えば世帯で一台所有の場合、日常の足から週末のドライブまでの用途を想定するとバッテリー容量は60kWh以上、一充電走行距離は400㎞以上のモデルが望ましいです。
近頃はガソリン車と遜色ない距離を走れる車種も登場しているので、チェックしてみましょう。
一方、複数台所有している世帯で近隣への買い物や近距離通勤に使用したいなら、40kWhの軽EVやコンパクトカーで十分。
初期費用や維持費も変わってくるので、しっかりと見極めることが重要です。
自宅や周辺の充電設備を確認する
EVを快適に乗りこなすには、充電設備を確保できるかどうかが非常に重要です。
一戸建てであれば、10~40万円ほどで充電設備の設置が可能。
マンションなどの集合住宅の場合、設置には管理組合の許可が必要です。許可が下りた例もありますが、近隣の充電スポットで対応するのが現実的でしょう。
充電機器のメンテンナンスや先客の可能性も考えて、大型商業施設やコンビニの駐車場などにあるスポット候補(できれば急速充電器があるスポットも)を複数持っておけると安心です。
スペックを確認する
一充電当たりの航続距離も指標となりますが、エアコン使用時やスポーツモード走行で10~20km程度の差が生じます。
そのため、購入時には航続距離とともに「定格出力」と「交流電力消費率」のスペックも確認しておきましょう。
定格出力はモーター性能の指標の一つで、大きいほどパワーがあるという捉え方。
一般的に定格出力が大きいEVの方が一充電で長い距離を走行できますが、消費電力も多いため、航続距離と効率性のバランスを取ることが大事になります。
また、交流電力消費率は1km走行するのに必要な電力で、少ないほど電費が良いということです。
実際に運転する際はカタログの航続距離通りにはいかないものですので、この2点も比較した上で検討するのがおすすめです。
さて、日本では2035年までに販売する自動車を100%電動車にするという目標を設定しており、2023年上半期の乗用車販売台数に対するEV車の普及率は2.2%でした。
一方、EV化に積極的なヨーロッパ主要国の普及率は20%を超えており、その差は歴然。
国策や社会的な環境意識の高さなどを背景に普及が加速しており、各外車メーカーはSUVやセダンなど品ぞろえの幅広さで日本を先行しています。
以下、ヨーロッパ主要国のEV普及率や国内EV販売動向をご覧ください。
【ヨーロッパ主要国のEV普及率】
イギリス | 23% |
フランス | 21% |
ドイツ | 31% |
スウェーデン | 54% |
ノルウェー | 88% |
【2023年国内EV販売動向】
販売台数 | 前年比 | EV比率 | |
国産EV | 88,535台 | 1.5倍 | 2.2% |
輸入EV | 22,890台 | 1.6倍 | 9.2% |
国内メーカーのEV車種が限られる中、外車メーカーのEVモデル数は118にまで増加しています。
普及価格帯のコンパクトカーから高価格帯のラグジュアリーモデルまであらゆるEVが用意されていることが、幅広い層のユーザー獲得に寄与しているのでしょう。
特に7車種を展開するメルセデス・ベンツのEVが好調で、23年は前年比2倍の約4300台を販売。
また、中国大手のBYDも昨年から日本で乗用車のEV販売を開始しており、今後も着実にラインナップが増えていくと見られています。
とはいえ、それだけの選択肢があると車選びでは迷ってしまうのが難点です。
これからの未来を見据えて外車を新車で買うならおすすめのEV。人気車種にはどんなものがあるのでしょうか?
ここからは人気の厳選5車種を詳しくご紹介していきます。
今外車を新車で買うならEV車がおすすめ!人気車種をご紹介
テスラ モデル3
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4720mm×1850mm×1441mm |
乗車人数 | 5名 |
一充電走行距離(WLTCモード) | 573~706km |
交流電力量消費率 | 129~149kW/km |
充電 | 普通充電/急速充電 |
新車価格 | 5,613,000円~ |
次世代電気自動車の代名詞的ブランド「テスラ」のエントリーモデルであるモデル3。
テスラの中で最も手頃でありながら満充電で550km以上の航続距離を発揮するパワフルバッテリーを搭載しており、電欠の恐れを感じずに走ることができます。
また、テスラの超急速充電器「スーパーチャージャー」を使用すれば、15分で最大275㎞分まで充電可能。
国内のスポットは100を越え、外出先でも手軽に充電できるのが大きな強みでしょう。
当初は高額だったモデル3ですが、2021年の大幅値下げにより国産EVに近い価格で購入できるようになっています。
メルセデス・ベンツ EQB
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4685mm×1835mm×1705mm |
乗車人数 | 7名 |
一充電走行距離(WLTCモード) | 468~520km |
交流電力量消費率 | 147~163kW/km |
充電 | 普通充電/急速充電 |
新車価格 | 8,200,000円~ |
メルセデス・ベンツのEVシリーズEQ初の7人乗りコンパクトSUV「EQB」。
GLBをベースに開発されており、大容量バッテリーを搭載しても高い居住性を確保していることが特徴です。
航続距離はFWD・4WD両モデルとも十分で、100kWまでの急速充電にも対応しています。
メルセデス自慢の最新運転支援システムが全車標準装備されていることに加えて、EQ独自の安全コンセプトも採用。
日本で購入できるEVで、最も万能なマルチプレイヤーとして活躍すること間違いなしの一台です。
BMW iX1
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4500mm×1835mm×1620mm |
乗車人数 | 5名 |
一充電走行距離(WLTCモード) | 465km |
交流電力量消費率 | 155kW/km |
充電 | 普通充電/急速充電 |
新車価格 | 6,680,000円 |
大人気のBMWコンパクトSUVに設定された電気自動車が「iX1」です。
4WDのみの展開で、システム最高出力は140kW、システム最大トルクは494Nmに達します。
コンパクトモデルでありながら一充電航続距離は465kmと十分な性能で、90kWの急速充電器を使えば10%の状態から約30分で54%、50分で80%まで充電可能。
より直感的な操作を実現したコックピットは、タッチスクリーンと音声認識機能を装備しており、ラゲッジルームには折り畳み増フロアなど多彩な収納オプションが用意されています。
グレードはXラインと日本で人気のあるMスポ―ツもラインナップで、安定感ある走りを楽しみたい方にもおすすめのモデルです。
フォルクスワーゲンID.4
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4548mm×1850mm×1640mm |
乗車人数 | 5名 |
一充電走行距離(WLTCモード) | 435~618km |
交流電力量消費率 | 132~139kW/km |
充電 | 普通充電/急速充電 |
新車価格 | 5,142,000円~ |
ID.4は、エンジン車と同じ感覚で乗られる電気自動車を目指して開発されました。
アクセルを踏んだ時の加速感はマイルドで、ドライバーがコントロールしやすい操作性が保たれています。
もちろん、アクセルを全開にすればEVらしい俊敏さも見られますが、それも他EVと比較すると控えめ。エンジン車からの乗り換えを考慮し、静かな走りが重視されていることが分かります。
インテリアは余計な凹凸を極力抑えたプレーンなスタイルが特徴で、小回りのしやすさ、荷室の広さは実用性もばっちりでしょう。
EVの先進感を味わいつつ、フィールドを楽しみながら環境保全に貢献するという二重、三重の喜びを感じられる今人気の一台です。
フィアット 500e
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3630mm×1685mm×1530mm |
乗車人数 | 4名 |
一充電走行距離(WLTCモード) | 335km |
交流電力量消費率 | 128kW/km |
充電 | 普通充電/急速充電 |
新車価格 | 4,730,000円~ |
世界中で大人気のフィアット500(チンクエチェント)の電動化モデルである500e。
歴代チンクエチェントから受け継いだアイコニックでキュートなデザインはそのままに、先進運転装備を搭載するとともにEVならではの新しい運転感覚を提供しています。
一充電走行距離は335kmとロングドライブ向きではないものの、日常使いであれば十分でしょう。車両重量が軽いので、電費自体は良好となっています。
ボディタイプは3ドアハッチバックの他、EVでは唯一となるオープンモデルも用意されているので、好みに合わせて選んでみてください。
これ以外にも外車EVには様々なモデルが登場しており、日本未導入モデルも含めて今後更なる拡充が予想されます。
しかしながら、EVは製造コストを削ることが難しく、車両価格が高額であることがデメリットのひとつ。
今新車で買うなら一押しとはいえ、導入費用が気になる方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、まずはレンタカーやカーシェアリングで気軽に試してみるのもありかもしれません。
また、中古で探してみたいという方は一度専門店に相談してみましょう。
Firstは人気車種から流行り物、そして定番ラインナップまで何でも対応できますので、EV購入を検討されている方も気軽にお問い合わせ下さい。
おわりに
さて、今回は「今外車を新車で買うなら電気自動車が一押し!適切な選び方や注意点、おすすめ車種を徹底解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
現状日本では主にインフラ関係で諸問題が残されているEVでありますが、海外の一部ではEVこそが主流になり始めています。
国内における外車EVも存在感を示しており、価格面でも現実的なモデルが多くみられるようになりました。
外車EVは航続距離や加速性、充電状況、そして魅力の分野で日本をリードしており、今後アジア勢も含めた競争激化は必至。
性能やデザインに関してはエンジン車と同様メーカーごと、モデルごとに異なる特徴があるので、用途を見極めた上で最適なものを選ぶようにしましょう。
本記事を参考に、時代に合った乗りやすいEVを見つけてみてはいかがでしょうか。
そんな中、Firstでは中古車の買取だけでなく販売にも力を入れております。
豊富な実績と強力なネットワークで希望に沿った1台をご提案させていただきますので、エコな外車をお探しの方もご相談ください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。