車の買取相場ってどうやって調べたらいいの?調べ方を徹底解説してみました!
2022 / 2 / 11 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆様、こんにちは!
いつもFirstのブログをご覧くださりありがとうごさいます^^
「そろそろ車を売りたいな」と思ったとき、まずはおおまかで良いから愛車の査定額を知りたいですよね?
自分の車はできるだけ高く売りたいですし、また反対に中古車を安く買いたいという場合もその車の買取相場について知っておく必要があります。
大まかな買取査定額だけでなく、高く売却するためのポイントも押さえておけば、愛車を売却する際に役立つでしょう。
そこで今回は車の買取相場を調べる方法や、より高く売却するためのポイントについて徹底解説していきます!
それではまずはじめに買取相場について説明をしていきますね。
買取相場とは?
買取相場とは、買取専門店や中古車販売店に売却する際の、その時点での価格です。
つまり買取専門店での査定額や、ディーラーの下取り額で提示される価格で変動していくものです。
一部の車種やモデルを除いて、一般的に中古車の買取相場は一週間ごとに下がっていきますが、人気車種や市場に出回っていない車種やモデルの場合、高い価格が付くこともあります。
それでは買取価格の相場はどうやって決まるのでしょうか?
買取価格、相場を決定している要因には、次のようなものが挙げられます。
需要と供給のバランス
まずは「需給バランス」です。
買い手側の人数が売り手側よりも多ければ値段は高くなり、その逆なら安くなります。
車であってもそれは変わりません。
さらに時期による影響もあります。
流通には時期的な影響もあり、例えば年度末や新車のフルモデルチェンジ時期などは乗り換えで前に乗っていた車を手放す人が多く、中古車市場に車が流れやすい時期でもある。
反対に、4月の新生活が始まる時期は多くの人が車を買うため、中古車市場に流通する車の台数も減る傾向にあります。
また6月のボーナス時期、12月のレジャーシーズンも車の需要が増えるため、市場価格が高くなる傾向があったりもするのです。
人気車と不人気車
車のモデルが人気か不人気かどうかも、中古車の価格を決定する大きな要因です。
新車販売時の人気は中古車市場での評価も高い傾向にあります。
その一方で車が中古市場への出回りやすくなり供給が需要を上回ってしまうと、買取価格が安くなってしまうこともある。
反対に販売当初はそれほど人気でもなかった車種が、生産終了後に中古市場で人気が出て、供給が少ないために値段が高騰するケースもあります。
また社会のグローバル化による、海外での人気も見逃せません。
例えば、90年代の国産スポーツカーの価格が高騰している傾向にあるようです。
その起点となっているのがアメリカ市場です。
アメリカでは、通称「25年ルール」と呼ばれる決まりがあり、新車輸入されなかった車の登録は生産から25年経てば、クラシックカーとして登録可能となります。
たとえば、新車輸入されていなかったR32 日産 スカイラインGT-Rなどの絶版スポーツ車が中古車市場で人気を獲得し、海外からの需要が高まっています。
そうした動きに伴って国内でも注目が集まり、国産スポーツカーの中古車価格に影響が出ているというわけです。
円高と円安
中古車の価格は、為替市場とも密接につながっています。
円高になると輸出の動きが鈍るため、国内の中古車在庫が増えて、結果的に相場が下がります。
逆に円安になると輸出が増えて国内の中古車在庫が減るため、買取価格が高くなります。
また車両コンディションも、中古車の価格に影響を与える大きな要因です。
車両コンディションは、買取査定などで、個々にチェックされます。
査定のポイントは、走行距離、年式、修復歴、内外装などですが、これらは車種などによって重視されるポイントが変わることもあるのです。
例えばスポーツモデルなら走行距離が重視されるでしょうし、業務用として需要のある車種であれば、内外装の程度はあまり問われないというケースもあります。
またワンオーナーの車であれば、新車を購入できるユーザーが手放しているので、新車ディーラーのフォローもあって点検やメンテナンスにお金をかけていたりする。
そしてその整備記録や保証書などが揃っていたりするものも多く、複数のオーナーを渡り歩いた車より、その車両状態に期待が持てるのです。
それでは次のところで買取相場の調べ方について触れていきます。
買取相場の正しい調べ方
中古車の査定額の相場を調べる方法はいくつかあります。
相場を知ることは、愛車を売却する上でとても重要です。
愛車の買取査定価格の相場を知れば、売却時期を決める参考にしたり、価格交渉に利用したりできるでしょう。
ここではいろいろな買取相場の調べ方についてご紹介していきます。
車好きの人に聞く、雑誌でチェック
前述したように、車の買取相場は人気車種であるかどうかも関わってきます。
ご自身があまり車に詳しくないのであれば、取引したい車がどの程度の人気車種なのか、また中古車市場の動向について車好きな知人に聞いたり、雑誌でチェックしてみましょう。
自動車業界で働いているような人が知り合いにいるのなら、さらに具体的な情報が聞けそうです。
まだ売るかどうか決めていない、どんなものかちょっと知りたいという段階であれば、こうした方法で情報収集しておくのが良いと思います。
匿名で調べたいならディーラーや買取業者のWebサイトで検索してみる
トヨタや日産といったメーカーの公式ウェブサイトから、車の下取り参考価格を調べられます。
愛車の情報を入力すれば、個人情報を入力しなくても簡単に調べられる点がメリットです。
しかしながら、ここで調べられるのはあくまで下取り価格という点に注意しましょう。
中古車買取店での買取相場とは異なり、同じメーカーの車の下取り参考価格は高めに設定される傾向があるということも覚えておいて下さい。
一括査定してみる
一括査定とは、一回の登録で複数の買取専門業者に対し、査定申込を行うサービスです。
一括査定に登録している買取専門店は業者用オークションの相場を基準に査定額を算出しているため、かなり高い精度で相場に近い価格を知ることができます。
ただし一括査定を行う場合は、交渉や他社の条件によって査定額が変わることもあります。
加えて、即決する意思を見せないとなかなか最終価格を提示してくれない業者もあるようです。
また一括査定を申し込むサイトによっては査定後に複数の業者から営業の電話が大量にかかってきてしまう可能性があるため注意が必要かもしれません。
自分で買取価格の相場を計算する
より正確な相場を知りたい場合に有効な方法は、自分で買取相場を計算する方法です。
情報サイトやメーカーのシミュレーションを利用して下取りや買取相場だけを調べるのではなく、仕入れ値やオークション相場価格を加味して算出します。
個人情報を開示せずにより正確な相場を知ることができるので、しっかりと算出したい場合におすすめです。
ただし、この方法はすべての情報を自分で確認して計算するため手間がかかります。
3段階に分けると、おおまかな流れは以下の通りです。
- 中古車情報サイトなどで売りたい車の中古販売価格の相場を調べる
- 相場価格×85%でオークション相場価格を算出
- さらに90%かけて買取査定価格相場を算出
愛車の中古価格相場を調べる際は、年式、走行距離など条件に近いものを詳細まで設定します。
2段階目に相場価格に掛け算する85%という数値は、中古車買取販売業者側の利益率といわれる15%を除いた数値です。
つまり、ここまででオークションの相場価格を算出したことになります。
最後に、オークション相場価格の90%で売却できると仮定して計算したものがこの方法で算出される買取価格の相場です。
査定前に知っておくべき高価買取のポイント
愛車を売却するからには、もちろん高価買取をしてもらいたいですよね。
高値を狙うのであれば、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
最後に、愛車の査定前に知っておくべき高価買取のポイントについて見ていきましょう。
車検には通さない
車検が切れている車を査定に出すと、車検に通す分の費用が査定額から引かれるのではないか?と多くの人が思いがちです。
しかし、車検が切れている車でも、マイナス査定となることは基本的にありません。
車検期間が残っていれば、査定額にプラスの影響を与えることはあります。
一方で、車検の費用分を回収できるだけの増額が見込めるわけではないので、車検が切れた愛車はそのまま査定に出すようにしましょう。
車体の傷やへこみは修復しない
愛車のボディに目立つ傷やへこみができていると、査定前にきれいに修復したほうが良いのではないかと考える方もいるでしょう。
しかしながら、査定前に修復に出す必要はありません。
修理業者に依頼すると、数万円~数十万円かかるケースがほとんどです。
お金をかけて修復をしても、大きなプラス査定は見込めず、逆に赤字になる場合もあるでしょう。
多少の傷やへこみであれば、自分で修復しようとする方もいるかもしれませんが、修復の完成度が低いと査定額が減額されてしまう恐れもあります。
そのため傷やへこみがあっても、そのまま査定に出してしまいましょう。
車内清掃や洗車をしておく
査定前に愛車の車内清掃や洗車をすることをおすすめします。
車内清掃や洗車をしても、直接的に愛車の査定額に影響を及ぼすわけではありません。
ただ査定士も人間です。
汚れた車よりも、きれいで清潔感がある車のほうが心地よく査定ができるでしょう。
外装や内装をきれいにしておけば、愛車を大切に扱っていたという良い印象を与えられます。
大きな増額は見込めないかもしれませんが、査定額に良い影響を及ぼす可能性はあるでしょう。
純正部品を集めておく
自分の好みや乗りやすさを重視して、愛車をカスタムしている方もいるのではないでしょうか。
カスタムの過程で純正品を取り外していた場合、手元に残っているのであれば査定の際に持って行きましょう。
カスタムしてある車より、純正パーツがついた標準的な車のほうが人気は高い傾向にあります。
特に純正品のカーナビなどは、査定額のアップが期待できるでしょう。
メンテナンス記録などの書類を集めておく
査定の際には、書類をまとめて持参することも重要です。中には必須ではない書類でも、査定額に影響するものもあります。
査定額アップが期待できるのは、定期点検整備記録簿、メーカーのメンテナンスノート、取扱説明書などです。
書類以外では、スペアキーなども評価されます。手元に残っていれば、事前に準備しておくと良いでしょう。
おわりに
今回は中古車市場の買取相場について、その相場が変動する理由や、実際の調べ方についてご紹介しました。
実際に売却予定の車の買取価格は、走行距離や車の状態によっても価格が大きく変わり、個人情報がなしには具体的な金額はわからないものです。
シミュレーションと実際の金額がかなり乖離するという例も珍しくありません。
車を売ろうかな、どうしようかな…とまだ迷っている段階であれば実際の査定に出す前に知人や雑誌、Webのシミュレーションを使って、まずは買取相場の目安を付けましょう。
その上で、さらに車の売却相場を正確な価格に近づけるためには、業者に査定を依頼するのがおすすめです。
買取金額はもちろん、査定ポイントも業者によって異なるので自分が納得して売れると感じた業者を選びましょう。
そんな中、Firstでは業界経験が豊富な中古車査定士の資格を持つスタッフが、お客様の大事なお車を丁寧に査定させていただきます。
一台一台丁寧に査定させていただき、そのお車の価値を見出させていただきます。
お車の買い替えをお考えの際はぜひ、弊社までお気軽にご相談くださいね♪
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^