投資価値のある国産車7選を発表!高く売れる理由や残価率が下がりにくい条件まで詳しく解説いたします!
2023 / 8 / 5 (Sat)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは、横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
さて、車を購入する際に「いざ手放す時に高く売れる」ことを最優先に車選びをする方もいらっしゃるでしょう。
世間一般では車は消費物と捉えられがちでしたが、富裕層では主に高級車を投資目的で購入する動きが拡大。
百貨店の外商での取り扱いも始まり、株や不動産、ジュエリーなどに続く新たな投資対象としての存在感を高めています。
そんな車の投資が成立するためには、当然ながら今よりも将来の相場が高くなることが大前提です。
しかし、よく耳にするのは輸入車、それも超高級車が数倍、数十倍の値段で売られるケースが大半で、そもそも購入できるユーザーは限定されてしまいますよね。
では、より現実的な範囲で投資価値のある車はあるのでしょうか?
そこで今回の記事では、投資価値のある車の条件や高く売れる国産車7選、そして価値を下げずに車を売るコツまで詳しく解説いたします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それではまず、車の投資価値を表す「残価率」について見ていきましょう。
投資価値のある車は残価率の高い車!
投資価値のある車とは、価値が下がりにくい車を指します。
車は経過年数とともに価値が下がっていくのが一般的で、投資を考えるのであればなるべく価値が下がらない、もしくは上がっていく車を選ぶことが重要です。
そこで参考になるのが、車の価値を表す「残価率」です。
残価率は新車価格に対する残価の割合のことで、以下の式で算出が可能。
残価率=新車価格÷売却価格 |
数値が高いほど価値も高いことを示しています。
平均的な残価率は3年で40~60%前後なので、70%以上なら価値が下がりにくく、100%を超えると新車価格よりも高く売れるということです。
さらに、5年を超えると車両の消耗が進んでくるため、多くの車種で残価率が大幅にダウン。
そんな中でも数値を保っている車は、将来的に高値で取引される可能性が高い投資価値のある車であると言えるでしょう。
このような残価率の高い車にはいくつかの共通した特徴があるようです。
続いては、その共通点や条件を詳しく見ていきましょう。
投資価値のある車の特徴や条件とは?
【残価率の高い車の特徴・条件】
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根強いファンがいる車種
マイナーでも性能に特化した車や、生産終了から時間が経っても人気の高い車は根強いファンがいることもあり、車種によっては年月が経つごとに価値が上がるケースが見られます。
特に、既に生産が終了している車は新たに供給が増えることがないので、中古車から探すのが一般的です。
そのため、供給量に対して需要が常に上回ることになり、高値で買取してもらえる可能性が高まるでしょう。
入手困難な車種
現行車種の中でも、とりわけ高い人気があり生産が追い付いていない車種や社会情勢で十分な供給ができていない車種にはプレミア価格がついており、投資価値のある車となっています。
また、稀少性の高さから手に入れることが難しい車もあるでしょう。
例えば、台数限定モデルやヴィンテージカーなどが当てはまります。
このタイプは購入時よりも売却価格が上がる最たるものと知られており、投資として売買を行う方や資産として所有する方も多いようです。
海外需要のある車種
投資価値のある車は、海外での需要が高いのも特徴のひとつです。
なぜなら、業者は輸出での利益を見越して高値で買取を行ってくれるからです。
代表的なものとして、海外でも突出した支持を誇るトヨタ系のハイブリッド車が挙げられます。
また、商業用としても利用できるバンタイプやSUV、さらにディーゼル車やマニュアル車も安定した需要があるので、価値が落ちにくい傾向にあります。
ただし、海外需要は特定の車種・グレードに集中することが多く、そのあたりの情報にも通じている必要はありそうです。
加えて、関税などの制度も頻繁に変更されるため、売却するタイミングの見極めは誤らないようにしましょう。
モデルチェンジの影響が少ない車種
車の価値を下げる最大の要因とも言えるのが「フルモデルチェンジ」ですが、この影響を受けにくい車種というものが存在します。
代表的なモデルには「スズキ ジムニー」や「ランドクルーザー」などが挙げられるでしょう。
上記のようなステータス性が高い車や他に比較対象がない車種は、旧型から現行型までまんべんなく売れており、残価率も驚異の数字を叩き出しています。
これらの特徴を持つ車の残価率は平均と比べて20%以上高くなっており、年数が古くなってからの落ち方も緩やかな傾向にあります。
では、残価率が高い投資価値のある車には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
今回は国産車に絞って7車種をご紹介していきます。
投資価値のある国産車7選
現在、特に残価率が高く保たれている国産車は以下の通りです。
メーカー | 車種 |
トヨタ | ランドクルーザー |
スズキ | ジムニー |
スバル | WRX STI |
日産 | GT-R |
トヨタ | GRヤリス |
ホンダ | S660 |
トヨタ | アルファード |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
トヨタ ランドクルーザー
新車価格 | 510万円~ |
中古車買取相場 | 約500~2100万円 |
国産SUVを代表する超人気車種のランドクルーザーは、日本のみならず海外でも非常に高い需要を誇っています。
2021年の新型発表時には、受注が殺到し納期が数年待ちとなったのも記憶に新しいでしょう。
その人気は中古車買取相場にも反映され、現行モデルは残価率驚異の170%超え。5年落ち以上でも90%以上の値がつく稀有な存在です。
また、旧モデルの100系は走行距離が売却額にそれほど影響しないことから、多く走っていても高く売れるという独特な特徴もあり。
すでに高値での取引が続いていますが、購入できれば投資価値のある一台になることは毎違いないでしょう。
スズキ ジムニー
新車価格 | 178万円~ |
中古車買取相場 | 約220万円~ |
スズキ ジムニーは、軽自動車でありながら優れた走破性を持つクロカンSUVとして長い間親しまれています。
そんなジムニーは、国産車で唯一年式に関係なく高値で買取される車種といってもよいでしょう。どんなに古くても、期待以上の高値が期待できる珍しい車です。
この高値を支えているのはジムニーのコアなファン層で、幾度の世代交代があっても残価率にそれほど大きな影響は出ませんでした。
また、最新モデルを購入したくても新車の納期が1年以上先と長いため、中古車ニーズが高まり、買取相場も押し上げられる形となっています。
スバルWRX STI
新車価格 | 420万円~ |
中古車買取相場 | 約600万円~ |
スバルWRX STIは、2019年に受注を終了したスポーツセダンです。
残価率が高い理由は、スバル独自の技術が詰まったスポーツ性能の高さと稀少性でしょう。
中でも、生産終了前に発表された「EJ20 Final Edition」は555台限定で抽選販売されており、中古車相場が沸騰することが予想されます。
市場での流通数も限られるため、これから入手するのはなかなか難しいかもしれませんが、価格高騰前に購入できれば将来資産としての価値を発揮することでしょう。
日産 GT-R
新車価格 | 1375万円~ |
中古車買取相場 | 約950~3290万円 |
2024年モデルが公開された日産GT-Rは、プレミア化している歴代モデルからも分かるように価格の高騰が続いています。
新車価格も十分すぎるほど高値ですが、買取相場は新車並みどころか2倍、3倍になるケースも多数。
特に上位グレードや独自技術を採用したモデルはそもそもの販売台数が少なく、中古車市場に流れる台数も必然的に少なくなっています。
今後はさらに高騰する可能性も秘めており、投資価値は十分にあると言ってよいでしょう。
トヨタ GRヤリス
新車価格 | 396万円~ |
中古車買取相場 | 約420~750万円 |
GRヤリスは、2020年に新生代コンパクトカーとして誕生したヤリスの最上級モデル。
最上位グレードであるRZハイパフォーマンスは「一般道を走れるレーシングカー」の性能を謳い、これから価値が上がること必至と言われています。
中古車市場に流通するGRヤリスの半数以上が同グレードとなっており、買取相場は新車超えの420万円~。今後の需要も見込めることから、高値推移が続いていくと考えられます。
ホンダ S660
新車価格 | 203万円~ |
中古車買取相場 | 約135~560万円 |
ホンダビートの後継モデルとして登場し、本格的なミッドシップスポーツカーを軽自動車で実現しているのがホンダS660。
6速マニュアルを装備しており、スポーツドライビングを楽しめる車として大人気です。
2022年に生産が終了し、今後は中古車市場での取引となります。
この先、電気自動車が中心に発展していく自動車業界を考えても、とても貴重な一台となっていくでしょう。
中でも、最後の特別仕様車であるモデューロXバージョンZの買取相場は、500万円は下らないと予想されます。
トヨタ アルファード
新車価格 | 540万円~ |
中古車買取相場 | 約374万円~ |
2023年6月に新型が発売されたアルファードは、国産高級ミニバンの代表格として根強い人気を博しています。
新型は旧型よりも新車価格が200万円以上上昇。最上位グレードのExecutive Loungeは海外の富裕層からも注目されています。
3年後残価率が約85%と非常に高いアルファードですが、新車価格の値上げで中古車を求める方はさらに増加すると見込まれるでしょう。
グレードと状態次第では、新車価格を超えるリセールに期待できます。
さて、ここまでは投資価値のある車の特徴や高く売れる国産車をご紹介してきました。
投資目的で車を購入するなら、将来の価格推移を見越して利益の出る車を選ぶことが重要です。
そして、そのような車を購入できたなら手放す時は最高額で売却したいですよね。
それは投資価値のある・ないに関わらず、全ての車で同じことが言えるでしょう。
そこで最後に車の価値を下げずに売却するコツを2点お伝えしたいと思います。
コツを押さえれば通常の価格よりも高く売ることができるので、ぜひチェックしてください。
車の価値を下げずに売却するコツ
メンテナンスは定期的に
整備不足の車は査定評価が著しく下がります。
普段の手入れや定期的な点検で車の損耗を予防することもできるので、欠かさず行うように心がけましょう。
また、車は適切な距離乗ることも大切です。
いくら価値のある車だとしても動かさずに放置しておくとエンジンの劣化が進むため、1~2週間に一度は30分ほど走らせるのが理想です。
中古車買取業者に売る
車を高く売りたいなら、売却先は中古車買取業者を選ぶとよいでしょう。
多くの方は新車を購入したディーラーに売るかと思いますが、ディーラーはあくまでも新車の販売が目的なので買取に特化していません。
そのため、中古車相場よりもかなり低い額になってしまうことも多いです。
一方、中古車買取業者は再販ルートも豊富で細かな専門知識で高価買取が可能になっています。
下取りでは値段の付かなかった車でも、海外で売れる車などは有利な値段で買い取ってもらえるでしょう。
なお、Firstも輸入車・高級車を専門に高価買取を実施しています。
経験豊富なスタッフが投資価値のある車も適切に査定いたしますので、ぜひご利用ください。
おわりに
さて、今回は投資価値のある車の条件や高く売れる国産車7選、そして価値を下げずに車を売るコツまで詳しく解説してきました。
いかがでしたか?
近年は車を資産として捉える方が増え、投資に利用されるケースも増えています。
投資価値のある車は、年数が経っても残価率が下がらず、むしろ上昇していくことが重要で、購入時には将来の値動きを予想した上で車を選ぶ必要があるでしょう。
残価率が下がらない車種は様々ありますが、条件・特徴としては
- 根強いファンがいる
- 入手困難
- 海外需要がある
- モデルチェンジの影響が少ない
といった点が挙げられます。
既に中古でしか入手できないモデルや世界的に人気のあるモデルなどは、需要が供給を上回るため、価格はどんどん上がっていくと考えられるでしょう。
世界に目を向ければ、プレミア化している車が多々あり値段的にも購入が難しいものも多いです。
しかし、今回ご紹介したような国産車にも新車価格以上で売却できる投資価値のある車がありますので、今後の車選びにぜひお役立てください。
そんな中、Firstでは高級車・輸入車の専門知識を活かして高価買取を実施しております。
また、販売のネットワークも強力ですので、投資価値のある車をお探しの方もお気軽にお問い合わせください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。