ドイツ車にも壊れやすい車ってあるの?故障が少ないメーカーやおすすめ車種など詳しく解説いたします!
2024 / 6 / 18 (Tue)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、国産車とは違った魅力があり、街中でも一際目立つ存在である輸入車。
ハイスペックな性能や洗練されたデザインに、多くの方が憧れを持つのではないでしょうか?
しかし、輸入車にはそういったプラス面の他に「故障しやすい」というマイナスイメージも。
実際に輸入車ユーザーが直面しやすい問題であり、購入時の懸念点でもあります。
そんな中、頑丈な作りで高い信頼性があるのがドイツ車です。
実はドイツ車でも壊れやすいと言われるものがありますが、故障率が低いメーカーや車種を選べばメンテナンスコストが削減でき、安心して運転を楽しむことができるでしょう。
今回の記事では、ドイツ車の故障率について解説し、壊れにくいメーカーや買ってはいけない外車、おすすめのドイツ車などをご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでははじめに、国産車に比べて輸入車の故障率はどうなのか?というところから見ていきましょう。
輸入車の故障率は高い?
輸入車の故障率は、メーカーや車種、さらには生産国や気候条件などから大きく影響を受けます。
日本と他国との気候や運転環境の違いは、輸入車の故障率を上げる一因と言えるでしょう。
最新のデータでは輸入車の中でも特定のメーカーの故障率が3.5%と、市場平均の2.8%よりも高い数字を示しています。
メーカーごとに差があるので一概には言えませんが、輸入車全体としては「パーツ精度が劣る」点や「使用環境への適応」が気になるところ。
まず、輸入車は国産車と違って定期的なメンテナンスを前提とした作りなので、一つ一つの精度が極めて高いとは言い難いです。
そのため、国産車と同じような感覚で乗るとメンテナンスが間に合わず、結果的に故障しやすい状態になってしまうことが考えられます。
また、低速域でストップ&ゴーを繰り返す日本の走行環境は、車への負荷が大きくなり、故障リスクを高める要因となり得るでしょう。
一方で、以前は気候が違う日本に輸入すると本国では出ないようなトラブルが頻発するケースが見られましたが、グローバルで販売するメーカーが増えたことでかなり減少したようです。
近年はドイツ車を筆頭に品質が向上し、故障率は国産車の2倍程度まで改善されています。
特に新しいモデルは国産車並みに故障しにくいものもあり、それほどリスクに感じる必要はありません。
中でも以下の3つのドイツ車メーカーは壊れにくさに定評があるので、長く乗り続けたい方は優先的に選ぶとよいでしょう。
故障しにくいドイツ車メーカー
メルセデスベンツ
「ベンツは長く乗れる」と言われている通り、デザインや走行性だけでなく、ボディの耐衝撃性・足回りの強さも重視して設計されているメルセデス・ベンツ。
その中でより長く乗れる車を選ぶなら、以下の3つをチェックしましょう。
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システム改修されたベンツの個体は壊れにくく、メンテナンスも少なく済む傾向にあります。
そのため、新車で購入する場合は発売後1~2年のものを選ぶのがおすすめです。
ポルシェ
J.Dパワーによる「日本自動車耐久品質調査」で上位にランクインするなど、ポルシェは壊れにくく長持ちする外車とされています。
かつてはトラブルに見舞われることが多かったのですが、”水冷時代“になってからは信頼性が著しく向上。
メンテナンスフリー化を徹底させ、整備では儲けが出ないとディーラーに言わしめる程クオリティが上がっています。
複雑な作りを極力削ぎ取っているので、エンジンや足回りさえ定期的にメンテンナンスすればかなり長い期間乗り続けることができるでしょう。
フォルクスワーゲン
外車としては手頃な価格帯で幅広いユーザーの支持を集めるフォルクスワーゲン。
質実剛健なドイツ車らしく耐久性に優れており、コスパの高さも魅力の一つです。
新車ではフォルクスワーゲン独自の延長保証プログラム「ウォルフィサポート」がオプションで選択可能。
こちらを付けると一般保証を2年間延長でき、故障時にも修理を行いながら長く乗ることができます。
これらに次いで高剛性に優れた頑丈なボディが特徴のアウディも壊れにくいと言われているので、チェックしてみましょう。
一方で、ドイツ車の中にも避けた方が良い車種があることは事実です。
特に中古車の場合は、購入前に十分な情報収集が必要。以下のモデルを希望する場合は世代の特徴に注意して選ぶことを心がけてください。
壊れやすいと言われているドイツ車は?
Miniシリーズ(BMW)
第一世代 | 2002~2007年 |
第二世代 | 2007~2014年 |
第三世代 | 2014年~ |
【ボディタイプ】
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Miniシリーズは古いモデルほど耐久性が弱く、壊れやすいと言われています。
第一世代は現行ミニの礎となるモデルで、シンプルなデザインとミニマムなサイズ感は今でも根強いファンが多いです。
しかし、全くの新規開発の車両であったためにトラブルの頻度は非常に高く、パワーステアリングやパワーウィンドウの動作不良、オイル漏れや天井はがれなどの定番トラブルに加えて、CVTの故障が多発しているとのことです。
その後、第二世代では大幅に信頼性が向上。特に2010年3月後期モデル以降は改良を経ているので、中古車でも狙い目となっています。
現行の第三世代ミニは、マイナートラブルはあるものの故障の頻度は国産車レベルと言えるでしょう。
エンジンも100%BMW製になったため、第二世代でネックだったタイミングチェーンの伸びやハイプレッシャーポンプの故障はほとんど聞かなくなりました。
総額220万円位からは走行距離1万キロ台の物件を探すことが可能なので、選び方さえ間違えなければきっと大満足の一台となるはずです。
他の車種についても年式が古いもの、走行距離が長いものはどうしても壊れやすくなっているので、予算とのバランスを取りつつ絞っていきましょう。
また、故障の少なさでドイツ車を選ぶなら次の車種がおすすめ。一台に長く乗る予定の方にぴったりの3台をご紹介いたします!
故障が少ないおすすめのドイツ車3選!
メルセデス・ベンツ Cクラス
ドイツ車の中でもとりわけ耐久性が高く、長く乗れると言われるメルセデス・ベンツ。
その中核を担うCクラスは、車としての完成度の高さで絶好調のセールスを記録しています。
現行モデルは取り回しを重視して、サイズはそのままに内面の充実を優先。
高級車ながら頑張れば手が届く価格帯ですが、上位車種のSクラスと同等の安全機能を備えているところがさすがのベンツでしょう。
先代に搭載されていた機能のほとんどが強化され、より安全で快適なドライビングを実現しています。
ほどよいコンサバ感は飽きが来ず、乗るほどに味が出る一台です。
サイズ | 全長4751mm×全幅1820mm×全高1438mm |
新車価格 | 695万円~ |
ポルシェ 911
「水冷時代」を迎えてから、信頼性が著しく向上したポルシェ。
その中で、911は壊れにくくいつまでもその価値を維持できるとして大人気を博しています。
高性能スポーツカーの代名詞的存在で、その圧倒的な走行性は誰もが知るところでしょう。
複雑な作りを極力削ぎ取っているので、エンジンや足回りさえ定期的にメンテンナンスすれば故障せず長く乗り続けることが可能です。
また、911はモデルチェンジしても先代が高値をキープする稀少な車種であり、長く乗ってから手放すとしても損が出ないのが特徴。
一般道でも扱いやすいグレードからスーパースポーツカーまで幅広い展開があるので、自分好みのモデルを選んでみてください。
サイズ | 全長4520mm×全幅1850mm×全高1300mm |
新車価格 | 695万円~ |
BMW 3シリーズ
BMW基幹モデルである3シリーズは、走る楽しさを哲学とするBMWらしさを最も味わえるモデルです。
世代によって快適性が大切にされたり、逆に引き締まって重厚なフィーリングになったりもするのですが、最新型は思い切ってスポーティーに振った印象。
先代よりさらに大型化し、リトル5シリーズとも言える堂々としたフォルムは、衝突安全性能の向上にも寄与しています。
ドライビング・アシスト・プロフェッショナルの装備によって、一定の条件下でハンズフリー走行を実現し、疲労軽減と安全性も向上。
国内の流通量が多いだけに、万が一不具合が起こっても迅速な対応を受けられるのもありがたいところでしょう。
サイズ | 全長4720mm×全幅1825mm×全高1435mm |
新車価格 | 574万円~ |
この他にも、ポルシェ ケイマンやフォルクスワーゲンゴルフといったモデルは、耐久性や実用性、デザインなどの総合点が高く、おすすめできます。
このように質実剛健で壊れにくい車種が多いドイツ車。
購入した後は、より長く愛用できるよう2つのポイントを意識して乗ることが大切です。
以下でちょっとした工夫やコツをご紹介しますので、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね!
長く乗れる外車にするには?維持の秘訣
定期的なメンテナンス
外車に長く乗るために最も大切なのは、定期的なメンテナンスを行うことです。
外車の車作りの基本理念を考慮すると、適切な時期に適切なメンテナスを行うことと予防整備は欠かすことができません。
とりわけ外車は車の基本性能である「走る」「曲がる」「止まる」といったことを重視しており、日頃から手入れすることによってその高い性能が維持できるような構造になっています。
良好なコンディションで乗り続けるなら、不具合の有無に関わらずしっかりと整備していきましょう。
定期的な長距離ドライブ
多くの外車は長距離・長時間・高速域で走行することに長けています。
しかし、日本での使用環境は短時間・短距離・低速域での走行がメイン。つまり、外車が想定されている使い方と真逆となるわけです。
外車の構造は得意分野での走行を想定した作りとなっているので、月に一度程度ハイウェイドライビングをすると調子を維持しやすくなるでしょう。
ドイツ車は中古もおすすめ!
外車は中古だと価格が下がり、手が届きやすくなります。
年式や車種も幅広く状態の良い車も多い一方で、取扱いには専門性が必要とされるので、購入先は慎重に選ぶようにしましょう。
Firstは車選びから購入後まで万全のフォロー体制を敷いており、管理が行き届いた品質のよい外車が揃っております。
現在はメルセデスベンツ新型のW206シリーズやその下のW205など大人気のベンツCクラスを幅広く取り扱っています。
また、それ以外の外車についても取り揃えを強化しているところです。
流行り物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「ドイツ車にも壊れやすい車ってあるの?故障が少ないメーカーやおすすめ車種など詳しく解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
以前に比べて輸入車全体の故障率が改善している中、ドイツ車は品質が高く耐久性があることから壊れにくいと言われています。
特に、メルセデス・ベンツやポルシェ、フォルクスワーゲンといったメーカーには国産車と同程度の故障率になっているモデルもあるので、優先的にチェックしてみるとよいでしょう。
一方で、ドイツ車の中にも不具合が起こりやすい車種もあります。
中古車の場合は症状が顕著に表れるので、選ぶ際は購入後のリスクを考えて慎重に検討してくださいね!
今回ご紹介した壊れにくいおすすめの車種は、耐久性以外にも実用性やリセール、デザインの良さでも一押しです。
本記事を参考に、故障リスクを抑えた輸入車選びをしてみてはいかがでしょうか?
そんな中、Firstでは高級車・輸入車を専門に高価買取・販売を行っております。
豊富な実績と強力なネットワークで希望に合った一台をご提案させていただきますので、ドイツ車をお探しの方はご相談ください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。