メルセデス・ベンツCクラスの中古を買うならどれがベスト?おすすめ車種や購入時の注意点を徹底解説します!
2024 / 5 / 21 (Tue)
車の豆知識
はじめに
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さて、メルセデス・ベンツはここ10年ほどの間にラインナップを急速に拡充しています。
時代の流れに沿ってSUVモデルや電気自動車に注力しているのは、どのメーカーも同様でしょう。
しかし、ベンツの本流はやはりセダンにあり、特にCクラスは新旧のファンから今も圧倒的な支持を集めています。
そんなCクラスは中古車も大人気。
膨大な流通量があり、年式やグレードなど豊富なバリエーションが魅力ですが、今購入するのならどれがベストなのでしょうか?
今回はCクラスの基本を解説し、セダンを中心におすすめの中古車をご紹介いたします。
あわせて購入時の注意点も書いていきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでは早速、ベンツCクラスはどんな車なのか?概要をまとめて見ていきましょう。
ベンツCクラスの概要
Cクラスはメルセデス・ベンツの主幹モデルで、1993年に初代(W202)が登場しました。
それまでベンツと言えばビッグサイズのボディを持つ上級セダンが中心でしたが、より大衆層へアピールしたモデルとして注目を集めたとのことです。
原点は1982年デビューの「190シリーズ」で、抜群の乗り心地と高い直進安定性をそのまま継承。
その後、2000年に二代目(W203)、2007年に3代目(W204 )、2014年の4代目(W205)とモデルチェンジを重ね、数百~数千箇所の改良が加わったのち最新の5代目モデルに至っています。
そんなCクラスは人気が高いこともあって、豊富なバリエーションを持つのが特徴のひとつです。
ガソリンエンジンはもちろん、ディーゼルやプラグインハイブリッドなど、用途に合わせて様々なパワートレーンを選択できるのは大きな魅力でしょう。
また、ボディタイプはセダン、クーペ、ステーションワゴン、カブリオレの4種類を用意するほか、より高性能なメルセデスAMGを選ぶことも可能です。
特にセダンは輸入車販売台数ランキングで常に上位に入っており、ベンツの中でも特に売れている人気車種。
国内で見かけるCクラスは、ほぼセダンといっても過言ではありません。
エクステリアはプレミアムセダン「Sクラス」をそのまま小さくしたようなデザインも見どころで、コンパクトながらも上級の佇まいを備えています。
性能や乗り心地も初代から格段に向上し、メーカーの枠を超えて自動車界のスタンダードモデルとされるCクラス。
現行は先代より車両価格が200万円ほど上がったため、中古車需要がますます上昇しています。
では、現在Cクラスの中古車相場はどのようになっているのでしょうか?
次のところで世代別・年式別に詳しく見ていきましょう。
ベンツCクラスの中古車相場
【Cクラス 世代別中古車相場】
モデル | 販売期間 | 新車価格 | 中古車価格帯 |
現行(5代目) | 2021年7月~ | 695万円~ | 336~790万円 |
4代目 | 2014年7月~ | 436万円~ | 109~588万円 |
3代目 | 2007年6月~ | 399万円~ | 47~482万円 |
2代目 | 2000年9月~ | 409万円~ | 25~210万円 |
1代目 | 1993年10月~ | 390万円~ | 23~100万円 |
【Cクラス現行・先代の年式別中古車相場(ベースグレード)】
5代目モデル | |
2年落ち | 398~790万円 |
3年落ち | 336~578万円 |
4代目モデル | |
4年落ち | 258~438万円 |
5年落ち | 218~398万円 |
6年落ち | 156~435万円 |
2021年に登場した5代目の中古車は、最近になって流通量が増えてきています。
ですが、価格は最安値でも350万円弱と、他の車種なら新車でも購入できる価格。
どうしても最新世代の車で最良の性能と装備を味わいたい!と考える方はもちろん現行型を買うべきでしょう。
反対に、デジタル系に重きを置かないのであれば、先代あるいは先々代の中古車でも大いに満足できるはずです。
また、物件数は先代のC200系が大半、次いでC180系も数が多く、この2つが買いやすいグレードとなっています。
一方で、プラグインハイドリッドのC350eはほとんど流通しておらず、購入するにはややハードルが高めでしょう。
輸入車の中でも指折りの流通量なので、高年式でも予算内に収まる中古車が多いCクラス。
では、今購入するならどの年式やグレードのものが狙い目なのでしょうか?
今狙い目のベンツCクラス中古車は?
ベンツCクラスを中古で買うとなった時に一番の狙い目となるのが、先代のW205型です。
また、手頃感と質のバランスでは先々代のW204型もおすすめできます。
以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。
W205型Cクラス
【中古車相場 前期型:2014年7月~2018年6月】
C180系 | 168~340万円 |
C200系 | 170~390万円 |
C220d系 | 207~410万円 |
【中古車相場 後期型:2018年7月~2021年6月】
C200系 | 390~550万円 |
C220d系 | 370~570万円 |
2014年に、俊敏性と知性を意味する「アジリティ&インテリジェンス」を掲げて登場したW205型Cクラス。
塗装する前のホワイトボディで約70kgも軽量化し、軽快な乗り味を実現しています。
俊敏性というとライバルのBMW3シリーズを想起させる方も多いと思いますが、W205型はそうした方針を明確に示していました。
加えて予防安全装備はデビュー時世界トップレベルだったこともあり、現在でも十分なレベルを維持しています。
ただし、乗り心地については2018年のマイナーチェンジ後の車両がおすすめ。
それ以前は、ランフラットタイヤ装着によってドライバーに突き上げ感が伝わりやすくなっているからです。
特にAMG装着車はその傾向が顕著なので、乗り心地重視なら基準車がよいでしょう。
また、後期型の方が年式的にも新しく、マイルドハイブリッドシステムも付き、さらには「LEDハイパフォーマンスヘッドライト」「マルチビームLEDヘッドライト」も便利でかっこいいという美点はあります。
しかしながら、価格はまだ結構高いので、あくまでも中古車としての魅力と納得感を求めるならば前期型もありです。
W204型Cクラス
3代目 | 2007年6月~ | 399万円~ | 47~482万円 |
2007年発売の先々代W204型となると、中古車市場での物件数はかなり減少してきます。
比較的シンプルなエクステリアに1.8mに収まる全幅ということで、現行よりもコンパクトな印象。最小回転半径は5.1mと取り回ししやすいのが魅力でしょう。
後期型には衝突被害軽減ブレーキの「レーダーセーフティーパッケージ」が標準装備されているので、できれば装着車を選択したいところです。
パワートレーンは、街乗り中心なら1.8L直列4気筒ガソリンターボエンジンのC180系で不足はなし。
もう少し余力が欲しければ、同じく1.8LターボのC200系や3.5L V6を積むC350系がよいでしょう。
6.2L V6を積むモンスターモデルc63 AMGも用意されていますが、標準のCクラスよりも高価でユーザーを選ぶモデルとなっています。
購入する場合はメンテナンス費などを下調べして、維持できるかどうか考えてみましょう。
なお、W204型にはステーションワゴンの展開があり、多くの荷物を積む方にはコスパも含めておすすめ。
こちらも物件数がかなり絞られていますが、走行距離が比較的短いにも関わらず値下がりしている掘り出しものが見つかる可能性もあります。
本命は先代W205型、次にW204型を狙うのが王道ですので、用途と予算を鑑みて選んでみましょう。
さて、ここまではベンツCクラスの中古車相場やおすすめのモデルについて解説してきました。
膨大な流通量を誇る中古Cクラスは豊富な選択肢がある一方で、状態の良し悪しは大きく差が開いてしまうのが現状です。
そのため、中古であるメリットを最大限に活かし無理なく所有していくには、いくつかの注意点を心得ておくことが重要となります。
ここからはCクラスの中古車を上手に購入するためのポイントをご紹介していきますので、購入前にチェックしてみてください。
ベンツCクラスの中古車選びの注意点
前オーナーのメンテンス記録をチェック
ベンツを含むドイツ車は、交換できる部品は徹底的に交換して「いつまでも新車の乗り味を保つ」ための設計がされています。
そのため、Cクラスに乗っていると「予防的部品交換」を行うことになり、維持するにはそれなりの費用が必要です。
中古車の場合は、前のオーナーのメンテナンス次第で購入後すぐに多くの修理費用が発生する可能性もあるでしょう。
それを防ぐには、購入前にメンテナンス記録を確認することが大切。
いつ、どのような手入れを行ってきたかが分かれば、車の状態や購入後の見通しが立ちやすくなるので、保証内容と合わせて必ずチェックしておきたい項目です。
ディーゼルエンジンの故障に注意
トルクが太く燃費も良いディーゼルエンジンですが、ガソリンエンジンにはない様々な部品が使われており、故障時には数十万円コースの修理代がかかります。
乗っているオーナーの評判は上々なので、やはり定期的なメンテナンスが必要。
購入後もこまめに点検を受ければ、一度に大きな出費をせずに済むでしょう。
長く乗るならW205以降がベスト
CクラスはW205型から飛躍的に品質が向上し、故障が少なくなったと言われています。
車両価格ではW204型がお得ですが、これから買って長く乗る予定の方には不向き。
短期での乗り換えには良いので、そのあたりも考慮して年式を絞ってみましょう。
また、初代や2代目Cクラスはあからさまなコストカットが見られ、質がいいとは言えません。中古車の数も限られているので、あえて選ぶ理由はなさそうです。
いずれにしても、おおむね250万円前後の予算感で余裕をもって購入すると素敵なカーライフを送ることができます。
ベンツの取引実績が多い業者を選ぶ
Cクラスの中古車は、ベンツの取り揃えが豊富な業者で探すことをおすすめします。
ベンツ専門店や輸入車に強い販売店であればそもそもの在庫数が豊富であり、好みのグレードで状態の良い車が見つけやすいでしょう。
また、ベンツに関する流通網が広ければ、条件に合った一台を見つけ出してもらうことも可能です。
このような業者は専門知識も豊富なので、愛車選びを安心して任せることができるでしょう。
中古のベンツ・CクラスはFirstで
Firstは車選びから購入後まで万全のフォロー体制でお客様の車選びをサポートしています。
現在はベンツ新型のW206シリーズやその下のW205など大人気のベンツCクラスを幅広く取り扱っています。
また、それ以外の外車についても取り揃えを強化しているところです。
流行り物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「メルセデス・ベンツCクラスの中古を買うならどれがベスト?おすすめ車種や購入時の注意点を徹底解説します!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
ベンツCクラスは、運転しやすいサイズ感や洗練されたデザイン、優れた安全性などから非常に高い人気を集めています。
最新モデルは最新のデジタルテクノロジーが数多く搭載され、より先進的かつ実用的な仕上がりです。
一方で、新車価格の高騰によりベンツ入門的存在のCクラスは過去のものとなりつつあり、中古車需要はますます増加しています。
年式やグレード、価格など幅広い選択肢の中で、今購入するなら狙い目は先代W205型。
現行とほとんど違わぬ走行性や高級感、安全性を備えているので、中古車でも満足のいく買い物となるでしょう。
また、W204型は数が限られていますが、タイミング次第では好物件に出会える可能性もあります。
本記事を参考に、Cクラスをお得に上手に購入してみてはいかがでしょうか?
そんな中、Firstはベンツをはじめとする外車・高級車を専門に買取及び販売を行っております。
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お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。