車のローンがきつい!!そんな時はどうしたらいい?対処方法をまとめてみました!
2022 / 7 / 18 (Mon)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
近年、車を購入するにあたりローンを選択する人が増えていると言われています。
そんな中、、
「車のローンがきついけど、どうすればいいのか分からない」
「車のローンが支払えないかもしれない」
こんな悩みや不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
欲しい車を見つけて支払えると思って車のローンを組んだけれど、いざ支払いを続けているときついと感じてきた…
こういう人は実は少なくはありません。
返済がきつい場合、どうしたら良いのか悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、車のローンがきつい、または支払方法を見直したいと思った時に有効な対処方法やローンの組み直しについて、詳しく紹介しています。
車のローンに関わらず、お金のことについて人に相談するのはちょっと気が引けてしまう…
こういう人に対して今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それではさっそく、車のローンについて「きつい」と感じている人はどのくらいいるのか?
また各世帯の月々平均支払額など、各世帯のアンケート結果を見てみましょう。
車のローンがきついと感じている人は、なんと過半数以上!
カーリース業界大手の「定額カルモくん」を運営するナイル株式会社調べです。
2021年に自家用車を所有する全国の男女約8万人を対象に、車の購入方法や、支払いの実態について調査を実施しました。
その結果を簡単にまとめると以下の通り。
- 購入する車は新車が約6割、中古車が約4割
- 支払方法は一括購入が6割弱と最も多く、次にローンが約3割
- 月々の支払額は「1万円~2万円」が最も多い
- 車のローンの支払を「きつい」と感じている人が過半数
まず、所有する自家用車の購入は新車だったか中古車だったかを尋ねたところ、「新車」が64.3%、「中古車」が35.7%となりました。
新車と中古車の所有割合は、多くの地方で60%台が新車、30%台が中古車でした。
九州地方のみ中古車の割合が40%を超えています。
逆に新車率が高いのは近畿地方の68.3%、次いで中国地方の67.4%でした。
一方で、車の支払い方法については、57.9%が「一括購入」と回答。
分割払いをしている人は「ローン」(34.7%)と「カーリース」(2.9%)を合わせて37.6%でした。
そんな中、月々の支払金額については、「1万円~2万円未満」が32.3%でトップ。
2位は僅差で「2万円~3万円未満」(32.1%)、3位は「3万円~5万円未満」(22.3%)でした。
またその支払いについては、過半数の53.7%が家計的に「きつい」と回答しました。
車のローンがきついと感じている人は、やはり多いようですね。
では、その場合少しでも負担を減らすためにどのような対処をしたらよいのでしょうか?
車のローンがきつい時の対処方法5つ
車のローンがきついときは、放置せずにできるだけ早急に対処しましょう。
放っておいてもローンの返済金額が変わることはありません。
早めの対策を検討して実行していくことが、将来の大きなトラブルの防止につながります。
それでは、具体的にはどのように対処すればよいのでしょうか?
今回は5つの方法ご紹介します。
まずは生活費の見直し
収入を増やすには転職や、他の仕事との掛け持ちになってきますが、先に支出の費用を見直しましょう。
支出は大きく分けて「固定費」「変動費」の2つです。
《固定費とは》
- 住居費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
- 自動車関連費用など
固定費とは毎月必ず出費があるものを指します。
家計のなかでも、大半を占めているのがこの固定費ですから、少額でも見直すことで節約効果が出やすい支出になります。
特に、すぐに実行に移すことにできるのがスマホなどの通信費ですね。
プランや不要なオプション、サブスクリプションなどを見直し・解約してみてはいかがでしょうか?
次に変動費を見直します。
《変動費とは》
- 食費
- 日用品費
- 交通費
- 医療費
- お小遣いなど
毎月金額が変動するものを指します。
食費を削ったり、交通費を節約したりすると効果的です。
固定費より目に見えて節約ができる支出ですが、我慢が必要なため維持することが難しいと言われています。
ただし、予算を決めることによって意識的にも節約に繋がるので、1週間でも試してみてもいいかもしれませんね。
収入を増やす
生活費の見直しと同時に考えたいのが、収入を増やすことです。
車のローンが月に3万円だった場合、月に3万円収入が増えれば、家計への負担はありません。
副業をしたり、転職を検討したりして、収入アップを目指しましょう。
また、パートナーが専業主婦(主夫)やパートの家庭は、パートナーの働き方を見直すことで大幅な収入アップを図ることも可能です。
家事や育児とのバランスを考えながら、検討してみてください。
夫婦で働ける体制を整えるために、家族が協力し合うことも大切です。
ローンの借入先に相談する
家計を見直しても支払いがどうしても厳しい場合は、ローンを組んでいる会社に、今後の返済が厳しいことを相談してみるのも1つの手です。
黙って滞納するとローン会社の印象が悪くなり、車を引き上げられたり、一括返済を求められたりすることがあります。
さらには、信用情報に「滞納・延滞」などの記録が残ってしまうため、今後ローンを組む際に影響が出ます。
とはいえ、支払いが厳しいことを伝えるだけでは、車の売却をすすめられるでしょう。
そうならないように、なぜ返済が厳しいのかという理由と支払いが可能になる時期などもあわせて伝えることで、リスケジュールをしてくれることもあります。
一概にすべてのローン会社が応じてくれるわけではありませんが、ボーナス払いの中止や支払い回数を増やすなどリスケしてもらえる可能性もあります。
そうすることで、月々の返済額が減り負担も少なくなるため覚えておいて下さい。
ローンの借換えをする
車のローンを別の金融機関で借り換えることで、月々の返済額を減らせる可能性があります。
ただし、月々の返済額を減らすためには「今よりも金利の低いローンに借り換える」か「返済期間を今よりも延ばす」必要があるでしょう。
返済期間を延ばすと月々の負担は減らせますが、最終的に支払う総額は大きくなってしまいます。
シミュレーション結果などを確認した上で検討しましょう。
借換えについては、また後ほど詳しく解説していきますね。
車を売却する(最終手段)
最終手段として、車を売却して残債を整理するという方法もあります。
ローンの残高以上の金額で車を売ることができれば、支払い自体がなくなるため、家計状況を大きく改善できるでしょう。
一方で、売却額が残債を下回ると、車がないのに支払いが続くといった事態になりかねません。
また、売却後の移動手段の確保も必要です。慎重に検討しましょう。
基本的には今お伝えした対処方法を1から順番に実践していくことがおすすめです。
まずは家計のやりくりを見直してみて、それでは難しい場合以下のように実践して下さい。
- ローンの借入先に相談する
- 借り換える
- 売却する
ただし、売却は車がなくなってしまうことになります。
まずは、「ローンの借入先に相談する」「別の金融機関でローンの借換えをする」というローンの見直しで検討してみましょう。
元々ローンを組んでいる金融機関への相談は、すでに付き合いのある相手に対して相談できるというメリットがあります。
新たに契約を結ぶ必要がないため、その分手続きがスムーズですし、手間もかかりません。
一方で「返せない」と伝えるのが気まずい、ということもあるでしょう。
また、元々の金融機関が提示できる条件では、あまりメリットがないということもあります。
そのような場合は、別の金融機関での借換えを検討しましょう。
どちらにせよ、今ローンを組んでいる金融機関とのやりとりが発生します。
まずは今のローン会社に相談してみて、希望どおりの返答がもらえないようであれば他社での借換えを検討するのがおすすめです。
次の章では、車のローンがきつい場合の借換えについて、その手順やメリットについてさらにくわしく解説していきます。
車のローンがきつい場合の対処法「借換え」とは?
ローンの借換えとは、新しいローン会社でローンを組み直すことです。
金利が新しいローン会社のほうが安い場合は、数%の違いであっても最終的にかかる利息や支払い総額が大きく変わります。
金利が下がれば月々の返済額も下がるため、負担を軽減することが可能です。
さらに支払い期間を長く設定することで、毎月の返済額をより下げられるでしょう。
ただし、前の章でもお伝えしたようにローンの借換えをする場合には手数料がかかります。
金利だけで選ぶと最終的な支払い総額で損をしてしまう可能性もあるのです。
手数料などの諸経費を確認し、毎月の返済額と支払い総額をきちんと比較した上で借換えをするか判断することが重要ではないでしょうか。
ここでは念のために、借換えの手順を簡単にご紹介しておきますね。
【借換えの手順例】
- 借り換えたい金融機関を選んで、仮審査を申し込む
- 借換えを検討している旨を、現在ローンを組んでいる金融機関に伝える
- 借り換えたい金融機関で本審査を受ける
- 借換えを実行する
車のローンの借換えが効果的な理由とは?
ローンの借換えをしても「お金を借りている」という事実に変わりはありません。
返済期間や金利を見直すことで、月々の返済額を減らせる可能性があるのです。
ここからはローンの借換えが効果的な理由を3点、詳しく紹介します。
返済期間を延長できる
前述のとおり、ローンの借換えをすることで返済期間を延長できる可能性があります。
借入額が同じでも、返済期間が長くなればそれだけ1ヵ月あたりの返済額を少なくできるので、負担を軽減できるでしょう。
例)50万円(金利3%)を1年半で返す場合と3年で返す場合を比較
1年半……月々の返済額:28,442円、総支払額:511,959円
3年……月々の返済額:14,540円、総支払額:523,461円
上記のように、返済期間を延ばすと、月々の返済負担を大幅に抑えられます。
ただし、最終的な総支払額は高額になることは注意をしておいて下さい。
金利の見直しができる
今借りているローンよりも低い金利で借り換えることができれば、月の返済額は少なくなります。
少なくなるのですが、金利の見直しだけでは月の負担を大幅に減らすことはできません。
返済期間と併せて見直しをすることがベストだと思います。
車を保持したまま借り換えられる
カーローンの借換えは、車を保持したまま行うことができます。
移動手段を確保したまま、書面の手続きだけで完了できるため、不便を感じる心配はありません。
この点も、借換えの大きなメリットといえます。
このように、借換えは車のローンがきつい場合に効果的な面が多くあります。
ただし、だからといって安易に借換えを選択することはおすすめできません。
その理由も含め、借換えをする際の注意点についてあわせて見ておきましょう。
車のローンを借換えする場合に知っておくべき注意点
車のローンの借換えは、支払いがきつい時に効果的な手段です。
しかし、安易に「借換えをすれば大丈夫」と思い込むのは危険であり、借換えの注意点についても知っておいて下さい。
手数料等がかかる
借換えには、事務手数料や保証料、印紙代、振込代といったさまざまな費用がかかります。
支払いに困って借換えをする場合、手数料を現金支払いするのが難しい可能性もあるでしょう。
事前にいくらくらい必要なのか、確認をしておきましょう。
審査がある
ローンの借換えでは審査が必要ないと考える人もいるかもしれません。
しかし車のローンの借り換えをするときにも、新規での申し込みと同様に審査が必要です。
車のローンの借換えに申し込む際は、本人確認書類などの書類や借り換え対象の車の車検・借り換え対象の繰上げ返済金額がわかる書類などの提出が求められます。
もちろん審査に落ちることも考えられます。
ローンの借り換えをする場合は審査に通るようしっかりと対策をしておきましょう。
返済期間を延ばすと総支払額が増える
月々の返済額を大幅に減らしたい場合は、借換えで返済期間を延ばすのが効果的です。
しかしながら、返済期間を延ばせば、それだけ総支払額は大きくなってしまいます。
これは、借入期間が延びることで、その分利息が余計にかかってしまうためです。
借換えを考える際は、月々の返済額と総支払額のバランスを考えたうえで、じっくりと検討してみて下さい。
それでもやはり支払いがきつい…その場合は売却を検討しよう
ここまで、車のローンがきつい場合の対処法についてご紹介してきました。
先にお伝えしたローンの借換えや生活費の見直しなどをしても支払いが厳しいときには、車の売却をしましょう。
車を高く買い取ってもらえれば、そのお金を残債にあてられるため支払い負担が大幅に軽減します。
また車の維持費や燃料費などの支払いも不要になるため、収支の改善が期待できるでしょう。
車の売却を検討する場合には、所有者を確認することが大切です。
所有者が自分ではなく信販会社やメーカー、ディーラーになっている場合はローンをすべて返済しないと基本的には手放せません。
そのため車を手放したいときは、所有者になっている会社などに連絡をしてまずは相談をしましょう。
売却にあたっての必要書類なども所有権がついていない場合と異なるため、きちんと確認をしながら進めていくことが大切です。
おわりに
今回は、車のローンがきつい場合の対策・ローンの借り換えをするメリットや注意点などについて解説しました。
車のローンがきつい場合の対策はさまざまな方法がありますが、どうしても支払いが難しい場合には車を手放すしかないこともあります。
Firstでは、車を手放さなければならないときのご相談を受け付けています。
ローンについてわからないことがある場合も、どうぞお気軽にご相談くださいね。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、お客様のご希望に合わせた査定方法をご提案させていただきます。
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皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。