車を買い替える時の平均年数ってどのくらい?お得なタイミングを解説してみました!
2022 / 3 / 6 (Sun)
車の豆知識
はじめに
みなさま、こんにちは!
いつもFirstのブログをご覧いただき、ありがとうございます^^
乗っている車が古くなってきたり、新しく発売した車種が欲しくなったりすると、車の買い替えを検討しますよね。
しかしながら車の買い替えはどのくらいの年数で行えば良いのか、よくわからないという人もいるのではないでしょうか?
人生の中でも最も高い買い物のひとつである車は、買って1年以内に買い替えるということはほぼないでしょう。
では、一体どれくらいの年数が適切なのでしょうか。
- 車買い替えの平均年数は?
- どのタイミングが一番お得に買い替えられる?
今回はこうした疑問について徹底解説をしていきますので最後まで読んでみてくださいね。
それではまずはじめに車買い替えの平均年数について説明をしていきます。
車の買い替え平均年数は8.7年
まず、調査データから買い替え年数の目安を分析していきましょう。
令和2年(2020年)のデータによると、平均車齢(新車登録してからの経過年数)は乗用車で8.72年となっています。
(※参照:一般財団法人 自動車検査登録情報協会「平均車齢」より)
つまり、8〜9年のタイミングで買い替える人が多いというわけですね。
実はこの数字は年々延びていて、2000年と比較すると3年ほど長くなっています。
それだけ日本車の品質が日々上がっていて、同じ車に長く乗り続ける人が増えていることを証明しています。
とは言っても、人によって車の使用頻度や走行距離は異なりますよね。
週に1度近所の買い物へ行く時に乗るだけという人もいます。
一方で、毎日1時間車通勤をしている人もいるでしょう。
そしてここで注目をしたいのが、「走行距離」なんです。
一般的には、10万キロ以上走った車は故障しやすくなり、買い替えを推奨されることが多くなっています。
たとえば1年間で約1万キロ走行する人は、10年以上経過する前には買い替えをした方が良いケースが多いので注意が必要です。
車の寿命はメンテンス・使い方次第で大きく変わる
先述のとおり、車の寿命はそれぞれのユーザーによる乗り方、メンテナンスの有無で大きく異なります。
同じ車種であっても、使い方やメンテナンスが悪ければ10年以下で動かなくなってしまうことも。
では車の寿命を左右するメンテナンスや乗り方とはどのようなものでしょうか?
車のメンテナンスといわれて一番に思いつくのが、定期的に行われる車検ですよね。
ところが車のメンテナンスには他にも半年点検や12カ月点検と言われるものがある。
またオイル交換や各パーツ・消耗品の交換など幅広く存在し、実施する範囲や頻度によって車の寿命は大きく変わります。
車の寿命は走行距離や使用環境によっても変わってくるため、どのくらいの頻度でどんな利用の仕方をしているかも重要なポイントです。
そんな中、反対に動かさないことも車にとって良い状態とはいえません。
車にとって適切な頻度・距離で動かし、細やかなメンテナンスを行うことが車の寿命を延ばすポイントといえるからです。
それでは次のところで買い替えの目安についてお話をしていきます。
車買い替えの目安になる年数とは?
さて、先程は買い替えの平均年数をお話しましたが、実際に費用の面では、どのタイミングで買い替えるとよりお得になるのでしょうか。
どうせ買い替えをするのであれば、少しでもお得な時期を選んで買い替えをしたいですよね。
そこでここからは、車の買い替えを検討するべき年数をご紹介していきます。
① 購入して3年(車検前)
3年目というのは新車を購入後最初の車検タイミングです。
まだまだ問題なく走行できる段階であり、3年目で買い替えるのは早いかなと感じる人も多くいるかと思います。
ただ、やはりリセールバリュー(買取価格)が最も高くなるため一定の買い替え需要もあります。
車に不満がある、子供が生まれた、大きくなった、新車を乗り換えていきたいなどの理由など色々あると思います。
そんなタイミングで買い替えを検討する場合は、一括査定や相場情報のウェブサイトなどで買い取り価格を確認してみて下さい。
そして高価買取を期待できるのであれば車の買い替えを検討してみましょう。
② 購入して5年(車検前)
5年というのは国産車メーカーの特別保証が終了するタイミングです。
内容としては、おおまかにエンジンやシートベルトといった重要な部品の保証が終了します。
保証が切れた後の故障については実費で修理する必要があり、エンジンの故障は数十万の費用がかかる場合もあるのです。
また車を継続して乗っていくには保証を延長できるサービスがないか確認し、定期的に車のメンテナンスを行っていく必要があります。
これらにかかる費用と車の買い替えのコストを比較して、今の車を乗り続けるのか、新しい車に買い替えるのか決めるとよいでしょう。
車の売却価格が高くなれば買い替えコストも低くなりますのでその点は嬉しいところですよね。
③購入して7年(車検前)
車の買い取り相場や維持費などから総合的に見て、一番お得に買い替えできるのは新車を購入してから7年のタイミングと言われています。
車は余程古いものでない限り、下取りに出すと有料で買い取りをしてもらうことができますが、購入してから年月が経つにつれ、売却価格は年々安くなってしまうもの。
また、車を所有する上で必要となる車検の費用は、所有年数が伸びていくに従って高くなっていきます。
更に、車検は初回で3年間、それ以降は2年間おきに更新期限が来るため、8年目には3回目の車検を受けなければならないことになります。
こうした理由から、買い取り額が安くなりすぎず、車検などの維持費が高くなりすぎないポイントとして、新車を購入してから7年が最もお得な買い替えタイミングとされているのです。
それではそれ以降のタイミングについてはどうでしょうか?
車の寿命「10年」「10万㎞」は1つの目安でもある
前の章にて、車は日々のメンテナンスや乗り方で寿命が変わると解説をしました。
では、車の寿命には目安がないのでしょうか?
実は昔からよく言われている「車の寿命は10年、10万㎞」という言葉が、現在でも1つの目安として役に立っています。
車自体の性能や耐久性は大幅に向上していますが、部品の経年劣化までは大幅に変えることは難しいのです。
特にエンジン内部のように繊細かつ、大きな力がかかる部分は10年を超えると故障が出やすくなるのも事実。
また自動車メーカーと自動車部品メーカー間での取引は、10年間は同じ部品の流通を約束する契約がなされています。
反対に10年を超えると、車に必要な部品がなくなってしまう可能性もあるのです。
10年超えの車の場合、もしもの故障時に純正部品が手に入らなくて修理ができないというケースも考えられるでしょう。
それでは結局のところ車を買い替えるためのベストなタイミングはいつでしょうか?
車の買い替え・売却時のおすすめタイミング
それでは、ここからは車をお得に売却する方法について見ていきましょう。
「お得に」というと、ついつい購入する方にばかり意識が行ってしまいがちです。
しかしながら、高値で売却をすることができれば、それだけお金で得をすることができますから、売却も同じくらい重要なものなのです。
①モデルチェンジ前
今乗っている車がモデルチェンジを予定しているなら、その直前に売却することをおすすめします。
車がモデルチェンジをすれば、旧モデルは買取価格が下落します。
そこで、現行モデルのうちに高値で売却してしまうことが得策です。
マイナーチェンジ程度であれば影響は大きくありませんが、フルモデルチェンジとなれば買取価格に大きく影響します。
ネットでモデルチェンジ情報を調べておき、適切なタイミングで売却しましょう。
② 需要の高い1~2月
中古車にも、「需要が高い時期」というものが存在します。
その時期というのは主に1月~2月です。
新生活に向けて新しく車を購入する人や、上記で紹介したように決算期を狙って購入する人が多く、2月~3月に車の需要が高くなるためだと言われています。
販売店やディーラーは、需要の高い時期に向けて在庫をそろえておきたいと考えるため、車が最も売れる時期の直前に、高めの価格で買い取りをしてくれるのです。
そのため売却を考えている人は、年始を狙って相談してみると良いでしょう。
③修理やメンテナンスに高額の費用がかかる時
もし車を修理やメンテナンスに出した際に高額の費用がかかると言われたら、そのタイミングで売却を検討しましょう。
「故障をしてるんだから、売却額が下がるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、多少壊れている車くらいでは、大きな減額にはなりません。
むしろ車検代と同様、修理をしてから売却してもプラスになることはなく、かけた修理代がそのまま損になってしまいます。
買取業者のほとんどが、自社で整備工場を持っています。故障した車でも、買取後に修理するので、問題なく買い取ってくれるのです。
自社工場で格安修理ができるため、あまり大きな減額もされないところがポイントとなります。
車の買い替え・狐入時のおすすめタイミング
それでは続いて、賢い車購入のタイミングも見ていきましょう。
①モデルチェンジ直後
車の売却時は「モデルチェンジ前がおすすめ」でしたが、購入はモデルチェンジ直後がおすすめです。
新モデルは最新機能が満載されており、最も商品価値が高い状態。
3年や5年で買い換えるとしたら、売却時も現行モデルである可能性が非常に高いのもポイントです。
型落ちモデルにならずに済むので、高価買取が期待できるでしょう。
ただし、モデルチェンジ直後は注文が殺到し、納車が遅れるケースが多々あります。
発売開始前からディーラーと商談を進めることをおすすめします。
②決算期に購入する
1年の中で最も購入におすすめのタイミングは、半期決算期である9月と年度末決算期である3月です。
決算までに目標を達成するために決算期には普段以上に値引きが期待できます。
ただ注意をしたいのが、決算までに納車を終えるタイミングであるということです。
納車が決算終了後になるタイミングでは既に販売店の熱度が下がってしまっています。
また、9月や3月に車を買い替える場合には混雑が予想されるので速めの情報収集が必要です。
特に3月は新生活のために多くの車が売れるため、希望のモデルやカラーが売り切れてしまったり、登録や納車までに時間がかかってしまったりしがちです。
そのためなるべく早く動き出しましょう。
また、年末商戦が行われる12月やボーナス月なども買い替えとしておすすめの月です。
車の売れ行きがよくなるため、販売店側も力を入れて販売していますのでぜひチェックをしてみて下さい。
おわりに
さて、今回は車の買い替えをするにあたっての適切な時期や方法を知りたい人に向けて、車買い替えの平均年数や、買い替えにお得なタイミングについて解説してきました。
車の買い替え事情に詳しくなっていただけましたでしょうか?
車は大きな買い物だからこそ、慎重に買い替えしたいですよね。
この記事を参考にして頂き、後悔のない車買い替えをしてみて下さい
そんな中、Firstではお客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
そのため車を査定に出してみようかな?と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。