クロカンヤングタイマーを追え!今見ても見惚れてしまう昔の高級SUVを厳選してみました!
2024 / 12 / 19 (Thu)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にあるクルマ専門店のFirstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、今回の記事はネオクラシック担当のTOSHIがいつものように書かせて頂きます。
その前に、一つお知らせをさせて下さい。
先日のことですが、弊社WebサイトにNEO CLASSIC 4WHEELSを満を持して立ち上げました。
NEO CLASSIC 4WHEELSはFirstがプロデュースしているヤングタイマー向けのクルマ販売部門となっています。
自分に合ったヤングタイマーをお探しの方はぜひWEBサイトをチェックしてみてください。
さてさて、話が逸れてしまいました、閑話休題。
今回はクロカン(SUV)ヤングタイマーに絞ってご紹介をしていきます。
ここ最近、人気となっているクロカンですが、小型なモデルから大型車まで多数あります。
また比較的安価なモデルから数千万円クラスの高級車まで、さまざまなセグメントのモデルが存在しているのです。
そんな中、各自動車メーカーは高額なモデルは利益率が高いため、こぞって高級モデルを販売していて世界中のセレブを虜にしています。
このような高級SUV(クロカン)の歴史についてですが、意外と歴史が深いことをご存知ですか?
今回の記事では、クロカンヤングタイマーをピックアップしたいと思います。
手が出せるものもあれば値段が高くて手を出しずらいものもありますが、ヤングタイマー好きにはお役に立てる記事だと思うので最後まで読んでみて下さい。
それでは早速はじめていきますが、念のためクロカンの定義について簡単に解説をしておきますね。
そもそもクロカンとは?
クロカンはクロスカントリーの略称となる。
英語ではcross country vehicle(クロスカントリービークル)という名称で、日本ではクロカンという呼び方が浸透しているようです。
本来は森の中を縫うようなオフロードや河川、原野、雪原などの未舗装の荒れ地を走る競技をクロスカントリーは意味します。
こういった悪路に関して、時には急勾配でぬかるんでいたり、大きな岩が転がっていたりしていることもあるでしょう。
そうした道ともいえない道さえも、クロカンは走破してしまうタフな足回りや計り知れないパワーを秘めた車なのです。
クロカンの特徴としては、岩などの障害物を避けるために高く設計されていて、地面からタイヤに伝わる衝撃を和らげるサスペンションなども装備されていことが特徴。
そのためクロカンを操作するドライバーは臆することなく悪路走行が可能なため、様々な道なき道にチャレンジすることが出来ます。
ちなみにクロスカントリーと普通のSUVの厳密な違いについて、クロカンはラダーフレーム構造を、SUVはモノコック構造を採用しています。
ラダーフレーム構造とは、はしごのように頑丈なフレームにエンジンやボディを載せて固定させているため、ハードなドライビングが可能です。
反対にモノコック構造は、フレームとボディが殻のように一体となって車体を形成していることが特徴。
ボディが大きく歪んでしまう事故では走行不能に陥りやすいものの、ボディに受けた衝撃は車体全体に分散させて吸収できるため安全面は優れているといえるでしょう。
さて、ここまでがクロカンについての補足でしたが、ここからは高級クロカンについてご紹介していきますね。
トヨタ・ランドクルーザー80
トヨタ「ランドクルーザー」は日本が誇るクロカン車であり、悪路走破性と信頼性の高さから世界中で今も大人気です。
なかでも現行モデルで最上級クラスに位置する200系は、悪路で真価を発揮する高級SUVという不動の地位を獲得している!
このランドクルーザー200系の先祖にあたるものが80系で、1990年代初頭のRVブームの頃に一躍人気車となったのです。
ランドクルーザー80は、オフロードだけでなくオンロードにも対応できるように開発されました。
さらには、本革シートやインテリアのフルトリム化など、実用性だけでなく高級感もアップしていることも特徴です。
一方で、1989年に発売されたこのクルマは5ドアのステーションワゴンタイプのボディ。
搭載されたエンジンは幅広いニーズに対応し、4リッターと4.5リッター直列6気筒ガソリンエンジンと、4.2リッター直列6気筒ディーゼルがあった。
そしてトランスミッションは4速ATもしくは5速MTが組み合わされ、駆動方式はなんとフルタイム4WDを採用!
当時はまだ駆動系制御の電子化が進んでいなかったため、ランドクルーザー 80は悪路においてドライバーの腕(運転スキル)が頼りだった最後のモデルと言えるでしょう。
そんなマニアックなランドクルーザー80をクロカンヤングタイマーとして今乗ってみてはどうですか?
興味のある方は気軽にNEO CLASSIC 4WHEELSまでお問い合わせ下さい。
ジープ・ワゴニア
クロカンブランドとしてアメリカのジープがあることは有名な話です。
かつてジープというと軍用車に端を発する「ラングラー」のイメージが色濃かったですが、実は高級感のあるモデルも存在していることをご存知でしょうか?
それがジープ「ワゴニア」です。ピックアップトラックのシャーシをベースに、洗練されたステーションワゴンタイプのボディがカッコいいクルマです。
ジープ・ワゴニアは現在も人気が高いフルサイズSUVクロカンの先駆け的な存在といえるでしょう。
そんなワゴニアですが、初代ワゴニアは1963年にカイザー・ジープ社から発売された。
以降、ジープの製造権がAMC、クライスラーとなる間も、ワゴニアおよび、上級モデルの「グランドワゴニア」は、1991年まで生産が続いたのです。
なかでもクラシカルなデザインの初代ワゴニアはヤングタイマーとして今も高い人気を誇っています。
もちろんアメリカ本国だけでなく日本でもコアなファンが存在していることは言うまでもありません。
外観はいかつい印象ですが、ボディサイドの木目調デコレーションは木製の幌馬車をイメージさせることでしょう。
ちなみにグランドワゴニアの名前は1993年モデルを限定として1年間だけ復活した。
当時の「グランドチェロキー」の最上級グレードとして設定され、ボディサイドにはしっかり木目調のデコレーションが施されていたことは有名な話。
そしてなんと、2020年9月3日に新型ワゴニアの発表があり、2021年3月にこのクルマは復活を果たしたのです!
ぜひともアメリカンフルサイズの先駆け的存在だったイケてる「ワゴニア」を今ご試乗下さい。
ランボルギーニLM002
スーパーSUVと言われていたクロカンをご存知でしょうか?
それがランボルギーニとして2車種目のSUVであり、1980年代に販売していた「LM002」です。
そもそもですがランボルギーニの原点は、実用的な働くクルマだったことを考えるとスーパーSUVのリリースもうなずけます。
実用的な働くクルマと言えばトラクターを思い出してしまいませんか?
ランボルギーニLM002がトラクターの製造でスタートしたことは、知っている人ならば知っているかもしれない。
そんなブランドの歴史を振り返ってみると、古いモデルの魅力に欠くことのないクルマがランボルギーニのSUVシリーズです。
ランボルギーニLM002が1986年から販売開始になると、なんとフラッグシップスーパーカーの「カウンタック」用の5.2リッターV型12気筒エンジンが使われた!
これは過酷な環境下でも使用できるように改良に改良を重ねて搭載されたものなのです。
外観は軍用車のチーターのイメージを踏襲していますが、フロント部分のデザインが以前と大きく変わり、迫力のあるフロントフェイスに仕立てられています。
他方で、駆動方式はフルタイム4WDを採用して悪路走破性の高さだけでなく、最高速度210km/h、0-100km/h加速7.8秒と、当時のオフロードカーとしては驚異的な走行性能に注目が集まった。
内装に関しては、オールレザーとされオーダー次第でさまざまな装備を追加できるなど、まさにLM002はプレミアムSUVの先駆け的存在だったのです。
このクルマほど今の時代に注目したいと思ってしまうクロカンはないかもしれない。
そのような伝説とも受け取れるランボルギーニLM002の玉数は非常に少ないです。
もしも出会うことが出来たら奇跡なため、真っ先に試乗してみたいものですね。
メルセデス・ベンツGクラス
メルセデス・ベンツは1903年に4輪駆動(全輪駆動)システムを世界で初めて開発しました。
そしてベンツは1907年に4WD乗用車の開発に成功している。ベンツ社が4WD車についてはどこよりも長い歴史があることをご存知でしょうか?
そんな中、1979年に登場したメルセデスGクラス(ゲレンデヴァーゲン)は、軍事同盟であるNATO北大西洋条約機構のもと開発された。
つまりNATO公式採用を認定した段階で付与される制式名称を持つ軍用車両としてGクラスは極秘に開発されたのです。
このクルマの基本的な構造は昔も今も何も変わっていませんが、生産年数が経つごとに高級化が進んでいる。
クルマ1台につきもう高級一戸建てが買えてしまうレベルです。
現在Gクラスは超高級車として最高のステイタスとなっていて、世界中のセレブを魅了するクルマとなりました。
一方で、現行のメルセデス・ベンツGクラスとヤングタイマーとしてのGクラスでは何が違うかといえば悪路走行性能と言えるでしょう。
現行モデルは乗り心地を重視している感がある。昔のモデルは本物のゲレンデヴァーゲンであり、悪路走破性を重視していることが考えられます。
そのため昔のモデルは今よりクロカンとしての走りが冴え渡っていたのではないか?
メルセデス・ベンツGクラスは今も昔も大人気ですが、クロカンというところにフォーカスすると昔のモデルの方が良いのかもしれませんね。
Gクラスのお問い合わせは気軽にNEO CLASSIC 4WHEELSまでご連絡下さい。
終わりに
さて、今回はヤングタイマーな高級クロカンを追えということで、ハイクラスなSUVを厳選して紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
昔は道が舗装されていないところが多かったため、クロカン仕様は非常にニーズがたくさんあったと思います。
ところが今となっては舗装されていないところが逆に少ないため、本格的なクロカンを求める人はマニアックな人しかいないかもしれません。
ただですね、個人的にはクロカン仕様に拘ってみたいものです。
なぜならば、クロカン仕様のクルマって見た目もカッコいいし、独自の世界観みたいなものをビシビシ感じてしまいませんか?
さらには、ヤングタイマー感がめっちゃ残っていて、どうしても放っておけないのです!
私としては今風の乗り心地重視のSUVに乗るならば、泥臭さの残るクロカン仕様を相棒として探したいと思ってしまう。
クロカン仕様のヤングタイマーを探しているならば私たちがお手伝いをさせて頂きますので気軽にお問い合わせ下さい。
NEO CLASSIC 4WHEELSはヤングタイマー好きのニーズにお応えすることが仕事です。
私たちはお客様が欲しい、買いたいと思えるヤングタイマーを常日頃から追いかけています。
SNSやその他独自のネットワークを使い、日本中からお勧め出来るクルマを厳選して販売いたしますので気軽にお問い合わせ下さい。
ヤングタイマー以外の取り扱いとしても、お車の買取、自動車保険、ローン、リース各種取り扱いございます。
私たちはお客様にとっての「最高の出会い」を提供できるように、誠心誠意ご対応させていただきますのでご安心下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
引き続きNEO CLASSIC 4WHEELをよろしくお願いいたします。