はじめに

皆さま、こんにちは！

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

車の購入を考える時、ローンを組むか、現金一括で支払うかは悩みどころですよね。

近年は、昔に比べて車のローンの種類が増えて選択肢が広がったこともあり、ローンを利用する方がより多くなっています。

車は高価な買い物ですので、販売店でもローンを前提に商談が進められる場合も珍しくありません。

しかし、その一方で「車はローンで買うな」という声を耳にすることがあります。

果たしてそれは本当なのでしょうか？

そこで今回の記事では、「車はローンで買うな」と言われる理由について、ローンと現金一括それぞれの購入方法におけるメリット・デメリットを比較しながら解説していきます。

また、記事の後半では車のローンの選び方についてもお伝えいたします。

ぜひ最後までお読みいただき、自分に合った車の購入方法を選択してくださいね。

それでは早速、車を購入するにあたってローンと現金一括どちらがよいのか、双方のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

「車はローンで買うな」って本当？その理由とは

新車を購入する際に、ディーラーでローンを勧められるのは車が高額だからという理由がありますが、それだけではありません。

ディーラーにとっては、現金一括で車を購入してもらうよりもローンを組んでもらう方がメリットが大きいのです。

なぜなら、顧客がカーローンを組むと提携先の信販会社からディーラーに長期的にキックバックが入る仕組みがあるからですね。

そのため、ディーラーは車の販売利益に加えて新たな収益源を確保することができるのです。

そんな中、ユーザーにとってはローンを組むことによるデメリットもあり、それらが「車はローンで買うな」という言われる理由にあたります。

では、車をローンで買うと具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか？

車をローンで買うデメリット

審査に通らないと借りられない

当然のことながら、ローンを組むには審査に通る必要があります。

細かな条件は借入先によって異なりますが、収入や過去の借り入れなど、さまざまな条件をクリアしなければローンを利用することはできません。

また、審査には時間がかかるため、すぐに購入したい方にとっては不便に感じるでしょう。

金利負担がある

カーローンを組むと、金利負担により支払総額が多くなるという点もデメリットとして挙げられます。

カーローンには、銀行系ローンで１～２％、ディーラーローンで４～８％程度の金利がかかることをご存知でしょうか？

借り入れた元金を完済するまでは設定された利息を支払い続けなければなりません。

金利の安いローンを選べば金利負担は少なくなりますが、それでも現金一括と比べて支払総額が高くなるため、車はローンで買うなと言われることがあるのです。

長期的に固定費が増える

カーローンを利用すると、毎月一定額の支払いを続けていくことになります。

ローンとは別に車には維持費も並行してかかるため、返済が終わるまで長期的に固定費が増えてしまうというデメリットもある。

ローンを組む際は無理のない返済計画をたて、生活に過度な影響が出ないようにすることが大切です。

自分名義にできない

ローンの返済が終わるまでは、車の名義は基本的に信販会社もしくはディーラーにあります。

なぜなら、万が一ローンを返済できなくなった時に車を担保として引き取るからです。

そこで所有権が留保され、ローン完済後に解除されるまでは自分の名義にはできません。

自分名義でない期間は売却や廃車などは行えず、自由度が少ない点も車はローンで買うなと言われる理由の一つです。

カーローンにはこのようなデメリットがある一方で、上手に使えばメリットもあるため次のところでご説明をいたします。

車をローンで買うメリット

まとまった資金がなくても車を購入できる

ローン最大のメリットは、手持ちの資金がなくても車を購入できるという点です。

ローンを利用すれば、現金一括払いでは手が届かない車でも購入できる可能性が広がります。

オプションの追加やグレードアップを希望する時にも便利でしょう。

また、資金が足りている時でも、余裕資金がなくなってしまうと万が一の故障やほかの出費に対応できなくなってしまうかもしれません。

貯金を減らさずに車を持つためには、ローンを組んだ方がよいケースもあるといえるかもしれませんね。

特典が付くことがある

利用するローンによっては特典が付くことがあります。

自動車ローンに付帯する特典には、走行時のトラブルに対応してくれる「ロードサービス」や「傷害保険」、「がん保険」などがある。

ローンを組むことでこのようなサービスが通常よりも安く利用できます。

もしもの時に助けになる心強いメリットではないでしょうか。

マイカーローンは金利が安い

ローンには金利負担のデメリットがありますが、マイカーローンは比較的金利が低いため利息を最小限に抑えることができます。

一般的なカードローンの金利は最大で１５％前後であるのに対し、マイカーローンは最大５％前後が相場となっています。

車はローンで買うなと言われてはいますが、以上のようなメリットがあることがわかりましたね。

特に資金面においては大きな助けになるので、計画的に活用するとよいでしょう。

反対に、現金一括で車を購入するとどのようなメリット・デメリットがあるかも気になるところです。

ローンと同様に現金一括払いにも良い点や注意点があるので、しっかりと確認しておきましょう。

車を現金一括で買うメリット

支払い総額が安い

支払総額はローンと比べて言うまでもなく最も安いという点が、現金一括払いの大きなメリットです。

現金で車を購入すると金利が発生しないため、純粋に車の購入費用のみの支払いとなります。

金利は数字上は数％でも、車のような高額商品では金利の有無で支払総額は大きく変わってくるのです。

現金一括で支払ってしまえば、金利が低いローンを探したり、必要書類を用意したりするなどの面倒な手間を省くこともできます。

購入方法がシンプルでかつ安く買えることは、ユーザーにとって嬉しいポイントと言えるでしょう。

自分名義になる

ローンと違って車を現金一括購入すると、その日から所有権を得ることができます。

モデルチェンジ前や値崩れ前の売却を希望する方は、柔軟に売却のタイミングを見図ることができます。

それゆえに高額査定の可能性が高くなるため、より一層メリットが享受できるでしょう。

ほかのローンが組みやすい

ローンを組む時には年収と年間返済額から計算される返済負担率が重要とされています。

一般的に金融機関の審査に通る目安は「返済負担率が２５％程度になるローン返済額」と言われている。

住宅ローンなどと併用してローンを組む場合、車のローンが借入可能額のキャパシティーを圧迫し、他のローンの借入可能額に影響してしまうことがあります。

その点、車を現金で購入しておけばローンの支払いの心配がないので、他のローンを組みやすくなるというメリットがあることは覚えておいて下さい。

それでは次のところでデメリットについてもふれておきたいと思います。

現金一括払いのデメリット

手持ちの資金が減る

車を現金一括で購入すると、一時的に大きな支出があるというデメリットがあります。

十分な貯蓄があれば問題ありませんが、そうでない場合はその後の生活を維持していくための資金を手元に残せるかを検討しておく必要があるでしょう。

車の選択肢が限られる

現金払いの場合、用意している資金で支払える額の車しか購入できないため、資金が少ないほど選択肢が狭まるというデメリットがあることは覚えておいて下さい。

新車購入時の値引きが期待できない

前述したように、ディーラーローンを組むとディーラーに手数料が入るため、交渉により値引きをしてもらえることがあります。

しかしながら、現金払いの場合にはそのような値引きは入らない可能性が高いと思っておきましょう。

以上のように、車のローンと現金一括購入では特徴が大きく異なるため、「車はローンで買うな」と一概に決めつけることはできません。

車の購入時にどちらを選ぶべきかどうかは、その時の貯蓄額やローンに対する考え方などによって変わってきます。

キャッシュフローの安定を考えるならローン、お得感を追求するなら現金一括払いが適していると言えるので、自分のライフスタイルや家計の状態を考慮して検討してみましょう

さて、デメリットの項目で説明したように、ローンを選択する場合には金利が重要となります。

カーローンにはいくつか種類があり、選び方を間違えると損をしてしまう可能性があるということを覚えておきましょう。

最後に、ローン選びに失敗しないためにそれぞれのローンの特徴について簡単に解説していきます。

カーローンの特徴・選び方

カーローンには、大きく分けて３つの種類があります

ディーラーローン（金利５％前後）

ディーラーローンはディーラーで申し込むことができ、車の購入と並行して手続きを進めることが可能です。

車メーカーが新車の販売促進のために行っているローンなので、比較的審査が通りやすく、審査結果が即日で出ることも多くなっています。

そのため、スピード感を求める方には大きなメリットとなること間違いなしです。

金利は通常５％前後ですが、一部車種では１～２％台の超低金利キャンペーンを行うこともあるので注意をして下さい。

銀行系ローン（金利３％前後）

銀行系ローンは低金利ですが、その分審査が厳しいという特徴があります。

申し込みは自分で行い、審査結果が分かるまでは１週間前後かかってしまう。

また、勤務先への在籍確認や収入証明の提出が必要な場合も珍しくありません。

一方で、支払回数の選択肢は多く、最長１０年ローンを組むことができるというメリットがあります。

金利負担をなるべく軽くしたい方や、審査条件を満たしている方にはおすすめのローンです。

残価クレジット（金利３～４％が多い）

残価クレジットは、あらかじめ将来の下取り価格（残価）を設定し、車両価格から残価を差し引いた額でローンを組む購入方法です。

残価はローンの最終支払回まで据え置かれ、契約満了時にはその後の車の取り扱いについて以下の３つの中から選ぶことができます。

• 新車に乗り換える
• 残価を支払って乗り続ける
• ディーラーに返却する

 

金利負担を抑えながら月々の返済額が減らせるため、新車をなるべく安く買いたいという方、一定の期間で車を乗り換えたい方などに適したローンとなります。

おわりに

今回の記事では、「車はローンで買うな」は本当？ローンと現金一括払いのメリット・デメリットと、カーローンの種類および特徴について解説してきました。

いかがでしたでしょうか？

「車はローンで買うな」と言われる理由には、支払総額が高くなることや長期的に固定費が増えてしまうことなどが挙げられます。

しかしながら、ローンが必ずしも損になるとは限らず、ローンでも現金一括払いでもそれぞれにメリット・デメリットがあります。

必要な初期費用や月々の負担額などを比較し、どちらが自分にとってよい方法かを判断した上で購入方法を決めるようにしましょう。

また、ローンを利用すると決めた場合にはローン選びが非常に重要となります。

「なるべく金利負担を軽くしたい」「手間や審査の通りやすさを重視したい」など色々あるでしょう。

求める条件が人それぞれ異なるので、こちらも内容をしっかり把握してから契約するようにして下さい。

どのような購入方法が自分に向いているのか迷っている方は、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にご相談ください。

豊富な車買取・販売実績のあるFirstから、あなたにぴったりの乗り方をご提案させていただきます。

皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。