車の査定はどこで受けても無料なの?目的別の査定方法と査定額アップのコツをご紹介いたします!
2023 / 3 / 27 (Mon)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
さて、車の売却を考えた時、まず必須となるのが愛車の価値がどれくらいなのかを知るための査定です。
この車査定について、有料か無料か疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
査定はもちろんプロの査定士が行うため、いくらか費用がかかってしまいそうなものですよね。
結論から言うと、多くの場合車査定は無料で受けることができますが、一部有料になるケースもあります。
そこで気になるのは、それならあえて有料の査定を選ぶ必要性はないのでは?というところ。
車査定方法は、費用だけで選んで問題はないのでしょうか?
そこで、今回の記事では、車査定の無料・有料の違いや目的別に適した査定方法について徹底解説していきます。
これから査定を受ける予定のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは早速、車査定が無料の理由や有料査定との違いから詳しく見ていきましょう。
車の査定は基本無料!
車の主な売却方法には、「買取」と「下取り」がありますが、いずれの方法でも査定は基本無料で利用することができます。
なぜ無料なのかというと、その答えは単純明快。
「有料だとライバル店にお客をとられてしまうから」です。
買取の場合
中古車買取業者は在庫を仕入れて売るというサイクルで利益を生み出しているため、顧客がいなければ商売が成り立ちません。
在庫確保のためにはとにかく集客が大事になるので、気軽に査定依頼する人が増えるようにほとんどの業者が無料で査定を行っています。
下取りの場合
ディーラーは、新車への買い替え促進の一環として車の処分を代行するという意味で下取りを行っています。
ディーラーは新車販売で主な利益を上げているため、こちらも顧客の獲得が生命線。
下取り査定が有料よりは無料の方が当然お客を集めやすくなるので、査定そのものを無料としているのです。
また、店舗への持ち込みだけでなく、出張査定においても原則無料となっています。
出張査定でも原則無料!
出張査定とは、ユーザーが指定した場所に車買取業者が出向いて査定を行うサービスです。(ディーラーで出張査定に対応しているとこはまずありません)
出張査定も基本無料、出張費用を請求されることもほとんどありません。
ただし、出張できる範囲は各業者によって異なるので注意しましょう。
- 小さな店舗では狭い範囲のみ
- 業者によっては全国規模で対応可能
有料査定との違いとは?
車の査定項目は、無料でも有料でもほとんど同じです。
有料だからといってより細かく査定したり、精度が高くなったりするわけではありません。
ですので、単に「車を売る」という目的であれば、前述したような無料査定で十分事足りるでしょう。
一方で、より手軽に車の査定額を知りたい方や、正式な査定書が欲しい場合は別の方法がおすすめです。
それでは、ここからは状況別・目的別に適した車査定方法をご紹介していきます。
状況・目的別に査定方法を選ぼう
【車査定方法の選び方】
|
それぞれの査定方法の特徴や注意点について見ていきましょう。
買取・下取りの無料車査定を利用する場合…有料になるケースもあり
前述したように、車の買取・下取りを利用すれば査定は無料で受けることができます。
車買取店では、書面での契約や口頭契約をしない限りは、査定後に買取を断っても費用を請求されることはありません。
ただ、店舗に持ち込むにしろ、出張査定を依頼するにしろ、手間がかかるのは事実。
査定士も買い取る前提で査定を行っているので、車売却を前向きに検討している時に利用するのがよいでしょう。
また、業者によっては無料査定でも後から費用がかかるケースもあります。
そうした点についても見ておきましょう。
無料査定でも後から発生しうる費用や手数料
①車の輸送代・レッカー代 ②名義変更代行料・印紙代 ③下取り諸費用・査定料 |
車の輸送代・レッカー代
基本的に車の査定はどんな車でも受けることができます。
その中には、不動車や車検切れの車も含まれますが、こうした車の場合は輸送代やレッカー代がかかるケースがあるので注意が必要です。
特に、レッカー代は高額になることが多いため、遠方の業者に依頼する場合はあらかじめ金額を確認するようにしましょう。
名義変更代行料・印紙代
車の売却査定に付随して必要になる経費に、名義変更のための印紙代や手数料があります。
車を売却する際は名義変更をしなくてはなりません。
名義変更自体は個人で行うことが可能ですが、車買取業者及びディーラーが代行するケースも多々あるでしょう。
この場合、代行手数料として業者ごとに決められた額を徴収されることになります。
個人で行う場合は、管轄の運輸支局や自動車検査登録事務所で手続きが可能。
ただし、費用は6千円程度かかるので、手間も考慮した上でどちらにするか決めるとよいでしょう。
下取り諸費用・手数料
ディーラーで下取りを依頼した場合、「査定料」や「下取り諸費用」といった名目で費用が発生することがあります。
査定見積り自体は無料でも、実際に車を下取りに出すと査定料で5千円~1万円程度、名義変更や廃車手続き等で5千円~1万5千円程度請求されることが多いようです。
買取とは違い、下取りでは新車見積もりの中に下取りに関する項目も含まれるので、注意深く見ないと気づかないかもしれません。
交渉次第では値引きサービスしてもらえる可能性もあるので、必ず確認するようにしましょう。
ネット簡易査定なら相場が無料で分かる
車を手放そうかまだ迷っている方や買取相場を参考に売却するかどうかを決めたいという方は、下記のようなネットの簡易査定を利用するのがおすすめです。
- トヨタや日産などの「下取り参考価格シミュレーション」
- 買取相場検索サイト
- 売値から逆算して予想する
また、最近ではLINEなどで簡易無料査定を行う車買取業者も増えています。
いずれの方法も手間がかからずとにかく気軽に利用できるのが魅力ですよね。
ただし、簡易査定で確認できるのは、実際の査定額ではなくあくまでも相場価格。
実際の買取額とは大きく異なる可能性があることは頭に入れておきましょう。
車の査定相場を調べる方法の詳しい記事はこちら
https://first-buy.co.jp/blog/telnoreceive/
ここまでの2つとは違い、査定そのものが有料となる方法もあります。
JAAIの有料査定はこんな時に使おう
車の正式な査定書や車の価値を証明する書類が必要な場合は、JAAI(日本自動車査定協会)による有料の車査定を利用しましょう。
具体的には、次のようなケースが当てはまります。
ケース①個人売買での適正価格を知りたい
車買取業者を通さずに個人間で車を売買する場合、適正価格を証明できる書類を発行してくれるJAAIの査定を受けておくと金銭トラブルが起こりにくくなります。
ケース②修復歴・事故歴がある車を売却したい
JAAIでは事故車査定を受け付けており、事故によってどれだけ価格が落ちたかを示す「事故減価額証明書」を発行してくれます。
これにより、車の正しい状態と価値を知ることができるため、修復歴を持つがゆえに不当に安く買いたたかれる事態を回避することができるでしょう。
ケース③財産分与での価値を証明したい
車そのものの価値を正確に計りたい時にも有料査定は有効です。考えられるケースとしては、財産分与が挙げられるでしょう。
特に相続の場合、有料査定を受けておくと車の価値を資産として表すことができます。
この査定額を目安にすることで、相続の分配や相続放棄などを正確に行うことが可能になります。
その他、債務の代物返済、社用車を社員に払い下げる時などにも有料査定は効力を発揮します。
車の今時点での正確な価値を証明する必要がある場面で共通して求められる情報ですので、必ずしも無料査定がよいとは限らないということを覚えておきましょう。
下記でJAAIで発行できる証明書と査定手数料の一覧をまとめていますので、利用時の参考にしてみてください。
JAAIで発行できる証明書と査定手数料一覧
発行できる書類 | 用途 |
査定証 | 個人間売買で利用する査定価格や相続財産的価値などの証明 |
事故減価証明書 | 事故の損傷等で減価した商品価値の証明 |
所領状態確認証明書 | 修復歴の有無や外装の状態の証明 |
推定価格証明書 | 現車確認不可の場合や過去に遡った車の推定価格の証明 |
車種 | 料金 | |
種類 | 標準車 | 輸入車・特装車 |
普通車 | 9,900円 | 12,100円 |
小型車・軽自動車 | 7,150円 | 9,350円 |
ここまでご紹介してきたように、車査定の方法にはそれぞれ特徴があり、状況や目的ごとに適したものがあります。
ですので、無料・有料だけで選ぶのではなく、自分が何を求めているのかによって査定方法と依頼先を選ぶようにしましょう。
とはいえ、有料査定は限定的な条件下で行われるケースがほとんどですので、だいたいの方は無料査定を受ける機会の方が多いでしょう。
そこで知っておきたいのは、車の査定額を高くしてお得に車を売却するコツではないでしょうか?
ここからは、無料査定を受ける際に意識すべき6つのポイントをご紹介していきます。
車の無料査定を受ける時に意識すべき6つのポイント
事前に相場を把握する
愛車の無料査定を受ける前に、可能な範囲で相場価格を確認しておきましょう。
ある程度の相場を把握しておくことで、低く見積もられた際にすぐに気づくことができる上、交渉もスムーズに行うことができます。
納得のいく査定結果を得るためにしっかりと準備しましょう。
高く売れやすい時期を狙う
中古車には高く売れやすいタイミングがあります。
例えば、新生活に向けて車の需要が高くなる1~3月や車買取業者の決算期にあたる9月は、通常よりも高値が付きやすいとされています。
売る時期を調整できるのであれば、このタイミングを狙って無料査定を受けてみましょう。
また、車のフルモデルチェンジ前や走行距離が大台に乗る前のタイミングも、高額査定が期待できます。
「古い中古車」という印象が付く前に売却を検討するのがおすすめです。
車は綺麗な状態に
綺麗な車はこれまで丁寧に扱われてきた車として査定士からの印象がよくなります。
また、正確に査定してもらうためにもあらかじめ洗車・清掃しておきましょう。
特に、査定額にマイナスの影響を及ぼすのが車内のにおいです。
タバコやペットなどのしみついたにおいは取り除くのが難しいので、日頃から手入れをしておくとよいでしょう。
高価買取が可能な車買取業者を利用する
車買取業者にはそれぞれ得意不得意があり、同じ車でも査定額は異なります。
そのため、無料査定は一社だけでなく最低でも3社以上で比較して最高額を提示してくれるところに売却しましょう。
複数社に依頼するには車一括査定が便利ですが、それ以外にも高価買取が可能な車買取業者に無料査定を申し込むのもおすすめです。
公式HPなどで公開されている買取実績を参考に、愛車をより高く評価してくれる業者を見極めてくださいね。
おわりに
今回の記事では、車査定の無料・有料の違いや目的別に適した査定方法について徹底解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
車査定には無料・有料のものがありますが、「車を売る」という目的であれば無料査定を選んで問題ありません。
下取りの場合、査定とは別に手数料や印紙代などがかかるケースがあるため、見積書にて確認するようにしましょう。
一方で車を売るか検討段階の方やざっくりとした買取相場を知りたい方は、実際に査定を受けずにネット上の簡易査定を利用するのがおすすめです。
そのほか、個人売買や車の相続などの特別なケースで車の正確な価値の証明が必要になる場合には、JAAIの有料査定を活用するのがよいでしょう。
査定方法は料金だけでなく自分の目的や状況に応じて適切に選び、その上で高額査定を目指してみてくださいね。
そんな中、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、お客様に喜んでもらえるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
そのため、査定を受けてみようかな?と思われた方は、ぜひFirstまでお気軽にお問合せください。
皆様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。