どんな車でも買取ってもらえる?少しでも車を高く売るコツをご紹介します!
2022 / 5 / 30 (Mon)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもFirstのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
車を手放す時に、「人気のない古い車や故障のある車は買取が難しいのでは?」と不安に思ったことはありませんか?
実際、全ての車に値段がつくわけではなく、残念ながら0円査定となってしまうことがあります。
大切に乗ってきた愛車ですし、手間をかけて売却手続きをするわけですから、できれば0円以上での買取をしてもらいたいですよね。
そこで今回の記事では、どんな車でも買取可能なのか、買取ができない車の特徴について徹底解説します。
また、どんな車でも買取ってくれる業者や、なるべく高く売るためのポイントもご紹介いたします。
自分の車に価値がないと諦めていた方も、売却方法によっては好条件での買取が実現できるかもしれません。
どんな車でも買取をお得にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
では、まずはじめに買取ができる車とできない車について見ていきましょう。
どんな車でも買取ってもらえる?
同じ車種や年式でも、状態は車によって様々です。
中には、値段が付くとは思えないような車もあるでしょう。
車買取の可否条件はどのようなものがあるのか解説します。
通常、乗らなくなった車は基本的な要件が揃ってさえいればどんな車でも買取ってもらうことが可能です。
しかし、買取ができない車には以下のような特徴があり、それに当てはまる車は買取を拒否されることがほとんどです。
買取ができない車の特徴
必要書類の不備
車の売却時にはさまざまな書類を用意しなくてはならず、この必要書類に不備があると買取ができません。
書類の不備がある場合には、たとえ購入したばかりの車であっても買取額が付かないので注意が必要です。
必要書類は以下の通りですので、確認しておきましょう。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書(軽自動車税納税証明書)
- 印鑑証明書(軽自動車は不要)
- 実印(軽自動車は認印可)
- リサイクル券
また、売却時の状況によっては住民票や戸籍の附票が必要になる場合もあるため車買取業者に事前に確認しておきましょう。
万が一紛失してしまっていたら、早急に再発行が必要です。
車のカギの紛失
車のカギを失くしてしまうと、エンジンがかけられないためどんな車でも買取ができません。
買取の際には、実際にエンジンをかけて車の状態を確認します。
エンジンがかからないと正確な買取金額を出すこともできないため、買取対象から外れてしまいます。
そんな中、鍵が無くても買い取ってくれる業者は稀にいますが、それでも査定額の大幅な減額は避けられません。
他方でスペアキーの紛失は問題にならないことがほとんどです。
ただスマートキーやキーレスエントリーの場合は査定額が下がる可能性が高いので、大切に保管するようにしましょう。
車のローンが未完済
車をローンで購入している場合、未完済だと買取はできません。
ローンが残っていると、車の所有者は購入者ではなくローン会社にあります。
完済後に所有権解除手続きを行い、名義変更をして初めて自分の所有物として売却が可能になるのです。
車検証の所有者欄に現在の名義人が記載されているので確認をしてみてください。
自動車税が未納
自動車税が未納の場合、どんな車でも原則買取はできないとされています。
納付期限が過ぎていても未納分を納めることができるので、支払ってから売却を検討しましょう。
ただし、納付が遅れると遅延金が発生し、課税額に上乗せされることがあるので注意が必要です。
買取業者の中には税金が未納でも買い取ってくれるところもありますが、税金未納の車は売れにくいため安価になることは覚悟した方がよいでしょう。
このような特徴がある車は、買取自体が不可能となります。
また、買取はできても値段が付きにくい車や0円での買取になるケースも多くあります。
こんな車はどうなの?買取で値段が付きにくい車
車を買取してもらう際、車の状態によっては0円に近い値段がつけられたり、相場に比べてかなりの安い査定額になることがあります。
では、どんな車だと値段が付きにくいのでしょうか?
そこを具体的に見ていきましょう。
年式が古く、過走行の車
年式が古すぎるものや走行距離が長すぎるものは、次の買い手が付きづらいため査定が渋くなり、値段が付きにくくなります。
稀少モデルを除いて、車は年数が経つにつれて価値が下がっていくからです。
一般的な目安として、年式が10年を超えるものは古い車とみなされ、0円査定を受けやすくなる傾向があります。
また、走行距離が長いとダメージが蓄積されていると判断され、特に10万kmに達した車はほとんどの場合買取価格を大きく落とすことになることは注意をして下さい。
改造車
改造車は、未改造車と比べて一般的な中古車市場での需要が少ないため、買取査定も厳しくなる傾向があります。
しかしながら、査定額を上げられるチャンスもあります。
カスタマイズされた部品が高額であったり、元々の純正パーツをきちんと保管していると、査定額への影響を抑えることができます。
また、改造車を積極的に買取している専門の買取業者もいるので、そのような業者を選ぶのもおすすめです。
修復歴のある車、事故車
修復歴のある車も買取で値段が付きにくいとされています。
事故によって車両のフレーム部分を損傷した履歴(修復歴)のある車は、たとえ修理したとしても完全に元通りにするのが困難。
走行性に影響が出る可能性が大いにあるのです。
そのため、買い手が付きづらく、査定の時点で大きな破損がなくても買取価格が付かない、もしくは0円にほど近い価格での買取となるでしょう。
また、修復歴がなくてもパーツの破損が激しい場合や事故による損傷が大きい場合は、値段が付かない可能性が高くなることは覚えておいて下さい。
不動車
事故や故障、災害などにより全く動かなくなってしまった不動車も値段がつきにくいとされる車です。
修理によって直るものであれば安値で買い取ってくれる業者も中にはいますが、一般的な買取業者では買い取ってもらえないことがほとんど。
このように、買取で値段がつきにくい可能性のある車は多岐に渡ります。
しかし、値段がつかず、逆に処分費用を支払って愛車を処分するしかないと諦めるのはまだ早いです。
どんな車でも買取ってくれる業者が存在します。
次のところで詳しく見ていきましょう。
どんな車でも買取ってくれる業者とは?
年式の古い車や修復歴のある車、不動車など中古車としての価値がない、つまりどんな車でも買取可能な業者があります。
そのようなどんな車でも買取ってくれる業者は実は2つあるのです。
廃車専門買取業者
ディーラーや車買取業者で買い取ってもらえない車でも、廃車専門買取業者であれば買取が可能です。
なぜ買取が可能なのかというと、廃車買取業者は車を解体して部品を取り出し、中古パーツとして販売しているからですね。
そのため、車自体に価値がなくても使用されている部品に需要があれば買い取ってくれます。
それゆえに故障車や不動車でも値段がつくことが特徴なのです。
また、日本国内では売ることのできない故障車でも、海外では需要があるケースがあります。
特に東南アジアでは日本車の人気が高く、走りさえすればよいという買い手も珍しくありません。
このような海外の販路を持っていることから、どんな車でも買取ることが可能なのです。
通常の買取価格と比較すると額は落ちてしまいますが、それでも廃車処分するよりはお得といえるでしょう。
さらに、廃車専門業者は廃車手続きを代行してくれるため、自分で廃車手続きを行う手間も省くことができることも覚えておいて下さい。
解体業者
解体業者は、車をスクラップして鉄クズとして買い取ってくれます。
車には鉄やアルミなどの金属類が使われているため、解体業者はこれをリサイクル資源として扱うのです。
よって、年式や走行距離、故障状況など車の状態は一切問われません。
車両の重量が重いほどより多くの資源確保が見込めるため、買取額が高くなる傾向があります。
金属量や鉄スクラップの相場価格に応じて買取価格が決まりますが、金額的には平均2~4万円と、買取で得られる額にしては決して高くありません。
通常の買取業者や廃車専門買取業者を利用できない時の最後の手段として利用するとよいでしょう。
また、自走できない車を査定する時にレッカー代を請求される場合があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
上記のように、どんな車でも買取ってもらうために業者の選択肢を複数持っておくことが大切です。
さらに、どんな車でも出来るだけ買取ってもらうためのコツがあります。
どのようなものがあるか確認していきましょう。
どんな車でもできるだけ高く買取ってもらうためのポイント
古い車や故障車でもなるべく高く売るための4つのポイントを解説します。
ちょっとしたコツを抑えるだけでも、査定額にプラスの影響を与えることが出来ます。
車の状態を見極めながら、適切かつ良質な業者を選びましょう。
車の状態に見合った買取業者を選ぶ
どんな車でも買取してもらうためには車買取業者選びが重要です。
車の状態を正確に把握し、どんな車でも幅広く買取ってくれる業者の中から対応可能な業者を選びましょう。
たとえば、故障車の場合、故障と一口に言ってもその度合いはさまざまです。
軽度の故障で修理可能、また年式が新しく走行距離が短めであれば、中古車買取業者で相応の査定額を提示してもらえるでしょう。
一方、再販が不可能な重度の故障は、廃車専門買取業者や解体業者に依頼した方が損はありません。
車買取業者選びを間違えると、買取額が大きく下がってしまったり廃車費用がかかってしまう可能性があるため、注意しなくてはなりません。
手続き費用が無料の業者を選ぶ
廃車専門買取業者や解体業者を利用する際には、手続き費用を負担してくれる業者を選ぶようにしましょう。
車の無料査定を行っている業者は数多くいますが、手続き費用が無料とは限りません。
買取価格だけでなく、レッカー代や廃車手続き費用、還付金の払い戻し込みで買取先を考える必要があります。
買取額以外の費用負担が大きいと最終的に手元に残るお金が少なくなってしまうので、手続きが有料か無料か、事前に確認できると安心です。
愛車の市場価値を調べる
どんな車でも、いきなり査定を依頼するのではなく車買取相場を調べることが大切です。
相場を知っておくことで、買い叩きを防ぎ、価格交渉の材料に使うことができます。
大手買取店サイトの取引実績や一括査定サイトの簡易査定などで簡単に調べられるので、事前に把握しておき納得できる価格で売却しましょう。
複数業者に見積もりを依頼する
車をなるべく高く売るためには複数業者の査定額を比較するのがおすすめです。
車買取業者によって得意分野や需要が異なります。
愛車の車種や状態によって適切な業者が変わってくるので、査定額にも大きな差が出てしまうのです。
また、故障などを理由に買い叩かれるリスクもあり、適正価格で買い取ってもらうためにも少なくとも3社以上に査定を依頼するのが望ましいかもしれない。
その中から最も高値で相性のよい車買取業者を選びましょう。
複数業者に査定依頼する手間を節約したい方は、一括査定サービスの利用をおすすめします。
おわりに
今回の記事では、どんな車でも買取が可能なのか、買取が難しい車の特徴はどうなっているのか?
またどんな車でも買取ってくれる業者となるべく高く売るポイントについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
基本的には乗らなくなった車はどんな車でも買取ってもらうことができます。
しかしながら、どんな車でも必ず100%買取ってもらえるというわけではないです。
必要書類が揃っていない場合やローンが残っている場合などは、買取を断られてしまう可能性が高いかもしれない。
また、古すぎる車や過走行車、修復歴のある車などは、買取不可もしくは買取ができてもかなり低い買取額となってしまいます。
車としての再販価値がないなら、廃車専門買取業者や解体業者を利用してパーツや鉄資源として買取ってもらうことも選択肢のひとつです。
問題なく走行でき、状態の良い車は一般的な買取業者に買取ってもらいましょう。
また事故車や故障車・不動車などは廃車専門買取業者に売るなど、車の状態に応じて売却先を選び、損なく賢く車を売却しましょう。
そんな中、Firstではお客様に喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーにしています。
そのため車を査定に出してみようかな?と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問合せください。
みなさまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。