ベンツの中古車は買ってはいけないって本当⁉購入前に知りたい注意点とおすすめ車種を徹底解説いたします!
2024 / 5 / 2 (Thu)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜という所に店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、高級車メーカーとして広く認識されているメルセデス・ベンツ。世界中で愛されてきたモデルが多く、その性能や質感はさすがの一言です。
そんなベンツも、中古車なら予算内で十分狙えるモデルがあることをご存知でしょうか?
新車だとなかなか手が出ないという方も購入できるとあって、絶えず人気を集めています。
ただ、「ベンツの中古車は買ってはいけない」という声もちらほら。
確かに中古車ならではの注意点はあり、購入前に知っておくことでよりよい車選びができるでしょう。
今回の記事では、中古ベンツのデメリットや避けるべきケース、購入時のポイントを解説し、おすすめの中古車を厳選してご紹介いたします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでは早速、ベンツの中古車が買ってはいけないと言われる理由から見ていきましょう。
中古のベンツは買ってはいけない⁉その理由やリスクを解説
維持費が高額になりやすい
そもそも外車は故障時の修理費用が割高になる傾向にあります。
部品の輸入費用が上乗せされることや修理工賃が高めに設定されているからです。
中古だと大幅に価格が下がっている車もあるので見落としがちですが、高級車であるベンツは部品代、修理費用ともにさらに高額なケースがほとんど。
加えて、日々のメンテナンス費用も一般的な車の約2.5倍と大きな負担になるでしょう。
このことを把握していないと思わぬ維持費が家計を圧迫してしまうため、安さだけで中古ベンツを買ってはいけないと言われています。
中古ベンツを購入するなら、十分な資金計画を立て、予期せぬ出費に備えておくことが重要です。
劣化リスクがある
高品質な車として知られるベンツも、中古車になると使用年数や走行距離によって部品の劣化や性能の低下が見られるケースがあります。
環境による劣化
ベンツが製造されるドイツとの環境の違いから、部品の劣化スピードが早まる可能性。
日本の道路環境はストップ&ゴーを繰り返すことが多く、車への負担は大きくなります。
主要部品の劣化
中古ベンツではエンジンやトランスミッションなどの主要部品で大きな修理が必要となることも。その場合の修理費用は、数十万~数百万円にも上ることがあります。
これらのリスクを理解せずに購入すると、すぐに修理が必要になったりトラブルが頻発したりする可能性が高まることから、中古のベンツは買ってはいけないという声があるのです。
また、ベンツの新車保証「メルセデス・ケア」は、新車から3年以内の中古車であれば内容を継承できますが、それ以降は自己負担となります。
このような点も考慮して中古ベンツは購入する必要があるため、特に外車初心者の方にはハードルが高いとされているのかもしれません。
さらに、ベンツの中古車の中には絶対に避けるべきとされるものも。
次のような特徴がある車には要注意なので、購入前に必ずチェックしておきましょう。
買ってはいけない中古ベンツの特徴
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まず、ベンツであっても修復歴がある車は買ってはいけないのが基本。
このような車はフレームやシャシーに歪みが生じている可能性があり、走行性に影響を及ぼします。
安全性が損なわれている上に出費もかさみ、最悪の場合購入後すぐに買い替える必要があるので、購入は見送りましょう。
また、車検証上の色と実際の車体の色が異なる場合、事故修復や塗装の変更が行われた可能性が考えられます。
違和感があったら、スタッフに状態や事故履歴の確認を行ってください。
さらに、過度なカスタマイズがなされた車は、元の性能や安全性が担保できないリスクがあります。
特にエンジンやサスペンションの大きな改造が行われている中古ベンツには注意が必要です。
これらの特徴を持つベンツの中古車は、将来的にトラブルを起こす可能性が高いため、購入は避けた方がよいでしょう。
とはいえ、ベンツの中古車は手が届きやすい価格や選択肢の多さ、安全性の高さから非常に人気があり、販売台数も圧倒的です。
では、実際の購入時にはどんなポイントを押さえれば失敗がないのでしょうか?
ベンツの中古車は選び方が重要!ポイントを解説
【中古ベンツ 選び方のポイント】
中古相場の確認は必須 整備記録簿付き高年式&ワンオーナーがおすすめ 保証の有無 超高級モデルの低年式車は慎重に検討を |
中古相場の確認は必須
ベンツの中古車相場より極端に安価な車両には、何らかの理由が隠されている可能性があります。
特に修復歴車や水没車が伏せてある場合、いつどのような形で不具合が起こるか分からず非常に危険です。
中古ベンツが安いと魅力に感じますが、安全に乗れなかったり、安く買って修理代に大金がかかったりしては本末転倒。
購入前に中古車検索サイトを利用して、おおよその相場を把握するようにしましょう。
整備記録簿付き高年式&ワンオーナーがおすすめ
整備記録簿は、これまでどのようなメンテナンスを受けてきたかを記載するものです。
以前のオーナがベンツをどう扱ってきたかが分かる物なので、この記録簿が無いものは選択肢からはずすのがベター。
定期点検や消耗品の交換がきちんと行われていれば、後々の故障リスクが低い車と判断できます。
また、中古ベンツはワンオーナー車の方が状態が見極めやすいというメリットがあります。
ワンオーナー車でなおかつメンテナンスが行き届いていれば、多少走行距離が長く、年式が古くても安心して乗ることができるでしょう。
保証の有無
中古ベンツを購入する際は、信頼できる販売店選びとともに保証内容の充実度についても確認しておきましょう。
中古車の故障リスクを考えると、保証のない車は絶対にNG。
具体的な保証内容は販売店によって異なり、ベンツの認定中古車であれば2年前後が平均です。
将来的に長く乗る予定のある方は、ある程度余裕のある期間設定のものを選ぶのがベストでしょう。
超高級モデルの低年式車は慎重に検討を
ベンツの高級クラスは、中古車になるとぐっとお買い得感が出てきます。
例えば、ベンツのフラッグシップセダンSクラスの最上位グレードは新車価格が2000万円を超えますが、中古だとその3割程度の価格です。
しかし、そんな憧れの超高級モデルはちょっとした修理でも超高額に。
流通数が少ないためにパーツ在庫が限られており、時間がかかってしまう可能性もあるでしょう。
また、現行モデルはISG搭載を搭載していますが、こちらはまだまだ発展途上のシステムであり単に新しいからという理由だけで購入すると負担になるかもしれません。
果たして自身の乗り方やカーライフにあっているか、きちんと見極めたいところです。
さて、ここまでは中古ベンツを買ってはいけない理由や購入時の注意点などを詳しく解説してきました。
新車以上に様々なリスクを把握する必要がある一方で、車種・状態ともに幅広い選択肢を持つ中古ベンツ。
中古の外車ビギナーから往年のベンツファンまで、コスパよくニーズや好みに合った一台を見つけられるのは大きな魅力です。
では、ここからはそんな中古ベンツを買うなら一押しのおすすめ車種をご紹介していきますので、車選びの参考にしてくださいね!
おすすめのベンツ中古車をご紹介
Cクラス
高級感と実用性を兼ね備えたベンツを代表するセダン「Cクラス」。
現行型は2021年にフルモデルチェンジした5代目で、クラストップの上質感とSクラスに匹敵する先進装備を搭載しています。
まだまだ流通量が少なく、中古車価格も高めを維持しているため、先代の4代目が狙い目。
中でもおすすめはディーゼルエンジンを搭載した220d系で、スポーティーなルックスと装備で人気の220dアバンギャルドが一押しです。
年式では、2018年のマイナーチェンジ後のモデルがよいでしょう。
古さを感じさせない上に、改良後なので不具合も起こりにくくなっています。
現在、2019年式は新車価格の60%前後まで落ちてきており、55%以下で購入できればお買い得感があると言えるでしょう。
新車価格 | 654万円~ |
中古車価格帯 | 248~2240万円 |
GLC
ベンツGLCは、CクラスをベースにSUV化されたモデルです。
適度なサイズ感と使い勝手の良さを備えた都会派SUVとしてベストセラーを記録し、2023年のフルモデルチェンジで熟成を極めたGLC。
写真
安定感に満ちたフォルムと高い走破性は先代から引き継がれており、中古車も年式次第で大満足のコスパを発揮します。
そんな中、おすすめは2.2Lディーゼルエンジンを搭載した220d系。最大トルクは400Nmを誇り、車両重量が重いGLCとの相性は抜群です。
前期モデルの2018年式220d系の中古車価格は640万円~と、新車の50~60%ほど。
6年落ちなのでもう少し価格が落ちるとよいのですが、その分リセールにも期待できます。
短期での売却なら高値で売れるため、十分お値打ちと言えそうです。
一方、後期モデルの中古車価格はまだ下降傾向になく、買い時とは言い難いでしょう。
新車価格 | 858万円~ |
中古車価格帯 | 640~1080万円 |
EQC
ベンツ初のEVとして誕生したミドルサイズSUV「EQC」。
デザインは他のベンツと同様にシンプルかつシームレスで、SUVの逞しさと流麗さが調和する美しいフォルムが魅力です。
写真
EVデビュー作であるものの、走りは安定感があり、利便性や操作性も普通のエンジン車と変わらず非常に高い完成度を備えています。
また、大容量リチウムバッテリー(80kWh)によって、航続距離はWLTCモード400kmと長距離もなんのその。
そんな先進技術の塊であるEQCの価格が、だんだんと買いやすい所まで落ちてきました。
2020年式の中古車価格は670万円~820万円となっており、新車との価格差は半額ほどに。
次世代の車を中古で探している方は、検討してみてはいかがでしょうか。
新車価格 | 991万円~ |
中古車価格帯 | 398~838万円 |
ここまで解説したように、中古のベンツはきちんと選べば素敵なモデルをお得に購入することができます。
ベンツは認定中古車が展開されており一定の品質が担保されているので、そちらで探すのもひとつ。
より広い選択肢の中から好みの一台を探し出したいという方は、ぜひFirstまでご相談ください。
高品質な中古ベンツはFirstで!
中古車販売店は年式や車種の取り扱いが幅広い一方で、管理や保証については店舗によって大きく差が開くのが実情です。
そんな中、Firstは車選びから購入後まで万全のフォロー体制を敷いており、管理が行き届いた品質のよい外車が揃っているので、安心してご利用いただけます。
現在はメルセデスベンツ新型のW206シリーズやその下のW205など大人気のベンツCクラスを幅広く取り扱っています。
また、それ以外の外車についても取り揃えを強化しているところです。
流行り物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「ベンツの中古車は買ってはいけないって本当⁉購入前に知りたい注意点とおすすめ車種を徹底解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
中古ベンツは維持費が高額になりやすく、劣化のリスクも抱えていることから買ってはいけないと言われています。
特に修復歴のある車や過度なカスタマイズが施された車両、車検証との違いが明らかなケースは購入後のトラブルの素になるので、避けた方がよいでしょう。
一方で、高級車のベンツゆえに中古車の価格面のメリットは大きいです。
新車よりも大幅に安い予算でベンツオーナーになれるなら、十分に検討する価値はあるでしょう。
今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、高品質な中古ベンツを見極めてくださいね!
そんな中、Firstは外車・高級車を専門に買取や販売を行っております。
豊富な専門知識と手厚いサポートであなたにぴったりの一台をお探ししますので、お気軽にお問い合わせください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。