中古車が高く売れるのはいつまで?コロナ禍での変化や今後の展望についてくわしく解説します!
2023 / 7 / 27 (Thu)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
さて、車の売却に関心のある方の中には、ここ数年中古車価格が高騰していることにお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
中古車市場では新車価格を凌ぐ価格で取引される車が目立ち、今が高く売れるチャンスという声も多く聞かれました。
その原因は様々ですが、大きなものとして新型コロナウイルスの感染拡大が挙げられるでしょう。
ただ、徐々にその流れも変わりつつあり、今後の動きによっては価格が大きく下落する可能性もあります。
売却に適したタイミングを探るためには、中古車が高く売れるのはいつまでかをある程度把握しておく必要がありそうです。
そこで今回の記事では、近年の中古車価格高騰の要因を解説し、買取相場の変動や今後の見通しについて予想していきたいと思います。
さらに、車を高く売るためのコツもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それではまず、コロナ禍における中古車買取相場の変化から見ていきましょう。
コロナ禍における中古車買取相場の変化
新型コロナウイルスによって、自動車業界もまた大きな経済的影響を被りました。
その間、中古車市場・相場はどのように変化したのでしょうか。
2020年:中古車相場急落
コロナ禍によって経済が大打撃を受け個人消費が落ち込んだ結果、2020年の国内新車販売台数は前年比11.5%減に。
三菱は6割減、スズキや日産も4割減と大手メーカーが軒並み数字を大きく落としました。
その影響は中古車業界にも波及し、中古車相場は急落。
2020年の中古車市場は増税前の仕入れがあったことも相まって、在庫過多に陥りました。
また、輸出規制があったことや世界的なロックダウンで物流が滞り、輸出需要が落ち込んだこともポイントです。
コロナの世界的な流行という予期しなかった原因によって、下取りや買取を中止する店舗も見られました。
2021年:中古車相場上昇
2021年に入ると中古車の販売台数や価格は上昇し、それに伴い買取相場も高くなりました。
中古車ニーズが高まった理由としては以下が挙げられるでしょう。
- 公共交通機関の利用減
- 新車納期遅れによる中古車需要増
公共交通機関の利用減
コロナウイルスへの対策として「三密回避」が浸透したことで、公共交通機関の利用を避けて自家用車で移動する人が増えました。
これにより中古車の需要が増えたのですが、同時に手持ちの車を売らずに乗り続ける傾向も顕著になり、品不足を引き起こす結果に。
2020年の供給過多から一気に需要過多に転じ、現在までの中古車相場の高騰に繋がっています。
新車の納期遅れによる中古車需要増
新車の納期遅れも深刻で、通常1~3か月で納車されるところが約半年まで延びるという事態が発生しています。
人気車種の場合は年単位で待つことになったのですが、これはコロナの感染拡大による部品供給のストップなどでメーカー各社が大幅な減産を余儀なくされたためです。
また、コロナ禍でリモートワークが急速に普及し、半導体不足が発生したことも大きく影響しているでしょう。
このような納期の大幅な遅延は中古車の販売台数を押し上げ、2021年は過去7年で最大の市場規模に。2020年の価格相場の落ち込みから巻き返した形になります。
さらに、中古車相場の高騰にはコロナ以外にも次のような要因があると考えられています。
コロナ以外にもある!中古車相場高騰の要因
新車価格の上昇
新車価格が上昇したことで比較的安価な中古車のニーズが高まり、以前よりも高値で売れるようになりました。
新車価格の上昇には、前述した半導体不足によるもののほか、原材料費、エネルギー価格、人件費、輸送費の高騰も影響しています。
また、輸入車の場合は円安のあおりを受けて値上げが行われており、より多くの方が中古車を求めるようになっています。
中古車輸出の増加
日本から海外への中古車輸出台数が増加していることも、中古車相場を引き上げる要因のひとつと言えるでしょう。
特に2022年より続くロシア・ウクライナ情勢の影響で、ロシアへの中古車輸出が増えています。
【参考:中古車輸出統計2022年(国別中古車輸出台数)】
総輸出台数:1,237,814台(前年比:+10.50%)
順位 | 国名 | 台数 | 前年比 |
1 | ロシア | 213,526 | +31.16% |
2 | アラブ首長国連邦 | 150,718 | +13.12% |
3 | ニュージーランド | 84,083 | – 19.89% |
4 | タンザニア | 71,651 | +14.77% |
5 | ケニア | 61,351 | -16.51% |
6 | チリ | 56,483 | -36.38% |
7 | モンゴル | 46.229 | -27.21% |
8 | フィリピン | 37,411 | -5.69% |
現在、ロシアへの経済制裁に伴って高価格帯の中古車の輸出は規制されていますが、安価な国産中古車は規制対象外。
海外メーカーの生産停止や撤退が相次ぎ、慢性的な新車不足となっているロシアでは、日本の中古車人気がさらに高まっている状況です。
上記のような要因から2年余り高止まりが続いている中古車相場ですが、今後はどのような値動きになっていくと予想できるのでしょうか。
ここからは、国産車の代表的な車種を例に現在の買取相場と今後の価格変動予想をご紹介していきます
お得に手放すタイミングを逃さないためにも、チェックしておきましょう。
現在の中古車相場と今後の展望
国産代表車種の中古車相場変動予想
日産セレナ(2020年式)
時期 | 買取相場予想 | 残価率(現在から) |
現在 | 180~230万円 | |
1年後 | 164~201万円 | 約90% |
3年後 | 132~163万円 | 約70% |
ホンダ ヴェゼル(2020年式)
時期 | 買取相場予想 | 残価率(現在から) |
現在 | 165~210万円 | |
1年後 | 155~197万円 | 約93% |
3年後 | 126~158万円 | 約76% |
トヨタ アクア(2020年式)
時期 | 買取相場予想 | 残価率(現在から) |
現在 | 108~138万円 | |
1年後 | 93~118万円 | 約85% |
3年後 | 68~86万円 | 約62% |
ホンダ N-BOX(2020年式)
時期 | 買取相場予想 | 残価率(現在から) |
現在 | 94~120万円 | |
1年後 | 85~110万円 | 約90% |
3年後 | 71~91万円 | 約74% |
どのモデルも一時期よりは価格の落ち着きが見られますが、それでも人気車種だけあって現在は高値を維持。
ボディタイプで見ると、コンパクトカーは1年後・3年後の下落が比較的大きくなることが予想されます。
一方で、軽自動車やSUVの下落幅は比較的緩やかで、高く売れる時期は長く続くと考えられるでしょう。
また、中古車市場の今後の展望については、以下のことが予想されています。
中古車市場の今後の展望
中古車市場全体のバブルは続く
依然収束の兆しが見えないロシア・ウクライナ情勢や半導体不足の影響で、今後も全体的な中古車バブルは続くと予測されています。
高年式車両は値下がり傾向
一方、中古車相場高騰の要因のひとつであった「新車の納期遅れ」は一時期よりも改善傾向にあり、新車からやむなく中古車へ流入してくるユーザー数は沈静化しつつあります。
これに伴い、下取りされる車も増加し、中古車不足も徐々に解消。相場の値下がりが見られるようになりました。
現時点で目に見えて下降傾向にあるのは高年式車両ですが、旧車にもその波が押し寄せてきています。
そのため、今はかなり高く売れるモデルでも一気に値下がりするタイミングが訪れるかもしれません。
世界的にトレンドの車種は高止まり傾向
世界的なトレンドであらゆる国で需要が高い車種は、国内流通数の少なさゆえに中古車相場の高騰を招いています。
代表例としては、トヨタのランドクルーザーやスズキのジムニー、日産のフェアレディZなどが挙げられるでしょう。
これらはどれも納車が数年待ちや受注停止になっており、この状況が長期化するほど中古車相場も高値を維持することに。
今のところは高止まり傾向になっていますが、需給バランスの変化で価格が乱高下するリスクもあるため、相場状況は随時チェックする必要があります。
中古車不足の解消を目指した動き
各自動車メーカーも、中古車の安定供給のために個人リースやサブスクなどの新サービスを展開しています。
これらは全て、数年後には車が中古車として販売店に戻ってくる仕組みです。
中でも将来有望なのが個人向けのリース市場で、車の税金や維持費などの費用をまとめて分割で支払えるシステムが幅広い層に支持されています。
このような動きに加えて半導体不足の状況さえ改善されれば、中古車不足の解消も遠くはないはず。
すなわち、コロナ禍以降続いた中古車相場の高騰は今がピークなので、まさしく車の売り時です。
しかし、次の車の目星がついていない場合などは、すぐに売却するのが難しいでしょう。
そんな時は、基本に戻って売却計画を考えるのが吉。
以下のポイントを押さえつつ、できるだけ早いタイミングで手放せば高価買取も実現可能です。
中古車を高く売るためのポイント
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適切なタイミングを見極める
前述したように、市場の動向を見極めて売却のタイミングを図ることは重要です。
加えて、以下のような項目も考慮して手放す時期を判断してみましょう。
【売却に適したタイミング】
- 走行距離5万キロ、10万キロの大台に乗る前
- 車検費用や税金を支払う前
- モデルチェンジ前
中古車の走行距離は短いほど状態がよいと判断され、高く売れる傾向があります。
特に10万キロを超えると買取価格はほぼ0円になるため、その前に手放すのが賢明です。
また、車検費用や税金は、合算すると10万円以上の出費となるでしょう。
支払った直後に売却するとその費用がもったいないので、売却は計画的に行うことが大切です。
そして、モデルチェンジは中古車の相場を大きく下げるポイントのひとつ。
旧型になるだけで数十万円も価格が下がるケースは珍しくありません。
一般的な中古車が高く売れるには「現行であること」が条件ですので、モデルチェンジ時期は随時チェックし、新型が発表される前に売却するのがよいでしょう。
車両状態を整える
中古車を高く売りたいなら、売却前に可能な限り車両状態を整えておくことも大切です。
日頃から車内外の清掃を行い、査定時に「丁寧に扱われてきた車」という印象を持ってもらえるように心がけましょう。
さらに、純正パーツは査定でプラス評価を受けやすいので、社外品に付け替えている場合は揃えて持参してくださいね。
見積もりを比較する
中古車の売却には様々な方法がありますが、いずれの方法でも必ず複数の業者から見積もりを取って比較するようにしましょう。
実際に見比べることで、価格やアフターサービスなど最も条件のよい業者に依頼することが可能になるからです
その際、事前に愛車の中古車相場を把握しておくと、適正価格の範囲が明らかになり業者の選別がしやすくなります。
中古車相場は、自動車メーカーのHPや相場検索サイトで簡単に確認できます。
また、中古車の高額査定を目的とするならば、「買取」を利用するのが最も良い方法です。
信頼できる中古車専門買取店を選んで、愛車を最高値で売却しましょう。
中古車が最も高く売れるのは「中古車専門買取店」!
中古車買取店は市場の動向を把握した上で査定額を算出しており、トレンドの車種や需要のある中古車などはより高評価を受けやすくなります。
また、再販ルートも豊富なので、下取りや個人売買では価格がつかない車でも高価買取の可能性があるでしょう。
さらに、Firstでは少数精鋭でコストを大幅に削減しているため、買取価格に最大限還元することが可能になっています。
中古車を高く売りたいと思っている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「中古車が高く売れるのはいつまで?コロナ禍での変化や今後の展望についてくわしく解説します!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
2020年から続いたコロナ禍の影響で自動車業界も大ダメージを受け、一度は中古車相場も急落しました。
しかし、その後部品の供給不足や半導体不足から新車の納期遅れが生じたこと、感染予防策として車移動を選ぶ方が増えたことで中古車ニーズは急増。
一転して相場が高騰し、現在に至っています。
近頃はようやく価格の落ち着きが見られ、高年式車両は値下がり傾向、トレンド車種は高止まり傾向と徐々に買取額は下がってくるものと予想されます。
中古車が高く売れるタイミングとしては今がチャンスなので、売却を検討している方は早め早めに行動に移していきましょう。
そんな中、中古車の高価買取実績が豊富なFirstでは、お客様のご希望に合わせて査定方法をお選びいただくことが可能です。
ウェブ上で簡単にお手続きいただけますので、いつでもお申込みください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。