初めての外車はどう選ぶ?購入時の注意点や外車デビューにおすすめの車種を徹底解説いたします!
2023 / 10 / 16 (Mon)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際、ぜひお立ち寄りください。
さて、車好きの方なら、一度は外車に乗ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
日本国内では主に北米、欧州、アジアの33にも及ぶ自動車メーカー・ブランドの外車が販売されており、デザインも特徴も多種多様。
街中で見かけることも多く、その洗練されたかっこよさは格別ですよね。
ただ、いざ購入する際には、魅力的な部分だけでなく外車特有のリスクや注意点について知っておく必要があるでしょう。
特に初めて外車を選ぶ方は、それらを踏まえた上でこだわりの一台を慎重に見極めたいところです。
そこで今回は、外車のメリット・デメリットを解説し、初めての外車選びにおけるポイントを詳しく解説していきます。
また、後半では外車デビューにおすすめの車種もご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでは早速、外車に乗るとどんな点がよいのか?そのメリットから見ていきましょう。
外車に乗るメリットとは?
個性やブランド力
外車には日本車にはない個性やブランド力があります。
長い歴史の中で脈々と受け継がれている個性もあれば伝統と革新が融合したような個性もあり、はたまたお国柄を感じさせる部分があるモデルもあったりと、見ているだけでも心が躍りますよね。
大衆向けからレアな車種まで幅広い展開で、他の人とは違った車に乗りたいという願望を叶えられるのは外車だけの魅力と言えるでしょう。
ハイスペックな装備
日本車と比べて、外車はパワフルでスピード感のある車が多くなっています。
法定速度や実走行速度が日本よりも速いためで、高速走行やロングドライブにおける快適性や安心感は非常に高いでしょう。
また、衝突に備えた強靭なボディや悪路で走行しやすい安定性の高さも、外車の大きなメリットです。
さらに、高級外車の多くは本革の内装を採用しており、コンソールや天井部分までラグジュアリーな雰囲気を楽しむことも可能です。
ハイスペックを重視するのであれば、オプションなどにこだわるとより上級な空間を実現できるでしょう。
外車に乗ることでこのような魅力を実感できますが、購入を決める前にデメリットを理解することも大切です。
特に初めての外車購入を考えている方は、購入後に「こんなはずじゃなかった!」とならないように必ず目を通しておきましょう。
外車の気になるデメリット
修理費用が高い
外車メーカーは国内メーカーよりも店舗数が少なく、急な故障トラブルなどの即時対応ができる場所が限られています。
量産車やメンテナンスでよく使うパーツなどであれば在庫を確保している店舗も多いですが、特殊なパーツは本国から取り寄せることになり、時間もコストもかかってしまう可能性は大。
外車は昨今のウクライナ情勢や円安などの影響も受けやすく、費用面のデメリットが予想以上に大きく感じられる場面があることは覚悟しておく必要があるでしょう。
税金が高くなりやすい
外車は税金や車検の費用が高額になる可能性があります。
外車と国産車の税基準は同じですが、海外では軽自動車の概念が薄く、ほとんどが普通自動車。したがって、軽自動車に乗って節税したいと考えている方には不向きかもしれません。
また、国産車と同サイズでも車体重量が重い車種が多いので、重量税も高くなる傾向です。
リセールバリューが低くなりやすい
外車は国産車よりもリセールバリューが低くなりやすいとされています。
理由としては、前述したようなデメリットに起因するものに加え、国内における外車そのものの需要が少ないことが考えられるでしょう。
外車は高額モデルが多いですが、残価率は国産の大衆モデルと同等かそれ以下となり、コスパが良いとは言い切れません。
このように外車にはいくつかの気になる点があり、ものによっては大きな後悔を抱えてしまうこともあります。
そうならないために重要なのは、外車選びのポイントを押さえることです。
何度も買い替えている方であれば選び方の極意が身についているかと思いますが、初めての外車選びではそうともいかないはず。
次のところでまとめて解説しますので、購入前に読んでみてください。
初めての外車選びのポイント
初めての外車を選ぶ時に大切なポイントは以下の5点です。
【初めての外車選びのポイント】
① 店舗数は多い方がおすすめ ② 保証期間の長さをチェック ③ 高年式・低走行車がよい ④ 並行輸入車は見極めが大事 ⑤ 試乗する |
一つずつ詳しく見ていきましょう。
店舗数は多い方がおすすめ
初めての外車を購入する場合は、国内店舗数が多いメーカーで選ぶのがよいでしょう。
緊急な修理が必要な時に、すぐに対応可能なプロが控えているという安心感は計り知れません。
特に、自宅から行きやすい範囲に販売店があることが重要で、できれば国内店舗数が200以上であれば理想的です。
【国内販売店200店舗以上の外車メーカー】
- メルセデス・ベンツ
- フォルクスワーゲン
- BMW
- MINI
その他、アウディの販売店も比較的多めです。
ただし、店舗数が多くても日本での販売数が少ないモデルはあまりおすすめできません。
デメリットでも触れたように、国内での取り扱いが少ないとパーツの入手が困難で経済的な負担が増すからです。
したがって、国内店舗数が多く、モデルの販売実績も十分である外車を購入するのがベストと言えるでしょう。
保証期間の長さをチェック
初めての外車を選ぶ時、保証内容が十分でない車は選択肢から外すのが賢明です。
外車は国産車よりもメンテナンス頻度が高く、それを怠ると深刻なトラブルの可能性が高まります。
メーカーによって保証内容や保証期間、無償による対応範囲は異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
なお、中古の外車を購入する場合は、メーカーのサポートプログラムに加入しているかどうかのチェックを必ず行ってくださいね。
外車は国産車と違って、メンテナンスにお金をかけて長く乗るという設計思想なので、その点も踏まえて購入を検討しましょう。
高年式・低走行車がよい
これは中古外車の購入時に該当するものですが、年式が新しく走行距離は短い外車の方が不具合が起こるリスクが低くおすすめです。
古い年式だと、最悪の場合故障しても部品がないケースもあり、あったとしても時間がかかる上に費用もかさみます。
また、走行距離の長い外車はエンジンやサスペンションなどの部品が劣化している可能性もあるでしょう。
仮に安く購入できたとしても、メンテナンスの頻度が上がって維持費の負担は大きくなってしまうかもしれません。
よって、中古外車は最長でも10年10万キロ未満、予算に余裕があれば5年5万キロ未満で絞って探すのがよいでしょう。
並行輸入車は見極めが大事
外車には、正規代理店のディーラーが輸入している「正規輸入車」と買取業者が輸入している「並行輸入車」の2種類があります。
並行輸入車は日本未発売のような珍しい車に出会えるというメリットがある一方で、購入には細心の注意が必要です。
まず、外車にとって大事なメンテナンスですが、並行輸入車だと正規のディーラーで対応してもらえる可能性は低く、日本未導入のメーカーであれば頼みのディーラーすらないという状況になります。
もちろん、部品に関してもディーラーで気軽に注文することは難しく、取り寄せにはかなりの時間がかかる恐れもあるでしょう。
ですので、並行輸入車を選ぶのであれば、信頼できる専門店やメンテナンスを依頼できる整備工場をあらかじめ探しておくと安心です。
試乗する
外車は自国の国民の体形が基準となります。
アメ車やドイツ系の外車には大振りなシートも多く、実際に運転すると体の収まりが悪く疲れやすくなることも。
また、ボタン類に関しても国産車のように直感的に押しやすい位置に必ずしも配置されているとは限りません。
慣れでは解消できない部分に関しては購入後どうすることもできないので、試乗して操作性をしっかりと確認するようにしましょう。
中古車の場合も乗ってみて初めて気づく不具合があるため、必ず行うようにしてくださいね。
上記のポイントを押さえれば初めての外車でも懸念点を払拭することができ、高い満足度を得ることができるでしょう。
その上で、外車デビューにぴったりの車種にはどのようなものがあるのか?コスパも優れているモデルをピックアップしてご紹介していきます。
それぞれの魅力を知って、自分の好みに合った外車を見つけてみましょう。
コスパもいい!初めての外車におすすめの厳選4車種
初めての外車には、定番人気のモデルやボディの強さに定評のあるモデル、比較的手の届きやすい価格帯の車などがおすすめです。
フォルクスワーゲン ゴルフ
新車価格 | 334.2万円~ |
中古車価格(平均) | 189.5万円~ |
まず、300万円台で買える数少ない外車「フォルクスワーゲン ゴルフ」です。
経済的かつ日本の道路事情にもマッチした右ハンドル仕様がほとんどで、運転のしやすさ、室内空間の心地よさなど全てにおいて満足度の高い一台。
日本での流通台数も多いため補完部品の数も多く、初めての外車にはうってつけでしょう。
BMW MINI
新車価格 | 315万円~ |
中古車価格(平均) | 148万円~ |
デザイン性の高いコンパクトカーを探している方にすすめたいのが、「BMW MINI」。
歴史は古く、クラシックミニ時代も含めると60年以上売れ続けている世界屈指のロングセラーモデルです。
随所に感じられる遊び心と「ゴーカートフィーリング」と呼ばれるMINIならではの走りにはまる人が多数。5ドアモデルはファミリーにも使いやすい室内空間となっています。
メルセデス・ベンツ CLAクラス
新車価格 | 607万円~ |
中古車価格(平均) | 248万円~ |
高級外車の代名詞メルセデス・ベンツの中でも、CLAはコンパクトで扱いやすく価格も比較的手が届きやすいのでおすすめです。
Aクラスから派生した4ドアクーペモデルで、高級感はありつつも日常使いの実用性重視の作り。
グレードを上げればCクラスにも迫る走りも追及しているので、予算に合わせて選んでみましょう。
BMW X1
新車価格 | 586万円~ |
中古車価格(平均) | 256万円~ |
人気の高いクロスオーバーSUVであるBWW X1は、BMWの走りの良さを手軽なサイズで楽しむことができます。
タウンユースは非常に快適ですがオフロードの走破性も高く、その懐の深さは外車デビューにピッタリです。
BMWの中では手の出しやすい価格帯で、特に中古はかなり手頃になるので選択肢の一つみいれてみてください。
おわりに
さて、今回は「初めての外車はどう選ぶ?購入時の注意点や外車デビューにおすすめ車種を徹底解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
魅力的な部分の多い外車ですが、修理費用や維持費が高額な点やリセールバリューが低い点など気になるデメリットもあります。
初めての外車で失敗しないためには、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- 店舗数は多い方がおすすめ
- 保証期間の長さをチェック
- 高年式・低走行車がよい
- 並行輸入車は見極めが大事
- 試乗する
国産車と比較すると、外車の方がより細かなメンテナンスが必要とされます。
万が一の故障も考えると、近隣にアクセスしやすい店舗があると安心でしょう。
また、故障リスクを軽減するため、中古車でも5年落ち・5万キロ未満で保証がきちんとついている車の購入が望ましいです。
さらに、初めての外車は正規ディーラーでの購入がおすすめですが、優良な販売店なら状態の良い中古外車を手頃な価格で手に入れる事ができます。
その際は、購入後のフォロー体制が整った信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
本記事を参考に、一層充実したカーライフを送ってくださいね!
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お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。