はじめに

皆さま、こんにちは！

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

車を買い替えるタイミングについて、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

車が高く売れるうちに買い替える、壊れたら買い替える、あるいは好みの車に出会ったらという方もいるでしょう。

最近は以前と比べて車の耐久性が向上していることもあり、長く乗れば乗るほど買い替えのタイミングは分かりにくくなってしまうものですよね。

しかし、タイミングを読み違えると損をしてしまう可能性があるのも事実。

賢くお得に車に乗り続けるためには、自分なりの目安と合わせて平均的にどのくらいで買い替えるのがベストなのかも知っておくのが重要です。

最新のデータで示された車買い替え平均年数は「約9年」。

今回は、なぜ多くの方がこの年数で車を買い替えるのか？その理由とおすすめしたい4つの買い替えタイミングについて徹底解説いたします。

ぜひ参考にしてみてくださいね！

それでは早速、車の買い替え平均年数について詳しく見ていきましょう。

車の買い替え平均年数は約9年！

車の買い替えは、平均すると7～9年目のタイミングで行う方が多いようです。

一般財団法人自動車検査登録協会「平均車齢」の資料（令和2年）によると、一般的な乗用車の買い替えは平均で「9.03年」となっています。

前年比で0.19年延びており、30年連続で高齢化するとともに28年連続で過去最高を記録。

すなわち車の長期使用化は定着しており、今後もさらに進んでいくと考えられるでしょう。

また、車種別では普通自動車が「8.51年」と前年比で0.17年、小型乗用車は「9.59年」で同0.22年延びており、車体の大きさに関係なく平均買い替え年数は延びています。

ではなぜ、車の平均買い替えスパンは年々長くなっているのでしょうか？

このタイミングで車を買い替える方が多い理由にも繋がるので、次のところで解説していきます。

車の買い替えスパンが長くなっている理由 

下記の資料によると、統計を取り始めた昭和53年（1978年）の平均車齢は「4.03年」。

つまり、令和4年の「9.03年」と比べると半分以下であることが分かります。

その後、車の買い替え平均年数は1990年代を境に急激に伸びていきます。

これには次の2つの理由があると考えられるでしょう。

• 高度経済成長に合わせて車の性能がアップし、長寿命化
• バブル崩壊

1990年代は、高度経済成長に合わせて国内メーカーの技術力が向上した時代です。

この頃から車の性能は飛躍的に上がり、長く安心して乗れるようになりました。

その後、日本経済はバブル崩壊を迎えます。

バルブ景気の頃は頻繁に車を買い替える人が多かったのですが、不況になるとともにそうした人も減少しました。

これらの理由から多くの人が長く同じ車に乗り続けるようになり、平均年数が延びたのです。

また、新車購入から９年目は４回目の車検に当たる年ですが、そのタイミングで車を手放す方が非常に多いことも買い替え平均年数に大きく関係しています。

新車購入から４回目の車検前に買い替える方が多い

車買い替えは「高く売れるうちに売る」のが鉄則ですが、4回目の車検、すなわち新車購入から9年目に到達する前のタイミングが高価買取の最後のチャンスと言えます。

その大きな要因としては、走行距離が10万ｋｍの大台に乗ることが挙げられるでしょう。

車の買取価格を決める要素の中でも大きなウェイトを占めているのが走行距離ですが、10万ｋｍを超えると中古車の価値は急落します。

車の平均走行距離は「1年1万ｋｍ」、9年では9万ｋｍが目安。

ちょうど買い替え平均年数になる頃に10万ｋｍを超えるかどうかという車が多くなりますね。

10万ｋｍを超えると買取価格はほとんど期待できず、買い替えが難しくなってしまうでしょう。

車検費用をかけてもこのような状況に陥ってしまうリスクから買い替えをする方が多く、車買い替え平均年数に影響を及ぼしています。

ただし、車種によっては走行距離１０万ｋｍを超えても高く売れる可能性もあります。

ですので、あくまでもひとつの目安として捉えておくようにしましょう。

どうしても決断が難しいという方は、次の章でご紹介するより具体的な買い替えの目安を参考にしてみてはいかがでしょうか。

平均年数以外にもある！車買い替えおすすめのタイミング４つ

平均年数を目安にする以外にも、おすすめしたい車買い替えタイミングがあります。

• 車の修理費用が高額になる時
• 新しいモデルの発売前
• 税金が高くなるタイミング
• ライフスタイルが変わる時

それぞれ詳しく見ていきましょう。

• 車の修理費用が高額になる時

車の平均買い替え年数に当たらなくとも、事故や故障などで修理費用が高くなる時は車買い替えの目安となります。

使用頻度や運転の仕方によりますが、車は必ず経年劣化し故障が多くなってきます。

修理する回数が増えてきて「車を買い替えた方がコストが抑えられる」と感じたタイミングを見逃さないようにしましょう。

特に、10年10万ｋｍを迎えた車は要注意です。

この場合メーカー保証が既に切れた状態でエンジン関係の消耗品やパーツが交換時期を迎えるため、数十万単位の費用負担もあり得ます。

そうした場合は、多額の修理代を何度も支払うより買い替えを検討した方がベターでしょう。

• 新しいモデルの発売前

今乗っている車がモデルチェンジを迎え新型モデルが出る時も、買い替えのタイミングにおすすめです。

マイナーチェンジでも多少の値動きはありますが、フルモデルチェンジは買取価格をより大きく左右する要因となります。

フルモデルチェンジ後に新型車が発売されるとそれ以前のモデルは旧型となるため、中古車市場での価値は急激に下落してしまうからです。

よって、メーカーから出される最新情報を注視しつつ新型モデルが発表される前に車を買い替えれば、高価買取が実現しやすくなるでしょう。

• 税金が高くなるタイミング

毎年支払っている自動車税ですが、長く乗る場合でも新車登録から１３年が経過する前には買い替えるのがおすすめです。

なぜなら、新車登録から１３年が経つと自動車税が増税されるからです。

排気量	通常税額	１３年以上経過
～1.0L	10,800円	12,900円
～1.5L	29,500円	33,900円
～2.0L	34,500円	39,600円
～2.5L	39,500円	45,400円
～3.0L	45,000円	51,700円
～3.5L	51,000円	58,600円
～4.0L	58,000円	66,700円

上記はガソリン車の自動車税の変動を表したもので、13年以上経過した車は最大15％も増税。それに伴い重量税も増税となり、最大39％も高くなります。

また、税金面で優遇されている軽自動車ほど増税の割合が大きく、13年以上で自動車税が20％、ディーゼル車であれば11年以上で税額が15％それぞれアップします。

軽自動車

新車登録年月	新車登録から13年未満	新車登録から13年以上
平成27年3月31日以前	7,200円	12,900円
平成27年4月1日以降	10,800円	12,900円

古くなった車はメンテナンス費用の負担が増えるだけでなく、増税によってさらに出費がかさみます。

そのため、絶対に買い替えたくない理由がない限り、ここで買い替えないと損になるでしょう。

• ライフスタイルが変わる時

車の平均買い替え年数ではなく、ライフスタイルの変化によって新しい車への買い替えを検討するのも一つの方法です。

車に乗る頻度、人数、載せるものが変われば、利便性が良いと感じる車は変わります。

【ライフスタイルが変化する時】

• 子どもが生まれた
• 子どもの成長、独立
• 就職、転勤での引っ越しなど

例えば、子どもが生まれたら車内が広々としたSUVやミニバンでの買い替えが選択肢に入ってくるでしょう。

また、引っ越しや職場環境が変わって通勤距離が長くなると、燃費のよい車に買い替えるメリットが大きくなります。

同じ距離を移動するにしても毎月の維持費が安いに越したことはありません。

いずれにしても、車の状態だけではなく今の自分のライフスタイルを基準に車選びをすると、コスパがよくお得と感じられる車に出会えるはずです。

さて、このようなタイミングで車の買い替えを検討し始めたなら、できるだけスムーズにかつ後悔しないように進めていきたいところです。

続いて車を買い替える際に押さえておきたいポイントを詳しく解説していきますので、事前に確認しておきましょう！

車の買い替え前にやっておくべきこと 

ローンの残債を確認する

今乗っている車をローンで購入しているなら、残債の有無や額についてあらかじめ確認しておきましょう。

ローン残債がある場合は、残っているローンの返済についても考えなくてはなりません。

残っているローンを全て返す前提でないとそもそも車の買い替えはできないため注意が必要です。

とはいえ、車の売却額をそのままローンの返済に充てることも可能なので、必要な手続きや手数料に関しては買取店に相談するとよいでしょう。

納車と売却のタイミングに注意する

新車に買い替える場合、納車までに想像以上に時間がかかることがあります。

特に、最近は半導体不足やコロナ禍の影響で新車の納車に大幅な遅れが出ており、車種によっては数年単位で待つケースも少なくありません。

ですので、車を買い替えることが決まっているのであれば、余裕を持って販売店にアプローチしておくことをおすすめします。

また、売却と購入を異なる店舗で行う場合、車の引き渡しと納車のタイミングによっては車の無い期間が発生してしまう可能性があります。

そうならないためにも、スケジュール調整は綿密にそして早めに行うようにしてくださいね。

保険の切り替え

車を買い替える時に忘れてはならないのが任意保険の切り替えです。

加入義務がある自賠責保険に関する手続きは売却先や購入先に一任することができますが、任意保険に関しては自分で行う必要があります。

【車両入替手続きの流れ】

1. 新しい車の納車日を決める
2. 新しい車の車検証（コピー）を準備する
3. 保険会社に書類を郵送もしくはインターネットで登録する

なお、手続きは新しい車が納車される前に行う必要があるので注意しましょう。

車買い替えに悩んだら、まずは専門家に相談してみよう！

ここまで解説してきたように、車を買い替える時期は人それぞれであり、最終的には個人が決めることです。

とはいっても、多くの情報が飛び交う車業界。

その中から確かな情報を得てお得に車を買い替えるのは意外と難しいかもしれません。

そこで頼りになるのが中古車に詳しい専門家、すなわち中古車販売店のスタッフです。

中古車の売り買いだけでなく、カーライフ全般に関する相談にも乗ってくれますよ。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでもご相談を受け付けておりますので、気軽にお問い合わせください。

おわりに

今回は、車の平均買い替え年数が「９年」である理由とおすすめしたい4つの買い替えタイミングについて徹底解説してきました。

いかがでしたでしょうか？

車の耐久性が延びたことやバブル崩壊後に車を長期保有する方が増えたことなどによって、車の平均買い替え年数は「9.03年」まで長くなっています。

また、平均買い替え年数から考える目安としては、4回目の車検前が一般的とされています。

ただし、漫然と長く一台の車に乗り続けていると思わぬところで損をしてしまう可能性があるので、買い替えのタイミングは見極める必要があるでしょう。

車買い替え年数について、「ここなら絶対にお得！」と一概には断言できかねますが、

• 故障が多くなる
• 税金が上がる
• 新型モデルが発売される
• ライフスタイルが変わる

などといった節目を機に、買い替えを検討するのがおすすめです。

車の買い替えは多くの方にとって一大事ですので、目安を知ってもどの時期に買い替えるのがベストなのか悩んでしまうこともあるでしょう。

そんな時は、専門家である中古車買取店に相談してみてはいかがでしょうか？

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、「カーライフパートナー」をモットーに、お客様の車に関する様々な疑問や質問に丁寧にお答えしています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。