大人気ドイツ車のメリット・デメリットを解説!おすすめ車種や良質な中古ドイツ車の見つけ方もご紹介いたします!
2024 / 4 / 20 (Sat)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜といいところに店舗を構えています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、日本を走る輸入車の圧倒的シェアを占め、「世界一の自動車大国」とも言われるドイツ。メルセデス・ベンツやポルシェ、BMWといった名だたるドイツ車メーカーは、今も昔も変わらぬ存在感を示しています。
昨今は他国の輸入車メーカーも各分野で高い評価を得ていますが、ドイツ車への信頼は抜きんでており、購入を希望している方も多いのではないでしょうか?
しかし、「実際ドイツ車のどんな所が優れているのか?」あるいは「注意すべき点はあるのか?」という点について深掘りする機会はあまりないかもしれません。
より自分に合った車選びを行うためには、今一度ドイツ車にまつわる理解を深めておくことも必要でしょう。
そこで今回は、ドイツ車のメリット・デメリットやおすすめ車種、そして良質な中古車の見つけ方などを詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでは初めに、現在の国内におけるドイツ車のシェアから見ていきましょう。
今ドイツ車はどれくらい人気?
現在のドイツ車のシェアについて、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した輸入車新規登録台数をチェックしてみましょう。
【2022年度メーカー別輸入車新規登録台数ランキング(乗用車】
順位 | メーカー | 国 | シェア |
1 | メルセデス・ベンツ | ドイツ | 21.56% |
2 | BMW | ドイツ | 12.98% |
3 | フォルクスワーゲン | ドイツ | 12.85% |
4 | アウディ | ドイツ | 9.37% |
5 | BMW MINI | ドイツ | 7.68% |
6 | ボルボ | スウェーデン | 6.75% |
7 | ジープ | アメリカ | 4.18% |
【2022年度車種別輸入車新規登録台数ランキング】
順位 | メーカー | 車種 | 国 | 台数(台) |
1 | BMW MINI | MINI | ドイツ | 18,770 |
2 | メルセデス・ベンツ | Cクラス | ドイツ | 13,955 |
3 | フォルクスワーゲン | ゴルフ | ドイツ | 9,058 |
4 | ボルボ | 60シリーズ | スウェーデン | 7,739 |
5 | フォルクスワーゲン | T-Cross | ドイツ | 7,281 |
6 | ボルボ | 40シリーズ | スウェーデン | 6,524 |
7 | メルセデス・ベンツ | GLB | ドイツ | 5,782 |
ランキングを見ると、上位はメーカー別・車種別どちらもほぼドイツ一強状態であることが分かります。
MINIはイギリスの伝統的なブランドですが、現在はBMWが引き継ぎ、開発・製造・販売を行っているので、ドイツ車といっていいでしょう。
トップ5のドイツメーカーのシェアを合計すると64.44%になり、日本で走っている輸入車の3台に2台以上はドイツ車ということになります。
そんな大人気のドイツ車を構成するメーカーは以下の通りです。
ドイツ車のメーカー一覧
現在ドイツには主に5つの独立した自動車メーカーがあり、個性と技術力を用いてハイレベルな車づくりを行っています。
メーカー | 代表車種 |
メルセデス・ベンツ | ・Gクラス
・Cクラス |
BMW(MINI) | ・X1
・3シリーズ ・MINIクロスオーバー |
アウディ | ・TT
・A4 |
ポルシェ | ・カイエン
・911カレラ |
フォルクスワーゲン | ・ゴルフ
・バリアント |
中でも、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディは「ドイツ御三家」と呼ばれ、高級外車の代名詞となっています。
また、フォルクスワーゲンは元々大衆車として製造されていたため、手が届きやすい価格帯で幅広い年代からの需要が絶えません。
ポルシェはスポーツカーを主戦場していましたが、最高級SUV「カイエン」が登場したことで新たなユーザーの取り込みに成功し、その地位はさらに強固なものに。
このように、各メーカー独自の強みを生かして多種多様なモデルを生み出している一方で、ドイツ車には共通する特徴があることをご存知でしょうか?
ここからはドイツ車全般が持つメリット・デメリットについて解説していきますので、購入時の検討材料にしてください。
ドイツ車のメリット・デメリットとは?
メリット | デメリット |
・高速安定性が高い
・ボディが頑丈である ・内外装のクオリティが高い ・ディーラー数が多い |
・国産車より故障が多い
・一般道での燃費が悪い |
メリット
メリット①高速安定性が高い
ドイツの車は走行性能が非常に優れており、特に高速安定性は国産車とは別次元のものがあります。
これをもたらすのが、世界で唯一とも言われる速度無制限のハイウェイ「アウトバーン」の存在です。
アウトバーンで鍛えられたドイツ車はハンドリングが正確で手ごたえがあり、4輪がしっかりと路面を捉えて速度を上げても不安なく走行することが可能。
直進安定性や操縦安定性も総じて高くなっています。
日本でこのような速度で走ることはありませんが、法定速度上限で走るとしてもドライバーには多くの余裕をもたらしますし、疲労度の軽減にも役立つでしょう。
メリット②頑丈なボディ
ドイツ車は頑丈なボディからくる衝突安全性の高さが大きなメリットです。
前述したように、ドイツではアウトバーンを超高速で走ることを想定した車づくりがなされており、現在標準装備の安全装備はドイツ車を中心に数多く開発されてきました。
ボディは剛性・強度どちらも高いのですが、むやみに強度を上げるのではなく「必要な箇所は強く、いらない箇所はあえて弱く」というメリハリ設計がポイント。
この弱い部分が負荷を引き受けることで、衝撃が乗員まで伝わりにくくなるため、万が一でも命は守られる可能性が高くなっています。
メリット③内外装のクオリティが高い
ドイツ車に乗りこんでみると、インパネの作りは緻密でいかにも質感が高い印象を受けます。内装にはソフトパット素材が多用されており、一般的なクラスでも高級感を味わうことができるでしょう。
一方、外観はモデルチェンジを経ても基本的なデザイン(グリルやエンブレムなど)はしっかりと残されており、一目でどこのメーカーか認識できるのが特徴。
ブランドの伝統へのこだわりを守りつつ進化を続けるドイツ車には、長年乗っても飽きのこない魅力があります。
メリット④ディーラー数が多い
ドイツ車メーカーは、フランス・イタリア・アメリカなどのメーカーに比べてはるかに多くの国内販売店網を確立しています。
これにより、購入のしやすさだけでなくメンテナンスや緊急時の迅速な対応も可能となり、安心感は他国のメーカーを一歩リード。
特に外車に初めて乗る方にとっては、非常に大きなメリットとなりそうです。
デメリット
デメリット①国産車より故障が多い
ドイツ車は国産車よりも故障しやすい傾向がある点がデメリットと言えます。
そもそもドイツ車を含む外車はエンジン以外全てが交換前提で作られています。
一つの車を故障なく乗り続けることを理想とする国産車とは違うため、定期的な部品交換をしなければ故障率は高まってしまうでしょう。
しかし、近年ではドイツ車全体の品質が向上し、国産車と同等の壊れにくさを持つ車種も。
新しいモデルであれば、それほど心配はいらないと言えるでしょう。
デメリット②一般道での燃費は悪い
ドイツ車はロングドライブが得意ですが、ストップ&ゴーを繰り返す日本の交通事情にはやや不向きです。
ドイツは日本に比べてはるかに道路条件が良く、一般道でも完全停止せずに延々と走ることができます。
そんな環境で育った車は自然と長距離向きになり、短距離走行ばかりしていると燃費はまるで伸びず、エンジンが不調になることも絶無ではありません。
最新のドイツ車はそんな日本の道路環境にも十分対応していますが、燃費の良さを重視すうなら低燃費モデルで選ぶのが賢明です。
さて、ここまではドイツ車の販売動向や特徴について詳しく解説してきました。
ここからは、そんなドイツ車の中から特におすすめしたい車種をご紹介いたします。自分の好みの一台を探す際にぜひ参考にしてくださいね!
おすすめのドイツ車4選!
メルセデス・ベンツ Gクラス
新車価格 | 1080万円~ |
中古車価格 | 288~2830万円 |
ボディサイズ | 4575×1860×1970mm(G350d)
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言わずと知れたドイツ車の大人気SUV「メルセデス・ベンツ Gクラス」。
見た目に違わない本格派の走破性と余裕ある動力性能で、世界中のセレブからも愛されている一台です。
現行は歴史ある見た目はそのままに、乗り心地や静粛性が大幅に向上したほか、安全装備を最新のものにアップデート。
どこへでも乗って行ける万能性に磨きがかかり、今後もドイツ車の中で特別な存在であり続けるでしょう。
フォルクスワーゲンT-Cross
新車価格 | 292万円~ |
中古車価格 | 19~358万円 |
ボディサイズ | 4115×1760×1580mm |
T-Crossは2019年に登場した比較的新しいクロスオーバーSUVで、2021年には外車SUV登録台数一位を獲得した人気モデル。
直線基調のボディに大径ホイールの組み合わせは、コンパクトながら迫力と力強さを感じさせます。
最大の特徴としては、広々とした居住空間と荷室を両立した実用性の高さが挙げられるでしょう。どんな用途でもストレスなく運転できる点が、多くのユーザーに高く評価されています。
外車ながら価格帯は国産車並みなので、予算に限りがある方にもおすすめです。
アウディTTクーペ
新車価格 | 390万円~ |
中古車価格 | 65~398万円 |
ボディサイズ | 4190×1830×1380mm |
近未来的なデザインをまとうコンパクトなクーペモデル・アウディTT。
レーシングスポーツの遺伝子を受け継ぎ、スポーツモデルにふさわしい走行性能を実現しています。
現行モデルは外観の大幅なアップデートで精悍さが増し、さらにスタイリッシュな装いに。
室内には「Audiバーチャルコックピット」をはじめとした先進的なテクノロジーも搭載しており、ハイパフォーマンスなエンジンと合わせて非常に満足度の高い一台となっています。
BMW 3シリーズ
新車価格 | 523万円~ |
中古車価格 | 295~1025万円 |
ボディサイズ | 4715×1825×1440mm |
BMW 3シリーズセダンはブランドの中核を担う主力モデルであり、長年売れ続けている車種の筆頭として知られています。
スポーツセダンの絶対王者なだけあって、外観や内装、走行性、そして安全性どれをとっても随一と言える一台。
パワーユニットはガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドの3タイプをラインナップしており、グレードによっては4WDも選べるという守備範囲の広さも多くのユーザーに愛されるポイントでしょう。
ここまでご紹介したようにドイツ車には、独自の歴史や特徴を持つ魅力的なモデルが揃っています。
人気のゆえに中古車の流通量も多く、状態の良い車がお得に手に入るチャンスが多いドイツ車。
新車の価格がネックになっている方や以前のモデルが好みの方は、中古車に目を向けてみてはいかがでしょうか?
ドイツ車は中古もおすすめ!選び方のポイントは?
年式や車種の選択肢が幅広くコスパが良い中古車ですが、個体差には要注意。
購入前の現車確認及び試乗が必ず行い、車の状態を正確に把握するよう心掛けましょう。
最近増加している個人間の取引ではトラブルが頻発しているので、避けるのが無難です。
また、中古車の故障リスクに備えて、保証内容も細かくチェックしておくことが大切。
中古ドイツ車の見極めやアフターフォローは販売店によって大きく差が付くところなので、
購入先は慎重に選ぶようにしましょう。
Firstは車選びから購入後まで万全のフォロー体制を敷いており、管理が行き届いた品質のよい外車が揃っております。
現在はメルセデスベンツ新型のW206シリーズやその下のW205など大人気のベンツCクラスを幅広く取り扱っています。
また、ドイツ車全般についても取り揃えを強化しているところです。
流行り物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「大人気ドイツ車のメリット・デメリットを解説!おすすめ車種や良質な中古ドイツ車の見つけ方もご紹介いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
ドイツ車は自動車に関して最も長い歴史を持ち、絶大なブランド力を有しています。
気配りの行き届いた装備が魅力の国産車に対して、ドイツ車は素の部分を磨いた質実剛健な基本性能が特徴。
メリットには、高速安定性の高さやボディの強さ、内外装の質の高さといったものが挙げられます。
また、ドイツ車メーカーは国内ディーラー数が多いので、安心してドライブを楽しむこともできるでしょう。
気になる故障の多さは以前より改善されており、エコモデルを選ぶことで燃費に関する懸念も解消することができます。
本記事を参考に、用途や好みに合わせて最適な一台を探してみてはいかがでしょうか。
そんな中、Firstは外車・高級車を専門に買取及び販売を行っております。
豊富な実績と強力なネットワークで希望に沿った車をご提案させていただきますので、ドイツ車をお探しの方もぜひご相談ください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。