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車の寿命は走行距離で決まる?寿命を見極めるポイントと長く乗るための秘訣をお伝えします!

2022 / 6 / 14 (Tue)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます^^

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

長年同じ車に乗っていると、だんだん気になってくるのが「車の寿命」ですよね。

あとどのくらい乗れるのか、どんな状態になったら寿命なのかが分からず、買い替えのタイミングを悩んでしまう方も多いかもしれません。

はてなの女性

そんな中、車の寿命に大きく関係するものとして、車の走行距離があります。

走行距離10万キロが買い替えの目安として知られていますが、それは一体なぜだかご存知でしょうか?

そこで、今回の記事では車の寿命となる走行距離について具体的に解説していきます。

あわせて、車の寿命を見極めるポイントと長く乗り続けるための秘訣もご紹介いたします。

愛着のある車に少しでも長く乗りたい方、適切なタイミングで売却したい方はぜひ参考にしてください。

まずはじめに、車の平均使用年数と走行距離について簡単に見ていきましょう。

車の買い替えの平均年数と走行距離

車の平均使用年数は新車登録されてから買い替えまでの平均的な期間を示します。

2021年3月末の乗用車(軽自動車を除く)の平均使用年数は13.87年となっており、6年連続で増加している。

年数と走行距離のバランスは「1年1万キロ」とされていて、平均使用年数から計算すると走行距離は10~15万キロが寿命の目安となります。

では、走行距離が10万キロを超えた車はどのような状態なのでしょうか。

ここからは車走行距離10万キロ寿命の目安となる理由をくわしく見ていきます。

走行距離10万キロはひとつの目安!その理由とは?

近年では、車自体の性能や耐久性が向上し、以前と比べて道路環境も格段に良くなっているため、走行距離10万キロを超えても問題なく走行できる車も増えています。

夕焼けを走るスポーツカー

それでも10万キロ超えが寿命の目安と言われるのには、大きく3つの理由がある。

交換サイクルを迎える部品が多い

車の寿命の目安が走行距離10万キロと言われるのは、耐用年数を迎え交換が必要な部品が多く出てくるからです。

エンジン回りや足回りなどの重要部品の劣化が進むのが10万キロ前後とされていて、多くのメーカーで以下のような部品の交換が推奨されています。

10万キロ前後で交換が推奨される部品としては下記の通りです。

  • タイミングベルト
  • ブレーキホース
  • ショックアブソーバー
  • スパークプラグ
  • ウォーターポンプ
  • スパークプラグ
  • ブレーキ周辺のシール部品
  • サーモスタット
  • オイルポンプ

また、エンジンを始動さるセルモーターや、バッテリーに電力を供給するオルタネーターなどの電装系部品なども10万キロ前後が交換時期にあたります。

エプロンをして整備している男性

10万kmで寿命を迎える重要部品が故障すると車が動かなくなってしまうリスクがあるため、適切なタイミングでの交換が必須となるのです。

維持費が高額になりやすい

車の走行距離が増えれば部品交換費用や車検費用などの維持費の負担が大きくなります。

車の重要部品の交換には、多くの場合10万円単位での費用が必要となってしまう。

交換費用が高額になる理由として、メーカーによる新車保証が切れるという点が挙げられます。

メーカーによる新車保証の有効期間は、一般部品の場合新車登録から3年または走行距離5万キロ、重要部品の場合5年または10万kmとされています。

これにより、10万キロ超えの車は保証の対象外となり、交換や修理費用は実費負担となってしまうのです。

走行距離が長くなると、一度に複数箇所の交換が必要になることも珍しくなく、思った以上の維持費がかかってしまうことが考えられます。

また、車検と同時に部品の交換がなされることが多いため、車検費用が高くなると言われているのです。

価値が下がるタイミング

走行距離10万キロを超えると、中古車市場での需要が著しく減少し価格が大幅に下がるため、これを一つの寿命として捉えることがあります。

走行距離は、車の状態だけでなく売却時の価格にも大きく影響を及ぼしてしまうのです。

走行距離が長くなるにつれて車の価値は下がっていき、5万キロで一つ目の節目、10万キロで二つ目の大きな節目を迎えます。

NO1のポーズの女性

前述の通り、高額な維持費が必要になったり故障リスクが高まるなどの理由から、10万キロ超えの車にはリスクがあるとされ、売却時には値が付きづらくなります。

そのため、走行距離10万キロを迎える前に手放す方が多く、買い替えの目安となっているのです。

メンテナンスが行き届いていればまだ乗れる可能性があるとしても、いつどんな問題が起きてもおかしくはなく、急な出費の恐れもあります。

売却時の価格も期待できないため費用対効果が低く、このタイミングが車寿命の一つの目安とされているということが分かりました。

走行距離が10万キロを超えると各パーツが寿命を迎えるとお話ししましたが、ではどの部品がどんな状態になったら買い替えを検討すべきなのでしょうか?

交換費用と合わせて、次のところで見ていきます。

車各部品の寿命と交換費用

エンジン

エンジンの不具合には、内部の水やオイルが漏れたり、異音や白煙などの症状があり、部品の交換で対応できない故障の場合は、エンジン本体の交換が必要となります。

【交換費用】

80万~100万前後

タイミングベルト

タイミングベルトは、エンジンを効率的に燃焼するためにバルブの開閉を行うパーツです。

ベルトは劣化が進んでも異音などが発生しないため、突然切れてしまう可能性があります。

万が一ベルトが切れるとエンジン内のバルブやピストンが破損し、エンジン自体が不動になってしまうこともあるため注意が必要です。

【交換費用】

ベルトが切れる前は軽自動車が3万円前後、普通自動車で6万円前後

ベルトが切れた後は20万円前後かかる場合もあり

バッテリー関連

バッテリーが上がると、エンジンがかからなくなったり異音がするなど走行ができなくなります。

バッテリーは2~3年に一度の交換が推奨されています。

【交換費用】

バッテリー単体は1万円前後

オルターネーター(バッテリーを充電する部品)を含めると5万円前後

走行距離が短く、年数も経っていない車であれば交換を勧めますが、10万キロを超えた車であれば寿命と捉え買い替えた方が経済的と言えるでしょう。

タイヤの摩耗

タイヤは傷やひび割れ、スリップサインなどが目視で確認できるようになると走行性に支障が出るため、交換をしなければなりません。

ペンライトでタイヤを覗き込む男性

走行距離や走行環境によって使用可能な年数は変わりますが、少なくとも5年に一度の交換が必要です。

【交換費用】

車種により、10万円を超える場合あり

バッテリー同様、10万kmを超えた車の場合は交換よりも買い替えの方が経済的といえる

一方で、それぞれの部品供給が終了してしまうこともあります。

走行距離が長くて古い車は、メーカーによる部品の供給が終了する可能性があります。

部品供給が終了すると、修理や交換をしたくてもできない状況になり、その時点で寿命となってしまうのです。

部品の供給期間は一律に決まってはいませんが、一般的に車の生産終了から10年間程度となっています。

このように、部品の交換時期や故障は車の寿命を左右します。

それでは、車の寿命が近くなってきたことを察知するには、どのような点に気をつければよいのでしょうか?

ポイントは「異音」と「振動」です!

車の寿命を知るには音と振動に注意!

異音や振動は故障のサインで、この2つの症状が同時に発生した場合、故障がかなり進行している可能性があります。

エンジンを始動させた時に異音がしたり、アイドリング時の振動が大きかったりすると、車に不調が起きていると考えられる。

特に、エンジンの異音は致命的な故障の可能性が高いため、寿命が近づいている証拠となります。

ギアを見つめている職人

寿命に直結するエンジン回りの異音について、点検が必要なものは以下の通りです。

「異音」(聞こえるタイミング)

  • 「キンキン」「カリカリ」(走行中)=冷却不足によるオーバーヒート状態
  • 「ゴロゴロ」「ガラガラ」(アクセルオン/アイドリング)=エンジンオイル不足
  • 「キュルキュル」(走行中/アイドリング)=ベルト類のゆるみ、たるみ

 

このような異音や振動を放置すると、走行中の故障や大きな事故にもつながりかねません。

些細な違和感でも、走行距離が長い車には思わぬ不具合が隠れている可能性もあるため、気付いたらすぐに点検してもらいましょう。

走行距離が10万キロを超えると、様々な要素から寿命を意識せざるを得ません。

そんな中、走行距離が長くなっても愛車を手放したくない方もいらっしゃるでしょう。

そのような人のために、愛車に長く乗り続ける秘訣をお伝えします。

車の寿命を延ばすコツ

正しいメンテナンスを行い運転方法を工夫すれば、車の寿命を延ばすことができます。

できる限り長く乗るために、以下のポイントを押さえておきましょう。

エンジンオイル交換

車の寿命を延ばすためには、エンジン部分の状態を良好に保つことが重要です。

そのためには、定期的なオイル交換が欠かせません。

エンジンを調べている女性

オイル交換の目安は「3000~5000km」もしくは「3~6か月」とされています。

オイルが減少したり劣化したりすると、エンジンの故障に繋がります。

また、オイルエレメント(エンジンオイルの汚れを除去するフィルター)を交換し、オイルを清潔に保つことも車の寿命を延ばすポイントなので、定期的な交換を心がけましょう。

定期的な点検

車体内部のパーツの消耗や劣化は徐々に変化するため、不具合に気付きづらいという難点があります。

そのため、専門業者による定期的な点検を怠らないようにしましょう。

点検費用はかかりますが、大きな故障を予防し寿命を伸ばすことに繋がります。

定期的な運転

車は使わないとコンディションが悪くなり不具合が生じるため、定期的に動かすようにしましょう。

 

笑顔の3人長期間運転していない車は、オイルが垂れて足回りが重くなる場合があります。

また、バッテリーは使用しないと逆に寿命が短くなるため、最低でも一週間に一度、6km程度走らせて高寿命化を図って下さい。

優しい運転を心がける

急ブレーキや急発進、急ブレーキなどは、車に大きな負担をかけてしまうと劣化を早めてしまいます。

そのため、常に優しい運転を心がけるようにしましょう。

あたためてから走り始める

エンジンやサスペンションの可動部は、あたたまっていない状態で走り出すと余計な負荷がかかり、劣化を促進させてしまいます。

エンジンになるべく負担をかけないように、ゆっくりと始動し温まってきてから加速するといった、メリハリのある運転をするようにしましょう。

車止めからタイヤを離して止める

車止めがある駐車場などでは、タイヤをぶつけないように注意しましょう。

勢いよくぶつけてしまったり、タイヤを押し付けた状態で駐車すると、タイヤやサスペンションに負荷がかかり、寿命を短くする恐れがあります。

車にダメージを与える行為は避けることが大切です。

定期的に洗車する

車を清潔に保つことで、故障や劣化を遅らせることができます。

洗車をアピールしている車

錆や汚れは車の性能を落とす一因になるので、定期的に洗車するようにしましょう。

さらに、洗車は単純に掃除するだけではなく、車の状態を把握するのに役立ちます。

業者に点検してもらうことも大切ですが、日常点検で不安な点をいち早く見つけることが重大な故障に発展するのを防ぐことになることを覚えておいて下さい。

おわりに

さて、ここまで車の寿命は走行距離で決まる?

寿命を見極めるポイントと長く乗るためのコツについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

走行距離10万kmが車の寿命の一つの目安になっているのは、部品のサイクルにあたり、高額な維持費がかかってくるためです。

部品を交換して乗り続けることは可能ですが、メンテナンスにかかる手間と費用に比べ、売却時の価格が低くなりやすいという点を覚えておきましょう。

愛車の寿命を延ばしたいのであれば、定期的なメンテナンスや負荷のかかる運転を避けることが大切です。

また、寿命かもしれない車でも、すぐに廃車にする前に一度査定を受けてみることをおすすめします。

そんな中、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstではお客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。

そのため、車を査定に出してみようかな?

と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。

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みなさまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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