車買取時の見積書はどこが重要?損をしないための見積書活用方法をご紹介いたします!
2022 / 9 / 18 (Sun)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
車を買取に出す際に受け取るのが見積書ですよね。
この見積書を確認するのが面倒に感じたり、流し見で済ませたりしたことはありませんか?
車買取で損をしないためには、見積書の内容をきちんと把握しておくことが非常に重要です。
というのも、車の買取査定は見積書の内容によって金額が決まるからです。
見積書に目を通していないと、知らず知らずのうちに安い金額での契約に応じてしまう可能性もあります。
そうならないためにも十分な注意が必要です。
初めて車を買取に出す方の中には、見積書の重要性や見方がわからないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、車買取の見積書でチェックすべきポイントについてわかりやすく解説していきます。
また、査定時の見積もりをより高くするための方法などもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それではまず、基本的な知識として「そもそも見積書とは?」というところから始めていきましょう。
車買取における見積書とは
車買取における「見積書」とは、車の評価内容や想定買取額が記載された書類のことです。
実際の買取時も見積書の内容をベースにして査定が行われるので、価格保証にもなります。
ただし、見積書に記載された金額=買取価格ではないので、実際の買取金額とは異なることもあるということを覚えておきましょう。
見積書に記載されている主な項目は、以下の通りです。
- 車種
- グレード
- 年式
- 走行距離
- 所有者
- ボディカラー
- 車検満了日 など
車買取業者の中には、見積書を提示しないところもあります。
車買取業者としては、なるべく好条件で車を買い取るため、交渉材料や他社比較となる情報を出したくないからです。
車を少しでも高く売りたいなら、まずは見積書を発行してくれる車買取業者を選ぶことから始めましょう。
見積書と査定書の違い
車の売買の中では、見積書のほかに査定書と呼ばれるものがあります。
この2つは同じような意味合いで使われることも多くなっていますが、厳密には記載されている金額に違いがある。
見積書は、車がこの価格で売れるであろう金額が記載されているのに対し、査定書に記載されているのは現時点で買い取った場合の価格です。
一般的な車買取で使用されるのは、見積書になります。
査定書が使用されるのは、事故や相続などで車の法的根拠が必要になった場合です。
査定書は裁判所に提出する正式な書類なので、車買取業者ではなく一般財団法人日本自動車協会の査定を受けた上で発行してもらう必要があります。
ご説明したように、車の見積書には金額の根拠が記載されていることが多いため、内容を細かく把握することでお得な車買取につなげられる可能性が高まることを覚えておいて下さい。
ここからは、車買取における見積書の重要性をいくつかの視点から解説し、具体的な利点について確認していきます。
車買取で見積書をチェックするメリット
メリット①金額の理由を知ることができる
車買取の見積書には、概算買取価格の根拠となる情報が記載されています。
ただ単に買取金額を知るだけでなく内訳をきちんと把握しておくことで、今後の交渉や最終的に売却するかどうかを判断するための材料にもなるでしょう。
同じ車種でも、グレードやオプション、車の状態などによって見積もり金額は変わります。
各項目が適切に評価されているか、マイナス査定になっている要素は何かなどをチェックすることで、他社の見積もりと比較する際の参考にもなります。
見積書に記載された内容が不十分であると感じたら、車買取業者により詳細な情報の提示をお願いしてみるのもよいでしょう。
メリット②買取業者の質をチェックできる
車買取の見積書を確認することで買取業者の質を判断することができます。
車買取業者によっては、後出しの条件を付けて意図的に買取額を減額したり、見積もりの段階で売り手に圧倒的に不利な条件を提示するケースがあるのです。
そのような業者を利用しても満足のいく取引にはならないかもしれません。
見積書の内容によって悪質な業者であると判断した場合は、買取契約をしないことが大切です。
メリット③価格交渉の材料に使える
車買取の見積書は、価格交渉の材料としても使うことができます。
内訳の中で納得のいかない点がある場合は、具体的な項目を示しながら交渉してみましょう。
また、複数社で見積もりを受けているなら、他社の見積書も提示するのがおすすめです。
実際に見積書を並べて比較することで、より好条件で買い取ってもらうための交渉が行いやすくなります。
続いて、車買取の見積書で必ずチェックしておくべきポイントについて見ていきましょう。
見積書に記載された査定金額に目が行きがちですが、実は車買取でかかる費用の中には削減できるものもあります。
どこの費用を削減すると結果的に買取額をアップできるのかも含め、見積書の重要項目について解説いたしますね。
車買取の見積書でチェックしておくべきポイント
車の情報
まず、車買取見積書に記載されているメーカーや車種、年式や型式などに誤りがないか、車検証と照らし合わせながらひとつずつ確認します。
車の走行距離は査定額に大きく影響するため、見積もり依頼の前に控えておくとよいでしょう。
また、純正オプションもプラス評価になりやすい項目なので、記載漏れがないか必ずチェックしておいた方がベターです。
万が一修復歴の記載漏れがある場合は、隠さずきちんと申告しなければなりません。
売買契約を結んだ後に修復歴が発覚すると、契約解除や減額査定などのトラブルに発展するりリスクがあります。
法定費用
車買取見積書の法定費用の欄に記載されている自動車税や自賠責保険料についてもチェックしておきましょう。
自動車税は所有者が都道府県に年に一度納めているもの、自賠責保険は車検時に支払っているものです。
これらは基本的に還付金と同程度の金額が買取価格に上乗せされています。(2019年9月に廃止された自動車取得税は上乗せの対象ではありません。)
記載漏れがあると損をする恐れがあるので、注意が必要です。
また、自動車重量税と印紙代は還付されないので、車検直後の売却はできれば避けた方が無難です。
販売手数料
車買取見積書に記載されている販売手数料とは、いわば車買取業者の利益にあたる費用のことです。
販売手数料は自由に設定できるので、車買取業者ごとに大きく異なるポイントなため必ず目を通しましょう。
販売手数料のうち、納車費用は車売却時に業者が引き取りにきた場合のみ発生し、自分で行った場合にはかかりません。
次に、整備費用は車買取後の整備にかかるもので、無料で行う業者もいます。
この他にも、名義変更手数料や印紙代、査定料、出張料金などかいくら差し引かれているかを確認しましょう。
販売手数料を高額に設定している車買取業者では、査定額から販売手数料が差し引かれた結果、買取価格が相場よりも安くなることもあります。
販売手数料が適正かどうか、誠実な査定を行ってくれるかどうかを見極めるために、必ず複数の車買取業者から見積もりを取るようにしましょう。
車買取を成功させるためには、見積書を確認する以外にも気を付けることがあります。
自分でできることを有効に活かし、少しでも高い金額での売却を目指しましょう。
ここからは、愛車を納得できる形で売るためのポイントをご紹介していきます。
見積書を確認する以外にできること!車買取を成功させるポイント
複数業者の見積書を出してもらう
車を少しでも高く買い取ってもらいたいなら、複数の車買取業者に見積書を出してもらうことが重要です。
複数の見積書を比較することで、愛車の買取相場を知ることができ、高額買取の可能性を高めることができます。
見積もりを依頼した業者の中から最も高値を付けてくれた業者を選びましょう。
また、前述したように手数料が適正かどうかや良質なサービスを提供してくれるかについても、業者を比べてみることで判断することができます。
そんな中、業者をひとつひとつ調べて見積もりを依頼するのは非常に手間がかかります。
手軽に複数業者に見積もりを申し込みたい場合は、車一括査定サービスの利用も検討してみてください。
見積もり後の即決は避ける
愛車の買取相場よりも高い金額を提示されたとしても、即決は避けるのが無難です。
見積もり額はあくまでも概算であり、実際の買取の際に減額される可能性もあるから。
全ての車買取業者がクリーンなわけではなく、残念ながら悪質な業者もいるので注意が必要です。
また、基本的に一社目の査定で最高額が出ることはないので、即決を迫られても猶予期間を設けてもらうよう交渉し、他社の見積書との比較検討する時間を必ず作りましょう。
高価買取実現のためには、冷静な判断が不可欠だからです。
この猶予期間で金額だけでなく、安心して愛車を任せられる業者かどうかも見極めましょう。
契約後に返金・減額請求されることがあるかを確認する
車を引き渡した後に、業者側から一方的に査定額が減額されたり返金を請求されたりするトラブルは少なくありません。
そこから法外なキャンセル料を請求されるなどの申告なトラブルに発展する可能性もあるため、契約書に契約後の返金・減額請求に関する項目があるか事前に確認しておきましょう
さらに、車買取時の見積もりをより高くするためのコツを押さえておきましょう。
車買取時の見積もりをより高くするためのコツ
洗車・掃除は事前にしておく
洗車と車内の掃除は事前に済ませておきましょう。
自分で落とせる程度の汚れは直接査定額に影響することはありませんが、「丁寧に扱われてきた車」として査定士に好印象を与えます。
ただし、洗車時などに気づいた傷は自分で修復せずにそのままにしておきましょう。
ほとんどの場合、修復にかかった費用以上に査定額がアップすることはありません。
カスタマイズは元に戻す
車のカスタマイズは趣味性が強いため、マイナス査定の可能性があります。
そのため、査定前に元に戻しておいた方がよいでしょう。
純正パーツがある場合はあわせて用意し、査定時に持参してください。
メンテナンスノートを準備する
メンテナンスノートもあった方がプラス査定に繋がることがあります。
メンテナンスノートは車の整備記録を記したものなので、きちんと手入れをしていたということをアピールできるでしょう。
査定時に車買取業者が確認できるように、車内に保管しておきましょう。
高く売れる時期に売る
車をより高く買い取ってもらうためには、時期を選ぶことも重要です。
就職や転勤などで車の需要が増える3月や10月は、車買取店としても中古車を揃えておきたい時期です。
そういったタイミングで査定に出すことで、通常より高値での買取が期待できるでしょう。
おわりに
今回の記事では、車買取時の見積書を確認する利点や見積書のチェックポイントなどについて解説してきました。
車の見積書には、車の評価内容やこの価格で売れるであろう金額などが記載されています。
この見積書は損をしないために欠かすことのできない存在です。
車を少しでも高く売るためには、口頭での金額で納得するのではなく、必ず見積書にて内訳を確認するようにしましょう。
また、全体の金額だけでなく、車情報に誤りがないかや手数料および還付金の内容についても必ず目を通すようにしてください。
間違いや気になる箇所がある場合は買取額に影響を及ぼす可能性があるので、すぐに問い合わせることが大切です。
また、車の高価買取のためには、車買取業者選びも非常に重要です。
複数の車買取業者の見積書を比較することで、さらに高値での買取が実現できます。
そんな中、車を査定に出してみようかなと思われた方は、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にお問い合わせください。
Firstでは、お客様に喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
簡単査定やより詳細な査定、さらにLINE査定などお客様のご希望に合わせた査定方法もご利用いただけます。
皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。