車の一括査定はやめた方がいい?デメリットと対処法を徹底解説します!
2022 / 6 / 7 (Tue)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもFirstのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
愛車をできる限り高く売りたいと考えた時に、一括査定の利用を検討する方が多いかと思います。
車の一括査定は、一度に複数の車買取業者に査定依頼ができる便利なサービスです。
車の一括査定は無料で利用でき、車買取業者が競合することで査定額が高値になりやすいという大きなメリットもあり、試してみる価値がありそうですよね。
一方で、利用した人の口コミには「一括査定はやめた方がいい」「トラブルが多い」などネガティブなものもよく見られます。
なぜ車の一括査定はやめた方がいいと言われるのでしょうか?
そこで今回は、その一括査定をやめた方がいい理由について解説いたします。
また、やめた方がいい理由とは別に車の一括査定を利用した高額買取を実現するためのポイントもお伝えしますのでぜひ参考にしてください。
それでは、さっそく車一括査定のデメリットと対処法を具体的に見ていきましょう。
車一括査定はやめた方がいい?デメリットと対処法
車の一括査定はやめた方がいい理由①大量の電話がかかってくる
車一括査定における最大のデメリットは、査定依頼を申し込んだ直後から大量の電話がかかってくることです。
車買取業者が電話をかけてくるのは、申し込みの際に入力した情報だけでは正確な査定額を出すことができず、実車査定が必要になるからです。
車の一括査定では、この実車査定のアポイントが最初に取れた車買取業者と契約を結ぶ確率が約70%と言われています。
そのため、車買取業者としては電話連絡が出遅れると他社に売却が決まってしまう可能性が高くなることもあり、できるだけ早くそして電話に出るまで連絡をし続けるのです。
ユーザーは大量の電話への対応に時間と労力がかかり、「一括査定はやめた方がいい」と考える方が多くなっています。
それについての対処法をここから解説していきますね。
メール連絡を希望する
車一括査定では電話連絡が基本ですが、業者によってはメール連絡を希望することができます。
大手一括査定サイトでは、カーセンサーが申し込み時の任意項目欄にメール連絡希望の旨を入力することが可能です。
ガリバーやビッグモーターなど、自動で電話をかけるオートコールシステムを導入している業者からの電話は防ぐことができません。
ただそれでもかかってくる電話の数自体は大幅に減らすことができます。
電話に出て上手に断る
車買取業者からの電話を無視していると、いつまでもしつこくかかってきてしまいます。
なぜなら大手車買取業者は、電話に出るまで何度でもコールするシステムを採用しているからです。
そのため、無視することは得策ではなく、電話に出て上手に断ることでしつこい電話を止めることができます。
その業者に売却しないのであれば、他の売却先が決まってしまったとはっきり伝えましょう。
別の業者に売却が決まっていたり、売る気が無いことが分かれば、それ以上電話がかかってくることはありません。
もしくはなるべく早く実車査定の予定を組んで、営業電話をストップさせましょう。
査定依頼業者数を絞る
自分が対応できる数社に査定依頼を絞るのも対処法の一つです。
車の一括査定は一度で複数業者に査定依頼ができますが、申し込む業者が多ければ多いほど当然電話連絡も増えることになります。
そのため、車買取実績や口コミなどを参考に3~4社程度に絞って申し込んでみてはどうでしょうか?
自分がストレスなく対応できる範囲に絞ることで、対応の手間や時間も削減することができます。
車の一括査定はやめた方がいい理由②個人情報が必要
車一括査定を利用するためには、車の情報とともに細かな個人情報が必要となり、個人情報流出のリスクがあるという点もデメリットといえます。
正確な査定額を算出するためには仕方ないのですが、業者によってはそこで入力した個人情報を他のサービスに利用する旨を規約に記載していることがある。
実際に車一括査定を利用したら、ウォーターサーバーやインターネット、保険の勧誘があったとの口コミも多く見られます。
個人情報が自分の知り得ないところまで広がることの不安があるため、利用しない方がいいという方もいるかもしれません。
それについての対処法は以下となります。
安心の大手一括査定サイトを利用する
個人情報流出のリスクに対して、大手の車一括査定サイトなら安心して利用ができます。
大手一括査定サイトの運営企業のほとんどは、個人情報の管理などを厳しく審査された企業です。
それゆえに「プライバシーマーク」や「ISO27001」のいずれかを取得しています。
車一括査定サイトは数多くあるので、中にはセキュリティーが脆弱なサイトもありますが、大手であればその点も確かでしょう。
他のサービスの勧誘が無い車一括査定サイトを利用する
車一括査定のみに個人情報が利用されるサイトを選ぶことで、情報漏洩のリスクを減らすことができます。
大手一括査定サイトでは、カーセンサーとカービューがDM、電話共に他サービスの勧誘を行っていません。
ズバット買取・ナビクルはウォーターサーバーをはじめ、保険やキャッシングなど様々な勧誘があり、電話勧誘も多いことで知られているので、利用の際は注意しましょう。
車の一括査定はやめた方がいい理由③複数業者に査定依頼できない
複数業者に簡単に査定依頼ができるのが車一括査定のメリットですが、地域によっては複数の買取業者に査定依頼ができない可能性があります。
特に地方の場合、提携業者が少ないため限られた数社しか選択できず、車一括査定を利用する意味がなくなってしまうのです。
それについての対処法は以下です。
提携業者数が多い車一括査定サービスを選ぶ
車一括査定サイトによって提携している業者数が異なります。
提携業者数が多ければ、地方でも複数業者にヒットする可能性が高まります。
また、いくつかの車一括査定を合わせて利用するのも、合計の業者数が増えるのでおすすめです。
車の一括査定はやめた方がいい理由④車買取業者間の談合がある
車一括査定のデメリットとして、車買取業者間の談合の可能性があげられます。
必ず起こるわけではありませんが、業者同士が顔見知りとなり、競合することを意図的に避けて事前に価格のすり合わせが行われることがある。
談合をされてしまうと交渉の余地がなくなり、相場よりも安く売却することになり損をしてしまいます。
対処法については以下の通りです。
大手と中小を織り交ぜて査定依頼をする
談合は互いに顔見知りでなければ成立しないので、普段接点の少ない大手と中小の車買取業者の両方に依頼すれば談合を回避できる可能性が高くなります。
合同査定なら一発出しが有効
査定にかかる時間を短縮できる合同査定ではその場で談合が行われることがあります。
査定中に業者間で話す機会を設けないように注意し、全社の査定が済んだら同時に一発勝負で査定額を出してもらいましょう。
車の一括査定はやめた方がいい理由⑤強引な営業で納得のいかない契約をしてしまう
車一括査定では、車買取業者から強引に契約を迫られるというデメリットもあります。
車買取業者は、一括査定サイトから情報を買い取り、出張査定をする時点で既にコストが発生しています。
そのコスト回収のために、実車査定に繋がったユーザーを逃したくなく、強引な営業方法を取ってでも車を買い取りたいと考えるのです。
その結果、契約するまで家に居座り続けたり、「後からクーリングオフができる」「一旦契約してもキャンセルできる」などと言って、その場で契約を迫る業者が後を絶たないのです。
強引な営業に押し切られて納得のいかない契約をしてしまったという相談は、国民生活センターの窓口にも多数寄せられています。
相場よりかなり安値で売却してしまったり、契約書をよく確認せずに損をしてしまった方による「一括査定はやめた方がいい」という口コミが散見されます。
以下は対処法となります。
即日契約はなるべくしない
契約内容に本当に納得している場合を除いて、査定日当日の契約は避けた方が無難です。
適正な金額か、信頼できる買取業者かなど、少しでも疑問点が残るようであればきっぱりと断ることが必要。
契約内容を詳細まで把握し、他社と比較してからでも遅くはありません。
車の売買においてクーリングオフは対象外となっており、一度契約を結んでしまうとキャンセルに関するトラブルが発生するリスクもあります。
契約してしまったら一刻も早くキャンセル連絡をする
押しに負けて契約してしまった場合は、一刻も早く車買取業者に連絡をしましょう。
契約から時間が経てば経つほど、次の買い手がついてキャンセル自体が不可能になったり、輸送費や保管料の費用を請求される可能性が高くなります。
車の一括査定はやめた方がいい理由⑥法外なキャンセル料を請求されることがある
前述したように、契約後のキャンセル時に法外なキャンセル料を請求される可能性があるのも車一括査定のデメリットです。
通常、契約書に明記されている猶予期間内であればキャンセルは可能ですが、期間内でもキャンセル料が発生するケースがあります。
人件費や輸送費、保管料など、買取業者が被った損害額を支払う必要があり、その額は数万円であることが一般的です。
しかし、中には10万円を超える高額なキャンセル料の請求を行う車買取業者もおり、言われるがまま支払ってしまったり、キャンセルを断念せざるを得ないケースがあります。
対処法は下記をご参照ください。
事前にキャンセル規定を確認する
高額なキャンセル料の請求を防ぐには、前もって契約書のキャンセル規定を確認しておくことが大切です。
実害程度のキャンセル料の請求自体は不当ではありませんが、悪質な業者の場合、初めから高額なキャンセル料を課すことを前提に契約することがあります。
そのため、キャンセル規定が通常と異なる買取業者との契約は避けた方が良いでしょう。
弁護士や国民生活センターへ相談する
業者によってキャンセル料は変動がありますが、消費者契約法第9条第1項では平均的な損害額以上のキャンセル料の請求は無効と定められています。
そのため、法外な額の請求は拒否することができます。
万が一トラブルの不安がある方は、国民生活センターや弁護士に相談するようにしましょう。
このようにいくつかのデメリットがある一括査定ですが、それでもやはり高額査定になりやすいという大きなメリットは魅力的ですよね。
車一括査定を利用して高額査定を実現するためにはコツがあります。
次のところで具体的にご紹介いたします。
車一括査定で高額査定を実現するためのコツ
買取相場を把握しておく
まず、愛車の車買取相場を把握するようにしましょう。
今乗っている車にどれほどの価値があるのかを知っておくことで、安く買い叩かれることを防ぎ、適正価格での売却が可能になります。
おおよその相場はウェブ上で簡単に調べられるので、査定前に確認しておいてください。
見積りは3~4社から取る
買取相場を把握し競合を生むためにも、査定見積もりは最低3~4社に依頼しましょう。
一括査定のメリットを生かし、複数業者の中から最も高値で買い取ってくれる業者を選ぶのが賢い売り方です。
買取希望額は伝えない
車買取業者から買取希望額を聞かれることがありますが、伝えてしまうとそれ以上の金額がつかなくなる危険性があります。
万が一車の本当の価値が希望額以上だとしても、査定額は希望額に沿った形になりユーザー側は損をしてしまいます。
業者との価格交渉を有利に進めるためにも、査定前に希望額を伝えることは避けましょう。
おわりに
今回は、車一括査定は一括査定はやめた方がいいのかについて解説してきました。
いかがでしたか?
一括査定は上手く利用すれば手間を削減でき、高額査定にもなりうる便利なサービスです。
しかし、実際に利用した人が「一括査定はやめた方がいい」という理由もわかりましたね。
車の一括査定には、様々なデメリットがあり、後に深刻なトラブルに発展する可能性があるものもあります。
一番多く聞かれる最大のデメリットは、電話がしつこくかかってくるという点です。
ただこれを含め、多くのデメリットには対処法があります。
デメリットに目をつぶるのではなく正しい対処法を講じて、愛車を高く売却しましょう。
また、一括査定で高額査定を実現するためのコツについてもご紹介しましたので、一括査定の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
そんな中、Firstではお客様に喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーにしています。
そのため車を査定に出してみようかな?と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問合せください。
みなさまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。