車の買取相場をご存じですか?シミュレーション方法を徹底解説しました!
2022 / 2 / 22 (Tue)
車の豆知識
はじめに
みなさま、こんにちは!
いつもFirstのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「車を買い換えたい」「売りたい」と思ったことはありませんか?
そんな時に一番気になるところは「自分の車がだいたいいくらで売れるのか?」ということではないでしょうか?
自分の車が高く売れることがわかればテンションが上がります。
また売却前に価格の予想を立てられるため、その後の計画も立てやすくなりますよね。
そこで今回は、車の査定基準や高く売るコツを交えながら、実際に査定シミュレーションのやり方や注意点などを徹底解説していきます!
これから車を売ろうとしている方には読んでみて損のない記事だと思いますので、最後まで読んでみて下さい。
それではまずはじめに査定額の話から進めていきます。
車の査定金額はどのように決まる?
車の査定額を決める要因は一つではありません。
さまざまな要因が折り重なって、最終的な査定額が決定されます。
どのような要因が査定額を左右することになるのかについて、まずは見ていきましょう。
車種やグレード、年式
車種は査定金額を左右するもっとも大きな要因の一つです。
新しい車種や人気の高い車種・グレードほど高い金額がつきやすくなります。
より高額な査定を狙うのであれば、モデルチェンジ前に売却してしまって下さい。
また車種やグレードと同様に年式も新しい方が中古車市場では人気が高く、高い値段がつく傾向にあります。
特に5年目、10年目を超えるとぐっと査定額の下落率が高くなることは気を付けて欲しいです。
ただし年式が古くても、後続モデルがなく生産終了を迎えた絶版車や絶版モデルにはプレミアがつくことがあり、高く売れるケースもあるので注意をして下さい。
走行距離やダメージ
年式が新しくても、 その走行距離によって価格が大きく下落することがあります。
走行距離が長いほど、車が使い込まれ、パーツなどが劣化していると判断されるからです。
10万kmの大台は、とくに査定金額を左右する大きな境目となります。
ダメージも大きいほどマイナス要因になってしまう。
小さなキズやヘコミであればそれほどマイナスにはなりませんが、損傷の状態によっては修理費用相当の減額が行われてしまうことがあります。
また、内装についても、シートの状態が悪かったり、喫煙車の場合はマイナス評価の対象となる。
加えて車両内部のダメージも査定対象です。
特にエンジンや駆動系部品に損傷や劣化が見られる場合、査定額から大きく引かれる可能性があるので注意をして下さい。
車業界のトレンド
車業界全体のトレンドも、ときに査定額を左右することがあります。
例えば市場でSUVが流行っている場合、そのジャンルの査定額は上昇し、人気の低いジャンルの車種の査定額は低い水準となることもある。
オプション
装備やオプションも細かくチェックされていて、最も評価が高いのはやはり純正品です。
正規の装備やオプションが取り外されている状態であれば、査定額は減少する可能性が高くなります。
オプションを交換していたとしても、手元に純正品があれば査定の際に合わせて提出してみるのもよいでしょう。
それでは次のところ相場を知る方法について話していきます。
車査定の相場を知る方法
車の査定シミュレーションを行う方法はいくつかありますが、今回は以下の4つを見ていきましょう。
- 実際に業者に査定を依頼する方法
- 相場シミュレーションツールを利用する方法
- 査定サイトを利用する方法
- 専門機関に依頼する方法
それぞれにメリット・デメリットがあるため、きちんと理解した上で目的に応じて利用することをおすすめします。
1:業者に査定を依頼する
だいたいの相場ではなくマイカーの買取価格を正確に知りたい時は、中古車買取業者に査定を依頼して下さい。
中古車買取業者の査定では、実車をさまざまな面から査定して買取金額を算出します。
売りたい車を実際に査定するため、正確な買取金額を知れるのが特徴です。
車を売らなくても査定してもらえるので、どこの業者に売却するか決めていない場合でも利用できます。
複数の中古車販売業者に査定を依頼して適正価格を知るために使える方法です。
また実際に売却することを前提としていた場合でも、査定額に納得できない場合は断ることが可能です。
ただし、査定を受けるためには中古車買取業者の店舗に車を持ち込んだり出張査定を利用したりするため、手間がかかるというデメリットがあります。
査定後にしつこい営業を受けるリスクがあることにも注意が必要です。
中古車買取業者の査定は、正確な価格を知りたい場合や売却を決断している場合に利用するのが良いでしょう。
相見積もりを依頼すれば高く買い取ってくれる業者を探すためにも役立ってくれます。
2:相場シミュレーションを利用する
Webで手軽に相場をチェックするためのサイトを利用するのも相場を知るために有効です。
現在はメーカーや車種・年式・グレード・走行距離などを入力するだけで買取相場を確認できるサイトが数多く存在しています。
そのようなサイトを利用することで、同じ車種・グレード・年式の車がどの程度の価格で取引されているのかが分かるのです。
サイトによっては、メーカーと車種を入力すればどの価格帯で何台くらい販売されているのかを調べることも可能となる。
ただし、相場シミュレーションサイトで知れるのは車種やグレードなどに応じたおおよその買取相場のみとなります。
実車を査定するわけではないため、正確な査定額を知ることはできません。
車のコンディションや修復歴の有無などによっては大きな差が出る可能性があるので注意が必要です。
「車を売るかどうかは決まっていないけれど、買取相場を把握しておきたい」と考えている場合に利用するのが良いでしょう。
3:査定アプリやサイトを使用する
実車の査定を依頼せずに相場シミュレーションサイトより正確な価格を知りたい時は、査定アプリや査定サイトを利用する方法もあります。
実際の車の写真や車検証の情報を提出することによって、査定側が実車の状況をある程度把握出来る。
そのため、データのみで買取相場を調べる相場シミュレーションサイトよりもやや正確な査定が可能です。
またスマートフォン1台で査定から売却までが完結する査定アプリもあるため、手軽に査定して欲しいと考えている場合におすすめの方法です。
忙しい方でも空き時間を利用して査定できるため、中古車買取業者に査定を依頼するのが面倒だと感じている方や、まとまった時間が取れない方向けと言えるかもしれません。
4:JAAIに依頼する
JAAI(日本自動車査定協会)は、中古車の査定基準を策定している機関です。
JAAIは中古車査定制度にかかわっているだけでなく、実際に車の査定も行っています。
また推定価格の証明を目的とした査定も受け付けており、実際に査定してもらえば当該車両そのものの価値を査定してもらえます。
自動車査定制度を取りまとめている第三者機関が行った査定なので、信頼性も高く車本来の価値を表した金額といえるでしょう。
ただし、JAAIの査定は中古車買取業者での査定とは異なり有料です。
事業所の数も限られているので手軽に利用できる査定手段ではありません。
お金がかかってもいいので正確な価値を知りたいという場合や、個人間で車を売買したい場合に最適な方法です。
オークションに出品する時の開始価格を設定するためにも役立つでしょう。
実際に査定シミュレーションをしてみよう!
それではここからは、実際にウェブサイトを使って査定シミュレーションをしてみましょう。
具体的な方法や流れを紹介します。
メーカーサイトのシミュレーション機能を使って調べる
メーカーが提供しているシミュレーション機能を利用してみましょう。
例えばTOYOTAのWebサイトでは、下取り参考価格情報がシミュレーションできるページがあります。
方法は非常にシンプルで、サイトの案内に従って車の情報を入力していくだけです。
すべて選択式で、記述する情報はありません。
メーカー・車名・年式を選択したら、次はボディタイプや発売日、型式を選択します。
最後にグレードや仕様、燃料、主な装備を選択すれば完了です。
表示される金額がシミュレーションされた価格となります。
おおよその相場情報にはなりますが、個人情報を入力しなくてもいいので買取・下取り額を気兼ねなくシミュレーションすることができます。
そのため営業電話なしで、だいたいの査定額を知りたい!という方におすすめです。
スマートフォンのアプリで査定する
① 「DMM AUTO」
出張査定などを依頼することなく、愛車を「撮るだけ」で査定ができるアプリの例として、「DMM AUTO」があります。
AIと高精度システムによって、現車確認なしでの価値予測を可能とし、スマホさえあれば24時間いつでも査定と売却ができます。
査定額に納得したら、そのまま登録情報を入力して引き渡し日まで決めることが出来る。
② 「Gulliver AUTO」
スマートフォンで写真を撮って必要項目を入力し、最短3分で査定ができるサービスです。
査定のあとの売却手続きなども、アプリからそのまま申し込みが可能となっています。
また、最適な売却時期を調べられる未来の査定予想額を調べることができる。
それ以外にも、他店での査定後にセカンドオピニオンとしてプロに相談など、さまざまな用途でご利用できるチャットサービスなどもあるのです。
中古車買取サイトから調べる
車メーカーの公式サイト以外には、さまざまな中古車買取サイトでも査定シミュレーションを設置している場合があります。
こちらも中古車市場に精通しているため、メーカーサイトと同等の豊富な情報量でおおまかな相場を調べることができるのです。
車査定シミュレーションを利用する際の注意点
車の査定シミュレーションを利用する上での注意点を確認しておきましょう。
まず、WEBサイト上のシミュレーションは、あくまでも参考価格と考えてください。
ネットのシミュレーションで入力する項目以外にも、査定額に影響を与えるものもあるからです。
車両一つひとつの個体によってそれぞれ状態が異なるため、たとえメーカーや車種、年式が同じだとしても、中古車価格は同じではありません。
走行距離やダメージ、どのようなオプションを搭載しているかなどによって、価格は変動します。
それに加えて、修復歴なども査定額に大きな影響を与えます。
業者は修復跡を見分け、小さなキズも見逃しません。
査定額にはモデルチェンジの時期や売れている車種なども関係します。
車両本体だけではなく、相場価格についても日々変動していることを、念頭に置いておきましょう。
おわりに
車の査定額をシミュレーションするための方法には、シミュレーションサイトの利用やオンライン査定アプリの利用など、さまざまな方法があります。
ただし、車の査定シミュレーションや買取相場はあくまで参考価格と考えましょう。
車の査定額が決まる要因はシミュレーションの入力項目以外にもあります。
そのため、実際に車を見てもらうまで具体的な査定額は分かりません。
具体的な査定額を知るためには個人情報を入力して、実際に査定を依頼する必要があります。
査定金額がどのように決まるのかをしっかりと理解し、納得のいく方法で車の売却を行いましょう。
車の査定額を正確に知りたいと思った時は、中古車買取業者に査定してもらうのが最適です。
そんな中、Firstでは、お客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
そのため車を査定に出してみようかな?と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。