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車を売却する時、一括査定を利用する方が増えています。

「一括査定を使うと査定額が高くなる！」

「めっちゃ手間が省ける！！」

こんな声をよく聞きますが、実際にどういったサービスなのか、どのように利用したらよいかわからない点もありますよね。

デメリットが気になって、申し込むか悩んでしまうこともあるかもしれません。

そこで、今回の記事では車の一括査定の仕組みについて詳しく解説していきます。

しっかり理解して上手に使えば、便利でさらに高額査定も期待できますよ！

また、利用するにあたっての注意点にも触れていますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください！

まず初めに、一括査定について説明します。

一括査定とは？

一括査定とは、売りたい車の情報と個人情報を一度入力するだけで、複数の買取業者に見積もりを依頼することができるサービスのことです。

複数業者に査定依頼をする場合、通常は何度も同じ情報を入力して申し込みしなければなりません。

ただ一括査定を利用すればその必要がないので、大幅に手間を削減することができます。

そんな一括査定の申し込みは簡単でWeb上で短時間でできる上、利用するのに料金はかかりません。

またメリットとして複数の査定額を比較できるため、査定見積もり後に最も高値をつけてくれた業者に売却することができます。

その結果として、買取業者間の競争意識が高まり、それに伴って査定額も高値がつきやすくなるのです。

それでは次のところで一括査定の流れについて解説をしていきます。

一括査定の流れ

①申し込みをする

一括査定サイトの申し込みフォームで、売却予定の車の情報（車種、グレード、年式、走行距離、色など）個人情報を入力します。

またサイトにもよりますが、登録月や修理歴、車検の残り期間など詳細な情報が必要になる場合があるので、前もって確認しておくとスムーズです。

そして、査定を依頼する業者を選択して、申し込みは完了となります。

査定依頼は、一度で1社から最大30社（サイトによって違い有り）に申し込みが可能です。

②買取業者から連絡がくる

査定依頼をした買取業者から、入力した情報を元におおよその査定額について連絡がきます。

正確な査定額を出すには実際に車を見る必要があるので、本査定の日程を組むことになる。

一方で、複数の買取業者に依頼をした場合、それぞれ査定をしてもらうと時間がかかりますよね。

その際は、一度にまとめて査定をしてもらう「合同査定」が便利です。

都合の良い日程を提示し、事前に合同査定である旨を伝えておきましょう。

③本査定をしてもらう

指定の日程に本査定をしてもらいます。

査定は、店舗に車を持参する「持ち込み査定」と、査定士に自宅まで来てもらう「出張査定」があります。

一括査定では、基本的にどこのサイトでも出張査定を受け付けています。

店舗に持参する時間や手間を削減したい方は、主張査定を利用することをおすすめします。

ここで、実際に車をくまなくチェックしてもらい、見積もり金額を出してもらいます。

④契約をする

納得のいく見積もり金額が出たら、売却先を決定し売却契約の手続きをします。

車の名義が買取業者になるので、名義変更も含めて手続きを進めていくため、準備しておく書類が多くあります。

手続きに必要な書類は以下の通りです。

• 車検証
• 自賠責保険証
• 自動車税納税証明書
• リサイクル券
• 振込口座の情報
• 実印（軽自動車は不要）
• 印鑑証明書（軽自動車は不要）

 

委任状や譲渡証明書は、買取業者が用意してくれます。

また必要書類を提出し署名などが済めば、契約手続きは完了です。

⑤車の引き渡しをする

契約時に指定した日に、車の引き渡しを行いますが、買取成立後1週間以内の引き渡しが原則となっています。

引き渡しをする前に、以下のことをチェックしておきましょう。

• 査定した時点の車の状態と変わりないか(傷や凹みなどがあると査定額が減額になる可能性があります)
• カーナビに入っている個人情報を削除したか
• 忘れ物がないか(CDの抜き忘れも多いので隅々まで確認してください！)

 

スムーズに引き渡しを完了するために、余裕を持って準備しましょう。

⑥入金の確認をする

契約時に指定された日に入金があるので、必ず確認しましょう。

入金がされていない場合は、買取業者にすぐに連絡をしてください。

入金先を間違えているといったミスもあれば、倒産などで車が持ち逃げ状態になるトラブルもありますので注意が必要です。

入金確認ができたら、売却手続きは全て完了となります。

ここまでが一括査定の流れでしたが、仕組みについてはどうなっているのでしょうか？

一括査定の仕組みとは？

次に、一括査定はどのような仕組みで成り立っているのか説明していきます！

一括査定を利用する場合、一括査定サイトを通して買取業者に査定を依頼することになります。

一括査定サイトを運営している会社(カーセンサーやナビクルなど)は、直接車の売却には携わりません。

実際に査定をしたり手続きをするのは提携している買取業者です。

運営会社は入力された車の情報と個人情報を買取業者に提供している役割を担います。

また買取業者は、運営会社から情報を提供してもらう代わりに情報料として代金を支払っています。

そんなコスト回収のためにライバル業者よりも早く査定をして、契約を結ぶ必要があるのです。

このことが一括査定を利用する上で押さえておきたい注意点（デメリット）に繋がっています。

その点を次のところで詳しく解説をしていきますね！

一括査定を利用する時の注意点

①営業電話がたくさんかかってくる

一括査定に申し込むと、営業電話が鳴り止まないという口コミをよく目にします。

上記でも触れたように、買取業者は運営会社に支払っている情報料分を回収し、利益を上げなくてはなりません。

そのため、他社より早く、そして一台でも多く査定のアポイントを取ろうとするのです。

一括査定サイトを利用する人の7割は、1番初めに連絡が取れた買取業者と契約をするといわれています。

そういうこともあり、サイトでの申し込みが済んだら、間髪入れずに電話がかかってくるのです。

手間を省くために一括査定を利用したはずが、電話対応に追われて逆に時間がかかってしまっては本末転倒ですよね。

売る意思がない場合は電話ではっきりとその旨を伝えたほうが良いです。

また多くの業者に依頼しすぎてしまった場合は、早めに申し込みをキャンセルするなどしてしつこい電話を回避しましょう。

②合同査定では談合の可能性あり

複数の買取業者に一度に査定してもらう合同査定をしてもらえるのはメリットでもあります。

時間を節約できる上に、同時に査定してもらうことで価格の競争が起こり、査定額が高くなりやすいからです。

しかしながら、業者間で値段のすり合わせが行われていた場合、相場よりも低い査定額になることも考えられます。

また、業者で買取の契約を順番に回すといった事例もあり、内々で相談して価格を調整してユーザーが損をしてしまうこともあるのです。

それらの対策として、合同査定を依頼する時に他社名を伝えないことは大事。

査定額を全員同時に出してもらうこと、様々な規模の業者を呼ぶことなども必要です。

③1社にしか依頼できない

これは特に地方で起こりやすいのですが、せっかく一括査定を申し込んだのに、対応できる業者がいないために複数業者への依頼ができないケースです。

この場合一括査定のメリットは享受できず、直接業者に依頼した方がスムーズに査定を進められます。

無理に査定を頼んでも、遠方ですと出張査定の移動費がかかってしまうこともあり、無駄な出費になってしまいます。

地方に住んでいる方は、提携業者数が多いサイトを選び、それでも対応業者が少なければ一括査定以外の方法を検討してみてください。

続いては一括査定を用いて出来るだけ高い査定額をゲットする方法を解説いたします。

一括査定で高額査定を勝ち取るコツ

大事な愛車を売るなら、少しでも高く買取をしてもらいたいですよね。

そんな願いを叶えるために、一括査定を利用して高額査定を引き出すコツがあります。

そしてここからはその具体的なコツを紹介していきます！

①自分の車の買取相場を事前にチェック

まずは、売りたい車の買取相場を知っておきましょう。

相場がわからないまま査定を受けてしまうと、提示された査定額が妥当なものかどうかの判断がつきません。

場合によっては、安く買い叩かれてしまう可能性もあります。

相場を確認するために店舗に持ち込むのが面倒な方は、ウェブ上でもおおよその額がチェックできるので、査定前にぜひ行っておいてください。

②複数社に依頼する

複数社に一度に査定依頼ができるという、一括査定のメリットを上手に使いましょう。

最初に連絡が取れた一社で決める方が多いのですが、結果的にもったいないことになってしまうかもしれません。

複数社に査定を依頼して、最も高い金額を提示してくれる業者に売却をするのが賢い売り方です。

③希望の売却額は伝えない

査定の前に、買取業者から「いくらくらいで売りたいですか？」と聞かれることがあるかもしれません。

その際に希望売却額を伝えてしまうと足元を見られてしまいます。

もし車の価値がその金額が上回っていても、実際の査定額は希望売却額以内になってしまう可能性があるのです。

業者側からすれば本来支払う金額よりも安く済むわけですが、ユーザー側は損をしてしまいますよね。

そういったリスクを避けるためにも正直に全てを明かす必要はありません。

(嘘をつく必要もないのですが！)

交渉を有利に進めるために先に希望額を伝えることは控えておきましょう。

④車のメンテナンスは日頃からしておく

一括査定に限らず、車を売却する時に備えて、日頃から車をきれいにしておくことをおすすめします。

ボディーや車内の汚れや臭いは、できる限り取り除いておきましょう。

特にペットやたばこ、香水などの臭いは減額対象になり、臭いの強さによって査定額に大きな違いが出てきます。

そのため市販の消臭スプレーや換気、天日干しを行い、清掃と一緒に消臭も必ず行ってください！

また、車体の傷や凹みも同じく減額対象になります。

査定前に自分で直したり、修理に出したいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、傷や凹みに関してはそのままで大丈夫です。

多くの場合、手間が増える上に修理費用が減額分を上回って、結果的に金額負担も増えてしまいます。

日頃から自分でできるメンテナンスを行い、大切に扱われてきた車という印象を持ってもらえると、高値がつきやすくな流でしょう。

終わりに

ここまで一括査定の仕組みと流れ、利用する時の注意点などについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？

一括査定は、上手に活用すれば手間を省くことができ、高額査定が期待できる便利なサービスです。

一方で、注意するべき点もいくつかありましたね！

思った以上に営業電話がかかってきたり、査定額が相場より低くなってしまったりなど、時間的にも金銭的にも損をしてしまうこともよくあります。

一括査定の仕組みをきちんと理解し、状況に合った売り方を臨機応変に選択することが大切です。

また、高額査定を引き出すポイントもご紹介しましたので、そちらを参考に愛車を賢くお得に売却してください！

そんな中、Firstでは、お客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。

そのため車を査定に出してみようかな？と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました