車の下取り価格はどうやって決まる?買取との違いや査定額を上げる方法についてまとめてみました!
2022 / 8 / 25 (Thu)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
新しい車に買い換える際、手続きが少なく便利な下取りサービスを利用する人も多いですよね。
実は、売る予定の車にひと工夫するだけで、下取り価格を上げることができるのをご存じでしょうか?
下取りの仕組みや査定額を上げる方法を理解しておけば、よりお得に次の車に乗り換えることが可能です。
今回はそんな車の下取りについて、査定前におさえておきたいポイントや買取との違いをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでははじめに、車の下取り価格を決める主な要素とは何なのか?詳しく見ていきましょう。
車の下取り価格はどのように決まっているのか?
車の売値は車の価値によって大きく左右され、リセールバリューが高いほど高額買取が期待できます。
人気の車種やレアな車などのリセールバリューが高い車は需要も多いため、車の価値を理解しておくことが大切です。
ここでは、少しでも下取り価格を上げるためのポイントをご紹介します。
車種、年式、走行距離など
車の価値を決める際の基準で、大きな要素となるのが「車種」です。
人気の車種であれば査定額が高くなりやすく、逆に人気の少ない車の場合、いくら新しい車でも査定額が伸びない可能性があります。
また、基本的なことですが年式の古い車種より年式の新しい車種の方が価値は高くなるのです。
走行距離については、1年間で1万キロメートルが基準とされており、基準に近いほど減額対象になりにくい傾向にあります。
外装の状態
外装は、できるだけ傷やへこみが目立たない方が査定員への印象は良くなります。
ただし、多少の傷や小さなへこみだけなら、査定額があまり変わらない場合も少なくありません。
しかし、外装でも骨格部分を修理した形跡があると大幅な減額査定を受ける可能性が高くなります。
主要部分の修理や破損の形跡がある車は、事故・修復歴のある車と呼ばれています。
カーナビ、ライト、バンパーなど、壊れていても修復歴に入らない部位もあるため、故障歴があるからといって、必ず査定額に影響が出るわけではありません。
内装の状態
内装は、できるだけ購入したときの状態に戻しておくと下取り価格を上げられるかもしれません。
査定時に重点的に注目される点は「臭い」と「見た目」です。
ペットやたばこなどの臭いが強く残っていると、そのまま売ることができないため、多少の減額を受けることになります。
また、内装の見た目も大切です。
飲み物や食べ物の汚れがシートについていないか、ダッシュボートやサイドポケットなどの開閉は正しく行えるのかなどもしっかりとチェックされることが多いです。
こまめに掃除して、できるだけ新車に近いきれいな状態に戻しておきましょう。
エンジン周辺の状態
ボンネットのチェックでは、エンジンの音や振動具合を中心に電気関係のパーツも詳しく調べられます。
プロの査定員は、素人にはわからないエンジンの音でも不具合を正しく見極められます。
エンジンやエンジン回りの状態が良ければ査定アップに期待でき、逆にエンジンの状態が悪ければ査定ダウンの対象となるでしょう。
一方で、ユーザーの中には、水没車や雪害車などをスタッフに申告しないで査定に出す人もいます。
いわゆる「事故車」には該当しないため、あえて言わない人もいるようですが、エンジン回りのチェックは厳しめに行われることが多いです。
そのため申告をしないと損害賠償の対象になりかねませんので、エンジン回りの故障があった場合は必ずスタッフに申告するようにしましょう。
純正オプションの有無
タイヤホイールや各種パーツには純正部品と社外パーツが存在しますが、査定アップにつながるのは純正部品の方です。
車を売る際は、できるだけ購入したときの状態に戻した方が査定員の評価が高くなりますから、パーツも純正部品に戻した方が高評価につながる可能性は高いと言えます。
また、スタッドレスタイヤや使っていない純正部品がある場合は、下取り価格アップの要素となるのです。
そういったことがあるため、査定時には積極的にスタッフに伝えて提出することをおすすめします。
このように、車の下取り価格はいろいろな要素で決まります。
車種や走行距離を後から変えることはできませんが、日頃のメンテナンスや査定前のちょっとした工夫が下取り価格アップにつながることもあります。
たとえば、事前に車を洗車しておくというのもひとつの方法です。
その点については次の章でくわしくお伝えしましょう。
洗車をすると車の下取り価格が上がる?
実際のところ、洗車をしなくても車を下取りに出すことは可能ですが、洗車をすることで査定士に良い印象を与えやすくなるというのも事実です。
しかしながら、洗車のやりすぎには注意が必要かもしれません。
ワックスやコーティングなどがはがれるほど過度に車を綺麗にしてしまうと減額査定の対象になってしまうケースもあるため、ここで洗車についてきちんと理解を深めておきましょう。
洗車することによる下取り価格への影響は?
結論から言うと、洗車が査定額に大きな影響を与えることはありません。
車の評価ポイントはあらかじめ基準が決められており、基準よりも上か下かで判断されるためです。
そのため、車をきれいにしたからといって査定額が上がるということはなく、逆に、きれいにしたことで傷が目立ってしまうという可能性もあります。
ただし、洗車が無意味というわけではありません。
泥だらけの車を査定に出した際に、査定員が汚れをオイル漏れと勘違いして減額査定をした事例もあります。
つまり、過度な洗車はマイナス査定の原因になる可能性はあるものの、できる範囲での洗車は未然にトラブルを防ぐこともできるということです。
洗車をすることで査定士に対するイメージは変わる
多くの場合、車を下取りに出す際に洗車するメリットは”ある”と言えます。
理由としては先ほどもご紹介したように、洗車にはトラブルを未然に防ぐことができるだけでなく、査定員の印象を良くする可能性が高いからです。
やはり、きれいな状態の車は、大切にされてきたという印象を与えることができます。
車を大切に扱っているという点を高く評価する査定員もいることは覚えておいて下さい。
それでは、洗車以外に下取り価格を上げるためのコツはあるのでしょうか?
洗車以外で車の下取り査定額を上げる方法
車の査定額を上げる方法は、洗車のほかにも掃除やパーツ交換などが挙げられます。
車内掃除は直接的に査定に影響するわけではありませんが、パーツ交換は直接査定額に反映されます。
車内を掃除する
車内を掃除することで査定額が直接アップすることはありませんが、洗車同様に査定員の印象が良くなる可能性があります。
それゆえに、車内掃除は入念に行っておきましょう。
前の章でもお伝えしたように、車内の掃除でのポイントは臭いや汚れをできるだけ落とすようすることです。
汚れは、掃除機や雑巾を使えば落とすことができますし、臭いは消臭剤を使えばある程度消すことが可能となります。
掃除も洗車と同じで、お金をかけて過度にやり過ぎると清掃代の方が高くなりかねません。
そのため、車内の掃除はできる範囲内で行いましょう。
追加したカスタムパーツを取り除く
購入したときが一番価値の高い状態ですが、どんなに費用をかけてパーツを付け足しても、査定では大きなプラス査定につながりにくいのが現状です。
自分好みに追加したパーツは取り除き、純正パーツに戻すことで査定額を上げることもできます。
純正の車の方が、需要が多い傾向にあるため、下取りの際はできる限り純正に戻しておきましょう。
続いて、下取り査定前にやらないほうが良いことは何でしょうか?
やっておいたほうが良いこととあわせて、確認しておきましょう。
下取り価格ダウンの可能性も!?査定前にやらないほうが良いこと
日頃のメンテナンスや査定前の掃除はプラス査定に有効ですが、反対にやるべきでないこともいくつかあります。
なんとなく手をかければかけるだけお得に売れそうですが、場合によっては損をしてしまう可能性も。
ここからは、下取りや買取査定前にやらないほうがいいポイントを4つ紹介していきます。
傷を修復すること
「外観がキレイな方がプラス査定になる」と知ると、ボディの傷は直してからのほうがいいと考える方も多いでしょう。
たしかに車はキレイになりますが、修理費用によって逆に出費が多くなってしまいます。
下取り・買取査定前に傷を修復する場合は、簡単に直せる小さな傷に留めておくのが賢明です。
無理に高額な修復費用を支払って査定額を上げるより、傷はそのままにしたほうが実質負担額は少なくなるケースも多くあります。
消耗品の交換や車検に通すこと
バッテリー、オイル、ブレーキパッドなどの消耗品の状態は査定額にはほとんど影響しません。
消耗品の交換を済ませてから査定に出す方も多いですが、交換費用を上回るプラス査定につながる可能性は低いでしょう。
また、査定直前に車検に通すのもあまり賢明とはいえません。
少なからずプラス査定にはなりますが、車検費用以上に上乗せされることは少ないからです。
基本的に消耗品はそのままの状態で、車検も通さずに査定に出すのがいいでしょう。
点検記録簿を廃棄すること
車検の際に必要となる点検記録簿は、下取り・買取の査定に影響します。
整備手帳やメンテナンスノートとも呼ばれますが、「これまで車にどのような整備・修理を行ったか」が細かく記載されているものです。
ディーラーや中古車業者が点検記録簿を見ることで適正に査定できるだけでなく、車の状態が明確にわかるため次のユーザーの購買意欲が高まります。
そのため、プラス査定にも大きな影響を及ぼすのです。点検記録簿だけでなく、取扱説明書がある場合はあわせて提出しましょう。
改造や新たなオプションの取り付け
査定時には純正オプションがプラスに働くため、下取りや買取を予定している方は、改造や社外オプションの取り付けはなるべく行わないほうがいいでしょう。
一部で人気が高いパーツであれば、中古車業者の買取で高く売れる可能性もゼロではありませんが、ディーラーでの下取りであれば純正のまま保たれているほうが好まれます。
好みのデザインにカスタマイズするのは楽しいですが、お得に下取り・買取するなら査定前の改造は避けましょう。
さて、ここまでは車の下取り価格はどのように決まるのか?
また下取り価格アップのためにできるコツや、反対にやらないようがよいことを解説してきました。
あらかじめポイントを知っておけば、より高く下取りしてもらえる可能性が高まります。
そんな中、より高く買い取ってもらいたいという場合、実際には「下取り」よりも「買取」のほうがお得になるケースが多いのをご存じでしょうか?
買取の方がなぜお得になるのか、下取りと買取の違いもふまえて見てみましょう。
よりお得に買い替えたいなら、買取を選ぶのがおすすめ
車を手放す方法である「下取り」と「買取」は、同じようで大きく異なる点が数多くあります。
買取と下取りの違いを理解することで車の売却額に大きく関わってきますので、しっかりと理解しておきましょう。
《下取りについて》
下取りは、ディーラーで新車を購入することを前提として古い車を売却することで、結果的に新車の価格を下げることが可能です。
しかしながら、ディーラーでの下取り価格は低いケースが多いかもしれません。
自社のブランドや純正部品への評価が高い傾向にあるため、査定額が低くなってしまうのです。
つまり下取りに出す車種と購入予定のメーカーが同じであれば、高評価を受けやすい。
反対に、ほかのメーカーであれば買取の方が高額査定につながる可能性が高いことを覚えておいて下さい。
《買取について》
買取は、中古車販売店や買取業者が車を売りたい人から買い取るシステムで、基本的に売却を対象に行います。
そのため、車を売ったお金は好きな目的で使用することが可能で、必ずしも新しい車を購入する必要はありません。
多くの買取店では、純正部品ではなく、パーツの種類によって価値を付けることが多いため、たとえ社外パーツであってもプラス査定に含める店舗もあります。
また、買取店では買い取った車を市場に流して利益を得るため、時期によっては高額査定で車を売却することが可能です。
下取りと買い取りの違いについて
先にもお伝えした通り、一般的に下取りよりも買取の方が査定額について優遇されやすい傾向にあります。
ディーラーは、メーカーの直営店ということもあり、純正部品にしか価値を提供できない仕組みとなっています。
反対に、車買取はどのメーカーでも価値が付く高額査定の仕組みがあるケースが多いのです。
また買取店であれば複数のメーカー車が揃っているため、売る場合はどのような車でも売れることがメリットです。
ディーラーや買取店双方にメリット・デメリットがありますが、よりお得に車を売るのであれば買取の方が高額査定を期待できるでしょう。
おわりに
下取りは、同じメーカーの車種で純正部品が付いている場合に有利で、新しい車を購入する際の手続きが簡単になるというメリットがあります。
また、少しでも下取り価格アップをしたい場合は、洗車や掃除を行うことで、トラブル防止や査定員の印象を上げることが可能です。
一方で、下取りよりも高額査定をゲットしたいと願うならば車買取のほうがよりお得になるケースが多くなっています。
そして車買取を検討する場合は、できるだけ信頼できる店舗に依頼することをお勧めします。
車の買取を検討されている方はぜひ一度、神奈川県横浜市にある買取専門店Firstまでお気軽にお問い合わせください。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、お客様のご希望に合わせた査定方法をご提案させていただきます。
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