どこからが高級車という決まりはある?普通車との違いや新しい時代の高級車を詳しく解説していきます!
2023 / 9 / 24 (Sun)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
さて、生活の道具であり、趣味や嗜好を反映した持ち物でもある車。
中でも、ラグジュアリーな魅力を持つ高級車は多くの方の羨望を集めています。
以前とは違って幅広い車種が展開されるようになり、選ぶ楽しみもさらに広がっていますよね。
そんな憧れの高級車ですが、一体どこからのレベルの車を指すのかをご存知でしょうか?
イメージ的には「価格の高さ」が関係してそうですが、実は高級車の判断基準はそれだけではありません。
また、最近ではかつてのステレオタイプから脱却した「新しい時代の高級車」も続々登場しています。
時代とともに移り変わっていく高級車の概念を知って、今後の購入や乗り換えの参考にしてみてはいかがでしょうか?
この記事では、どこからが高級車と呼ぶのかについて解説し、高級車と普通車の違いや今買いたい新しい高級車をご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速、高級車の定義や基準から見ていきましょう。
高級車はどこから?
高級車というと、シンプルに価格が高いことがかつての定義でした。
どこから?という問いに対しては、500万円以上という答えが1990年代までは妥当だったと思います。
しかし、現在はその単純な発想での高級車感は薄れてきています。
その背景には、新車価格の高騰が挙げられるでしょう。
販売中の車を見ても分かるように、2000年前後と比べて新車価格はかなり上がっています。
【参考:国産車平均新車価格推移】
軽自動車(660cc以下) | 小型乗用車(660~1500cc以下) | |
2000年 | 879,000 | 1,604,000 |
2010年 | 1,072,000 | 1,216,400 |
2021年 | 1,577,500 | 2,104,250 |
国産車メーカーの場合、これまでは機能・装備の追加を伴う価格改定が基本でしたが、2022年以降は「改良なし」の値上げも相次ぐように。
今の相場だとコンパクトカーでもフル装備にすれば300万円近くになり、中堅SUVならベースで500万円台に乗るものも多いです。
もっと上を見れば、もはや1000万円台でも高級車と呼べるかどうかと思えるほど、超高級車が次々と登場。
そのような車の価格は数千万円から数十億円までとなっており、世間一般の高級車のイメージも随分と変わっているのではないでしょうか。
そのため、どこからが高級車という価格だけの区切りで判断するのが難しいと言えるのです。
今の高級車はより多くの要素が判断基準となっており、「性能や内外装、ブランド力などを含めて総合的に価値が高い車」=「高級車」と呼ぶことができるでしょう。
では次に、いわゆる普通車と高級車との違いについて解説していきます。
高級車と普通車の違いとは?
高級車と普通車の大きな違いは、以下の4点です。
【高級車と普通車の違い】
|
それぞれ具体的に見ていきましょう。
排気量
高級車というのは、総じて排気量が大きい仕様になっています。
排気量が大きい=エンジンの力が強いことを意味しており、高回転でエンジンを回さずに車を動かすことが可能。
これにより、アクセルを頻繁に踏む必要がなくなって運転にゆとりが持てるようになるのが大きな特徴です。
一方、近年は環境性能や実用性も意識した高級車も増えており、時代に合った進化も見られています。
乗り心地
高級車と普通車では、乗り心地が格段に違います。
その理由には、前述した排気量の大きさに加え、ステアリングの性能が非常に高いことが挙げられるでしょう。
ステアリングは乗り物の進行方向を変えるための舵取り装置であり、この性能の高さが運転の常時安定に繋がっています。
また、ステアリングには本革が採用され、操作性が高い点も特徴の一つです。
さらに、高級車は静粛性にも優れており、普通車では得られない乗り心地の良さを生み出しています。
ボディ剛性
高級車は普通車よりもボディ剛性も高くなっています。
剛性とは外からの圧力に対する強度の度合いのことで、車の安全性を左右する大きなポイント。
長年、高級車が要人を乗せる車として採用されているのはこのためです。
費用
高級車は価格だけでなく、購入後の税金や保険料、そして維持費も高くなる傾向にあります。
例えば、自動車税は車の排気量によって段階的に高くなりますが、高級車は排気量が大きいため普通車より税金がかかります。
また、使われている部品一つ一つが高級品やオーダーメイドなのでメンテナンスにもお金がかかるでしょう。
さらに、修理費用が高く盗難リスクもあることから、保険料も高く設定されているのが特徴です。
それに伴い、車検時や法定点検時の費用も高額になりやすく、所有し続けるには経済力が必要とされるでしょう。
このような点に加え、高級車メーカーの歴史や品格、仕立ての良さといった付加価値が、普通車と高級車を区別する判断基準となります。
さて、高級車の歴史を振り返ると、多くのブランドにおいてその代表格はセダンでした。
トヨタでいえば、「いつかはクラウン」というキャッチコピーが記憶に残っている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、近年はライフスタイルが多様化し、セダン一強だった高級車の壁が崩されています。
いわば「新時代の高級車」では、大型ミニバンやSUV、電気自動車までカテゴリーが広がり、高級車がより身近に感じられるようにもなったでしょう。
次のところでは、そんな今注目の新しい高級車をピックアップしてご紹介。ご自身に合った高級車選びの参考までに、楽しみながら読んでみてくださいね。
新しい時代の高級車を厳選してご紹介!
レクサス LBX(2023年秋以降発売)
新車予想価格 | 370万前後~ |
全長/全幅/全高(mm) | 4190×1825×1560 |
今秋から発売が予定されているレクサスLBXは、今までの高級車の概念を覆すことを目的とした革新的なモデルです。
まず何よりも印象的なのは、コンパクトなボディサイズ。
現行コンパクトSUV「UX」よりも一回り小さいボディで、レクサスとしては史上最少のモデルとなります。
また、新開発のハイブリッドシステムや最新の運転技術、そして先進運転支援機能など、高級車らしい快適性と静粛性に重点を置いた機能が多数搭載されているのもポイントです。
さらに、「Bespoke Build」と名付けられたオーダーメイドシステムで約33万通りのカスタマイズが可能となり、自分だけの特別な1台を求める方にもぴったりの1台でしょう。
トヨタアルファード
新車価格 | 472万円~ |
全長×全幅×全高(mm) | 4945×1850×1950(ハイブリッドエグゼクティブラウンジ) |
大型ミニバンの代表格であるアルファードは、ファミリーカーの域を超越し、各国の富裕層に選ばれる高級車としての地位を確立しています。
現行型はプラットフォームを一新し、新時代の高級車にふさわしい乗り心地や静粛性、ハンドリングの良さを実現しているのが見所です。
特に、最上級モデル「エグゼクティブラウンジ」は、ミニバンのイメージにはない迫力ある豪華な仕様。
細部までこだわりを持って仕立てられた室内空間は、ほかでは味わえないプレミアムなくつろぎを感じることができ、非常に高い完成度となっています。
日産アリア
新車価格 | 539万円~ |
全長×全幅×全高(mm) | 4595×1850×1665(プロパイロット2.0装着車) |
日産が「新時代のプレミアムSUV」と謳うアリアは、先進性とラグジュアリーが融合したメーカー初のEVクロスオーバーです。
木目パネルに浮かぶように並ぶスイッチのマークなどのインテリアに加え、運転支援機能のプロパイロット2.0も搭載し、見た目も中身も最先端。
バッテリー容量には2種類あり、電気だけで最大航続可能距離が640kmと長距離ドライブを楽しめる点も大きな魅力でしょう。
米国での販売も好調のようで、激戦区EV SUVで今後存在感を高めていくか注目です。
センチュリー クロスオーバーSUV
新車価格 | 2500万円~ |
全長×全幅×全高(mm) | 5205×1990×1805 |
ついに発表されたトヨタ「センチュリー」の新型超高級SUV。
従来の運転手付きショーファーカーとしての位置付けに「運転する楽しさ」も加え、顧客層の拡大を図って開発されました。
新モデルでは従来の品格や静粛性・乗り心地を継承しつつ、新開発のV6 3.5Lプラグインハイブリッドシステムで力強く爽快な走りを両立。
日常はBEV、長距離の移動やいざという時にはHEVとして活躍する、ショーファーカーのニーズに最適なパワートレインとなっています。
今後はグローバルでフルーオーダーに対応するプランも用意される予定で、世界中にその姿を見る日も近いかもしれません。
このように、メーカー各社が時代に合った外見から性能、価格まで多種多様なモデルの高級車の開発に力を入れています。
それにより、自分のニーズを満たす1台を見つけやすくなったと感じます。
とはいえ、どの高級車も新車で手に入れるには高額であることに変わりはありません。
それゆえ、「欲しい高級車がもう少し安ければなぁ…」と思ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、価格を抑えられる中古高級車に目を向けてみてはいかがでしょうか。
価格を抑えて高級車に乗りたいなら、中古もあり!
高級車でも中古になると価格がグッと下がり、手が届きやすくなります。
加えて、高級車の場合は前のオーナーの手入れが行き届いているケースが非常に多く、良好な状態のものが揃っているのもおすすめポイントです。
ただし、変わらず中古品ではあるので、注意して見ておきたい点もいくつかあります。
購入時は以下の3点を必ずチェックし、購入後も安心して乗れる車を選ぶようにしましょう。
- 修復歴のある車はNG
- 十分な保証付きを選ぶ
- 認定中古車は信頼度高い/並行輸入車は十分なリサーチを
また、高級車は普通車と違って取扱いに専門性が必要とされるため、購入先はきちんと吟味すべきでしょう。
品質のよい高級車が揃っていて、豊富な販売実績があることが基本。かつ、充実のアフターフォロー体制が組まれていることも必須です。
Firstをはじめとする優良店ならお得に希望の中古車を見つけることが可能ですので、ぜひ選択肢のひとつに入れてみてくださいね。
おわりに
さて、今回は「どこからが高級車という決まりはある?普通車との違いや新しい時代の高級車を詳しく解説していきます!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
高級車の定義や概念は多様化しており、価格のみで分別された以前のものから変化しています。
そのため、どこからが高級車と呼べるのかについて明確な基準はありません。
今の高級車はより多くの要素が判断基準となっており、「性能や内外装、ブランド力などを含めて、総合的に価値が高い車」=「高級車」と呼ぶことができるでしょう
また、ライフスタイルの多様化や昨今のトレンドから、ボディタイプ=セダン一強体制が崩れつつあります。
新しい時代の高級車においては、歴史あるブランドの変革や高級ミニバン、電気自動車の台頭が見られ、選ぶ・走る楽しみをより体感できるようになったでしょう。
これを機に、高級車の購入や乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
そんな中、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstは高級車を専門に取り扱っており、高品質な中古高級車を多数販売しています。
購入後のアフターフォローも充実しておりますので、費用を抑えて高級車に乗りたい方はぜひお問い合わせください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。