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外車のリセールバリューはなぜ悪い?高く売るためのポイントやリセールのよい車種まで徹底解説いたします!

2023 / 10 / 4 (Wed)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

さて、日本にはトヨタや日産をはじめとする国産車メーカーが多数存在しており、いつでも高性能で安全な車を手にすることができます。

トヨタ

車のユーザーにとっては非常に恵まれた環境なのですが、それでも憧れてしまうのが「外車」ですよね。

国産車にはないデザインや高い走行性能は、今も昔も多くの方を魅了してやみません。

しかし、そんな外車の最大のデメリットと言えるのがリセールバリューの悪さでしょう。

実際の買取相場やユーザーの声からも、価格が落ちやすいのは事実。

泣きそうになる男性

ただ、適切な対処法や注意点を知っていれば、なるべく損なく売却することも可能です。

そこで今回は、外車のリセールバリューが悪い理由や高く売るためのポイント、外車でもリセールのよい車種などについて詳しく解説していきます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

それではまず、外車のリセールバリューの傾向を実際の買取相場を用いてご紹介していきます。

外車のリセールバリューは悪い?買取相場を確認

外車は高額なものが多い割に、年数が経過すると査定額が大幅に下落します。

それを分かりやすく説明するために、外車と国産車それぞれの買取相場の推移を表にしてみました。

【比較】

外車:メルセデス・ベンツ「C200アバンギャルド」

国産車:トヨタ「クラウンアスリート ハイブリッドS Four」

走行距離同程度の車両

メルセデス・ベンツ「C200アバンギャルド」

新車価格:667万円~

年数 買取相場 残価率
1年落ち 363万円 54%
3年落ち 275万円 40%
5年落ち 180万円 27%
7年落ち 92万円 13%

トヨタ「クラウンアスリート ハイブリッドS Four」

新車価格:482万円~

年数 買取相場 残価率
1年落ち 392万円 81%
3年落ち 276万円 57%
5年落ち 202万円 41%
7年落ち 154万円 31%

もちろん車両の状態によって上記の数値は前後しますが、表からも外車の買取相場の下落がどれだけ大きいかが分かります。

外車の場合、購入直後の1年落ちから新車価格のほぼ半分まで値を落とし、その後も急落を続けて7年後には10%程度の残価率に。

一方、国産車は少しずつ相場が下がりつつも外車ほどの激しい下落はありません。

なぜ、外車のリセールバリューはこれほどまでに悪いのでしょうか?

はてなの女性

次のところでは、その3つの理由を解説していきます。

外車のリセールバリューはなぜ悪い?3つの理由を解説

前述したように、外車はリセールバリューの面で見ると国産車よりもかなり劣る結果となります。

その理由には、以下の3点が考えられるでしょう。

【外車のリセールバリューが悪い理由】

  • 外車そのものの需要が少ない
  • 海外需要がない
  • 査定基準が厳しい

外車そのものの需要が少ない

外車のリセールバリューが悪い理由として、まず需要の少なさが挙げられます。

そもそも、国内における外車ユーザーの比率は国産車に比べて小さいのが現状です。

外車は維持費がかかることや細かなメンテナンスが必要なこと、新車価格が高額であることなどが要因でしょう。

エプロンをして整備している男性

国産車よりも売れる見込みが少ないため、中古車買取業者も安い価格を付けるしかなく、リセールが落ちやすくなっています。

さらに、ユーザーが限定される不人気の外車などは買取相場自体が存在せず、買取不可のものもあるので注意が必要です。

海外需要がない

国産車は高品質で故障が少なく、メンテナンスがしやすいことで有名で、古くなっても世界中で需要があります。

一方で、外車の需要はあまり高くはありません。

日本で人気のあるベンツやBMWを例に挙げてみると、わざわざ日本から輸入されたドイツ車を自国の方が買おうとは思わないですよね。

また、左ハンドルが主流の国で、あえて日本仕様の右ハンドルの中古外車に乗りたい方も少ないでしょう。

ベンツW206ハンドル

発展途上国でも、中古車とはいえ高価な外車の需要は限られています。

そのため、国産車のように豊富な輸出先候補がなくなり、買取額も低くなってしまうのです。

査定基準が厳しい

通常、中古車は年式や車種、走行距離によって価格が決まりますが、実は外車であることがマイナスに影響しやすい査定基準があります。

  • 走行距離
  • 傷や凹み

この点も外車のリセールバリューの悪化に影響していると言えるでしょう。

走行距離

JAAIの査定基準では、年式ごとに「標準走行キロ」が定められています。

初年度登録からの年数×1万キロを基準に、それより長ければマイナス、短ければプラス査定となりますが、価格が安いクラスの外車は標準走行距離はこの標準走行キロが短く設定されるので要注意です。

toobadな女性

また、フェラーリなどの超高級車の場合は、国産車に比べて走行距離が少し長いだけでも大幅な減額となります。高く売りたいのであれば、早めの売却が肝となるでしょう。

傷や凹み

外車の傷や凹みは、国産車と比較すると同価格帯の車種よりも1.2~2倍程度マイナスになる傾向です。

こちらも走行距離と同様に超高級車の場合はかなりの減額となりますので、普段から扱いには気を付けるようにしましょう。

これらの理由から外車全体のリセールバリューは悪いとされており、「高く買って安く売る」というケースが多く見られるようになっています。

とはいえ、対処法がないというわけではありません。

外車を少しでも高く売りたいなら、次のような点を意識してみましょう。

外車を高く売るには?

外車の高価買取には、以下の3点がポイントとなります。

【外車を少しでも高く売る3つのポイント】

  • 査定アップを狙えるオプションを付ける
  • 保証を使って不具合箇所を直しておく
  • 売却先をチェック

査定額アップを狙えるオプションを付ける

外車ユーザーには特に車好きの方が多く、「フルオプション」を希望する方も少なくありません。

実際にどのようなオプションが付いているとリセールバリューを高められるのか、具体的に見ていきましょう。

純正カーナビ

高級オーディオ

サンルーフ

本革シート

純正カーナビ

外車の純正カーナビは国産車と違って規格サイズになっていないことが多いです。

ベンツ内装

また、エアコン操作や走行モードの設定などと一体になっていることもあります。

そのため、市販のカーナビと交換することが難しく、純正の場合は買取額アップが期待できます。

高級オーディオ

外車に限らず、そもそもオーディオが付いていない場合は査定額が下がってしまいます。

オーディオが付いているからといって査定額が跳ね上がるわけではありませんが、高級車の場合は数十万円相当の高級オーディオが付いていることも。

こういったケースでは、もちろん査定には有利に働くでしょう。

サンルーフ

サンルーフも外車を高く売るために欠かせないオプションです。

アルファード内装

オプション価格はやや高めではあるもののリセールで十分取り返せるため、購入時に付けて損はありません。

本革シート

本革シートは標準装備になっていることも多く、高級感をアップさせるオプションとして人気があります。

擦れや汚れ、傷が無ければ高額査定に繋がりやすいので、売却時まで綺麗に使うよう心がけましょう。

保証を使って不具合箇所を直す

外車を新車で購入した場合、多くのディーラーで「5年保証」が付きます。

もし外車を保証期間内に売却するなら、保証を使って故障・不具合箇所は全て直しておくのが得策です。

故障箇所をそのままにして査定を受けると、当然その部分はマイナス査定に。

ダメをアピールしている男性

加えて、外車専門業者は車種ごとの壊れやすい箇所も熟知しており、査定時には不具合が出る前兆も見破られてしまいます。

それならば、保証内で無料修理を受けておいてマイナス査定を予防した方が損はないですよね。

合わせてメンテナンス記録も用意しておくと、減額防止・プラス査定が期待できるでしょう。

売却先をチェック

外車のリセールを最大限上げたい時に非常に重要になるのが、売却先です。

特におすすめなのは、外車専門の買取業者。

このような業者では、独自の買取・販売ルートを持っていたり、専門知識のあるスタッフがいたりなど、外車を売るにあたって必要なノウハウが揃っています。

それにより、車そのものの価値をきちんと査定してくれる可能性が高まり、下取りや一般的な買取業者よりも高価買取が実現しやすくなるでしょう。

ガッツポーズの女性

なお、Firstも外車・高級車を専門に取り扱っており、高価買取実績が多数ございます。

外車の売却や買い替えをご検討されている方はお問い合わせください。

First HPはこちら

さて、ここまでは外車のリセールバリューが悪い理由や高く売るための対処法などをお伝えしてきました。

ポイントを押さえれば、外車でもできる限りリセールを高められることが分かりましたね。

しかし、高価買取への一番の近道は「リセールバリューのよい外車を買うこと」でしょう。

これからご紹介するような人気な車種なら、新車並みのリセールになることもありますので、外車購入時の参考にしてみてくださいね。

リセールバリューの悪い外車でも高く売れる車種

今回は、3年落ち走行距離3万キロでデータの取れた全グレードの平均値からランキングをご紹介します。

順位 車種

 

新車価格 買取相場 リセールバリュー(%)
1 ランボルギーニウルス

ベースグレード

2652万円~ 3090万円 116.5%
2 ベンツ Gクラス G350d 1230万円~ 1328万円 108%
3 ランドローバー ディフェンダー

110キュレイテッドスペック

640万円~ 612万円 95%
4 AMG GクラスG63

マヌファクトゥーアエディション

2480万円~ 2160万円 87%
5 ベンツGLB200d

AMGライン

540万円~ 465万円 86%
6 ポルシェカイエンGTSクーペ 1752万円~ 1356万円 77%
7 ジープラングラー アンリミテッド サハラ3.6 576万円~ 437万円 75%
8 ポルシェマカンGTS 1062万円~ 802万円 75%
9 ベンツGLA200d

4マッチング AMGライン

502万円~ 378万円 74%
10 ランドローバー レンジローバーSVOデザインエディション 1876万円~ 1400万円 74%

上位にランクインする車種を見ると、世界的なトレンドで波に乗るSUVに加えてクーペ、オープンタイプの車種が中心となります。

一方、セダンやワゴン等は比較的弱いと言わざるを得ないでしょう。

また、3年落ち以降、特に型落ちになるとリセールバリューは急落することが多く、ランキングに入っていても5年で50%を切ってくることも。

頭を抱えて悩んでいるおじいさん

国産車と比較して平均のリセールが低いことに違いはないので、海外需要も考慮した上で早めの売却がよさそうです。

このような車種を候補に、外車選びを進めてみてはいかがでしょうか。

おわりに

さて、今回は「外車のリセールバリューはなぜ悪い?高く売るためのポイントやリセールのよい車種まで徹底解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。

いかがでしたか?

多くの方の憧れである外車ですが、国産車と比べてリセールバリューは悪いとされています。

その理由には、以下の点が挙げられるでしょう。

  • 外車そのものの需要が少ない
  • 海外需要がない
  • 査定基準が厳しい

ただし、リセールの悪化は高評価を受けやすいオプションを付けたり、外車専門買取業者を優先的に選ぶことである程度防ぐことが可能です。

計算をしようとしていている人

また、外車でも人気の高い車種であれば価値が落ちにくく、ロスなく乗り継いでいくことができます。

本記事を参考に、外車のリセールバリューに注目してお得で楽しいカーライフを送っていただければ幸いです。

そんな中、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、外車・高級車の専門知識を活かして高価買取を実施しております。

また、買取だけなく幅広い車種の販売も行っておりますので、お探しの外車がある方もお気軽にお問い合わせください。

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お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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