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【カーローン基礎編】自動車ローンってどうやって選べばいいの?基礎知識から金利別シミュレーションまでまとめて解説します!

2022 / 9 / 2 (Fri)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

車を購入する際、支払方法のひとつとして自動車ローン(カーローン)を使う人が増えているのをご存じでしょうか?

自動車ローンは自家用乗用車の購入に使える専用ローンのことを指します。

自動車ローンについて、実は種類によりますが車の購入以外でも、車に関する用途であれば利用できることがあります。

現在、マイカーローンを扱う機関は数多くありますが、それぞれ金利なども異なるためどこでどのようにローンを組むかによって、後々返済額に大きな差が出ることもある。

そのため自身の状況に合った自動車ローンを見つけるには、ローン別の特徴や、返済プランの立て方も踏まえて返済額を比較することがとても大切です。

そこで今回は、自動車ローンの基礎知識や金利計算の方法、実際にローンを組んだ場合のシミュレーションなどもご紹介します。

自動車ローンの選び方や注意点もまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

それではさっそく、自動車ローンについての基礎知識から見ていきましょう。

自動車ローンは大きく分けて3種類ある

自動車ローンは銀行のマイカーローン、ディーラーローン、自社ローンの3種類に大きく分けられ、それぞれ金利相場が異なります。

まずは、自動車ローンの種類別にそれぞれの金利相場や特徴を確認してみましょう。

【銀行の自動車ローン】

銀行などの金融機関が提供する自動車ローンです。

金利相場は1~2%と、3種類ある自動車ローンの中では比較的低いものが多くなっています。

ただし、利息を抑えやすい分、審査の難易度もきびしい傾向にあるため注意が必要です。

また、審査結果が出るまでに数日から1週間かかることもあるため、早く車を購入したい場合は時間に余裕をもって申込む必要があります。

【ディーラーローン】

ディーラーローンは、ディーラーの提携先の信販会社と契約を結ぶことをいいます。

金利相場は4~8 %と銀行のマイカーローンよりも高めですが、その分、審査は比較的通りやすいです。

審査は車の購入手続きと同時に申込めることが大半のため、結果も短時間で出ることが多いのがメリット。

中には、当日に審査結果がわかるディーラーもあります。

【自社ローン】

自社ローンとは、おもに中古車販売店が独自に提供する自動車ローンのことです。

この場合、金銭の貸付けではないため金利は0%で利用することができます。

ただし、一般的な自社ローンは金利相当分の手数料が車両本体価格に上乗せされるため、支払総額がほかの自動車ローンと同等、もしくは高額になりやすいという注意点もあります。

自社ローンの審査は販売店独自の基準で行われるため、自動車ローンの中では特に難易度が低いといえるでしょう。

ディーラーローンと同様に即日で結果がわかる販売店もあります。

このように自動車ローンはそれぞれの種類によって借り入れの条件や金利も違うため、金利や審査の速さなど、自分が何を優先したいかに応じて選ぶことが大切です。

では次に、自動車ローンの金利のしくみについて、より詳しく解説していきます。

自動車ローンには変動金利型と固定金利型がある

住宅ローンなどと同じように、自動車ローンには「変動金利型」と「固定金利型」の2種類の金利タイプがあります。

「変動金利型」は経済情勢により金利が変わり、「固定金利型」はローンの完済時まで金利が固定されている、ということが大きな違いです。

どちらの金利タイプもメリットとデメリットがあるので、安定性やリスクなどを考えたうえで選ぶことが大切です。

ここでは、金利タイプの詳細と選び方を見ていきます。

《変動金利型とは》

経済情勢や金利の動向により、利率が変動する金利です。

固定金利に比べ、利率が低く設定されていることが特徴であり、不景気の時は金利が低くなるため、ローン返済の負担が軽減されることがメリット。

ただし、好景気になると金利が上がってしまうため、想定以上の返済額になってしまったり、固定金利よりも総返済額が増える可能性があります。

繰上返済などで早めにローンの返済ができる方は、変動金利型がおススメです。

《固定金利型とは》

変動金利型と違って経済状況による影響がなく、ローン契約時に設定した利率が完済時まで変わらない金利です。

好景気で金利が上がっても返済額が変わらないことがメリットとなります。

変動金利型と比べると利率が高く設定されているため、不景気により低金利となっても、高金利設定のまま返済し続けなければなりません。

ただ、ローンの返済額が決まっていることで、お金の管理はしやすくなります。

返済期間をあらかじめ決めている場合や、長期返済の場合は固定金利型を選ぶと安心です。

基本的に銀行系のマイカーローンは変動金利、ディーラーローンは固定金利を採用しています。

低金利の現在は、金利の面だけで考えれば銀行系のローンの方が返済額負担が少ないと考えられるでしょう。

また、ディーラーローンは新車と中古車で金利が異なることがあります。

借り入れ先やローンの利用条件などにより詳細な利率は異なるので、車を買う前に複数のローンで返済額のシミュレーションをしてみるのがおすすめです。

それでは、自動車ローンの返済額や利息は具体的にいくらになるのでしょうか?

金利別にシミュレーションする前に、まずは金利計算をするためにあらかじめ決めておくべきポイントをお伝えします。

自動車ローンの金利シミュレーション前に決めておくこと

自動車ローンの金利を計算する際は、まず借入額、借入先、返済期間の3つを最低限決めておく必要があります。

また、返済方法も決めておくとより詳しく返済シミュレーションを行うことができるため、併せて確認しておきましょう。

借入額

借入額は、「返済負担率」を目安に決めましょう。

返済負担率とは年収に対するローンの年間返済額の割合のことで、金融機関によっても変わりますが、一般的には25~35%が目安とされています。

なお、返済負担率は自動車ローンだけでなく、住宅ローンなどのほかの借入れも含めて算出する必要があることは覚えておいて下さい。

借入先

借入先を決めて、適用される金利も確認しましょう。

金利相場や実際の金利は、銀行のマイカーローンなのかディーラーローンなのかだけでなく、ローン商品によっても異なります。

自動車ローン種類ごとのメリット・デメリットも把握した上で、借入先を決めることが大切です。

返済期間

返済期間や支払い回数は、自動車ローンを組む金融機関やディーラーごとに異なります。

一般的な返済期間と支払回数は、下記のとおりです。

  • 銀行のマイカーローン⇒6ヵ月以上10年以内や、1年以上10年以内としているところが多い
  • ディーラーローン⇒72回払い(6年)や84回払い(7年)を上限としており、支払回数で表記しているケースが多い

 

自動車ローンは支払回数が多いほど毎月の返済額を抑えられますが、その分、返済期間が長くなり、利息総額も大きくなってしまいます。

毎月の返済額と、支払総額のバランスも踏まえて返済期間を決めましょう。

返済方法

自動車ローンの毎月の返済額は、元金に利息を上乗せした金額となります。

返済方法によって元金の減る速さや利息の割合が異なるため、返済方法も確認しておきましょう。

返済方法には、「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」があります。

《元利均等方式》

元金と利息の合計額が一定となるため、毎月同じ金額で返済していくことができます。

家計管理がしやすくなりますが、元金の減りが遅く、元金均等方式と比べると返済総額が高くなるというデメリットもある。

《元金均等方式》

元金が一定で、利息はローンの残高に応じて変わっていく返済方法です。

元金の減りが速く、元利均等方式よりも返済総額を抑えられるのですが、返済開始時の返済額が高くなる点には注意しましょう。

借入額、借入先、返済期間が決まったら、さっそくシミュレーションしてみましょう!

まずは計算方法を説明したのち、実際に車を購入したケースにあてはめてシミュレーションしていきます。

自動車ローン返済シミュレーション

自動車ローンの返済シミュレーションでは、利息総額、支払総額、月々の返済額の3つを計算します。

それぞれの計算方法は以下のとおりです。

〈自動車ローンの返済額の計算方法〉

求めたい返済額 計算方法
利息総額 借入額×金利×返済年数÷2
支払総額 借入額+利息総額
月々の返済額 (借入額+利息総額)÷支払回数

 

 

 

 

次はこの計算方法を使って、自動車ローンの返済額はいくらになるのか金利別にシミュレーションしていきましょう。

ホンダ「N BOX」金利別の返済シミュレーション

ここでは、ホンダ「N BOX」の「L」グレードを自動車ローンで購入し、返済期間を5年間とした場合を例に、金利が3%と5%の返済額をシミュレーションしていきましょう。

〈自動車ローンの購入条件〉

  • 車両本体価格:157万9,600円
  • 借入額:158万円
  • 頭金・ボーナス払い:なし
  • 返済期間(支払回数):5年間(60回払い)
  • 金利:3%と5%の場合でそれぞれ計算

〈金利3%・5%の場合の返済シミュレーション〉

金利 3%の場合 5%の場合
月々の返済額 28,390円 29,816円
支払総額 170万3,400円 178万8,960円
利息総額 12万3,400円 20万8,960円

金融広報中央委員会ホームページ『知るぽると』より

https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/sikin/menu/s_kariire.html

金利3%と5%いずれの場合も、月々の返済額は30,000円近いことがわかります。

しかし利息総額の差は約85,000円と大きな違いがありますね。

自動車ローンの返済シミュレーションサイトでは金利別の返済額も簡単に計算することができるため、返済額を知りたいときに活用することをおすすめします。

それでは最後に、自動車ローンをどのように選べばいいのか?

ローン選びのポイントと注意点を見ておきましょう。

自動車ローンを賢く選ぶためのポイントと注意点

前章まではローンの種類や金利などから、それぞれのマイカーローンの特長を見てきました。

ここからは、どのようなことに注意してローンを選ぶと良いかを解説していきます。

金利の利率で選ぶなら銀行などの金融機関のマイカーローン、手続きや契約をスムーズに済ませるならディーラーローンや残価設定型ローンが良いと言えます。

そんな中、マイカーローンを賢く選ぶなら下記の3点もあわせて考慮しましょう。

数社から見積もりをとって比較する

マイカーローンを選ぶときのポイントは、複数のローンの見積もりをとり、総返済額を比較することです。

ローンを組む際、月々の返済額に目がいきがちですが、月々の返済額が安くても、返済期間が長くなれば支払う金額も増えていきます。

総返済額を比較することで、金利によってどのくらいの差が生じるのかがよく分かるからです。

すでに口座のある金融機関でローンを組んだ場合、金利が優遇されるケースもあります。

まずは取引のある金融機関へ相談し、他のマイカーローンと総返済額を比較してみるのがおススメです。

無理のない返済額か確認する

マイカーローンを新規で組む場合、月々の支出が急に増えることになります。

マイカーローンは「頭金以外をローンで返済する場合」と「全額ローンを組む場合」があります。

特に全額ローンで返済する場合は、借入額が大きくなるので、無理のない返済額か、返済期間はいつまでかなど、内容をきちんと確認してからローンを組むことが大事です。

金利以外の手数料にも注意する

車を購入するときは、車の購入費だけでなく事務手数料や保証料などの手数料がかかることはポイントです。

手数料はローンの借入先によって金額が異なり、現金では払わずに後から借入金額に上乗せされることもあります。

そうすると、ローンの金利が比較的低く設定されている場合でも、車の購入費以外を借入額に加算したことで、金利が思った以上に高くついてしまう、といったケースもあります。

金利以外の各種手数料についても事前に確認するようにしましょう。

おわりに

今回は、自動車ローンの基礎知識から、金利の種類や返済方法、金利別の返済シミュレーションなどを解説しました。

ローンを利用すると決めた場合にはローン選びが非常に重要となります。

「なるべく金利負担を軽くしたい」「手間や審査の通りやすさを重視したい」など色々あるでしょう。

求める条件が人それぞれ異なるので、こちらも内容をしっかり把握してから契約するようにして下さい。

また、返済額を計算するときはいくつかのパターンの金利でシミュレーションしておくとよいでしょう。

どのような購入方法が自分に向いているのか迷っている方は、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にご相談ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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