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車の出張査定時におけるトラブルは実は多いって本当?その実態を徹底解説していきます!

2022 / 4 / 15 (Fri)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつも FIRSTのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

春になり、車も心機一転買い替える方がいらっしゃるのではないでしょうか。

車の買い替えなどで今の車を売却する時には、まず査定をしてもらう必要があります。

そんな中、近年利用者が増えている「出張査定」についてご存知ですか?

査定には、店舗に車を直接持っていく「持ち込み査定」と、査定士に自宅まで来てもらう「出張査定」があります。

出張査定は店舗に持って行く手間が省けるため、時間を節約したい方にとってはありがたいですよね。

ただ一見便利な出張査定ですが、中にはトラブルが発生したケースも多く報告されているのです。

そこで今回は、出張査定におけるトラブルの実態について解説をしながら、出張査定トラブルの事例を詳しくまとめていきます。

出張査定を利用したトラブルを避けたい方はぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!

それではまずはじめに、出張査定について改めて確認していきましょう。

出張査定とは?

出張査定とは、プロの査定士が指定した場所において無料で査定を行ってくれるサービスです。

わざわざ買取店に出向かずに査定額を出してもらえることが、最大のメリットです。

査定の評価は持ち込み査定と出張査定どちらも同じ検査であるため、持ち込み、出張どちらを利用しても査定額に差が出ることはありません。

一方で、一括査定を利用した場合について、複数の業者に同じタイミングで出張査定してもらうこともできます。

それゆえに売却を検討している方にとっては、余計な時間や費用のかからない便利なサービスと言えるでしょう。

それでは次のところでは出張査定を利用にするにあたって、どのような流れで買取完了まで進むのかを見ていきます。

出張査定の流れ

ここからは出張査定の流れを順を追って見ていきたいと思います。

1.出張査定の予約

webや電話で査定の申し込みを行って下さい。

車の情報を入力し、それをもとにおおよその査定額を出してくれますので、その後本査定の予約を取ります。

複数の業者に同時査定してもらう場合には、各社とスケジュールを調整しながら予約を取ってください。

2.出張査定

事前に指定した日時に指定場所に査定士が訪問します。

そこで車を実際に見ながら、正確な査定額を算出してもらいますが、査定にかかる時間は30分から1時間程度です。

3.契約成立

提示された査定額に納得がいけば、その日のうちに契約成立となります。

交渉がうまくいかなかったり、業者に対して不信感がある場合には、出張査定してもらったとしてももちろん断ることは可能です。

4.車の引き渡し、売却額の入金

契約完了後に買取店に車を引き渡し、入金指定日に売却金額が振り込まれます。

ここまでが出張査定の一連の流れとなります。

スムーズに進めばメリットのある出張査定ですが、査定時から契約完了後まで様々な段階においてトラブルが起きる可能性があることは事実です。

ここからは、具体的にどんなトラブルが起こっているのか見ていきましょう。

車の出張査定におけるトラブル例と対処法

出張査定において、どんなトラブルがあるかを事前に知っておくだけでも、トラブルを回避できる場合があります。

具体的なトラブル例とその対処法をご紹介していきますので、出張査定を利用する前に目を通してみてくださいね!

契約するまで帰ってくれない

買取業者による強引な営業は、しばしば問題となっています。

「契約するまで帰らない」と何時間も居座り続け、無理矢理契約させられたというケースが、国民生活センターに多く寄せられています。

これについてはSNSや口コミサイトでもよく見られるトラブルです。

出張査定はあくまでも査定ですので、価格によっては契約しないという選択肢は当然あるはず。

それにも関わらず、業者はノルマの関係や出張査定にかかったコストの回収などのため、その日のうちに契約することをしつこく迫ってくる場合があります。

その時に利用者は「わざわざ自宅に出向いてもらった」という心理が働いたり、査定士と対面で断りづらいケースもある。

結果的に納得のいかない契約をしてしまうといったトラブルに繋がってしまうのです。

それについての対処法は以下の通りです。

  • 契約をしない場合はその旨をはっきりと伝える
  • 家族や友人に一緒に立ち会ってもらう
  • あまりにも強引でトラブルになりそうな場合には警察に相談する

 

売却に少しでも納得がいかなければ、まずははっきりと断ることが大切です。

断ることが苦手な方は、ひとりで査定を受けずに立ち合ってもらうことをおすすめします。

悪質業者に脅迫されたなど最悪の場合は、警察を呼んで対応してもらうようにしてください。

談合の可能性がある

特に一括査定サイトを利用する際に注意が必要なのですが、複数の業者に一緒に出張査定をしてもらう「相見積もり」において、談合が行われる可能性があります。

車買取における談合は、買取業者間で事前に買取額を相談しあい、意図的に安く買い取るというものです。

複数の業者に同時に査定してもらうことのメリットは、時間を節約できること、または見積もりを比較してより高く売却できること。

しかしながら、その同時査定を逆手にとって談合が行われるケースがあります。

その結果として、相場よりも低い価格で売却することになり、不利益を被ってしまうのです。

結局のところ、同じ地域の査定員は繋がりがあるため、買取価格を打ち合わせることが可能で、買取を順番に回せるように調整もできてしまう。

それを回避するための対処法としては以下です。

  • 同時刻によばない
  • 同時刻に行う場合は、査定額を一斉に出してもらう方法にする
  • 予約時に他社名を出さない
  • さまざまな規模の業者を呼ぶ
  • 希望価格は高めに伝える

 

業者を同時刻に呼ばないことで、査定の際に談合できないようにしましょう。

とはいえ、時間がない方は同日同時刻に依頼したいかもしれないですよね。

その際には、まず予約する時に一緒に査定をお願いする業者名を出さないでおきましょう。

そして、大手から中小さまざまな業者を呼び、業者間の繋がりを薄くすることもおすすめです。

また、前もって価格を下げられないように希望価格は高めに伝えておくことも大事。

相談の機会を無くすため、査定額は一斉に提示してもらうとよいかもしれませんね。

後から査定額の減額を求められる

出張査定が終わり、納得のいく査定額で契約したにも関わらず、車を引き渡した後に査定額が減額されるトラブルがあります。

再査定を行い、出張査定時にはわからなかった傷や凹み、または修復歴が見つかったなどの理由から減額の受け入れを求められるためです。

もちろん、査定を受ける時には故障や傷などは正直に伝えるのが大前提ですが、業者側が一方的に価格を変更してしまうケースも少なくありません。

ただこれについては査定時に気づくことができなかった業者の落ち度とされるので、基本的にこのタイミングでの減額に応じる必要はありません。

しかしながら、もしも契約書に「再査定で傷や凹みなどの故障が見つかった場合減額に応じる」との旨が記載されていたら話は別です。

なおかつそれにサインをしてしまっていたら、減額に応じなければなりません。

そういった不利益を被らないための対処法は以下です。

  • 最初の査定時に傷など全ての懸念点を一緒に確認しておく
  • 契約書は細かく目を通す
  • 国民生活センターの窓口に相談する

 

まずはトラブル発生の可能性を低くするために、懸念点はあらかじめ伝えて確認しておきましょう。

再査定について契約書に記載があるので、よく目を通した上でサインをするようにしてください。

トラブルが起きてしまった時には、国民生活センターへ相談して対応についてアドバイスをもらいましょう。

高額なキャンセル料を請求される

強引に契約させられたり、査定額の減額に納得できないなどの理由から契約の解除を申し出たら、高額のキャンセル料を請求されたケースがあります。

車買取では、契約後のキャンセルは不可となっていることが多いです。

よって、キャンセル料の支払いは必要ではあるのですが、法外に高額なためにキャンセルができず泣き寝入りしてしまう方もいるようです。

一方で、消費者契約法では「平均的な損害額を超える部分の請求は無効」とされています。

そのため、契約書に「キャンセル料一律10万」などと記載があったとしても、実害以上の支払いはする必要はありません。

このような決まりがあるため、冷静になり以下のような対処法を実践してみて下さい

  • 契約書のキャンセル規定を契約前に確認する
  • キャンセルによって発生した損害の内訳を説明してもらう

 

キャンセル料についての記載が契約書には必ずあるので、契約前に確認してください。

この時にあまりに高額なキャンセル料が設定されていたら、契約は避けたほうが良いでしょう。

また、キャンセル料を請求されたら、実際に業者が受けた損害について内訳を出してもらい、実害以上の支払いは断ることができることを覚えておいて下さい。

さて、ここまで説明をしてきたように、出張査定ではさまざまなトラブルが起こりやすくなっています。

このようなトラブルは起きないように注意していても、避けられないこともあるのです。

そのためにも、買取業者の選び方と売り主の権利について知っておくことが大切です。

ここからは、その二点についてまとめていきます。

買取業者の選び方

数多い買取業者の中から、信頼のおける業者を選ぶためのポイントがあります。

口コミ評価が高い

実際に利用したユーザーからの口コミ評価を参考にしましょう。

評判のよい業者にはそれなりの理由があります。

自分が業者に求めることを明確にし、そこに強みのある業者を選ぶとよい取引に繋がります。

極端に評価が低かったり、評価件数が少なすぎる業者は避けたほうが無難です。

豊富な買取実績のある業者

多くの買取業者がホームページに買取実績を掲載しています。

買取実績が多いということは、その業者を選んだユーザーが多いということですので、安心して利用することが出来るのです。

また過去の買取事例が細かく載っていれば、それらを公表できるクリーンな企業である表れでもあります。

そのためにも利用前に必ず買取事例をチェックするようにして下さい。

JPUC加盟業者

JPUCは一般財団法人日本自動車購入協会のことで、車買取業界の健全化を図る活動をしています。

JPUCでは、買取に関して売り主を保護するための厳しいルールがあり、加盟店はそれを遵守しなければなりません。

例えば、再査定やキャンセルペナルティーは禁止されています。

万が一加盟店とトラブルが起きた場合には、JPUCが仲裁役として間に入り、トラブル解決の手助けをしてくれるのです。

優良企業が加盟しているので、JPUC加盟業者を選べばトラブルが起こる可能性を低くすることができることを覚えておいて下さい。

それで次のところでユーザーの権利についてお話をしていきます。

ユーザー(売り主)の権利について

クーリングオフはできるのか?

出張査定でよく見られるトラブルで、「後からクーリングオフができるからとりあえず契約してください」という強引な営業があります。

そんな営業に負けてしまい契約をしてしまったとします。

でも、やはり納得ができず契約後にクーリングオフをしようとしたら、できなかったというケースがかなり多いです。

結論から言うと、車買取においてクーリングオフは利用することができません!

クーリングオフは、一度完了した契約を一定期間内であれば解約できるという、消費者を守るための制度です。

そんなクーリングオフですが、車買取では車を売る側になるので適用外となってしまう。

すなわち業者側の口車にのせられて一旦契約をしてしまうと、その後トラブルになるリスクを抱えてしまうのです。

それを避けるためにも、契約書の必要事項全て確認するまではサインをしないことを心に留めておいてください。

おわりに

今回の記事では、出張査定におけるトラブルの実態やトラブルの対処法などについて広く解説してきました。

いかがでしたでしょうか?

出張査定では、前もって対策しておけば防ぐことのできるトラブルが多くあります。

基本的なことですが、どんなトラブルの予防にも役立つのが、契約書をくまなく確認することです。

売り手である自分を守るために、契約前に必ず目を通すようにしましょう。

また、トラブルを回避するために、安心して利用できる買取業者を選ぶコツを押さえておきたいですね。

出張査定は賢く利用すれば、非常に便利な査定方法です。

信頼できる業者に依頼して、よりよい車の売却を実現しましょう!

そんな中、Firstでは、お客様が喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。

そのため車を査定に出してみようかな?と思われた方はぜひFirstまでお気軽にお問い合わせください。

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みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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