はじめに

みなさま、こんにちは！

いつもFirstのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日は愛車を中古車買取査定に出す時の価格交渉の話をしていきたいと思います。

その話をする前に、前提の話をしてしまうと日本人には価格交渉という文化があまりないのです。

証拠にお店側から何かを提案されると、なんとなくの言い値で妥協してしまっていませんか？

車買取業者に行ってはみたものの、この車は50万円と言われればその金額で納得してしまいます。

一方で、海外では交渉が当たり前です。

つまり言い値で車買取業者が押し切って、勝てることはまずないのです。

そういうことが実際に起きているため、今回はこういった海外の交渉術を見習っていこうと思います。

車買取業者と査定金額で戦える交渉術について徹底解説していきますので最後まで読んでみて下さい。

それではまずはじめに車査定業者がよく見ているものについて話していきます。

査定業者が注目をしているものとは？

車買取業者の人が見ているのは中古車だけとは限りません。

彼らスタッフが見ているもう一つのものは お客さん自身です。

これについてはなんだそりゃと思ってしまうかもしれません笑。

中古車を見ないでなんで客を見ているんだと思ってしまうかもしれないですが、目的は品定めです。

このお客さんはどのくらい安い値段で中古車をお店に売ってくれるのかを彼らは知りたいのです。

そのため車査定業者の人たちはお客さんの行動や言動をよーく見ています。

もっと具体的に言いますと、今回このお店に来てくれた経緯を知りたがっているのです。

「お店の看板を見てたまたま来店をされたのか？ 」

「知り合いや友人等からの紹介で来たのか？」

「折り込みチラシやその他紙媒体の宣伝を見たのか？」

などなど、こういったお店に来た経緯を把握することで、買取店側はお客さんがどの程度知っているかが分かります。

つまり車買取の仕組みをどれだけ知っているのかを推測する事ができるのです。

そしてこういったお店側が一番厄介と思っている人たちは、相見積もりを取ろうとしている人たちです。

お店側が怖がるお客様とは？

インターネット上の情報には様々なものが溢れています。

そんな溢れている情報については車買取業界のものも例外ではなく、信憑性のあるものから嘘っぽいものまでたくさんある。

ただこれらの情報の中で、確実に間違っていないものがあるのです。

それは買取店を競わせれば、どんどん査定額が高くなるという事。

これは間違いのない真実であるため、ネット経由で来たお客さんの中で他社とのあいみつをとっている人は脅威に感じるのです。

買取店側からすれば、車買取の仕組みを知っているだけに、一筋縄でいかない客と判断します。

つまり、このことをお店に来店された時点でまずは知りたいと業者目線では常に思っているのです。

一方で、何も調べないで来店されるお客様は神だと彼らは思っています。

いきなりの来店は神さま仏さま

車の買取店という場所は、コンビニのように、気軽に入るべき場所ではない。

しっかりと自分の中古車がどれだけの査定額がつくかを予想しながら、満を辞して足を踏み入れる場所なのです。

しかしながら、なんの連絡もなしにいきなり、飛び込んでくるお客さんもいます。

「この車っていくらぐらいの査定金額が付きますか？？」

買取店からすれば、このようなお客さんはまさに神です。

なぜならば、ただでさえ多くの人が入るのをためらう買取店に、いきなり車の査定を依頼してくれるのだから。

「いくらの査定額がついても車をすぐに売りますよ！」と言っているようなものです。

もちろんこのようなお客様に対しては接客マニュアルがあります。

そしてそのマニュアル通りにうまくいけば、超安い査定金額でお客様にサインをさせることができる。

特にインターネットがあまり使えない、高年齢層の人たちがターゲットにされてしまうケースが多いです。

そのような人が身内や知り合いでいる場合は、今回の記事を紹介していただければと思います。

それでは次のところではこういった店舗側の戦略に負けないようにするための方法について話していきます。

電話を活用する①

いきなりお店に行くのではなく、まずは電話を活用して質問をしてみて下さい。

まずはお店に電話をして質問がありますと投げかけて欲しいです。

その後に、年式や型式、走行距離、グレードをお伝えするので、概算の査定金額を教えてもらえないでしょうかと聞いてみて下さい。

もちろん、事前にこれらの情報を把握しておくことは前提となります。

どうしてこの４項目をあえて伝えるのかと言うと、この４項目がわかれば相場をある程度の範囲まで絞り込む事ができるからです。

その中で最も大切な情報は型式であり、これは車査定業者が車の価格を調べる際はどうしても必要な情報です。

もしもすでにいくつかの車査定業者で値段をもらっている人ならば、相場を調べる際に、型式が必要になる事がわかっています。

要するに、業者側からすれば、型式という言葉が出てくる客は、車査定業業界の裏側を知っている人という風に認識するのです。

反対に、車買取店に質問された際に「型式は何です？？」と聞いてしまったら、事情を何も知らないお客さんと思われてしまう。

つまり他の業者に相見積もりを取っていない優良顧客であるということを相手に教えてしまう羽目になるのです。

そういったことにならないように型式については調べておいて下さい。

電話を活用する②

例えばお客さんの方から、電話で概算の査定額を教えて下さいと聞いてもすぐには教えてくれないと思います。

たまに概算金額を提示してくれる優良店舗もありますが、普通はなかなか値段については即答しないです。

その理由として多いパターンが、車は実物を見ないと判断が出せないというパターンかもしれません。

そのような場合での切り返しテクニックが実はあります。

それは他の買取業者では、概算価格が教えてくれたのですがどうして教えてくれないのでしょうかと聞いてみることです。

それでも教えてくれないお店は断った方が良いかもしれません。

なぜならばそのような買取業者は、前提としてまともな金額で中古車を買い取るつもりはないということです。

一方で、買取金額に自信のある業者は、概算査定に必要なその他の項目を尋ねてきます。

その項目としては、車の機関等の故障の有無や状態、または外装・内装の傷へこみ、サビ腐食の有無です。

それに加えて装備品（カーナビなど）や修復歴についてです。

そこまでわかれば、大体の査定は本来できるはずですが、こういった項目を聞いてこない場合は危険かもしれない。

とにかくまずは来店をさせて、その日に契約書にサインをさせるということしか考えていません。

そのため電話をかけた時点で断った方がいいと思います。

反対に、 他社の見積もりはいくらぐらいですか？？うちはそれ以上だします！

というような、強気な回答をしてくるお店もある。

しかしながらこちらからの値段を提示しては絶対にダメです。

その値段を元に、都合の良い金額を伝えて、出来るだけ安い値段で車を販売させようとするからです。

そういったケースが十分に考えられますので十分に注意をして下さい。

そしてこのような電話をいくつかの買取業者に電話をしてみて、真摯に対応してくれそうな業者を絞っていきます。

それからようやく店舗に向かって中古車の査定交渉を進めていくという流れになるのです。

査定交渉で大事なこと

査定を待つ間ですが、査定スタッフと雑談をする機会があると思います。

ただその時にスタッフから探りを入れられることがある。

「何件くらい回ってましたか？」

「どこの買取店で見積もりを取られましたか？」

「他社金額はどの程度でしたか？」

「予想金額はいくらですか？？」

こういった質問がきたら、はぐらかしておくことがベストです。

なぜならば質問をして情報を取り、お店の方で査定を優位に進めていきたいと思っているからです。

そのためにあの手、この手で他社の見積もり金額や、あなたの希望金額等を探ってきます。

結局のところ、価格の目安を相手に与えた時点で、交渉は相手のペースになってしまうのです。

査定業者はとにかく他社よりもちょっとだけ高い金額を提示して契約を成立させたいと思っています。

そのような術中にはまらないように常に意識をして頂けたら嬉しいです。

そんな中ですが、買取査定を受ける側としては、買取業社相手にもうこれ以上は無理という金額提示を引き出させなければなりません。

そのためにはとにかく、ベストな金額を出すせるために常に冷静を装わなくてはならないのです。

つまり買取店が出してきた金額に対してもいつ何時もリアクションをしてはいけない。

例え提示された金額がかなりベストな金額だったとしても表情を変えたりしないでください。

そして表情を変えないことと同じくらい大事なことがあります。

即決しないこと

車を見せたその場で満足が行く金額だったとしても、絶対にその場で契約をしてはダメです。

中古車を見せる日は見せるだけに徹して、何があってもそのまま契約をしないで帰るようにして下さい。

そういう態度をとるとお約束のように、「今日契約していただければ○○円です！」

「今なら、この車を欲しがっているお客様に直接売れるので、○○円です！」

など、即決を煽る言葉で、買取業社は契約を迫ってくる事になるはず。

でもですね、その日にそのような金額が出せるのであれば、３日４日で、値段が変わる事はまずありません。

そのため今日は値段を聞きに来ただけなのでと毅然とした態度をとって帰るようにして下さい。

そんな中、明日になったら価格は下がりますと言われても全く心配はいりません。

今日その値段で、次の日に値段が下がっていることはまずありえないし、中古車の価格相場はそこまで激しい変化は起きないからです。

そしてこういった交渉をいくつかの車買取業者と行ってみて1番のベストプライスを提供してくれる業者と契約を結べば良いのです。

これらのやり方は手間がかかるかもしれませんが、一番高い査定金額を手に入れられる鉄板の方法なのでぜひ試してみて下さい。

終わりに

さて、ここまで愛車を中古車買取査定に出す時のポイントと交渉術について解説してきましたがいかがだったでしょうか？

日本には数え切れないほどの車買取業者があります。

その中でどれが一番ベストな買取業者なのかを探し当てることはほぼ不可能です。

ただ今回の交渉術を使えば、それなりに手間はかかってしまいますが、かなりの高確率で高額査定を手に入れることができるはずです。

そのためぜひ今回の交渉術を参考にして頂き、一円でも高い査定金額で車を売却して頂けたら嬉しく思います。

さて、私たちFirstでは、お客様が喜んでいただけるような安心を提供しつつ、高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。

そのため車を査定に出してみようかな？と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。

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みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。