5年落ちの中古車は高く売れる?買取相場から高額買取を目指す方法まで徹底解説いたします!
2022 / 9 / 5 (Mon)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
車を購入してから何年目で売るのが最もよいタイミングなのか、迷っている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
車を買取に出すタイミングは人それぞれで、3年程度の短いスパンで車を乗り換える人もいれば、10年以上同じ車に乗り続ける人もいます。
ただし、中古車の売却において高額査定を目指すためには、車を売る最適な時期を見極める必要があることをご存知でしょうか?
なぜなら、いつ手放すかによって買取額に数十万もの差がつくことが珍しくないからです。
そんな中、よく言われているのは「中古車は5年落ちでの乗り換えがベター」ということ。
そこで、今回の記事では5年落ちの中古車を売るメリットや実際の買取相場などについて徹底解説いたします。
高額査定を目指す方法もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでははじめに、5年落ちの中古車を売るメリットから見ていきましょう。
5年落ちの中古車を売るメリット
メリット①5年目までは買取相場が下がりにくい
中古車を5年落ちで売る大きなメリットとして、買取相場が下がりにくいという点があります。
車の価値は年数が経つごとに下がっていきますが、著しく減少するのは初年度登録から5年を超えたタイミングです。
理由としては、走行距離が5万kmの節目を迎えることやメーカー特別保証の有効期限が切れることなどが挙げられます。
車のコンディションも比較的良好なので、5年落ちの中古車は中古車市場での需要が高くなっています。
人気の車種やグレードであれば尚更、大幅に買取額が下がることはないでしょう。
メリット②2回目の車検費用がかからない
新車購入後5年目に迎える2回目の車検費用を支払わずに済むのもメリットのひとつです。
特に国産車の場合、初回の車検では基本的なメンテナンスのみで必要最低限の費用で済むことが多いです。
車検前に中古車を買取に出してしまえば、10万円前後かかるはずの費用を節約することができるので、その分を次の車の購入費用に充てることも可能となります。
メリット③メーカー特別保証で買取額アップ
前述したように、5年落ちの中古車は多くの場合メーカー特別保証が有効期限内となっています。
特別保証はほとんどのメーカーで新車購入時に付帯しているもので、5年間もしくは走行距離10万kmの有効期限が設けられている。
この期限内であれば、車の走行や安全性に関わる重要部品に何らかの不具合が生じた際に無料または特別価格で修理・交換を行うことができます。
一般的に車の部品交換は高額になるケースが多いため、特別保証付きの中古車は需要があり、プラス査定が期待できます。
メリット④ローンが完済するタイミング
ローン契約している場合、中古車を5年落ちで売ると多くの方がちょうどローン完済のタイミングにあたります。
ローンを完済した状態で中古車を売るメリットは、買取金額をローン返済に充てる必要がないので、まとまったお金を手元に残すことができるという点です。
また、ローン残債があっても車を売却することはできますが、一括返済して名義を変更するなどといった手続きが必要になります。
一括返済が難しい場合なども考慮するとなにかと手間がかかってしまいますが、完済していればこれらの問題をクリアでき自由に中古車を売却できます。
もちろん、5年より長いローンを利用している場合でもダブルローンなどの利用が可能です。
ただし、月々の支払負担が大きくなる可能性が高いので、ローンが完済してからの買い替えが賢明です。
このように、5年落ちで中古車を売るといくつかのメリットがあることが分かりました。
中でも、買取額が極端に落ちることが少ないという点は大きな魅力ですよね。
では、実際に5年落ちの中古車の買取相場はどのようなものになっているのでしょうか?
車の買い替えのタイミングとしてよく検討される3年落ち、7年落ちと比較しながら確認していきましょう。
5年落ちの中古車の買取相場
ここからは、中古車の査定申し込み数の多い代表車種4種類について、新車価格と3年落ち、5年落ち、そして7年落ちの買取相場の推移をまとめていきます。
トヨタ プリウスの買取相場の推移
経過年数 | 走行距離 | 新車価格 | 買取相場価格 | 残価率 |
3年落ち | 30,000km | 243万円 | 128.8万円 | 53% |
5年落ち | 50,000km | 243万円 | 71.9万円 | 30% |
7年落ち | 80,000km | 240万円 | 49.4万円 | 21% |
日産 セレナの買取相場の推移
経過年数 | 走行距離 | 新車価格 | 買取相場価格 | 残価率 |
3年落ち | 30,000km | 248万円 | 157.3万円 | 63% |
5年落ち | 50,000km | 269万円 | 104.8万円 | 39% |
7年落ち | 80,000km | 269万円 | 58.9万円 | 22% |
ホンダ フィットの買取相場の推移
経過年数 | 走行距離 | 新車価格 | 買取相場価格 | 残価率 |
3年落ち | 30,000km | 132万円 | 54.9万円 | 42% |
5年落ち | 50,000km | 131万円 | 34.9万円 | 27% |
7年落ち | 80,000km | 129万円 | 19.2万円 | 15% |
ダイハツ タントの買取相場の推移
経過年数 | 走行距離 | 新車価格 | 買取相場価格 | 残価率 |
3年落ち | 30,000km | 125万円 | 66.5万円 | 53% |
5年落ち | 50,000km | 125万円 | 50.7万円 | 41% |
7年落ち | 80,000km | 123万円 | 30.1万円 | 24% |
以上のデータを見ると、車種によって買取相場の下がり幅に違いはあるものの、多くの場合5年落ちから7年落ちにかけて残価率が30%を切っています。
そうするとせっかく中古車を売却しても手元にはほとんど残らないことになります。
ですので、5年落ちになる前に中古車を売却し、次の車の購入負担を軽減させることが望ましいでしょう。
ご自身の車がまもなく5年落ちを迎え買い替えるべきかどうか迷った時には、まずは買取相場を調べてみることをおすすめします。
中古車の買取相場を調べる方法には、主にウェブ上のシミュレーションや一括査定の簡易査定などがあります。
詳しくは、以下の弊社ブログを参考にしてくださいね!
中古車の買取査定で大事なことは相場を知ることです!買取相場について徹底解説します!
また、車は早く手放す方が高く売れるため、最も買取相場が高いのは当然3年落ちの中古車です。
では、5年落ちと3年落ちでは売却時にどのような違いがあるのでしょうか?
車の買い替えのタイミングとして3年目を選んだ場合の特徴は以下の通りです。
3年落ちの中古車を売るメリット・デメリット
3年落ちの中古車を売るメリットは、車の価値がそれほど下がらないこと、最初の車検前に売却できるので車検費用負担が全くないことが挙げられます。
反対にデメリットになるのは、ローン残債がある場合は手続きが面倒なことです。
このことから、買取金額を最優先に考えるのであれば3年落ちまでがベストとなります。
買取金額だけでなく総合的なバランスを取りたいのなら5年落ちまでに売却するのがよいといえるでしょう。
ここまで解説してきたように、新車購入から5年目は中古車を売るタイミングに適しているのですが、一方で気を付けなければならないこともあります。
そこで、次の項目では5年落ちの中古車を売るべきか見極めるための注意点をご紹介していきますので参考にしてみてください。
本当に今売って大丈夫?5年落ちの中古車を売る際の注意点
注意点①フルモデルチェンジには要注意
中古車市場では現行モデルの人気が高く、旧型になると買取価格が下がってしまいます。
特に、フルモデルチェンジが行われた場合は大きく値を下げるので注意が必要です。
自動車メーカーはフルモデルチェンジの時期について明言していませんが、おおよそ4~6年サイクルで行われることが一般的です。
そのため、5年落ちという節目にこだわりすぎず、日頃からメーカーのHPなどで情報収集をしておきましょう。
そして、フルモデルチェンジがあると分かったらその前に売却してしまうのがおすすめです。
注意点②過走行車は買取価格ダウンの可能性
中古車は使用年数も重要ですが、それ以上に走行距離が買取価格に及ぼす影響の方が大きいとされています。
一般的な走行距離(1年1万km)であれば問題ありませんが、それ以上に走っている車についてはマイナス査定となる可能性があります。
なぜならば、走行距離が伸びることによって生じる故障や劣化のリスクがあるからです。
よって、平均走行距離を超えて走行している中古車は5年落ちを待たずに早めに売却するのがよいでしょう。
注意点③ライフスタイルの変化にも注目
中古車を売却するタイミングは、年数や走行距離、車検の時期などの車に関係するタイミングと、ライフスタイルの変化に合わせたタイミングの2通りがあります。
そのため、5年落ちのタイミングを見計らって中古車を売却しても、思いもよらぬ理由ですぐに買い替えを迫られることもある。
例えば、結婚や育児、転勤などによって車の用途が変わることも珍しくはないでしょう。
ある程度の将来設計を立て、今とライフスタイルが変わる予想がつく場合には、5年目に固執せず柔軟に買い替え時期を検討するのがよいかもしれません。
以上のような注意点を踏まえた上で、5年落ちの中古車をより高く売るためにはいくつかのポイントがあります。
車査定前にコツを知っておき、高額買取を実現しましょう!
5年落ちの中古車を高く売るためのコツ
買取相場を確認する
中古車の売却を決めたら、まずは売却予定の車種の買取相場を確認しましょう。
買取相場を把握しておくことで不当に買い叩かれるリスクを避けることができます。
また、中古車売却に関する知識があると査定士に伝わり、価格交渉も有利に進められるでしょう。
買取相場の調べ方については、本ブログ「5年落ちの中古車の買取相場」の項目で触れていますので、そちらをご確認ください。
平均走行距離よりも余裕を持たせる
中古車を売却する際は、わずかでもいいので平均走行距離よりも余裕を持たせることをおすすめします。
それによりプラス査定となり、買取額を上げることが期待できるからです。
平均走行距離は1年1万kmが基準とされているので、5年落ちであれば5万km以下に抑えるとよいでしょう。
できる範囲で洗車・清掃をしておく
事前の洗車・清掃はできる限り済ませておきましょう。
中古車の査定項目に清掃の有無は含まれていませんが、「今まで大切に扱われてきた車」として査定士への印象をアップにつなげることができます。
また、車内の臭いも注意すべきポイントです。
特に、たばこやペットの臭いは染みついていることが多いため、念入りに換気や消臭を行いましょう。
オプション品は揃えておく
中古車市場では後付けができない純正品が揃っている車に人気が集まります。
純正品は車が製造されている過程で取り付けられているものなので、見た目に統一感があり、故障のリスクも少ないと考える方が多いためです。
社外パーツに付け替えてる方は、売却前に揃えて用意しておきましょう。
また、メンテナンスノートなどの付属品も揃えておくとさらに買取額アップが期待できます。
付属品が不足しているとマイナス査定になることもあるので、こちらも事前に確認が必要です。
複数業者に査定を依頼する
高額買取を狙うなら複数の中古車買取業者に査定を依頼することが重要です。
なぜならば、車買取業者によって得手不得手や求めている車種が異なり、同じ車でも買取額が大きく変わることがあるからです。
複数の査定額を比較して、最も高値で買い取ってくれる業者を見つけ出しましょう。
終わりに
今回の記事では、5年落ちの中古車を売るメリットや買取相場の推移、売却する際の注意点と高額買取のコツについて徹底解説してきました。
いかがだったでしょうか?
5年落ちの中古車は買取相場が比較的保たれており、ローン完済時期に当たることなどから、車を売るタイミングに適しているといえます。
2回目の車検を迎える前に手放すと余分な出費をせずに済むので、お得に買い替えができるでしょう。
一方で、中古車を買い替えるべきかどうかを見極めるポイントは他にもいくつかあります。
フルモデルチェンジ後や過走行になった場合は買取額が大幅に下がる傾向があるので、5年落ちを待たずに売却を検討しましょう。
中古車の高額買取のためには、適切なタイミングだけでなく車買取業者選びも重要です。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、お客様に喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
そのため、車を査定に出してみようかな?と思われた方は、ぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。
皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。