5月の自動車税対策として車売却は3月がお得って本当?車買取専門店が疑問点を徹底解説してみました!
2023 / 3 / 8 (Wed)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
さて、 車の保有者には毎年春先に自動車税の納付書が郵送で届きますよね。
もっと具体的にいうとだいたい5月ごろに届くと思います。
この自動車税については1年分を一括で支払うため、支払いが完了すると翌年の自動車税納付時期までとくに気にしなくも大丈夫です。
そんな中、もしもこの自動車税を5月に払って6月とかに車を売却したらどうなるのと思ってしまう人もいるかもしれません。
普通に考えると損をしてしまうように見えますよね。
今回の記事ではこのような疑問を解消していきつつ、自動車税の仕組みについて徹底解説をしていきます。
また車売却については3月がお得なのではという話を車買取専門店(プロ)目線で解説していきますので最後まで読んでみて下さい。
それではまずはじめに自動車税についてわかりやすく説明をしていきます。
自動車税とは??
車を所有すると、自動車税という税金がかかります。
この4月1日時点の車所有者に対して毎年課せられる「自動車税」は、都道府県に納めることになる。
普通車ではなく軽自動車の所有者に関しては、自動車税ではなく「軽自動車税」という税が課せられます。
これについては管轄が市区町村である点以外は、自動車税と同じです。
それでは自動車税と軽自動車税について税額はいくらくらいになるのでしょうか?
自動車税の税額
自動車税の税額は、以下の表をご参照ください。
普通自動車の税額
排気量 | 2019年9月30日以前 新車登録 |
2019年10月1日以降 新車登録 |
新車登録から 13年以上 |
1,000cc以下 | 29,500円 | 25,000円 | 約33,900円 |
1,001〜1,500cc | 34,500円 | 30,500円 | 約39,600円 |
1,501〜2,000cc | 39,500円 | 36,000円 | 約45,400円 |
2,001〜2,500cc | 45,000円 | 43,500円 | 約51,700円 |
2,501〜3,000cc | 51,000円 | 50,000円 | 約58,600円 |
3,001〜3,500cc | 58,000円 | 57,000円 | 約66,700円 |
3,501〜4,000cc | 66,500円 | 65,500円 | 約76,400円 |
4,001〜4,500cc | 76,500円 | 75,500円 | 約87,900円 |
4,501〜6,000cc | 88,000円 | 87,000円 | 約101,200円 |
6,001cc〜 | 111,000円 | 110,000円 | 約127,600円 |
軽自動車の税額
平成27年(2015年) 3月31日以前 |
7,200円 | 12,900円 |
平成27年(2015年) 4月1日以降 |
10,800円 | 12,900円 |
表からわかる通り軽自動車税は税金の優遇措置がとられています。
またいわゆる「エコカー」と呼ばれるものも優遇措置がある。
優遇措置の対象となる車は次世代自動車(電気自動車や燃料電池自動車など)やハイブリッド自動車があります。
またガソリン自動車で一定の燃費基準をクリアする環境性能にすぐれた車は、新車登録の翌年分の税金が25%~75%優遇されるためお得です。
反対に税負担が大きくなる車があるのですが、それは環境負荷が高い車です。
その基準は、軽自動車、乗用車ともに13年以上経過したもの。ディーゼル車は11年を超えた分から自動車税が高くなります。
自動車税の場合は、おおむね15%増、軽自動車の場合は20%増となるため増税率は結構大きいです。
それでは次のところで車を廃車する場合について簡単に解説をしていこうと思います。
自動車税を払って車を廃車にしたらどうなる?
前述しましたが、自動車税は4月1日時点で車を保有している人に課せられます。
そんな中、売却や廃車の手続きを依頼しても、3月に手続きが完了せず4月に持ち越す可能性もあります。
手続きを行う運輸支局は、3月に入ると売却や廃車の手続きをする人が増えるから混雑が予想されます。
とくに3月中旬以降は手続きに訪れる人で長蛇の列ができ数時間待つこともあるため、手続きが計画通りに進まないことが少なくないです。
そうなると車の売却や廃車が4月や5月に差し掛かってしまい、自動車税を一括で払わなくてはならないなんてことになる。
ただ車の廃車に関しては自動車税の還付金制度があるため安心をして下さい。
この還付金制度は、5月に1年分の自動車税を一括で支払ったあと、車を廃車した場合に還付されるものです。
例えば4月に廃車手続きが完了した場合であっても、4月時点で車を保有していたため自動車税の納付書は5月中旬に届きますよね。
つまり5月には手元に車がないにも関わらず、12ヵ月分一括で自動車税の支払いをしなければならないと思われがちです。
でもそれについてはご安心下さい。
還付金制度が適用されると、以下の計算式で還付額が決定します。
1年分の自動車税÷12ヵ月×登録抹消翌月〜3月までの残月数(※100円未満切り捨て)
この還付金は特に手続きは必要なく、廃車手続きが完了したら自動的に振り込まれます。
とはいえ、3月中に廃車申請手続きをしておけばお金が一切かからずベターなため、廃車を検討している方はそこを目指して頂けたらと思います。
それでは次のところで廃車はなく、車買取専門店を利用して売却をした場合どうなるかについて解説をしていきます。
車買取専門店を利用して車を売却したらどうなる?
3月は車が高く売れる時期?!
まず前提ですが3月は車が高く売れる傾向にあります。
その理由は、車買取業者の決算期が関係しているのです。
3月と9月の年2回を決算期とする車買取業者が多く、業績を伸ばそうと中古車の買取・販売に積極的になるため、車買取額が特に高くなるケースがある。
また3月は進学や就職といった4月からの新生活にそなえて車の購入率が上がる時期でもあります。
それを計算して車買取業者は在庫確保が必須となり、他の時期に比べて買取を強化する車買取業者がほとんどなのです。
3月の車売却は自動車税がかかる?!
前述しましたが、自動車税が課税されるのは4月1日時点での車の所有者です。
売却にあたり車買取業者が名義変更を行う流れが一般的ですが、3月に車売却を行う場合はスケジュールを確認したほうが良いかもしれません。
もしも4月1日までに名義変更が完了しなかった場合、元の所有者に納税義務が発生するケースがあります。
車を手放す時期が4月1日に近いほど課税されるリスクが高まる点に注意して下さい。
通常ですと売却から名義変更手続きまでは1週間程度が目安とされていますが、車買取業者の状況によっては長引く可能性もあります。
課税された場合は、業者から返金されるケースがほとんどですが、4月分は返金されない可能性も考慮した方が良いかもしれません。
とにかく言えることは3月に車売却をしたいのならば余裕を持って手続きを進めること。このことを覚えておいて下さい。
車売却後に納税通知書が届いた場合は?!
まれに車の売買契約が済んだにもかかわらず納税通知書が届いたという場合があります。
こう言ったケースは契約の内容によってとるべき対応が異なってきます。
まずは車買取業者と交わした売買契約書に記載された税金に関する事項を確認することが大事です。
3月までに車を売却した場合は、車買取業者が新年度分の自動車税を負担するケースがほとんどです。
ところが4月~5月分は旧所有者が負担するというケースもあるため、売却後の税金トラブルを避けるためにも売買契約書は事前に確認しておきましょう。
対策として売却後の自動車税はどのように取り扱われるか、名義変更は4月1日に間に合うのかなど契約前に情報共有しておくと安心です。
売買契約書に記載がない場合は車買取業者に説明を求め、課税時期を迎えたあとの還付可否を明確にしてから契約を締結頂けたらと思います。
続いては税金対策を考えた車売却の要点について解説をしていきます。
税金対策の要点
税金で損をしないようにするには、課税のタイミングを見極めてスムーズに売却することがベターです。
書類に不備があると手続きがストップしてしまうため、事前に書類を手元にそろえて確認をしてみて下さい。
それに加えて、新年度の自動車税支払いを避けるには、課税される直前のタイミングを狙うのが有効です。
1月~2月のタイミングで準備として相場調べを始めて、3月にいざ車買取業者と契約を締結する。
前持った準備をしておけば、書類に不備があった場合でも冷静に対応できるのでご安心下さい。
また3月は車買取業者による中古車の買取強化で車が高く売れる時期でもあるため一石二鳥。
そういう嬉しい流れに乗るためにも、少し早めに業者選びを始めて3月上旬には売却できるようプランを立てておいて下さい。
さて、ここまで税金をベースとした車売却の話をしてきましたがそれだけが全てではありません。
車のコンディションやモデルチェンジ情報といった要素も査定額に影響するのでその点について補足をしておきますね。
税金以外の車売却のタイミング
年式と走行距離
中古車の価値を決める大きな要因には年式と走行距離があります。
年式が古いほど劣化が進みやすくなり、中古車としての価値が低くなってしまう。
また走行距離が長いほどエンジン内部やそれ以外の部品等故障を引き起こしてしまう可能性が高くなります。
古いものが必ずしも安くなるという訳ではないのですが、古い年式の車と過剰走行は査定に響く重要なポイントであることを知っておいて下さい。
そんな中、税金のタイミングのみを優先してしまうと、中古車の年式が古くなり価値が下がってしまうケースが多々あります。
また走行距離が大幅に伸びて、想像以上に低い査定額を提示される可能性も十分に考えられるのです。
それゆえに年式や走行距離が査定に影響する前に車売却を検討してみて下さい。
モデルチェンジ
モデルチェンジをすると旧モデルの査定額はガクッと下がります。
なぜならばモデルチェンジ前に手放そうという人やモデルチェンジを待って購入しようという人が増え、旧モデルの需要が一気になくなるからです。
とくに人気モデルは査定額が大幅に下がりやすいため、モデルチェンジ前に賢く売却したほうが良いでしょう。
売ろうとしている車が現行モデルの場合は、モデルチェンジが予測される時期を徹底的に調べてその前に確実に売却をしてしまって下さい。
良い車買取業者を見つけた時
車買取業者は大手を含めてごまんとあるためどこで愛車を売却しようか迷ってしまうと思います。
だからついつい車売却を先延ばしにしてしまい、5月の自動車税を払わなくてはならないタイミングに合わせて売ろうなんて考えてしまうのです。
そんな中、もしもとても良さそうな車買取業者を見つけた時は何よりの車売却のタイミングかもしれません。
車買取専門店FIRSTをはじめとした優良店はお客様が喜ぶ査定額にこだわりを持って対応させて頂いております。
それができる理由として、少数精鋭でお店を回していて自社の利益を必要最低限におさえてその分をお客様に還元しているからです。
そういった優良車買取専門店を見つけた時こそ愛車を査定に出すチャンスなためぜひ査定に出してみて下さい。
終わりに
さて、今回は5月の自動車税対策として車売却は3月がお得って本当?車買取専門店が徹底解説をしますというタイトルで記事を書いてみました。
いかがだったでしょうか?
結論として車を売るならば3月がお得です。
その理由としては3月を決算期とする車買取業者が多く、業績を伸ばそうと中古車の買取・販売に積極的になるため、車買取額が特に高くなるから。
また3月は進学や就職といった4月からの新生活にそなえて車の購入率が上がる時期でもある。
それに加えて4月から自動車税が発生してしまうため、区切りの良い3月で車を売却してしまいスッキリしてしまいたい人が多いことも挙げられます。
このように大きく分けて3つほど3月に車を売ってしまう理由があるのかなと感じています。
車を売るタイミングは人それぞれあると思いますが、3月に車を売ると買取査定額も大きくなるし、税金対策にもなるため私どもとしては3月をお勧めしています。
一方で、少しだけお話をしましたが車を売るタイミングも大事ですがどこで売るかもかなり重要です。
車買取専門店はたくさんありますが、優良店とは言えないのではと思ってしまうところも同業の中でやはりあります。
そういったところで車を売却してしまうと普通に10万円、20万円損をしてしまうこともあるため注意をして下さい。
そんな中、新横浜にある車買取専門店のFIRSTはとにかく地域密着型に拘っています。
その理由は大手車買取業者と違い、細かいサービスや迅速な見積もり対応、お客様ファーストの査定額を提供したいからです。
車検や車に関するお悩みがある方は是非とも車買取専門店Firstまでお気軽にお問い合わせください。
皆さまにとって最高の出会いとなるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。